二次創作小説(紙ほか)

第29話「六新鬼月と無惨」 ( No.121 )
日時: 2020/04/30 17:33
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 ≫120 珠世さんw


 ハイ、六新鬼月目線です!
 作者もちょっとどんなキャラがいたか忘れたので(おい)名前上げときます
 ってことで続きー。

 
 むうのピクシブ漢字辞典                   ・・       
【六新鬼月】→1000年以上前に無惨によって鬼となった上弦の零の鬼6人の総称。
       陰陽師・宵宮家の先祖によって封印されたがまた復活!

 
【上弦の零】

 壱:骸(むくろ)〈女〉
 弐:新羅(しんら)〈男〉
 参:求手名(ぐてな)〈女〉
 肆:銘祈(めいき)〈男〉
 伍:燐月(りんげつ)〈男〉


 −−−−−−−−−−−−−


 〈仁乃が有為の家へと帰っていくのを見て〉

 【屋根の上】

 新羅「ねぇ燐月さん。やっつけなくていいの?」
 燐月「うん、俺も出来ればパクっといっちゃいたいけど、あの方がダメだってさ」
 新羅「なんでだろうね。ボクちょうどお腹減ってるんだけど」

 求手名「そんなの決まってる。アタシたちにまつわる情報が鬼狩りに届けられたから」
 銘祈「……楽しみは後に取っていたほうがいいってことだ」

 燐月「なるほどぉ。でもさでもさ、俺らの計画執行日は確か」
 骸「……執行まであと30分よ」

 新羅「……ふふ、楽しみだな。鬼狩りがどこまで強くなってるか見れるのが」
 求手名「でも30分もダラダラしとくのも性に合わないぜ」
 
          ・・・・・
 新羅「ねえ骸さん。あっちの方の状態は大丈夫?」
 骸「ええ、もちろん。怖いのは、私たちにかかっている呪いだけだわ」

 求手名「あの宵宮家の子孫を食べた。そしたら奴は術を使って消化できなくした」
 新羅「今もボクたちのお腹の中で過ごしてるんだよね。うわ、ちょっとグロいなぁ」

 無惨「……やぁみんな。久しぶりだね」
 六新鬼月一同「!!(ひざまずく)」


 燐月「無惨様、お久しぶりですー。俺の準備は出来てますよ」
 求手名「アタシも、さっきから体がそわそわしてます」
 銘祈「……俺たちの作戦は鬼狩りを倒すのに充分な内容です」

 無惨「そうだ。一つのミスも許されない」

 新羅「まぁ、ミスっちゃうおばかさんはボクが食べますので。
    六新鬼月は唯一、『共食いをする鬼』でもあるからさぁ」

 求手名「燐月なら食べても大丈夫だろ」
 燐月「ちょっと求手名ちゃん?Σ(‾□‾|||)」

 無惨「用意はいいな? ……恐らく鬼狩りのところには宵宮家の生き残りがいる。
    見つけ次第倒せ」

 六新鬼月「御意」

 骸「……私たちはすでに奴らに勝ってるわ」
 無惨「どういうことだ骸。言ってみなさい」
 骸「肝心なところを追及しないわ。私たちは六新鬼月。六人で一つのグループよ」

 燐月「ふふふ。それもそうだね。鬼狩りはやっぱり千年経ってもとぼけてる」
 求手名「六人で一つのグループ。ま、そうだな」
 新羅「まさかまさかぁ、鬼狩りさんが数も数えられないってことないよねぇ」
 銘祈「奴らの茫然とした顔を見るのが楽しみだな」


 無惨「……そろそろ実行に移すぞ。宴は派手にやったほうがいい」
 骸「千年封印されてたまった鬱憤を、今晴らしてやりましょう」
 新羅「おー——!」

 求手名「……じゃあアタシ、行ってくる!(屋根から飛び降りる)」
 銘祈「おい燐月。お前が作る雑魚鬼は少しは強くなったんだろうな」
 燐月「ふふふ。当たり前でしょ」


 無惨「……さあ、宴を始めよう」


 ネクスト→六新鬼月、動きだす!かまぼこ隊と柱、緊急収集!
      次回もお楽しみに!


 もーーーすこしでクライマックスぅぅぅぅぅぅぅ!