二次創作小説(紙ほか)

Re:「 第6話 新たな仲間」 ( No.29 )
日時: 2020/02/17 18:19
名前: むう (ID: j66stzOv)


 時間軸で言うと、蝶屋敷の次です。
 原作ではこのあとに無限列車編が来るんですが。
 今回はその無限列車編の代わりだと思っていただければ嬉しいです。

〈鴉の命令で次の任務にあたることになったかまぼこ隊〉

 炭治郎「よし。出発だ!善逸、伊之助、行くぞ。ってあれ? 二人が居ない……。
     どこ行った?」

 アオイ「いいですか? これ、毎日飲んでくださいね。三週間分ありますので」
 善逸「また飲むのこの薬! もう手の長さ戻ったんだから良くない?(涙)」
 アオイ「正確には、あと0,01ミリ届いていません」

 善逸「細かっ。0,01ミリって! 勘弁してよ。俺頑張ったでしょ?」
 アオイ「頑張ったことと、薬を飲まなくていいことはまた別の事です(正論)。
     早く袋を受け取ってください!(薬の入った袋を突き出す)」

 善逸「嫌だア—————! 誰が飲むかってね! 嫌ですよ俺はグヘ(殴られる)」
 炭治郎「アオイさんの言う事を聞け! (薬を受け取って)ごめんねアオイさん。
     じゃあまたね(善逸を引きずりながら)」

 アオイ「こちらこそありがとうございました。ご武運を」
 炭治郎「ありがとねー!」

 善逸「邪魔すんなよ! これ超苦いんだからな知ってるか!」
 炭治郎「その話は何度も聞いた。もういいな。行くぞ、伊之助を探す」
 善逸「待てよ。なぁ炭治郎〜。何でそんな顔すんだよ! 行くよ! 行くから!」

 炭治郎・善逸「伊之助—! どこだ—————!」
 炭治郎「まったく、どこ行ったんだ?(くんくん)屋敷か!」
 善逸「なんか部屋の中から物凄い激しい音がしてんだけど」
 炭治郎「行ってみるか」

 〜屋敷の中〜

 伊之助(素顔)「返せ! 返しやがれこのォ!」
 しのぶ「ダメですよ。ほらここ、破れているでしょう?(イノシシの被り物を指して)
     私が直しておきますから、また取りに来てください」
 伊之助「あぁん? 破れたからなんだよ。まだ使えるだろうが!(無理やり被り物をひったくる」

 〜ビリッ〜

 伊之助「あぁぁぁぁ! さらに破けちまったァ! クッソォォォォ!」
 しのぶ「はい。これでもう被れませんね。さあ、渡してください」
 伊之助「誰が渡すかァ! まだ被れるぞ俺は大丈夫だ。とっとと去れ!」

 善逸「(部屋に入って)しのぶさんに何をしてんだお前————————!ほら行くぞっ」
 伊之助「(腕をつかまれて)離せコラ! 離しやがれ!」
 しのぶ「お疲れ様でした。健闘を願っていますよ」

 〜善逸、伊之助を引っ張って部屋から出る〜

 善逸「…………炭治郎。アレ、やってもいいぞ」
 炭治郎「そうか。分かった(ニッコリ)」

 伊之助「何だよ」
 善逸「…………お前がごねるから、最終手段を決めたんだよ」
 伊之助「……最終手段?」

 鎹鴉「カァァ! 最終手段トハ、炭治郎渾身ノ頭突きノコトデアル。カァァ!」
 善逸「お前が前に脳しんとう起こしただろ。アレ、何が原因だったか覚えてるか?」
 伊之助「(ぞわっ)」

 炭治郎「やっていいんだな? 善逸」
 善逸「ああ。うるさい音が外まで聞こえて、俺の鼓膜が破けそうだったんだ。遠慮なく」

 伊之助「アー———! 分かったよ! 任務に行けばいんだろ行けば! 
     汚い手を使いやがってェ!」
 炭治郎「元はといえば、伊之助が悪いんだぞ」

 善逸「そうだそうだ。しのぶさん嫌がってたろ。あの被りもんなくても戦えるだろうが」
 伊之助「ああ? 俺にとって! あれは重要なもんなんだよ!」

 炭治郎「そうか。じゃあ我慢しろ。行くぞ」
 伊之助「そんな目で俺を見んな! 分かっったって—の!」
 善逸「(出た。炭治郎の蔑みの視線)」

 〜かまぼこ隊、や———っと蝶屋敷出発〜

 ネクスト→任務を行う場所、南南西にある山へ向かった三人。
      そこで出会う鬼との戦闘!
     (多分)このスレ初めての本格的な戦闘になりますんでお楽しみに!

 「ゴメンネ、短クッテ」
 ↑(「ゴメンネ弱クッテのむうバージョンw)