二次創作小説(紙ほか)
- 第2話「機能回復訓練」(1) ( No.3 )
- 日時: 2020/03/10 19:54
- 名前: むう (ID: Dd/6LLrW)
〈AM12:00 寝室〉
〜お昼ご飯のおにぎりを食べているかまぼこ隊一同〜
炭治郎「皆、具合はどうだ?(もぐもぐ)俺は今朝、鴉につつかれて頭が痛い」
善逸「折れた右手と右足は完治したよ(もぐもぐ)。
でも今は、ほっぺがズキズキしてんだけど」
伊之助「俺の毛皮はどこだよ全く! 誰だよ畜生!
見つけりゃら、ただやすまにゃえ!」
睦彦「飯食いながら喋んな! 飛んだぞ唾が! 誰か紙、紙くれッ」
仁乃「はい(紙を渡す)。そう言えば今日から、何たらかんたらが始まるらしいよ」
炭・善・伊・睦「何たらかんたらと言われても…」
アオイ「お食事中失礼します(スタスタ)」
カナヲ「…(ペコリ)」
しのぶ「(ニッコリ)」
炭治郎「アオイさん、どうしたんですか?」
アオイ「大したことではございません。
今日から五人には訓練を受けていただくので、検温の結果を見に来ただけです」
善逸「その訓練ってもしや、機能とか回復に関係あります?」
カナヲ「…全部入ってる」
炭・善・伊「(マジかよぉ)」
しのぶ「検温結果から、特に体に異常はないようですね」
仁乃「しのぶさん、怒ってます?」
しのぶ「……………いえ」
伊之助「めっちゃ間が開いたな。さてはテメエが犯人だな!」
しのぶ「何のことだか分かりませんが違いますね」
睦彦「今度は即答だな」
善逸「(小声)なぁ炭治郎。しのぶさんの負のオーラが凄いんだけど」
炭治郎「そうだな…何かあったんだろうか」
アオイ「では、今日の機能回復訓練は午後二時からですので。よろしくお願いしますね」
かまぼこ隊一同「はい!」
〜10分前〜
しのぶ「……とっととくたばれ糞野郎」
義勇「…何で殴る。俺は何もしてない」
カナヲ「し、師範…(オロオロ)」
しのぶ「よくも、好き勝手な妄想をしてくれましたね」
伊黒「何で入室禁止なのか教えなかったお前にも、落ち度があるんじゃないのか胡蝶」
しのぶ「それは認めます。
ですが、ウエストが入らないとか殺害されたとか仰った下郎がいらっしゃいましたので」
煉獄「それは時…」
無一郎「冨岡さんです(きっぱり)」
しのぶ「……どちらでしょうか?(ニッコリ)」
義勇「時透だ」
無一郎「冨岡さんです」
伊黒・煉獄「時透だ」
しのぶ「無一郎くん。同じ柱だからといって、女性をからかうのは…」
無一郎「(スッ)霞の呼吸…漆ノ型 朧」
〜無一郎の姿が消える〜
しのぶ「逃げられました…柱まで嘘をつくのですか…(ハア)」
義勇「何で俺に濡れ衣を着せるんだ…」
しのぶ・伊黒「嫌われているから(ではないですか?)」
義勇「(ピキーン)」
煉獄「時透はまだ14だ! だから多少甘く見てやろうではないか!」
しのぶ「そう…ですね。分かりました」
〈PM1:50 訓練場に移動中)
仁乃「機能回復訓練は、炭治郎さんたちは経験済みなんだよね?
どんな感じだった?」
睦彦「想像できないのか胡桃沢。ならば俺が教えてやる(フンゾリ)」
善逸「睦彦、お前やったことあるのか?」
睦彦「ねえよ。だが俺は分かる! あの二つ結びの女と勝負すんだろ?
あんなチビ相手に、この睦彦様が負けるはずがない」
炭治郎「アオイさんを見くびっちゃダメだよ睦彦くん。
カナヲとアオイさんの実力は凄いんだから」
伊之助「特にカオリには気をつけたほうがいいぜ睦太!
