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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 妖怪ウォッチ新! ( No.9 )
- 日時: 2019/08/04 15:54
- 名前: にゃあこ (ID: xs5T8t9X)
茨木童子は一人、おおもり山に来ていた。
「お前が茨木童子だな?」
帝は沢山の妖怪たちを連れて来た。茨木童子は彼をジッと見つめ
そのうち笑みを浮かべ舌なめずりをする。
「他の人間とは違うな。妖怪を取りまとめる人間の子どもか、
勝てると思ってるのか?俺と戦って」
「勝てる!俺には友だちがいるからな!観念しろよ!!」
茨木童子は腹を抱えて笑う。そして笑いが収まると茨木童子は
立ち上がった。
「よぉし、こっちもただで終わるのはつまらねえ。お前が勝ったら
お前の言うことを何でも聞いてやる」
余裕の笑みを浮かべる茨木童子はそう約束した。
「この後、大きな戦いがあったんだ。その戦いには大王様も
最後のほうに茨木童子を止めるために帝に力を貸し帝が鬼に
勝った」
ぬらりひょんの声と共に場面が変わった。ボロボロの茨木童子は
フラフラと立ち上がりエンマ大王と帝たちを睨む。
「もうやめろ。これ以上やっても結果は見えてるはずだろ」
「やめろ?人間が…何言ってやがる…俺から幸せを奪った人間が?
俺は奪われたから奪い返しただけだ…もう一度あの人に会うために
人間に復讐するために数百年かけて力をつけてきたんだ!鬼の俺が
お前らに負けるかァァァァァァァァァァ!!!!」
茨木童子が拳を突き出した。それを止めたのはエンマ大王だった。
彼はもう片方の掌を茨木童子に向け炎を放った。赤い炎が
茨木童子を呑み込んだ。
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