二次創作小説(紙ほか)

Re: 妖怪ウォッチ 不動雷鳴剣の中 ( No.73 )
日時: 2020/05/19 19:35
名前: スノードロップ ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

拾肆,大掃除でボケ       マカ視点

マカ「とりあえず大掃除するぞ!大掃除!」
テッカク「この時期に!?」
マカ「あんだよなんか文句あんのか?おお?」

否定する十代目をシメて、ほうきを取り出す。

マタタビ「みるニャ!『ニャン魔女』!」
マカ「手を動かせ!」

ボケる五代目をシメて、ぞうきんを取り出す。

ミズチ「……………」

……待てよ。この流れだと、まさか九代目も…………

ミズチ「『大滝の術』………」

あっ…………九代目はぞうきんを妖術で濡した。

マカ「………サンキュ」

Re: 妖怪ウォッチ 不動雷鳴剣の中 ( No.74 )
日時: 2020/05/22 07:47
名前: スノードロップ ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

拾伍,誰だサボってるの       マカ目線

マカ「ったくよぉ、真面目に大掃除やれぃ!」

オレはやっとブチ切れた。あれから九代目以外、十代目は剣の手入れ、五代目はほうきで魔女っ子遊びなど、二人がサボりまくってる。

マカ「ってか、ボーイは!?」
ミズチ「あ、ボーイならあそこに」

九代目はリビングのソファを指指した。

ソファを見てみると、












ボーイがまったりとチョコボーを頬張っていた。

ボーイ「おお二代目!チョコボー食うか?うまいぜ!」
マカ「真面目にやれぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!『断罪抜舌ペンチ!』」

Re: 妖怪ウォッチ 不動雷鳴剣の中 ( No.75 )
日時: 2020/05/23 23:13
名前: スノードロップ ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

拾陸,まったりタイム     マカ視点

マカ「お前ら真面目にやんないからやーめたっ」
ミズチ「……二代目まで……………」
テッカク「お茶淹れて来ましたー!」
マタタビ「気が利くニャン!」
ボーイ「チョコボー食うか?」
テッカク「じゃあ一本!」
マタタビ「一口で食べるニャン!ニャッ!ニャニャー!?ほほにふはっはひゃん!はふへへひゃん!(喉に詰まったニャン!助けてニャン!)ゲッホゴホッ」
ミズチ「大丈夫ですか?『蒼炎治療結界』。」
マタタビ「ありがとニャン!九代目!」

こんな面白い光景を見て、オレは九代目に言う。

マカ「この日常が、ずっと続けば、いいのにな」
ミズチ「……………大丈夫ですよ。」
マカ「?」

九代目は、優しく微笑んで

ミズチ「今の閻魔大王が頑張ってくれてるから。大丈夫ですよ。この日常は、不滅です。」
オレも微笑みを返して、言った。
マカ「そうだな。ありがとう、九代目。」

Re: 妖怪ウォッチ 不動雷鳴剣の中 ( No.76 )
日時: 2020/05/24 21:26
名前: スノードロップ ◆U9PZuyjpOk (ID: rCT1hmto)

拾漆,平和っていいよな     ???視点

マカ「オレ達は、こうやって、自分の意志でここに封印された。オレ達の選択は、妖魔界のためになったと思うか?」

冥王の言葉に皆は黙る。沈黙を制したのは、竜王。

ミズチ「勿論です。こうやって、誰も苦しまない、こんな世界になるなら、私はとても嬉しいです。」

マタタビ「そうニャン!人間も妖怪も、争いの無い世界なら、オレっちは十分ニャン!」

猫王も続く。

テッカク「力で解決するんじゃない、言論で解決するんだ。我ら以外の犠牲が出ないなら、この身が滅びてでもやってやる。」

覇王も言う。皆が笑い合う。

マカ「この世界は、幸せだな。」