あいつマジでやべぇからな!」
善逸「誰だよカオリって。カナヲだよ。あと睦彦な。
まぁ、こんな感じで、カナヲちゃんを舐めるとひどい目に合うから気をつけろよな」
仁乃「むっくんのプライドがズタズタになっても知らないぞー」
睦彦「フン、やってやるよ。俺の本気を見せてやる!」
ネクスト→機能回復訓練開始☆
そして訓練経験者の炭治郎たち三人のお相手は…
次回もお楽しみに!
- 第2話「機能回復訓練」(2) ( No.4 )
- 日時: 2020/03/10 17:04
- 名前: むう (ID: Dd/6LLrW)
〈PM2:00 訓練場〉
アオイ「それでは、初参加のお二人には私から説明させていただきますね」
【仁乃・睦彦の訓練】
・全身のもみもぐし
・反射訓練(相手:カナヲ、アオイ)
・鬼ごっこ(相手:カナヲ、アオイ)
・全集中の呼吸・常中
炭治郎「(俺たちが前やっていた内容と一緒だな)」
善逸「……すみません、一ついいですか」
アオイ「何ですか善逸さん。また庭で騒がれるのは嫌なのですが」
善逸「いえ、そんなことはこれっぽちも考えておりませんので(棒読み)」
仁乃・伊之助「ブフォッ」
アオイ「そうですか。ではどんな用事で?」
善逸「睦彦、手を出せ」
睦彦「?(手を足すと紙きれを押し付けられる)
何だこれ(ぺらり)」
カナヲちゃんとアオイさんに迷惑かけたら
お前の命はないと思え
女の子一つに付き、おっぱい二つ太もも二つおしり一つあるんだからな
俺が言いたいのはこれだけだ
睦彦「(………)(゜-゜)」
炭治郎「なんて書いてあったんだ?」
睦彦「ナンデモナイ」
善逸「(やり遂げた顔をしている)」
仁乃「片言だけどどうかしたの?」
睦彦「ナンデモネエヨ」
伊之助「ブフォッ」
しのぶ「で、では……あとの方には私が説明させていただきますね……」
伊之助「…ど、どうしたんだよ、しのぶ。らしくねぇぞ!」
炭治郎「何かあったんですか?」
善逸「し、しのぶさん…目が凄いどんよりとしているんですけど…」
しのぶ「(隣に並ぶ無一郎を見て)」
無一郎「(隣に並ぶしのぶを見て)」
双方「(フンッ)」
炭治郎「……なんで柱がいるのか知りたいところだけど、今はそれはどうでもいいな」
善逸「このコンビの喧嘩って見たことないんだが…どういった経緯でこうなったんだ」
無一郎「あ、、何でもないよ気にしないで(早口)」
伊之助「…絶対なんかあんだろ、昆布頭」
しのぶ「(すーはーすーはー)で、では説明させていただきます」
三人「(大丈夫か…?)」
【炭・善・伊の訓練】
・全身のもみもぐし
・反射訓練(相手:〈水柱〉義勇 〈霞柱〉無一郎)
・鬼ごっこ(相手:〈蛇柱)伊黒 〈炎柱〉煉獄)
・全長一メートルのひょうたんを吹いて破裂
炭治郎「めっちゃハードですね!? 頑張ろ!」
善逸「ぜ、ぜぜぜ全長一メートルのひょうたんを破裂!? できんの!?」
伊之助「なんか変な奴がいるんだが、どういうことだぁ!」
煉獄「先日の任務で足を負傷した! 一週間の休養が終わったので相手を受け付けた!」
伊黒「…甘露寺が忙しいから代役で来た。それだけだ」
義勇「……呼ばれたから来ただけだ」
無一郎「…同じく」
〜全身のもみもぐし、開始〜
〈仁乃、睦彦チーム〉
仁乃「いだ! いだだだだ」
きよ「力加減はどうですかー?」
仁乃「(ノД`)・゜・。全身の……き、筋肉が、いだだだだ」
睦彦「なん…か、向こうは……相手柱でこっちとの落差がっ! 凄いっ…」
なほ「すみません。何て言ってるか全然分かりません」
睦彦「ぐえええええ!」
