二次創作小説(紙ほか)
- Re: 第12話「コラボ企画☆鬼滅×リゼロ」1 ( No.67 )
- 日時: 2020/03/02 16:17
- 名前: むう (ID: j66stzOv)
鬼滅の技名を打つと壱ノ型が一ノ型ってなったりする……。
修正してますんでご了承を。
ってことで今回は私がずっとやりたいと思っていたコラボをやりたいと思います!
大正時代真っ只中の鬼滅キャラが、異世界がメインのリゼロキャラと出会ったらどうなるか。
じゃあ、やっていこうかー。
〈鬼滅:蝶屋敷にて〉
アオイ「では、今日の機能回復訓練はこれにて終了です。お疲れ様でした」
炭治郎「お疲れ様でした…………(ぐったり)」
〜炭治郎、廊下移動中〜
炭治郎「そういえば今日は、善逸達は俺より早い時間に訓練に行ったんだよな。
もう寝室に帰ってるかな……」
きよ・なほ・すみ「(バタバタ)」
炭治郎「やけに慌ててるな。おーい、どうした?」
きよ「あ、炭治郎さん。善逸さん達を見かけませんでしたか?」
炭治郎「え? いや、見てないな。何かあったのか?」
なほ「それが……。屋敷中どこを探し回っても、三人(善、伊、仁)の姿が見えないんです…」
カナヲ「(向こうから駆けてきて)庭にも、いない……。箱も、消えてた」
炭治郎「箱って、禰豆子の?!」
カナヲ「うん」
すみ「アオイさんや、しのぶ様にも伝えて探してもらっているんですが、未だに……」
炭治郎「分かった。俺も探す!!」
〜炭治郎、寝室に行く〜
炭治郎「とりあえずまずは寝室を当たってみるか。
皆の情報によると、訓練後は寝室に行ったって言うし……
ん? 何だこれ?(炭治郎のベッドに、謎のボタンが置いてある)」
絶対に押すな
炭治郎「………予想だけど、あの三人のことだからもしかすると……
伊之助が『よし、押す!』善逸と仁乃ちゃんが『押すなって書いてあるだろ!』
それでもめて、結局押しちゃた感じかな。
だとすると、俺もこのボタンを押せば皆に会えるのか?(ゴクリ)」
炭治郎(理性)「ダメだよ、押すなって書いてあるでしょ。戻れなくなってもいいの?」
炭治郎(感情)「いや、みんなが心配だ。俺は押す!」
炭治郎「えいっ!(ボタンを押して)」
〜ブーーというブザー音がして、直後、空間が歪み始める〜
炭治郎「うわっ何だこれ足場がっうわ、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
〈リゼロ:ロズワール邸にて〉
【厨房】
スバル「おはよう皆! 今日も一日スマイルで張り切っていこうぜ!
っ……て誰もいないんですけど!?
レムりん、ラムちー。
いくら何でも後輩だけに仕事任せて自分たちは寝坊って酷いと思いますよ?!」
〜スバル、テーブルの上の紙きれを見つける〜
スバル「? 書き置きか? この字はレムだな。えーーっと」
『屋敷に不法侵入者が現れたとの報告があったので、レムと姉様は屋敷の見回りに
行ってきます。スバル君もこれを見たら、すぐに見回りをしてください』
スバル「不法侵入者———————?!」
【食堂】
伊之助「何だここは!(バンッ)何かすっげぇでっかいテーブルがあるぜ!
うまそうな飯もあるじゃねえか!(上座に座って食べ物を食べようとする)」
スバル「(食堂に入って)おおおおおオイ、お前そんなとこ座って飯食ってんじゃねぇ!」
伊之助「あぁん? 何だテメエは」
スバル「それこっちのセリフ! おまえ何者? 剣持ってるけど聖騎士じゃないよね?
だって上半身裸の騎士ってあんまりですから!」
ラム「うるさいわバルス。早朝なんだから静かにしなさい。それで、侵入者は発見できたの」
スバル「ラムちー。そこ(伊之助を指して)」
ラム「………ロズワール様の席で何勝手に食事をしているの。礼儀も作法もなってないわ。
バルス、早く縄を持って来て頂戴。縛るから」
伊之助「何ゴチャゴチャと喋ってんだ! ここがどこが説明しやがれ弱味噌が!」
スバル「お前俺より性格悪くね?」
伊之助「はァ? 誰だテメェは! 状況説明しやがれこのっ(縄でグルグル巻きにされる)」
ラム「これで一丁上がりね。バルス、侵入者はこの薄汚い猪だけじゃないそうよ」
スバル「了解だ。エミリアたんは俺が守るぜ! ……あと、侵入者でもその言い方酷すぎる」
ラム「どこが。ラムたちの仕事時間を浪費させた奴に、
これくらいの文句は言ってもいいんじゃないかしら」
【庭】
善逸「どこここ?! 屋敷とか庭とかやたら広いんですけど。
蝶屋敷よりでかいってどういうことよ?!
