二次創作小説(紙ほか)
- 第41話「骸と、最後の鬼:前編」(2) ( No.203 )
- 日時: 2020/07/29 17:01
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
【戦闘開始!】
〈かまぼこ隊side〉
炭治郎「よし、かまぼこ隊、行くぞ!」
善逸「お、俺、ちょっとトイレに…」
有為「このシーンで逃げる気ですかタンポポ野郎」
善逸「うっ、わ、分かったよぉ…」
睦彦「そうだぞ善逸。俺の足を見てみろ、片足義足だぞ?」
炭治郎「戦えるのか?」
睦彦「当たり前だ。よし行くぞみんな…いだだだだ」
伊之助「本当に大丈夫かお前」
睦彦「大丈夫だって。いざってときは胡桃沢が俺の右足になってくれるんだろ?」
仁乃「へっ?」
善逸「頼むぞ仁乃ちゃん!」
仁乃「……任せろ」
炭治郎「行くぞかまぼこ隊! ファイト—!」
かまぼこ隊一同「オー!」
〈柱side〉
しのぶ「とうとう、ラスボス戦ですね。調子はどうですか冨岡さん」
義勇「………………」
しのぶ「何とか仰ってくださーい」
伊黒「そういえば甘露寺はどこに行った。不死川、お前と一緒にいたんじゃないのか」
宇髄「? そういえば、いつからかアイツの声が聞こえなくなったな」
伊黒「!! すぐに探せっ」
蜜璃「あ、みんなーッ。不死川さん、歩くの速くて。なかなか追いつかなかった」
無一郎「甘露寺さん、良かったです」
実弥「甘露寺、ちゃんとついて来いよォ」
煉獄「よし、柱一丸となって頑張ろうではないか!」
柱一同「はいッ」
〈花子隊side〉
花子「じゃ、八尋。また、よろしくねぇ(ニッコォー)」
寧々「へ? な、何をさせる気っ?」
光「おい花子、何を企んでるっ。吐けコラ」
花子「べっつにぃー」
つかさ「よいっしょ(寧々の背後から飛び出して)」
寧々「!!?」
つかさ「えいっ」
バシャ———ッ
光「え、ちょ、おいっ」
寧々(魚)「どういうことか説明して! 皆誤解してるかもしれないけど私は人間なのよ!」
つかさ「……人間がすぐ死ぬから、君は水槽の中にいれば襲われないでしょ」
花子「戦闘終わったら出すからさ。しばらく中にいてくれないかな」
寧々(魚)「他に何かないの? 私が出来ること」
花子「そうだねぇー。俺の応援? ウチワもって『フレーフレー』って」
光「花子、お前先輩のこと、バカにしてるだろ」
寧々(魚)「もう知らないっ」
骸「ゴチャゴチャうるさいわね。血鬼術・万象の呼吸」
カナヲ「? 呼吸ってことは…」
骸「(背中から剣を抜く)この血鬼術は、全ての呼吸が使えるようになるのよ」
一同「セコい!!!」
骸「……水の呼吸・壱ノ型 水面斬り(ビシャッ)」
ゴゴゴゴゴゴゴ
バキンッ(地面が割れる)
炭治郎「うわぁぁぁぁっ。一振りだけでこの威力っ」
無一郎「とにかくみんな、この鬼から離れよう」
玄弥「チッ。バンバンッ(←銃撃)」
骸「悪いけど効かないわ。私の肌は刀並みに硬いのよ」
玄弥「クソっ。どうする? このままだとジリ貧だぜ?」
善逸「ねぇもう逃げようよ。ねえ、それがいいって!」
仁乃「あの、思うんだけど全部の呼吸が使えるんでしょ、あの鬼」
しのぶ「そうですが、それがどうしたんですか?」
仁乃「自分と同じ技なら、辛うじて受けられると思うの」
睦彦「つまり、敵が自分と同じ呼吸を使っていると気づいたときには、」
花子「全力で攻めに行くってことね。了解。俺たちはサポートに回ろう」
つかさ「それだったら何とかなるかも」
光「よし、やってみようぜ皆!」
有為「ですがあの威力。ではボクは祓魔術で、敵の攻撃の威力を和らげますね」
蜜璃「頼んだわよっ」
炭治郎「禰豆子、兄ちゃん頑張るからな(ニコッ)」
禰豆子「(箱の中)ムームー♪」
〜全員、一斉に駆けだして〜
骸「花の呼吸・伍ノ型 徒の菊薬(ビュンッ)」
カナヲ「花の呼吸・肆ノ型 紅花衣(ビシャッ)」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
有為「祓魔術・拾の神 天ノ目 境界操作!」
骸「っ!? 術の威力が弱まったわね。あなたの仕業?」
有為「ええ。あなたの技は危険すぎます。陰陽師のボクが責任もって、威力を緩和します」
骸「……そう。じゃあまずは貴方から死んでちょうだい」
骸「月の呼吸・捌ノ型 月龍輪尾(ビシャッ)」
睦彦「どわぁぁぁっ(骸の技で発生した突風により遠くへ飛ばされ)」
仁乃「血鬼術・暗黒の魔手!」
〜魔手が睦彦の腕を掴んで〜
仁乃「むっくん捕まって!」
睦彦「おうっ。えいっっ(バク転して着地)。いだだだだッ」
累「無理しちゃダメだよ。ケガしてるんだから」
花・つ「蹴散らせ、白状代・黒状代!!!(ビュンッ)」
骸「何かしら。人魂? 面白い。雷の呼吸…」
善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・六連(ブンッ)」
睦彦「光の呼吸・八ノ型 光照剣舞・壊!(ブンッ)」
カキンッ
睦彦「(刀で受け止めて)いっけぇお前ら、やれ———ッ」
花子「白状代、いっけええ!」
〜閃光が駆けぬけて〜
骸「キャッ(爆風に巻き込まれる)」
光「今だ。いっけぇ黒鶴———ッ、そして俺———ッ(黒い折り紙で折った鶴を投げる)」
蜜璃「行きましょう伊黒さんっ」
伊黒「言われなくても、やってやる」
ネクスト→骸VSかまぼこ隊・柱・花子隊!