〈炭治郎チーム〉
伊黒「耐えろ。これくらいで泣くようなら次から甘露寺とは会わせない」
炭治郎「いだだだだ…どういうっ理屈っです…か?」
伊黒「軟弱な奴は柱に会う権利などないと思え(ぐりぐりぐり)」
炭治郎「だっ…たら…伊黒さんとも…会う権利…ないじゃ…ないですか」
伊黒「何か言ったか?(ぐりぐりぐり)」
しのぶ「気持ちいいですか。いいですよね。だって私がやっていますからね」
善逸「し、しのぶさ…ん、怒りに任せて、いだだ! もみほぐすの…やめてくだざい」
しのぶ「私は怒ってませんよ((# ゜Д゜)」
善逸「そ、そ…の顔が怒ってると…言ってま、いだだだだ!」
伊之助「ぐ、うぇっごほっ(ノД`)・゜・。」
無一郎「何で泣いてるの? こんなに弱いんじゃだめだね。泣くなんてみっともないよ」
伊之助「いだ、いんだよコンチク……ショウ!」
無一郎「そんな弱い挑発に誰かが乗ると思ってるの? 頭大丈夫?」
しのぶ「(チラッ)」
無一郎「(ジーッ)」
双方「(フンッ)」
伊之助「……テメエ…しのぶに…何しやがった、いだだだだ」
無一郎「何もしてないよ」
伊之助「……いだだだだ」
しのぶ「(どの口が言うんでしょうかねぇー)」
ネクスト→まだまだ続く訓練!
しのぶと無一郎は仲直りできるのか?
次回もお楽しみに!
しのぶと無一郎を絡ませて見たら面白くなった気がします!
感想あったら教えてください♪
- Re: 【鬼滅の刃】短編集続編 六人の軌跡 ( No.5 )
- 日時: 2020/03/10 18:18
- 名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)
まさかの無一郎としのぶ…wなにこのコンビおっもっろw
- 第2話「機能回復訓練」(3) ( No.6 )
- 日時: 2020/03/11 07:41
- 名前: むう (ID: Dd/6LLrW)
【大正コソコソ裏話】
「あらぁ、用事が終わって蝶屋敷をのぞいてみたら、しのぶちゃん怒ってるわ。
何かあったのかしら…無一郎くんなんか拗ねてる? 可愛い!」
蜜璃ちゃんが遅れてお手伝いに来ました♪
家事とかを手伝うらしいですよー
〈訓練場 PM3:30〉
〜反射訓練 開始〜
〈仁乃VSアオイ〉
仁乃「よろしくお願いします」
アオイ「こちらこそ」
きよ「反射訓練、初め!」
仁乃「カカカカカカカ(湯のみを素早く抑える)」
アオイ「カカカカカカカ(同じく素早く抑える)」
睦彦「うわ、すげぇ。何が起こってるか全然わからん…」
善逸「仁乃ちゃんの反射速度えげつねぇな。流石、鬼の血を引く者」
伊之助「……それに比べてこっちは…」
〈炭治郎VS義勇〉
炭治郎「カカカカカカカ」
義勇「タタタタタタ」
炭治郎「あ、抜けっ」
義勇「ビシャッ!(薬湯ぶっかけ)」
炭治郎「………」
善逸「やっぱ柱と継子じゃ、全然違うわ…。伊之助、俺トイレ行くわ」
伊之助「お、俺も行くぜ!」
無一郎「何してるの?(二人の腕をつかんで)」
善逸・伊之助「げ……」
〈そのころ仁乃は)
仁乃「タタタタタタ(湯呑みを全部おさえる」
アオイ「手強いですね…。カカカカカカカッあ」
仁乃「抜けた! えいっ(薬湯ぶっかけ)」
アオイ「参りました」
〜仁乃、初日でアオイに勝利〜
かまぼこ隊一同「まじかよぉ」
睦彦「負けていられねぇ! 次は俺が引き受ける!」
〈善逸VS義勇〉
善逸「(うわ、マジかよ。対面しただけでこの威圧感…怖えぇ…)」
義勇「ボー」
しのぶ「はじめ!」
善逸「カッ(抑えられる)カッ(抑えられる)うもう!」
