二次創作小説(紙ほか)

第5話「お久しぶりです」 ( No.20 )
日時: 2020/03/17 17:59
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 【伊之助サプライズパーティーから一週間後】

 きよ「(外で箒を片手に掃き掃除をしている)」
 なほ「(同じく掃除中)炭治郎さんたち、最近は自己鍛錬を頑張ってるよね」
 すみ「(同じく掃除中)
    任務の指令もないし、仁乃さんや睦彦さんも常中が使えるようになったからね」
 きよ「今日は庭で、木刀で手合わせしてたね。どっちかの木刀が折れたらダメなルールで」

 〜と、遠くから誰かが走ってくる〜

 きよ「誰だろう……げ」
 なほ「ああ……確か来るって言ってたね」
 すみ「どうしよう…すっごく怒ってるみたいだけど…」

 はがねづか「(ダダダダダダ)おい、竈門炭治郎と胡桃沢仁乃という人間を知らないか
       (手に包丁がキラリ)」

 三人「いません」
 はがねづか「何だと? いるだろう、呼んで来い」
 きよ「(ど、どうする……?)
 なほ「(はがねづかさん、すっごく怖いけど…)」
 すみ「(い、一応呼ぼうか…)す、すぐに呼んで来ますね」

 〈庭、かまぼこ隊・木刀で手合わせ中〉

 【炭治郎VS睦彦】

 炭治郎「水の呼吸・弐ノ型 水車っ!!」
 睦彦「威力が落ちてるぜ! 光の呼吸 伍ノ型 斜光斬り!」
 炭治郎「陸ノ型 ねじれ渦!」
 睦彦「漆ノ型 柳暗花明!」

 善逸「(素振り練習中)うわぁ……すげえなあいつら(ブンブン)
    しっかし、鍛錬きついし死ぬわぁ…」

 【伊之助VS仁乃】

 伊之助「ハッハァ! そんな小せえ体で、短刀! 長刀に変えたほうがいいぜェ!」
 仁乃「舐めんな!! 血鬼術・爆黒炎っ!」
 伊之助「うおおおおっお前やめろそれはっ(とっさに避ける)」

 善逸「(あっちはあっちで修羅場へと化す)ブンブン」
 ???「オイお前」
 善逸「へ?(振り向いて)ギャアァァァァァ! 包丁はやめてくださいっっ!」
 はがねづか「俺は、はがねづかというものだ。竈門炭治郎と胡桃沢仁乃を連れてこい」
 善逸「は、はいっ今すぐ!」


 善逸「炭治郎————仁乃ちゃ—ーん!」
 炭治郎「どうした善逸。汗だくだぞ大丈夫か?」
 仁乃「何かあったの?」
 善逸「あ、あ、あ、あそこ」
 炭治郎・仁乃「(善逸が指さしたほうを見て)ギャアァァァァァ!はがねづかさんっ!」

 はがねづか「よくも折ったなぁぁぁ! 俺の刀を!」
 炭治郎「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ! で、でも敵が強くて…」
 はがねづか「ハイハイハイハイ、言い訳ご無用! お前刀折りすぎだよ(ポコポコポコポコ)」
 炭治郎「す、すみません……」

 睦彦「何だ、あのひょっとこジジイ」
 伊之助「やべぇゼアイツは。包丁振り回しながら猛進してきたことがある」
 睦彦「やべぇぇ奴だ!!」

 はがねづか「あとおまえな! 担当者が俺に代わってすぐに刀折るな! 馬鹿野郎!」
 仁乃「す、すみませんでしたっ」
 はがねづか「お前の刀はな、短刀だぞ短刀! 普通の刀よりも短いんじゃ分かるか!
       だから扱いには気をつけろって言ったよなもう忘れたのか鳥頭!!」
 仁乃「ご、ごめんなさい……」

 はがねづか「(二人の頭をボコボコ殴りながら)ホラ日輪刀じゃボケ! さっさと抜けコラ!」
 炭治郎・仁乃「は、はい(刀を鞘から抜いて)」

 炭治郎「はへぇ……凄い…(刀が黒く染まっていく)なんか輝きが違う…」
 仁乃「うわぁ綺麗…(刀が薄紫に染まっていく)」

 はがねづか「前もこんなふうなリアクションして結局折ったよな! 呪ってやるぅぅぅ!」
 善逸「ちょ、ちょ、ちょ、包丁振り回すのやめてください死ぬから!」
 睦彦「……(はがねづかに歩み寄って)うっさいわあああああ(スーパーキック)」
 はがねづか「グへ」

 かまぼこ隊一同「人、蹴ったぁぁぁ!」

 睦彦「……チッ。全く。神経質なおっさんだな。おーいアオイさーん? 怪我人!」
 仁乃「む、む、むっくん……ありがとう、でもごめん、それはないわ…」

 アオイ「(スタスタ)どなたが怪我されましたか?」
 はがねづか「ゴホッゴホゴホ」
 アオイ「なるほど。病室に連れて行きますね(はがねづかを背負って病室へ)」

 かまぼこ隊一同「き、危機は去った……」


 ネクスト→鴉による指令、やっと入る!
      柱たちやアオイたちとの別れ、そして新たなステージへ!
      次回もお楽しみに!

 危機は去ったのか……?(←自分で書いて自分で疑う人w)