二次創作小説(紙ほか)

Re: 第5話「中高一貫 キメツ学園物語その1」3 ( No.23 )
日時: 2020/02/16 16:34
名前: むう (ID: j66stzOv)

 ほーい。みんな元気ですか?
 むうはですね。ピアノの練習がやっと今終わって疲れました……。
 遅くなってごめんなさい。
 ほいじゃ、続き行きましょうか。

 ※漢字分かんない方へ。
 むうのピクシブ百科事典
 響凱(きょうがい)とは→何か身体に鼓(つづみ)ついている鬼
 下手な説明ですみません……。自分のことを「小生」っていう鬼です。

〈二時間目 音楽(担当:響凱先生)〉

 〜音楽室へ移動中〜

 禰豆子「お兄ちゃん、トイレ行くから教科書持っててー。伊之助大好きだよぉ」
 伊之助「(ぽわぽわ)」
 炭治郎「分かった。じゃあ席に置いておくから後で教室へ来い。善逸、大好き」
 善逸「褒められても嬉しくないぞ! うふふっ。禰豆子ちゃん大好きだよー!
    行ってらっしゃーい」

 クラスメート一同「(何なんだアイツら……と言う目で四人を見ている)」

 炭治郎「ちょっと一つ二人に相談したいんだが。善逸、大好きだぞ(ニッコリ)」
 善逸「どした? ねぇずこちゃぁぁぁぁーん! 好きー!(大声)」
 伊之助「ああ? 何だよ健太郎。……………大好き……(顔真っ赤)」

 炭治郎「音楽の時間だと必ず歌うたうよな。だから必ず喋らないといけない。善逸好き」
 伊之助「つまり歌うときにも言わなきゃならねーのかよ! ふざけんなァ! 
     炭治郎………だい……すき」
 善逸「確かうちの学校の音楽ってさぁ、二クラス合同の授業じゃなかったけ? 
    だから、あ————! アイツと一緒だ!禰豆子ちゃん好きっ」

 伊之助「アイツって誰だよ。たん………すき(恥ずかしすぎてまともに喋れない)」
 炭治郎「伊之助、そんなに気持ちを込めて大好きって言ってくれると嬉しいよ。
     ありがとな。(ニッコリ)善逸、前は般若みたいな顔してごめんな。でも大好き」

 〜音楽室前到着 扉に手をかけて〜

 善逸「あぁ、その件は別に気にしてねえよ。一緒なのはあの……髪長い男の子だよ。
   禰豆子ちゃん好きだよ!」
 炭治郎「ああ、時透くんか。善逸、大好き」
 伊之助「朝校門の前で教師と一緒に立ってた奴だなァ! 俺は覚えてるぜぇ!
     た…………すき(以下同文。恥ずかしすぎてまともに喋れない)」
 
 通りすがりの別クラスの先生「(何なのかしらこの子達。職員室へ伝えに行った方がいいかな)」

 禰豆子「ただいまー! 何の話? 伊之助大好き!」
 伊之助「これ以上俺をぽわぽわさすんじゃねえ、ぶった押すぞ! 
     ……………・…・き(もうほとんど聞こえない)」

 善逸「(部屋の中に入って)禰豆子ちゃんおかえり。実はねー(さっき話したことを伝える)
    それにさ、今日は授業見学で他の先生も来るとかなんとか。禰豆子ちゃん好き!」
 炭治郎「えっ。それじゃあ先生にもコレ、見られるって事なのか。(ふむふむ)善逸、好き」

 善逸「噂によれば、仕掛け人の筆頭に立ってた冨岡先生と、甘露寺先生と伊黒先生が
    見に来られるって……。禰豆子ちゃーん大好きー」

 禰豆子「なるほど。ありがとう善逸。言葉に熱が入っているのがよく伝わってくるよ(棒読み)。
     伊之助、(善逸より)好きだよ!」
 伊之助「………………(何回も言うが恥ずかしすぎてまともに喋れない)」

 善逸「空耳かな? さっき『善逸より』って聞こえた気がしたけどそんなことないよねー。
    禰豆子ちゃんだもんね。好きだよー」
 禰豆子「(苛立ちを含ませたニッコリ)」
 善逸「(えっ? 何そのリアクション)」

 〜響凱・冨岡・甘露寺・伊黒先生、音楽室に来られ授業開始〜

 響凱「おはよう諸君。今日も元気に音楽の授業を開始する。ポンッ(←鼓)」
 日直「きりーつ!」
 一同「(スタンドアップ。訳:立ち上がる)」
 響凱「ポン(←鼓)」
 日直「礼!」
 一同「(ペコリ)」
 響凱「ポンッ(←鼓)」
 日直「ちゃくせーき!」
 一同「(シットダウン 訳:座る)
 

