二次創作小説(紙ほか)
- Re: 「第7話 柱たちのお茶会」 ( No.36 )
- 日時: 2020/02/19 16:55
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
ほーい。6話のタイトルが変更になってごめんなさい。
お詫びに第7話で書こうと思います。
では、本編どぞ。
〈珍しく全員任務がないので自宅に他の柱を誘った蜜璃〉
〜甘露寺邸にて〜
蜜璃「みんなー! 久しぶり。ようこそわが家へ!」
しのぶ「わぁ広いお庭ですね。手入れも行き届いていて素敵です」
伊黒「………ここが甘露寺の家か。いいな」
煉獄「今日はお招きいただき感謝する!」
宇髄「派手に同意する! 柱全員が集まるのは、この前の柱合会議以来だからな
(詳しくは>>15からの第4話へGO!)」
悲鳴嶼「あの時は大変だった。南無阿弥陀仏……」
実弥「そうだったなァ! アイツらのことを今でも思い出すぜ!」
義勇「美味い(庭の端にあるベンチで一人お茶を飲みながら)」
無一郎「…………柱合会議で何かありましたっけ」
実弥「なんだァ時透。もう忘れちまったのかァ?
あの時お館様の名前を間違えたのはお前だぜ?」
しのぶ「そういえばそうでしたね」
無一郎「…………え。僕がですか」
伊黒「最初からそう言っているだろうが」
蜜璃「無一郎くん、お館様のことを『おかっぱ髪の人』って言ったのよ。覚えてないだろうけど」
煉獄「ははは! 名前を必死で思い出そうとして『おやか様』とも言っていたな!」
宇髄「派手な間違いをしてたな! お館様が心の広い人で良かったな」
無一郎「…………(何してるんだ僕………)」
蜜璃「それにしても、やっとゆっくり落ち着けるわねぇ」
宇髄「ここのところ任務が全員入っていたからな」
煉獄「うむ! たまにはこういう日も悪くないな!」
実弥「俺は早く鬼をぶっ殺してえんだが、まぁ今日一日は我慢するかァ!」
しのぶ「そうですね。あの時は本当にバタバタしていましたから。
そう言えば甘露寺さんが教えて下さったオムライスのレシピ。
この前作ってみたところ、カナヲが美味しいと言ってくれました」
蜜璃「うそ! 作ってくれたの? 嬉しい!(ニッコリ)」
柱一同「オムライス?」
義勇「多分洋食の名前だ……ケチャップライスを卵でくるんだ料理だ」
しのぶ「冨岡さーん。そんな遠い所からボソボソと説明されても聞こえませんから」
義勇「前に善逸から教えてもらったことがある。あいつは都会育ちだから………」
しのぶ「人の話を聞いてくださーい」
悲鳴嶼「冨岡は群れたがらないようだ……。南無阿弥陀仏……(お茶を飲んで)」
実弥「おい冨岡! そんなところで何ブツブツ言ってやがる! こっちに来い!」
蜜璃「あ、そうだ。朝パンケーキを焼いたのよ。持ってくるわ。蜂蜜はかけたほうがいいかしら」
煉獄「養蜂をしているのか! じゃあかけていただこう!」
伊黒「甘露寺は蜂蜜が好きなのか」
蜜璃「うん、甘いモノは全部好きです」
伊黒「じゃあ俺もかける」
無一郎「…………僕はどちらでも……。オムライス……覚えやすい名前だな」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏……仲間の為におやつをふるまう清らかな心……感心する……。
じゃあ俺もお願いだ………」
実弥「甘いもんは好きじゃねえ! 俺はかけねぇ!」
蜜璃「了解ー。冨岡さんはどうしますー?
あ、そんなところから言われたら聞こえないのでこっちに来て言って下さぁい」
義勇「(仕方なくトコトコとみんなが座っているベンチの方へ向かう)
俺はいらない(そしてベンチの端っこに皆と距離を置いて座る)」
蜜璃「分かったわ。じゃあ不死川さんと冨岡さん以外全員蜂蜜入りね。
じゃあ準備するわ」
しのぶ「私も手伝いましょうか?」
伊黒「(サッ)俺も手伝う」
蜜璃「うーん。みんな、パンケーキ食べたことないでしょ?
だから今見ちゃうといけない気がするの。私だけで大丈夫よ」
しのぶ「そうですか。じゃあお願いします」
伊黒「………感謝する」
〜蜜璃が家の中に入って数分後〜
蜜璃「ギャ—————————————!(家の中から)」
柱一同「!? どうした?」
無一郎「何があったんでしょうか」
実弥「鬼かァ?」
伊黒「なぜ今鬼が居る? 今は真っ昼間だぞ」
宇髄「そういや、甘露寺は養蜂をしていると言ってたなァ」
しのぶ「もしかして蜂の大群が襲ってきたりとか?」
義勇「……………その可能性もあり得なくはない」
悲鳴嶼「何と言うことだ。南無阿弥陀仏……」
しのぶ「皆さん、行きましょう!!」
一同「(コクリ)」
しのぶ「甘露寺さん! 何があったんですか、大丈夫ですか(バタンッ)」
蜜璃「キャーやめてモモちゃんっ! くすぐったいっ(お皿を片手に悶え中)」
???「みっちゃんつーかまーえたっ!」
伊黒「………おい甘露寺。子供がいるなんて聞いてないぞ((# ゜Д゜))」
実弥「何だなんだァ? 大したことねぇじゃねえかふざけやがって……」
義勇「………ただ子供がくすぐりにきただけか」
無一郎「………この子は?(蜜璃にしがみつく五歳くらいの子供を見ながら)」
宇髄「これまた派手な大声出したなァ甘露寺。こっちがヒヤヒヤしたぜ」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏……」
蜜璃「ごめんなさい何してるのかしら私、こんなことで。
ああ、この子は桃子。親戚の子供なの。親戚がお産で忙しいから私が預かってて。
ほらモモ、皆にご挨拶しましょ!」
桃子「……………なにしにきやがった! おいだーすぞっ」
柱一同「(やべぇお子様だ………)」
ネクスト→柱一同と蜜璃の親戚の子供、桃子ちゃん対面!
桃子ちゃんは柱たちにどんな態度を取るのか?
お楽しみに!