二次創作小説(紙ほか)
- Re: 第11話「再会した仲間」3 ( No.64 )
- 日時: 2020/03/03 05:52
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
みっくんじゃなくて、むっくんですw
続き行きます。
〈睦彦、登場!〉
伊之助「はァ? 何でぽっと出のテメエが仕切ってんだよ!
お前が俺についてこい!」
睦彦「何だお前。言っとくけどな、俺の方が先輩だ、階級も上だ!
お前らの階級は何だ? まだ癸か?(鼻で笑って)」
伊之助「俺らの階級は下から三番目の辛(かのと)だ!
あとなんだテメエ! ムカつく言い方すんなボケェ!」
睦彦「ほう、辛ね。残念ながら俺の方が上だな。俺は丁(ひのと)だからな。残念でしたね」
善逸「くぅぅぅぅぅぅ〜! 隣で聞いている俺までムカムカしてきたぁ!
カッコいい登場の仕方して、『あ、すっごくいい奴!』ってみんなが思ってからの
『俺の方が強いんだぞ』アピールが凄いよ!」
仁乃「ごめんね……。むっくんは目立ちたがり屋で、自分が一番できる奴だって思うタイプなの」
炭治郎「なるほど……(宇髄さん+伊之助=睦彦みたいな感じか…)
だが今はこんなことしてる場合じゃないんだ皆!」
善逸「そうだった、そうだったよ今俺たち鬼退治の真っ最中だわ!」
伊之助「そんなこと分かってるわぁ!」
睦彦「『分かってる』と言っときながら、俺に、つっかかってきたよな。時間の無駄だぞ」
炭治郎「………なんか、なんか! もうちょっと優しく言いましょう!
あなたの言ってることは正しいんだろうけど配慮がないです!」
仁乃「…………むっくん、やりすぎだって。後輩には優しくしなよ。
あとこんな場面で後輩に突っかからないでよバカ」
睦彦「何だと胡桃沢。俺がピンチを救ってやったんだぞこの俺が!」
葉瑠「人の家でごちゃごちゃと! 皆まとめて死に腐れ! 血鬼術・毒息吹(どくいぶき)!」
〜毒の煙、再び〜
善逸「ほらご覧! 君のせいでまだ毒の攻撃来たんだよ分かってる?
そして見事に君、毒食らってるけど分かってる!?」
睦彦「分かってるゴホッ 舐めんゴホッ」
善逸「メッチャ食らってるけどね!?」
仁乃「四季の呼吸・参ノ型 地苑の檻!(煙を切り裂いて)
そして血鬼術・爆黒炎!(ブンッ)」
葉瑠「ギャッ! 身体が燃えるっ!」
仁乃「ほらほらぁ! ケンカしてないで攻撃しないと!」
瑠名「………私の姉を傷つける奴らには死を……血鬼術・飛棘石火(ひきょくせっか)」
〜棘の攻撃、再び〜
仁乃「むっくん、一回目は避けるの!」
睦彦「はァ? 何で避けなきゃいけないんだ! 俺にかかればこんなもん……」
伊之助「(棘を避けながら)爆発すんだよ! お前ホントめんどくさい奴だなァ!
獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!」
炭治郎「………全集中・水の呼吸・ 玖ノ型 水流飛沫・乱!」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連!!」
睦彦「ぜんいち! お前も雷の呼吸なんだなぁ!
俺の育手は雷の呼吸でなぁ……」
炭治郎「………話は後で聞きますんでとっとと攻撃してください!」
睦彦「チッ」
仁乃「『チッ』じゃない!(ムキ———ッ)むっくんは強いんでしょ!」
睦彦「そうだ、俺は強い! 見せてやろう、とっておきを……」
善逸「俺は『ぜんいち』じゃなくて『ぜんいつ』!
あと早くしろよ! お前が喋っている間、こっちが頑張って時間稼いでんだよ!
人使い荒いな!」
睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!(睦彦の姿が一瞬消えて)」
葉瑠・瑠名「……消えたっ?!」
睦彦「(ビシャッ)」
葉瑠「!? (頸がコロンと地面に転がって)斬られた!?」
伊之助「(こっちの棘の鬼を先斬れよ!)うおおおおおっ一回目は避けるっ!
