二次創作小説(紙ほか)
- 第31話「燐月・銘祈戦:前編」(2) ( No.125 )
- 日時: 2020/05/03 08:57
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
〈燐月・銘祈と対面〉
花子「………さぁ、二人まとめて今晩の鍋にでも入れようかな」
銘祈「俺を食べてもいいが、後悔することになるぜ」
花子「うん、不味いのは目に見えてるから」
つかさ「肉スッカスカなのも分かってる」
銘祈「……お前らなぁ…」
有為「久しぶりですね。ボクは陰陽師・宵宮家のものです。覚悟しろ」
しのぶ「さぁ、行きましょうか皆さん」
かまぼこ花子隊一同「はいッ」
〜一斉に押しかかろうとしたところで声がかかり〜
・・・・・・・・・・
燐月「君が、あの方が言っていた陰陽師の子孫だね。君のお兄ちゃん、すっごく美味しかったよ」
炭治郎「……お前、何を言ってる」
燐月「あと少しで負けそうだったのにさ、体力切れしちゃったのが惜しかったなぁ」
有為「……今、何て言いましたか」
善逸「…………有為ちゃんのお兄さんがどうした」
銘祈「お前の兄、宵宮十郎だっけ。すぐに倒れたから全員で吸収したんだぜ」
有為「………え」
睦彦「おい、それ以上言うな。殺すぞ(剣を突きつけて)」
燐月「でもアイツ、吸収される寸前で自分に術かけて、吸収できなくしたんだよね」
銘祈「お前の兄はいまも俺たちの腹の中にい」
〜ブンッ〜
〜バンッ〜
無一郎「おい。いい加減にしろよ糞野郎が(石を投げつけて)」
玄弥「くたばれっ!(バンッ←銃)」
燐月「……痛いなぁ。弱い者いじめはダメって教わらなかった?」
カナヲ「……どの口が言う」
有為「………そんな、そんなの、嘘に決まって…」
燐月「救われない運命だったよねぇ。彼の弟の茂吉君が後を追って、俺らに食われて」
仁乃「………………黙れ!! 有為ちゃんのお兄さんを悪く言うな!」
伊之助「テメエら許さねえ。絶対に倒してやる」
有為「兄さんたちが、お前らに吸収された? 喰われた?」
善逸「……う、有為ちゃん?」
つかさ「だ、大丈夫な…」
有為「絶対に、オトシマエをつけてやる(ギロリ)」
燐月「やってごらんよ。じゃあまずは籠手試しで。血鬼術…不死の魂獣(こんじゅう)」
〜燐月が指を鳴らすと、大量の雑魚鬼が現れ〜
雑魚鬼「グルルルル……」
しのぶ「!! あの鬼、確か、この前のっ」
銘祈「そうだ、柱を襲った不死の操り人形。斬っても死なないし傷すらつけられない鬼」
善逸「……そ、そんなもの、どうやって倒すんだよ…」
花子「大丈夫だよ我妻。俺に任せて。七不思議を舐めちゃダメだよ」
つかさ「そうだよー。普は強いからねー」
伊之助「不死だろうが知ったこっちゃねえっ! 行くぞお前ら!」
かまぼこ花子隊一同「おうっ」
銘祈「おい燐月。こんな連中に使う時間がもったいない。さっさと片付けて骸様のところへ」
燐月「分かってるよ銘祈くん。—俺、本気だから。行け、人形たち!」
雑魚鬼「ウがぁぁぁぁぁぁぁっ」
光「ハァ。ハァ。やっと追いついたってうわあああああ!何か来たぁぁ!」
かまぼこ花子隊一同「光くんっ(少年!)」
光「は、早く攻撃しないと…。エイッ」
※しーーーーん
光「あ、そうだ俺の錫杖、封印されてたんだったぁぁぁ! はがれろ、この紙っ(ぺりぺり)」
雑魚鬼「グルルルルッ ウガァッ」
仁乃「光くん危ないっ。血鬼術…爆黒炎っ!」
雑魚鬼「ギャッ(炎を食らったが即回復)」
仁乃「チッ。やっぱりあまり効かないな。厄介すぎる」
光「花子ぉ! この『封』の紙はがせよっ。今やらなくてどうするっ(ぺりぺり)」
つかさ「(ぺりっ)はい、取れたよー」
光「おお、やっとこれで俺が本格的に戦える———!」
花子「つかさ。—で——して。お願い」
つかさ「……了解」
雑魚鬼「がぁぁぁぁっ(牙をむき出して飛び掛かってくる)」
花子「蹴散らせ、白状代っ!(ビュンッ)」
〜閃光が放たれ〜
雑魚鬼「ギャッ(数メートル先まで飛ばされる)」
燐月「くそっ。やるねぇ」
炭治郎「花子くん、つかさくんは?」
花子「準備中。気にしないで。行くよ」
かまぼこ花子隊一同「おう!」
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:かまぼこ隊の好きな物は?
炭治郎「俺はタラの芽。苦みがあっておいしいんだ」
仁乃「好みが渋いね炭治郎さん。禰豆子は何が好き?」
禰豆子「ムームー!(金平糖の瓶を突き出す)」
花子「……金平糖か。竈門妹、鬼なのに食べれるの?」
禰豆子「ムームー…」
善逸「人間に戻れたら俺がいっぱい買ってあげるよ♪」
善逸「俺は高いものならなんでも好き。寿司でしょ、ウナギでしょ」
睦彦「贅沢な好みだな…」
伊之助「おれは天ぷら!」
寧々「伊之助くんのも贅沢なやつだねっ」
光「ふぅん。仁乃ちゃんと睦彦は?」
仁乃「え、えっと、わらび餅が好き」
蜜・仁「もっちもちが溜まんないの〜〜」
仁乃「え?(隣を見て)」
蜜璃「あ、あらやだごめんなさい私、担当時間間違えちゃったっ」
花子「まぁ人数は多い方がいいし、甘露寺さんも良かったら話そうよ」
蜜璃「そ、そう? ありがとうっ」
光「睦彦、お前何が好きなの?」
睦彦「え。えっと、わさび漬け」
一同「お前も好み渋いな!!」
炭治郎「ふんふんなるほど。じゃあ花子くんは?」
花子「お、俺!? …………ナツ」
善逸「声小っちゃくて聞こえん。何て?」
花子「…………ドーナツが、好き///」
蜜璃「かわいい!」
仁・睦「何でそこまで恥ずかしがってるの」
光「さぁな。よく分からない」
寧々「花子くんってよくわかんない所が多いのよ」
一同「今回はおしまい。次回のこのコーナーをお楽しみに!」
ネクスト→戦闘開始☆次回もお楽しみに!