二次創作小説(紙ほか)

Re: 第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」2 ( No.56 )
日時: 2020/02/26 11:17
名前: むう (ID: j66stzOv)

 続きです。

〈2時間鬼ごっこ開始〉

 鬼舞辻「じゃあ3分間待っているから逃げろ。いいな?」
 珠世「授業中にケガしたら、保健室に来てくださいね」

 善逸「いや、これ罠だよ! 絶対保健室でタッチされるパターンだよ!」
 愈史郎「球世先生と喋るな無礼者が!(ボコボコ)」
 善逸「ギャ————!」

 炭治郎「(愈史郎くんも相変わらず……)」
 珠世「愈史郎くん! 人を殴ったらいけません!」
 愈史郎「殴ったのではありません! 叩いたのです!」
 禰豆子「どっちも一緒でしょ……」

 累「ねえ、早く逃げないと捕まるよ?」
 沼の鬼「(ギリギリギリギリ←歯ぎしり)」
 朱紗丸「楽しいのう、楽しいのう」
 矢芭羽「お前は落ち着け。儂の着物に泥がついたぞ」
 鬼舞辻「………………とっとと散れ!」
 人間チーム「ひィィィィッ(ぴゅーッ)」

〈炭治郎、禰豆子、隠れ場所探し中〉
 〜北校舎一階 教室〜

 禰豆子「お兄ちゃん! 仁乃ちゃんがこれ付けとけって」
 炭治郎「ん? 何だ?(掃除道具入れロッカーの扉を開けて)」
 禰豆子「(そんなとこに隠れるんだ……)小型通信器。耳につけるタイプ」
 炭治郎「仁乃ちゃん、そんなもの持ってたのか!? 転校初日だぞ?! 用意いいな!」
 禰豆子「(確かに)これで連絡取り合うんだって。
     仁乃ちゃん、目がすごくいいから人の居場所とかすぐ分かるらしいよ」

 炭治郎「そうなのか。それは戦力になりそうだな(ロッカーに隠れて扉を閉めようとする)
     俺はここに隠れる。禰豆子はどこに……あれ? 禰豆子がいない?」

 禰豆子「ここだよお兄ちゃん」
 炭治郎「ロッカーにしまってある通学用カバンの中!? 
     お前そんな狭いとこで大丈夫か?! 苦しくないか?」
 禰豆子「………大丈夫。平気だよ。じゃあお互い頑張ろうね」
 炭治郎「え? あ、う、うん(妹の体が心配でたまらないが隠れる)」

【北校舎一階、教室 炭治郎→掃除用具入れロッカーの中 禰豆子→通学カバンの中】



〈善逸 隠れ場所探し中)
 〜北校舎二階 音楽室〜

 善逸「広い場所なら物も多いし、隠れる場所ありそうかなと思って、この部屋入ったけどさ。
    広い部屋の真ん中に、ドーンとグランドピアノと椅子があるだけって……。
    楽器は一階の音楽準備室だし……。
    もう! どこに隠れればいいの?!」

 仁乃「ギャッ! うるさい善逸さん! 通信器繋がってるんだから大きな声出さないで!」
 善逸「ご、ごめん……」

 善逸「あ、そうだ。グランドピアノの下……いやバレるな……。
    じゃあここは思い切って、グランドピアノの上っ!(よじ登る)
    そして黒い布を体にかけてペタ———っとすれば(多分)バレん!」

【北校舎二階、音楽室 善逸→グランドピアノの上】


 〈仁乃 隠れ場所探し中〉
 〜南校舎二階 多目的室〜

 仁乃「(私は背が小さいから、いろんなところに隠れれるはずっ!
     というわけでこの部屋の段ボール箱の中に……(よいしょっ)
     このままだと『拾ってください』みたいになるから蓋して……よし」

【南校舎二階、多目的室 仁乃→段ボール箱の中】

 仁乃「そうだ。皆の隠れ場所を把握しないと(通信器を操作)
    もしもし、炭治郎さん禰豆子? どこにいるか教えて?」
 炭治郎「北校舎一階の教室。俺は掃除道具入れロッカーの中」

 仁乃「OK………て、ええ? そんな狭いとこにいるの!?」
 炭治郎「ちなみに禰豆子は通学カバンの中だ」
 仁乃「へぇ……ええ!? 何、皆! どうしちゃったの?(汗)」

 仁乃「善逸さーん伊之助さーん。隠れ場所教えて下さいー」
 善逸「あ、仁乃ちゃん? 俺は北校舎二階の音楽室! グランドピアノの上!」
 仁乃「ほー。グランドピアノの…………上っ!?」
 善逸「うん。黒い布被ってペタ—ってなってるから大丈夫だよ!」

