二次創作小説(紙ほか)

Re: ポケモン二次作品 レイナ~イッシュ編~ ( No.66 )
日時: 2020/03/29 11:43
名前: ベリー ◆Y1mVUEY/OI (ID: LdHPPNYW)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

レ「?!」
私は振り替えって、目を見開くことしか出来なかった。
ヒ「ふー、間に合った〜」
マ「ヒュウ、、、はぁ、はぁ、」
ト「早過ぎる、、、はぁ、はぁ、」
来てしまった。置き手紙をするのが悪かったのだろうか。
レ「あー、ドモー。」
ヒ「ドモー。じゃあねぇよっ!引っ越す時は言えっての!」
レ「あー、紙切れ一枚でそこまで分かったんだー。」
マ「ま、まぁーな。はぁ、はぁ、」
ト「て、か!なんで言わないのぉー!」
レ「アハハ、、、ごめん。」
ヒ「はぁー、寂しくなるな。」
ト「そうねー。」
レ「じゃ、」
マ「待て待て待て待てい!」
ト「もうちょい別れを惜しみようよ!」
レ「ごめん、でも、あまり記憶に残らないようにしたいから、、、(ボソッ)」
ト「?なんて?」
レ「いや、何でも、、、」
ヒ「あまり記憶に残らないようにしたいから、、、だろ。」
レ「アハハ!何でいうかなぁー?()」
ヒ「アハハ!レイナ目が笑ってねぇー、、、」
マ「一応忘れられないんだけど?」
ト「だよねー。」
レ「、、、できれば、忘れて欲しいなーなんて、、、」
ヒ「ムリ、てか、なんで忘れて欲しいんだ。」
ト「ヒュウ、普通そこはオブラートに包んで言うべきだと思うけど、、、」
マ「ズバッと言ったなー。」
レ「、、、」
レイナは悲しそうな笑顔を浮かべる。
レ「そう、、、ね。」
ヒ「教えてくれなきゃ納得いかねぇーんだか?」
ト「そーだ!そーだ!」
レ「、、、ごめん。私のこと覚えてたらいずれか厄介なことになっちゃうから。」
ト「、、、まぁ、それだけ言ってくれれば十分よ。」
マ「厄介なことねー。俺らもうZに目、つけられてるから今さらだけどな(笑)。」
ヒ「ああ、だから気にすんなー。」
レ「、、、ぇぇ。」
ヒ「というわ、け、で、ほいこれ。」
ヒュウは包装紙で包まれたなにかを私の頭にポンッと置く。
レ「?」
ヒ「あー/// 、誕プレ。」
マ「まじかよw、レイナの誕生日半月前だぞ!(笑)」
ヒ「渡すタイミング逃したんだよ!///」
レ「アハハ!サンキュ。」
私はプレゼントを持つ。
レ「?、革手袋?」
ヒ「さすがレイナ。そうだ。革手袋だ。」
ト「触っただけで分かるとか、、、」
マ「スゲーな。さすが。」
ヒ「お前、ポケモン探したり、運動する時、必ず土とか触って手が汚れるだろ、それに薬品使う時、てがかぶれるし、それに、、、」
レ「待て待て待て。一応ここ空港だから言わないでくれる?」
ヒ「あっ、すまん。」
『大変長らくお待たせいたしました。ただいまから、皆様の受け付けを開始いたします、、、』
レ「あーもういかなきゃ。」
凄い時間の流れが早かった気がする。
もう時間か。
ト「あー!レイナー忘れないから!こんな美少女!」
レ「あ、アハハ()」
マ「世間は意外と狭い。また会ったらPC勝負しような。」
レ「ええ、覚悟しなさい。」
ヒ「レイナ。」
レ「ええ。」
私とヒュウはガッと手をつかみ合う。


「「次会ったらバトルな!」」


レヒ「アハハハハハ!」
私は自然に涙が出てきて下を向きながら笑う。
レ「じゃあ!ベストウィッシュ!」
私は涙をぬぐって全力の笑顔で叫んだ!
ト「ベストウィッシュ!」
マ「ベストウィッシュ!」
私は背中をみせ、バーコードを読み取り奥に走った。
やっちゃったー。絶対記憶に残っちゃうよ。
しかし、後悔先に立たず。終わったことはかえらえれない。
それは、レイナが一番分かっていることだった。


ト「やー、いっちゃったねー。」
マ「だな。てか、あの光景異様だったな。」
ト「ああ!『次あったときはバトルな!』でしょ!両方下向いて叫ぶからびっくりした!」
マ「二人のことだから、涙をこらえて下向いたんだろ。あ、ちょぉーとトイレ、、、」
ト「泣き虫だなぁー!あ、私モォ、、、」
ヒ「おう。」

ト「もう、、、レイナのバカっ!なんで、、、ううっ!」

マ「バカじゃねーのか、なんで、、、ううっ!」

二人は個室でずーっと泣いていた。今までの怒りと、悲しみを吐き出すように、、、

ヒ「たくっ、どっちが泣き虫なんだよ。」
ヒュウは呆れたように空を見る。ソコにはレイナが乗ってるであろう飛行機が離陸していた。

ヒ「ベストウィッシュ。」

自分自身ですら聞こえるか聞こえないかぐらいの小さい声で呟いた。

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