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二次創作小説(紙ほか)
- Re: BORUTO甘露寺伝 ( No.6 )
- 日時: 2019/12/16 18:15
- 名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)
第八班の四人の資料にナルトとシカマルは目を通していた。
「結構バランスの取れた班だな。コタローは兎も角、ナガトとヤヒコは体術に寄ってる感じだな。
その分、ミロクは忍術のセンスがずば抜けてて二人分をカバーしてる」
「互いの弱点をカバーし合ってるってところか…確かに良いグループだな。しかしこの二人…」
ナルトは眉を顰める。第四次忍界大戦前、暁という集団があった。暁創設者、そしてメンバーに
同じ名前の二人の男がいた。名前も同じで顔立ちも似ている二人の少年の事が気になる。
「悩んでるのか?珍しいな」
「美弦!今は休憩だろ?帰らなくていいのか?」
「気にするなよ…俺もその二人について色々気になっていたからな。…昔、教えられたことがある。
人間は死ねばまた新たな存在へと変わり生を受けると。転生って奴さ」
場所は変わり甘露寺宅。
「いやねぇ、子どもが増えて嬉しいわ!お母さん、もっと頑張らなくちゃね。本物の
お母さんにはなれないけど本物のお母さんだと思ってどんどん頼って頂戴。たとえ火の中水の中、
子どものためなら何でもするわ!!」
シノブはぐっとナガトの両肩を掴んだ。その意気に彼は驚いている。
「そういえば…今日、任務に向かうのよね?お母さん心配だけど応援してるからね。頑張って!
ミロク、ナガト君に迷惑かけちゃダメよ!」
「かけないって!!」
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