拾ノ型 円転旋牙!」
睦彦「うるせえな。頸切ったんだからいいだろうが」
善逸「じゃあこっちを振り返る時間あったらもう一体も斬れよ!(ビシャ)」
炭治郎「………いい人なんだろうけどな! 陸ノ型 ねじれ渦!」
禰豆子「フーッ! 血鬼術・爆血!(瑠名に向かって)」
瑠名「うっ! 熱っ!」
炭治郎「………睦彦くん、早く!」
伊之助「(棘の爆発によってぶっ飛ばされて)うっ! ミスったぁぁ!」
睦彦「何やっとんじゃ馬鹿垂れ!」
仁乃「こっちのセリフ! 目の前に居るでしょう鬼が!」
睦彦「ふん。伍ノ型 斜光斬り!(スパッ)」
瑠名「(頸を斬られて)………体がなかなか再生できないっ……」
〜葉瑠、瑠名、首と身体が崩れ始める〜
葉瑠「何やってるのよ瑠名! あなたの駒人で奴らを操れたはずでしょうっ!?」
瑠名「ごめんお姉ちゃんごめん! 許して!」
〜二人の体が消える〜
炭治郎「………お、終わったぁぁぁぁ」
禰豆子「ムームー!」
炭治郎「ありがとう禰豆子。今回もサポートしてくれて」
禰豆子「ムー!」
善逸「おいお前! 俺は一言お前に言いたい!」
睦彦「? おうそうか、俺に対しての褒め言葉だな!」
仁乃「(…………むっくんの馬鹿)」
善逸「違うわ!! お前の育手が雷の呼吸で俺と一緒なのに、
お前の技といい、顔といい、全てが俺より勝ってんのが納得できないのよ!!
性格は悪いのになんでそこだけいいんだ! グヘ(睦彦に殴られて)」
睦彦「今なんて言った?」
善逸「性格もよくて顔も良くて技がいいのが納得できない……」
睦彦「まあな。俺は強いからな!」
伊之助「ハハハハハどこがだ? 目の前の鬼の頸をすぐに斬らなかった弱味噌が!」
睦彦「はァ? テメエ先輩に向かってその言い方はないだろう!」
仁乃「………最終選別のときも確かこんな感じだったなぁ……
他の同期の人に『何で目の前に敵いたのにすぐに斬らずに技の説明とかしてたんだ』って
言われて、堂々と『カッコつけたいからに決まってんだろ』って言ったんだよなぁ」
炭治郎「(宇髄さん、聞こえますか宇髄さん。
睦彦くんは絶対宇髄さんの継子になったほうがいいと思います)」
善逸「お前! そんなに顔が良かったら彼女とかいるだろ。何人いる?」
睦彦「何人って、胡桃沢しかいないんだが」
善逸「く、くくく『胡桃沢しかいないんだが』ですと!? 嘘だろなんでいんだよっ!」
仁乃「な、な、何言ってんのよアンタ!(スーパーアルティメットパンチ)」
睦彦「(派手に殴られて)何すんだよ胡桃沢! 本当の事だろうが!」
仁乃「どこがですか—————!(ポカポカポカポカ)」
炭治郎「…………なんか今日はめちゃくちゃ疲れてるんだが何でなんだろうか」
禰豆子「ムームー(睦彦くんが現れたからだよ)」
伊之助「こんなにムカつく相手に会ったのは初めてだぜェ! おいお前、勝負しろ!」
睦彦「いいぞ☆ 俺が絶対勝つからな(ドヤァ)」
伊之助「(………←引き気味)あ、やっぱいいわ」
第11話 終わり!
おまけ
【かまぼこ隊みんなの睦彦の第一印象】
炭治郎→いい人なんだろうけど所々一言突っ込みたくなる人
禰豆子→天然バカ
善逸→雷の呼吸自分流に変えたり顔とかめっちゃくちゃいいけど性格悪い!
伊之助→人生至上最もムカつく相手
仁乃→強いけどちょっとウザいのが玉にキズ