二次創作小説(紙ほか)

Re: 第10話「中高一貫 キメツ学園物語その2」4 ( No.60 )
日時: 2020/03/03 05:43
名前: むう (ID: j66stzOv)

 鎹鴉による情報報告☆
 第11話では二人目のオリキャラが登場します! 楽しみにしててねー
 では鬼ごっこするか。

【沼の鬼→北校舎一階(炭治郎の隠れ場所の隣)】〈隠れ中:炭治郎、禰豆子、カナヲ、実弥〉

 沼の鬼「こっちには誰もいないみたいだ……ギリギリ。
     じゃあここは順番で隣の部屋に」
 炭治郎「(来たっ! このまま我慢だ! ここはすっごく狭いが我慢だ! 俺は長男だから!)」
 禰豆子「(お兄ちゃんはもしもの場合逃げられるけど、私カバンの中だからずっと一人ぼっち。
     寂しい……(T_T))」

 沼の鬼「(ガラッ)どこにいる? カーテン……いないな。教卓……いない。
     でも人の気配はする……隠れれる場所は他に…(掃除道具入れロッカーの前に立つ)」
 炭治郎「(!!)」
 禰豆子「(! ヤバい! お兄ちゃん逃げて!)」
 沼の鬼「(扉を開けようとして……)」

 無一郎「おーにさんこーちらー手のなーるほーうへー(拍手をしながら歌って教室に入る)」
 禰豆子・炭治郎「時透くん!?」
 無一郎「おーにさーんこーーちらー手ーのなーるほーうへー」
 沼の鬼「なんだお前は? 冷やかしに来たつもりか?」
 無一郎「ひーやかしなんかーしーないよー馬鹿ねー」
 沼の鬼「お前っ! ふざけやがって! いい加減にしろっ!!」

 炭治郎「(今がチャンスだ!)ガシャン! ありがとう時透くん!(逃走成功)」
 無一郎「(……ニヤリ)つーかまーえてーごらんー」
 沼の鬼「お前————ゆるさん許さん許さん! (バッと手を伸ばして)」

 無一郎「(クルリとバク転し、教室から出る)
     ………君のお相手は僕が引け受ける。
     さっきまでの道のりで鬼さんを三人ともかわしたけど、
     ………かーてーるーかな?」
 沼の鬼「本当に人の神経を逆なでするガキだな!(無一郎を追いかける)」
 無一郎「君は人じゃなくて鬼だよ」

【無惨→北校舎二階】〈隠れ中:善逸〉

 無惨「(ガーッ)あと見てないのは音楽室のみ……(ガーッ)
    先ほど累が一人捕まえたようだ。二人目もすぐに(ガー)」

 善逸「(うるさいっ! うるさいよ君! どういう走り方してんの?!
     それとも口に出して言ってんの? 何かに乗って移動してんの?
     見たい……凄い見てみたい……でも見たら捕まる!
     一言文句言ってやりたい…『うるさいよ君!』って……
     ダメだ。掴まる……わぎゃってんのよそんなコト!(バッ 黒い布をとる)」

 善逸「もうこの体勢疲れました! なので体張って逃げることにします! はい!」
 無惨「………この声は我妻……(ガー)
    よし捕まえてひっとらえてやる(がガガガ—ーー←高速移動)」

 善逸「(タッタッ)うわっ何か来た!(無惨発見)
    コロコロした奴がついたイスに乗ってるぅ————! そして速っ! 
    嫌よ俺まだ捕まりたくないんですけどっっ! 義勇先生みたいにはいかないから!
    でもここ一直線の通路なの! 逃げれないの!!
    イヤ———————(汚い高音)来ないでぇっ!」

 無惨「見つけたぞ。諦めろ(がガガガ————)」
 善逸「いやぁぁぁぁ! 来ないで————!」

 〜ガツンと善逸の足が無惨が座っている椅子の背に当たって〜

 善逸「いやぁぁぁぁぁぁあ!(ドンッ)」
 無惨「ぎゃ、ぎゃああああああああ!(ガ——っと後ろに向かって椅子が滑っていく)」

 善逸「へ? 何が起こったの?! あれ、俺大丈夫だったみたいっ!
    禰豆子ちゃんがきっとお祈りしてくれたからだね!(←してません)」

【矢芭羽→無惨の叫び声を聞いて二階へ】〈逃走中:善逸〉

 善逸「やった、やった! 今日はついてる!
    うふふふふふ!(ダダダダー)(廊下の角を曲がろうとして)」
 矢芭羽「(ゴンッ 善逸と派手にぶつかる)」

 二人「ギャァ!」
 矢芭羽「おぬし、何をしているんじゃ(倒れた時に手が善逸の顔に触れて)
     あ、でもタッチ」
 善逸「はァ————?! 禰豆子ちゃんのお祈りが———!(←自業自得)」

〈善逸 OUT 残り14名〉

【手鬼→仕方なく南校舎二階へ】〈隠れ中:村田さん、玄弥〉

 手鬼「アア—! 一人取り逃がしたァ! でも挽回する! きっと!
    ガラリ(理科室の扉を開けて)」

 村田さん「(うわ、来たうわっ)」
 玄弥「(やべぇ。カーテンが盛り上がってるからすぐバレるぞアイツ)」
 手鬼「何だこのカーテンは。やけに盛り上がって」
 玄弥「(ほらぁぁぁぁぁぁあ!)」
 手鬼「(カーテンの中に村田さん発見)タッチ)」

〈村田さん OUT 残り13名〉

 村田さん「ギャ————!ごめん玄弥くん! やられちゃった———!」
 手鬼「まだいるのかっ」
 玄弥「(何してんじゃこら! まずい、ここは逃げないと……)」

 手鬼「どこだぁ?(職員用の机によって)」
 玄弥「(やばいやばいやばいやばいっ)」

 実弥「オイ、どこ見てんだコラァ! こっちだ!」
 玄弥「あ、兄貴っ!」
 実弥「(くるりと振り返って)さぁ、『逃げて』る俺を追いかけてこいコラァ!」

 玄弥「(恩に着るぜ!←逃走成功)」


 〜と、その時………〜

〈キーンコーンカーンコーン←2時間目終了のチャイム〉

 一同「終わったぁぁぁぁあ………」

 〜校庭に全員集合〜

 義勇「これにて今日の体育は終了だ! 捕まったのは三名!
    村田、我妻、それに!
    …………・……体育教師であるこの俺だ」

 しのぶ「あれ? おかしいですねその結果は。一番最初にやられたんでしたっけ?
     体育教師という肩書はどこへ行ったのですか?」
 炭治郎「(え? あの冨岡先生が)」
 善逸「頭のコブが痛い……」
 矢芭羽「お前お前お前! 良くもこの儂に!」

 沼の鬼「チッ あのガキを捕まえられなかった……」
 無一郎「だーからー言ったでしょーかーてないんだってー」
 沼の鬼「お前ぇぇぇぇ!」

 累「まさかあんなにあっさり捕まえられるとは……」
 伊之助「何してんだよ紋逸!」
 仁乃「あなたも何してんのよ! 勝手なことばかりして!」

 珠世「愈史郎くん。もう授業終わったんですからいい加減離れて下さい」
 愈史郎「嫌です!」
 カナヲ「……良かった、終わって」
 手鬼「アア—! 雨の量が! 雨の量がまた変わっている!」

 義勇「では本日の授業は終了だ! お疲れ様でした」
 一同「お疲れ様でした!」



 禰豆子「早く私を見つけてください………」


 第10話 終わり!