この時代にここまで発展している地域ってあったっけ!?」
エミリア「ねえパック。あそこの黄色い人、すごーく大きな声で喚いているけど……」
パック「それを言うなら、おかれた環境の変化についていけなくて右往左往してる感じだね」
エミリア「一応確認するけど、あれでも侵入者なのよね?」
パック「無断で敷地内に入り込んでいるから、そうなるね……悪気はないみたいだけど……」
善逸「ねぇ伊之助、仁乃ちゃん、禰豆子ちゃん! いるなら返事してくれよぉ!
こんなとこで一人ぼっちにしないでくれよぉー」
エミリア「刀を持ってるわね。聖騎士かしら……」
パック「聖騎士があんなに泣き喚いてたらこっちが不安になるよ。
よし、ひとまず僕が接触して事情を聴きだしてみよう」
エミリア「無理しないでね? 怖かったらすぐ帰ってくるのよ?」
パック「………精霊を子ども扱いするんだねリア。そこが可愛いけど。じゃあ行ってくるよ」
〜パック、善逸の元へ〜
パック「こんにちは金色の君! ロズワール邸へようこそ」
善逸「ギャア! 猫が喋った!
何なの、鴉も喋るし雀も喋るから猫も喋れるようになった感じ?
嫌よ俺、君とは口きかないからっ!」
パック「………それは困ったな。僕はただ君と話がしたいだけなんだけど。
君が何かに困ってたから、良かったら話聞くよ?」
善逸「………マジで!?」
パック「その言葉、スバルも言ってたね。そう、マジで。
じゃあまずはお互い自己紹介から行こうか。僕の名前はパック!
向こうにいるのはエミリアだよー」
善逸「(パックが示した場所に視線を移して)(ズッキューン!)
俺の名前は我妻善逸!よろしくねエミリアちゃん〜〜〜(エミリアにすり寄って)」
エミリア「何でかしら。すごーくスバルと同じものを感じるんだけど……」
パック「………奇遇だね。僕も同じことを思った」
【禁書庫】
仁乃「(バタン)た、炭治郎さん! 周囲を見回したら姿が見えたから部屋開けたんだけど」
炭治郎「仁乃ちゃん! よかった、会えて」
ベアトリス「全く、なんて鬱陶しい奴らなのかしら。さっさと出て行くがいいのよ」
炭治郎「そんなこと言うなよベアトリスちゃん。俺は本当に困ってるんだ。
ここはどこか教えてくれ」
ベアトリス「ふん。
勝手にベティーの書庫に入り込んだ奴らに教示する事なんてありゃしないかしら」
炭治郎「(サッサッサ)」
ベアトリス「何しやがるのかしら!?」
炭治郎「いや、本棚に入っている本が倒れかけてたから直しただけだけど……」
ベアトリス「余計なことをするんじゃないかしら!」
炭治郎「でもほら、こんなにきれいになった」
仁乃「ほんとだ。すごい炭治郎さん。チリ一つない」
ベアトリス「…………ぐっ! とっとと出て行くかしら!」
〜バーン←ベア子の魔法によって二人が部屋の外へ吹き飛ばされる〜
炭治郎「何だ? 血鬼術か!?(※違います)」
仁乃「金色の髪の鬼……。だいぶしゃれてたね……(※違います)」
【ロズワールの部屋】
ロズワール「それにしても君は何なのかーねぇ」
禰豆子「ムームー!」
ロズワール「喋れないのは竹を咥えてるせいなのかな? 取ったら喋るのかなーぁ」
禰豆子「ムームー!!」
ロズワール「そんなに嫌なのかい? 困ったもんだーねぇ」
ラム「失礼します。侵入者五名を取り押さえて食堂に連れてきました。
ロズワール様直々に手を下してください」
ロズワール「仕事が速くて何よりだーねぇ。じゃあ、行こうか。この子はどうすーるぅ?」
レム「そちらの方もご一緒されますようお願い申し上げます」
ロズワール「よし、君。ついてきなさーい」
禰豆子「ムー!」
ネクスト→食堂に集められたかまぼこ隊一同、リゼロキャラと対面!
全く違う世界観のキャラが集まるとどうなるのか?
次回もお楽しみに!