二次創作小説(紙ほか)
- Re: 第8話 「伊黒×蜜璃のデート観察&護衛の一日」4 ( No.48 )
- 日時: 2020/02/23 19:49
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
ほい続き!
〈伊黒・蜜璃から西〉
【伊之助・無一郎・実弥VS依綱】
依綱「丁度、可愛い女の子が二人もいるじゃない。美味しそうだなぁ」
伊之助「ハァ—? 俺は女じゃ…うぐっ(実弥に口を塞がれる)」
実弥「(小声で)素性をばらすな馬鹿垂れが! しばらく油断させておけコラァ!」
無一郎「(伊之助と実弥を連れて逃げる)」
〜三人、逃走中〜
依綱「待て待てー」
伊之助「何逃げてんだ弱味曽が! すぐそばに敵がいただろうがァ!」
実弥「テメエ、人の話を聞き逃すんじゃねぇよ!(ムキ———!)不意打ちだっつーの!」
無一郎「(着物の裾が邪魔……)うるさいです。静かにしてください」
依綱「遅いよ!そんな速度で走ってるから、もう捕まえちゃったよ!(無一郎、確保)
さあ、じゃあ頭からガッポリ……」
無一郎「(ズバッ)」
依綱「え………!? (斬られた腹に視線を移す)」
無一郎「背中側がガラ空きだったから、斬られるのも当然のことじゃないの?
(剣を構えて依綱と対峙)」
依綱「君……鬼狩りだねぇ。何でそんな、ちんちくりんの姿なの?」
無一郎「それを言うなら、君もなんでこんなに無防備なの?」
実弥「(背後から)風の呼吸・壱ノ型 塵旋風・削ぎ(ビシャッ)!」
依綱「(顔に擦り傷を負うが即回復)
へぇ。もしかして君たち三人とも鬼狩り? 逃げたのは作戦の一つ?
いいねぇ不意打ち。でも……君らも人のこと言えないよね?」
〜三人、背後に奇妙な気配を感じる〜
三人「!?(バッと振り返って)」
依綱分身「血鬼術・地落穴壊(ちらくけつかい)!」
〜突如、地面に無数の穴が開く〜
伊之助「うおっ! 足場が! (地を蹴って何とか落ちないように猛進)
しかもこれ、穴の場所が毎回変わるぞおいコラ!」
無一郎「(しかも分身! この穴を避けても二方面からの攻撃が来るっ)」
実弥「ハッハァ! 面白くなってきたじゃねえか!」
〈一方その頃〉
【善逸、しのぶ・仁乃たちと合流】
しのぶ「仁乃さん禰豆子さん! 大丈夫でしたか!」
善逸「ねずこちゃん——————!」
禰豆子「(善逸の大声にびっくりして体を震わせる)」
仁乃「私たちは大丈夫。それより、伊之助さんたちのチームが大分追い込まれているみたい」
善逸「マジ? 確かに、遠くでずっと刀がぶつかり合う音が聞こえるけど」
しのぶ「助太刀に行った方がよさそうですね」
〈再び、伊之助チーム〉
依綱「中々近づけないようだね。近づかないと僕の頸斬れないよ?」
伊之助「うるせえ! 分かってるわボケェ!(穴を避けながら)」
無一郎「(? 本体は血鬼術をこれまで一度も使ってない……)
不死川さん! まずは本体ではなく分身を斬りましょう!
うわっ(足元に穴が開く。飛んで落下を防ぐ)」
実弥「なるほどなァ。俺に任せろ!(穴をかわして分身に近づく)
風の呼吸・伍ノ型……」
伊之助「オイ、避けろ!」
依綱分身「(自分の前に巨大な穴を出現)」
実弥「(避ける)チッ。小賢しい手を使いやがって……。やべぇぞ。完全に詰んでる」
伊之助「縁起悪いことを言うんじゃねえ——————!」
しのぶ「………自分は穴に落ちないように、穴は常に自分から前に発生させる。
あなたの心は随分と私欲に溢れていますね(分身の背後に立つ)」
三人「胡蝶!(無:胡蝶さん! 伊:しのぶ!)」
しのぶ「蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ! (グサツ)」
分身「(シュッと音を立てて穴と同時に消える)」
しのぶ「皆さん、今です!!!」
善逸「さすが、しのぶさんはマジ神!」
伊之助「! 本逸!」
善逸「ぜ・ん・い・つ!((# ゜Д゜)」
仁乃「私たちも加勢するよ!」
実弥「じゃあ行くぞお前ら! ちゃんと息合わせろよォ!(駆け出す)」
全員「はい!(禰:ムー!)」
実弥「風の呼吸・伍ノ型 木枯らし風!」
無一郎「霞の呼吸・肆ノ型 移流斬り!」
伊之助「獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃!」
仁乃「四季の呼吸・弐ノ型 幽艶の風雪!」
禰豆子「血鬼術・爆血!」
〜依綱の頸が斬れる〜
しのぶ「よく頑張りました!(拍手)」
〜10分後〜
蜜璃「あら皆! 来てたのね!」
伊黒「花火、もう上がるぞ。………どうした」
一同「いや、二人が無事で何よりです………(疲労困憊)」
第8話 長くなったけどやっと終わり!