二次創作小説(紙ほか)

Re: 家庭教師ヒットマンREBORN!兄弟ファミリー来る! ( No.5 )
日時: 2019/09/15 16:17
名前: 水無月匣 (ID: xs5T8t9X)

死ぬ気の炎の属性、大空、嵐、雨、雷、晴、霧、雲にはそれぞれ特性がある。
大空は調和、嵐は分解、雨は鎮静、雷は硬化、晴は活性、霧は構築、雲は増殖。
ハルバードを扱う晃の方がリーチが長く有利なのだが僅かな時間差が生じ隙を与えることに
なってしまう。戦闘慣れしている相手にとってはこの上ないチャンスだ。
「晃さん!!!」
後ろに吹き飛ぶ晃はハルバードを使って木に当たる寸前で止まった。入れ替わるように
超モードとなった希穂が前に出る。彼女はツナのようなグローブは身に着けていない。
代わりに両手首のブレスレットがツナのXグローブと同じ役割を果たしている。そのブレスレットは
Xブレスレットと言われている。炎の推進力を使って宙を飛び尊の顔面にドロップキック。
だが彼は顔の前で両手を交差させガードした。一歩二歩と後ろに後退するがそこで踏みとどまる。
「ケホッ…希穂じゃ力が足りない。炎の推進力が加わってもアイツの方が力は上手だ。
一旦退避するぞ!希穂、早く来るんだ!」
希穂は小さく頷き両足を曲げ両手を尊の方に向け退避する。
「しっかりついて来いよ!」
飛んできた希穂を抱き留め晃は走り出す。流石陸上をやっていただけありどんどん離れていく。
追ってくる様子はない。そしてツナたちと会ってから晃が桃色の煙に包まれた。すぐさま全員で
状況を説明する。その必死さで伝わったのか、状況の理解が早いだけなのかすぐに頷いた。
「あ、ねぇクロームちゃんたちもこっちに来てるのかな…?」
「どうだろう。でも…無いとは言えないか」

一方、黒曜ランドでは六道骸らの有幻覚と十年後のこの町にやって来たクローム髑髏と
東雲大和がグロキシニアとブラックスペル夜霧の二人と戦闘していた。
「オイ、ボサッとしてるなよクローム」
「あ、ごめんなさい…」
大和はクロームよりも前に立つ。それを見た骸は笑う。
「クロームの事は任せましたよ。これ以上は持ちそうもありませんからね」