 仁乃「(いやいやいやいや、大丈夫とかそういう問題じゃないって!)
    伊之助さんは?」
 伊之助「あぁ? 何の用だっ!」
 仁乃「どこ隠れてるか教えて」
 伊之助「南校舎一階! 教室の天井だぁ!流石に上までは見ねえだろ!」

【南校舎一階、教室 伊之助→天井】

 仁乃「へぇ。は、はあ!? 天井? どうやって!?」
 伊之助「ダッてやってドビューンってやってポンッだ!」
 仁乃「なるほどね(全然わからない……)」


〈伊黒、蜜璃コンビで行動〉
 〜北校舎三階テラス〜

 伊黒「いいか甘露寺。テラスまで見るとは思えない。ここでしゃがんどけば大丈夫だ」
 蜜璃「えっ!? それだけでいいんですか? え、でも窓から見える可能性も」
 伊黒「その時はその時だ。敵が近くに来るまでは雑談とかしとこう」
 蜜璃「(え、え、え!? なんか今日凄い積極的!)は、はいッ」


【北校舎三階テラス 伊黒・蜜璃→しゃがんで待機】

〈宇随、煉獄、義勇〉
 〜屋上〜

 宇髄「いいか冨岡! 俺たちはここに隠れておく!〈入り口の陰を指さす)
    お前はさっき囮でいいと言ったな!」
 義勇「………言った」
 宇髄「なら適当に隠れとけ! 煉獄は反対側に隠れろ!」
 煉獄「了解した!」
 宇髄「冨岡! 何ボーっとしている! サッサと行け!」

【屋上 宇髄→屋上の壁の陰(右) 煉獄→屋上の壁の陰(左) 義勇→突っ立ってる】


〈しのぶ、無一郎、悲鳴嶼 隠れ場所探し中〉
 〜体育館〜

 しのぶ「無一郎くん準備いいですか? 私は壇上のカーテンの陰にいます」
 無一郎「把握しました。………じゃあ僕は二階に上がって隠れます」
 悲鳴嶼「………私は体が大きい……倉庫の中に居る……南無阿弥陀仏……」

【体育館 しのぶ→カーテンの陰 無一郎→二階 悲鳴嶼→倉庫の中】
 

〈カナヲ、実弥 隠れ場所探し中〉
 〜北校舎一階 職員室〜

 実弥「俺はここに隠れる!(職員のテーブルの下を指さして)
    すぐ見つかるところだ! つまり囮だ! ちゃんと逃げろよなァ!」
 カナヲ「(給水所の陰に隠れて)(ニッコリ)」
 実弥「何だその反応は! 何か言いやがれコラ!」
 カナヲ「…………(手に持っていたノートに何か書き、見せる)」

    了解

 実弥「口で言え! 何だよ筆談関係ねぇだろ!」
 カナヲ「(ニッコリ)」

【北校舎一階、職員室 実弥→机の下 カナヲ→給水所の陰】



〈玄弥、村田さん 隠れ場所探し中)
 〜南校舎二階 理科室〜

 村田さん「お前あんま俺に期待するなよ! 自分で逃げろよ!」
 玄弥「………期待なんかしてねえよ。
    そもそもこんな机が多い場所で敵をかわせる自信なんてねえし」

 村田さん「そうなの!? 自信くらい持てよ! 俺はここだ! ここに隠れるぞ」
 玄弥「了解(遮光カーテンを体に巻き付けてるけど、すぐバレるぞそれ)
    じゃあ俺は職員用のテーブルの下に隠れます」

【南校舎二階、理科室 玄弥→教員用テーブルの下 村田さん→遮光カーテンぐるぐる巻き状態】


〈鬼チーム〉
 鬼舞辻「三分経過! 行くぞ!」
 手鬼「………校長。自分だけ得しようとしてませんか」
 鬼舞辻「何を言う。校長の立場にある者がそんなことをするはずがない」
 累「でもそれ……ローラーつきの椅子に座って、完璧に足使わない考えだよね」
 珠世「怪我でもされたのですか? されてないなら歩いた方が体にいいですよ?」
 鬼舞辻「………指図するな。私は完璧だ」
 愈史郎「(どこがだよ……)」


 ネクスト→鬼チーム、人間チームを捕まえる為に校舎内を動き回る!
      人間チームは逃げ切ることができるのか?
      次回もお楽しみに!