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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!兄弟ファミリー来る! ( No.2 )
- 日時: 2019/09/14 19:40
- 名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)
「…!」
山本武の父親が営む寿司屋にやって来た一同。浩然は目の前で握られる寿司を
見て目を輝かせていた。テレビなどで見たり聞いたりしたことはあったが実際に見て
食べるのは初めてだった。
「ハオラン、寿司を喰うのは初めてなのか?」
「…寿司の事は知ってたけど、食べるのは今日が初めて…」
少し照れくさそうに話す。最初は全員が驚いた。まさか中国から来る子がいるとは。
だが彼は日本語をペラペラと話している。
「リー・ハオラン、ねぇ…本当に中国人なんだな」
「お母さんが日本人…」
ハオランは寿司を醤油につけて口の中に放り込む。少ししてゴクリと呑み込んだ。
そして彼は少し嬉しそうに「美味しい」と呟いた。
「日本の魚は美味しいからな。寿司も外国では凄く人気な日本食なんだぞ」
リボーンの言葉にハオランは頷いた。
「で、希穂とは目を合わせて話せるようになったのか?」
リボーンの言葉にハオランの手は汗でびっしょりと濡れている。あぁ、まだ慣れてないのか。
全員が察した。
「ま、まぁゆっくり慣れていこうよハオラン君」
「そうそう、私は大丈夫だから。ゆっくり、ね?」
「…ごめん」
ツナと希穂に彼は謝った。
「大丈夫だって、気にしないでハオラン君」
ガラガラと戸が開き一人の男が入って来た。
「いらっしゃい。悪いね、ガキで一杯なんだが…」
「あ、そうじゃなくて。その子たちに用があって」
赤紫色の瞳をした男が苦笑しながら言った。
「沢田綱吉君、獄寺隼人君、山本武君、ランボ君にリボーンさんがボンゴレファミリー。
真田希穂ちゃん、李浩然君、折井万里君がミラノファミリー。…全員あってるよね?
俺は皇雄星、新しくヴァリアーの雲の守護者になったから挨拶でも、と思いまして」
「え?雲の、守護者!!?」
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