義勇「ビシャッ(薬湯ぶっかけ)」
善逸「開始3秒で負けた…」
〜伊之助も義勇にあっさり敗北〜
〈睦彦VSアオイ〉
なほ「はじめ!」
睦彦「カカカカカカカ」
アオイ「タタタタタタ」
仁乃「わ、すごい。むっくんがアオイさんの動きについていけてる」
睦彦「俺を、なめんじゃねぇぇぇカカカカカカカ」
アオイ「タタタタタタ」
睦彦「抜けた! とりゃああ(まず踊ってから薬湯ぶっかけ)」
アオイ「………」
〈PМ 4:00 訓練終了〉
アオイ「今日は以上です。お疲れ様でした」
かまぼこ隊一同「お疲れ様でした…(ぐったり)」
〜かまぼこ隊一同、寝室へ移動中〜
炭治郎「仁乃ちゃんたちは初日からアオイさんに勝てたんだな。凄いな」
睦彦「まぁな! 俺が初日で負けるはずないからな!(ぜーぜー)」
善逸「息凄いけど大丈夫?」
伊之助「やっぱ無理してんじゃねえか」
睦彦「そ、んなこと……ねぇ(バタンキュー)」
仁乃「む、むっくんが倒れた! 人呼んで人!」
炭治郎「ど、どどどどうしたらいいんだっ」
善逸「とりま、医務室! 医務室行こ!」
〜医務室〜
蜜璃「えーーっと、しのぶ…ちゃん? 中に入れてほしいなぁ」
しのぶ「すみませんが今後、部屋の中には誰も入れない方針です」
蜜璃「えぇぇ? 診察とかはどうするの?」
しのぶ「アオイたちにしてもらう予定です」
蜜璃「うーん。しのぶちゃん……ダメよそれは。こっちはもう大人なんだし…」
しのぶ「だって私は悪くないんですよ? それなのにアイツときたらツンとした顔して。
こっちの気がめいってしまいます」
蜜璃「アイツって、無一郎くん? 何かあったの? 相談とか聞くわよ。同姓なんだし」
しのぶ「………聞いて下さいよ甘露寺さん。実は……(ぐちぐちぐちぐち)」
蜜璃「(うわぁ…こんなに愚痴が多いしのぶちゃん、初めて見るわ…)」
〜トントン〜
炭治郎「し、しのぶさんっ! 睦彦くんが倒れたんです! 診てもらえますか?」
しのぶ「(中から)診ません」
かまぼこ隊一同「えぇえ?」
蜜璃「ごめんね炭治郎くん。しのぶちゃん今、感情の収集が追い付いてないみたいなの」
善逸「まだ引きずってるんですか? 一体何があったんだ…」
しのぶ「診てもらいたいなら、
今すぐにでも無一郎くんを探し出して、私に謝るよう説得なさってください」
伊之助「昆布野郎、しのぶに何したんだよ…らしくねえな」
仁乃「だねぇ……いつもは『なんだっけあの雲…』とか言ってむいくんなのに…」
炭治郎「これがうわさに聞く中二病ってやつか?」
睦彦「………今すっげえ気持ち悪いんだが…」
無一郎「(向こうから歩いてくる)」
かまぼこ隊一同「む、無一郎くんっ!」
無一郎「どうしたの、そんなところで立ち往生して…」
炭治郎「すべては君の決断にかかってるから!」
無一郎「……ごめん、意味が理解できない…」
善逸「実はな、(説明中)」
伊之助「とっとと謝りやがれ! 急にテンション下げられると困るんだよ!」
無一郎「………えぇ…」
仁乃「めっちゃ謝りたくない顔してる…」
無一郎「……だって、僕はあれでも胡蝶さんを心配していたしぃ(タコの口)」
しのぶ「無一郎くん。私の堪忍袋がもう破裂寸前ですが」
かまぼこ隊一同「謝ってください! 睦彦くんの診察がかかってるんで!」
無一郎「わかった……ごめんなちゃい」
蜜璃「……心を込めてない『ごめんなさい』は駄目よ…」
しのぶ「今日は診察を却下します!」
かまぼこ隊一同「責任取れよお前———!」
無一郎「……ごめんなちゃい」
ネクスト→回復訓練、二日目開始☆
次回もお楽しみに!