 〜10分ほど前 職員室では〜

 別クラスの先生「あのぉ。さっき……」
 義勇「? どうした(音楽室に行こうと扉に手をかける)」
 蜜璃「どうかしましたか?(書類を抱えて扉に向かう)」
 伊黒「(ジーッと蜜璃を見ながら扉に向かう)」
 別クラスの先生「竈門くんたちが語尾にずっと『大好き』って言っているのを見たんですが、
         最近そう言うことが流行っているのでしょうか?」

 蜜璃「あー………(気まずそうな顔)。気にしなくていいわよ。
    ただの子供の遊びだろうからー(冨岡先生の罰ゲームだけど……)」
 伊黒「気にすることはない(冨岡の単なる罰ゲームだから)」
 義勇「じゃあ俺たちは授業見学に行くんで(俺がやらせたなんて言えない……)」
 別クラスの先生「あ、そうですか。すみません私の思い込みだったようですね。
         お疲れ様です」
 義勇・蜜璃・伊黒「(揃って気まずそうな顔)ありがとうございます」


 響凱「じゃあ最初はいつも通り今月の歌から行く。我妻、よろしくな」
 善逸「(あ、そうか俺、ピアノの伴奏役だったわ)は、はい。(あ)禰豆子ちゃん好き」
 禰豆子「(ごめんね善逸。もう聞き飽きちゃった……)」
 クラスメート「(うわっ。公開告白しやがったコイツ)」

 無一郎「(…………)(←必死の無表情)」
 蜜璃「(ダメよ笑っちゃ。ダメダメダメ!)」
 伊黒「(甘露寺が笑わないから俺も笑わない)」
 義勇「(こんなことをして、俺は嫌われないだろうか……)」

 〜善逸、ピアノの椅子に座って用意〜

 善逸「(あ、じゃあ俺歌わなくていいじゃん! よっしゃー!)」
 伊之助「………紋逸だけ得しやがってこの野郎……。金次郎、大好き!(やけくそ気味)」
 炭治郎「今月の歌って何だっけ。禰豆子知ってるか? 善逸、大好きだ!」
 禰豆子「響凱先生の作詞作曲、『キメツ学園の日常』。伊之助、(善逸より)大好き」
 伊之助「ぽわぽわ」
 
 クラスメート「(え? 何これ。大好きのオンパレードか)」

 善逸「(ピアノの伴奏開始)ジャーンジャジャジャジャーン」

 ※ちなみにかまぼこ隊の各人のカラオケ採点の平均点は、
 善逸100点(絶対音感あり)
 禰豆子75.8点(まあまあ上手)
 炭治郎32.3点(音痴)
 伊之助25点(致命的)

 〜合唱 「キメツ学園の日常」〜
 
 一同「きーめーつ学園のーにーちじょうを教えましょうー」
 炭治郎「もーんだいじーばーかり きょうしーつらいー善逸大好きっ(早口)」
 禰豆子「だれでもかまわずーわるさすーるしー伊之助大好き(小声)」
 伊之助「そーのうえこうちょうきーぶつじー炭治郎好きだ(めっちゃくちゃ小声)」
 一同「ラーラーラーララーララーラーラーラー(間奏)」

 無一郎「きーめーつ学園のーにーちじょーうを教えましょうー」
 響凱「にーっしょうけんでもめてぼうりょくざたになるー(ポン←鼓)」
 蜜璃「こうそくいはんはあたりまえ るーるきめてもすぐやぶる」
 伊黒「もーはーやるーるはいらーない」
 一同「ラーラーララーララ—」

 第5話 終わりーw
 ちなみに今回は付録があります。
 文字数多くなったけどよかったら見てね


 付録「キメツ学園の日常」歌詞

 1、キメツ学園の日常を教えましょう
   問題児ばかり 教師つらい
   誰でも構わず 悪さするし
   そのうえ 校長 鬼舞辻

 2、キメツ学園の日常を教えましょう
   日照権でもめて 暴力沙汰になる
   校則違反は当たり前 ルール決めてもすぐ破る
   もはやルールはいらない

 3、キメツ学園の日常を教えましょう
   日常って言われても なんて答えれば
   とーりあえず「当たり前のこと」を話します
   この学校名は キメツ学園だ