次回もお楽しみに!
【大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話タイム
むう「みなさんこんばんにちは、今日のゲストはこの方です!」
桜「みなさんこんにちは、七峰桜です」
むう「はい、よろしくお願いしますm(__)m」
桜「お手柔らかに頼むわ」
むう「私ね、桜ちゃんの紅茶とかお菓子、ずっと食べてみたかったの^^」
桜「そうなのね。紅茶持ってきたけど飲む?」
むう「ありがたく頂きまーす♪」
むう「(ゴクゴク)ナニコレ、モモの匂い」
桜「白桃紅茶よ。お口に合えば嬉しいわ」
むう「と———ってもおいしいです。桜ちゃんて本当に悪役?」
桜「疑うのなら、彼岸(あの世)に連れて行ってあげるわ(ニコ)」
むう「ヒィイイ怖いっ」
桜「大丈夫よ。いいところだから」
むう「どこが!??」
桜「確か、『はくれい』何とかさんがいたんじゃないかしら」
むう「それ、幻想郷ですから。霊夢ですから。あの世と一緒にしないでくださいませ」
桜「フランとかチルノとか、パチュリーとかいたわよ」
むう「東方プロジェクトじゃないですか———っ」
桜「こうまかん、っていう場所があるのよね、彼岸には」
むう「それ、紅魔館ですから。まんま東方ですから———ッ」
桜「鬼もいるわよね」
むう「吸血鬼のフランの話ですか!??」
フラン「何のお話してるのー?」
むう「本人登場しちゃた…」
霊夢「あの世を桃源郷と間違えないで頂戴」
レミリア「うんうん」
パチェ「そんなことも分からないなら本でも読んだら?」
桜「そうね。夏彦、本を持って来て、今すぐ」
ルーミア「夏彦って奴ってあの人間か? 食べてやったけど良かったのか?」
むう「ギャァァァァァ!」
魔理沙「……ドンマイだぜ」
二人「次回のゲストは【日向夏彦】です。次回もお楽しみに!」
- 第41話「骸と、最後の鬼:前編」(3) ( No.204 )
- 日時: 2020/06/06 21:16
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
今日はもう1話更新しますー。働き者ですね。
ラスボス戦で戦闘も激しくなってきています。
好きなキャラが傷ついたりするのは嫌ですが、何しろ鬼が居る世界なので…。
ということで、怪我人出ても恨まないでください(泣)
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光「いっけぇ黒鶴———ッ、そして俺———ッ(黒い折り紙で折った鶴を投げる)」
蜜璃「行きましょう伊黒さんっ」
伊黒「言われなくても、やってやる」
〜折り鶴が骸の方へと飛んでいく〜
炭治郎「何だあの鶴は」
花子「ま、見てなって。竈門はいつも通りやればいいよ」
無一郎「よく飛ぶねあの鶴。負けていられないや」
寧々(魚)「むいくん、何に対抗心燃やしてるの?」
骸「折り鶴? 四季の呼級・参ノ型…」
鶴「(ボウンッと音を立てて黒い煙に代わる)」
骸「!!?」
つかさ「やっほー驚いた? 桜に準備してもらったんだよねー」
骸「……血鬼術……」
つかさ「遠慮なく、グチャっと行くよー。(グチャグチャグチャグチャグチャ)」
善・睦・光「…………Ω\ζ°)チーン」
蜜璃「信じられない。何てことしてるのこの子」
有為「花子くんもどきは、あれで普通ですから。怖いですよね」
桜『またあの子、素手で敵を殴っているのね。ハァー』
夏彦『じゃ、みんな。つかさがヤッてる隙に攻撃ヨロシク☆』
炭治郎「よし行くぞかまぼこ隊!」
善逸「マジで? マジで行くの? 死ぬよォ〜」
伊之助「何だコイツ。気持ちわりぃ奴だな」
善逸「お前に言われたくないわ!」
仁乃「さぁ、行くよ!」
睦彦「よしっ。(刀を構えて)。つかさ、そっちはどう……」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
グチャグチャグチャグチャグチャグチャ
ドスッッッッ
「……………あれ?」
ボタッッ
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
花子「!!」
光「嘘………だろ?」
しのぶ「………!!!」
寧々(魚)「そんなっ」
花子「つかさ—————!」
つかさ「あ……普……なんかおかしいんだよ…血がね、止まんない…何で?」
炭治郎「!!」
睦彦「マジかよ」
仁乃「つ、つかさくん。お、お腹に、穴が、開いてっ…」
骸「しつこいわね。あなたのせいで回復にも手間取ったわ」
つかさ「ね、ねぇ何で? 殴ったんだよ、グッチャグチャに。あれ、何でだろう…」
光「おま、お前早く止血しろっ。なんかハンカチとか、包帯とか使ってっ」
つかさ「ゆ、幽霊に効く薬なんてないと思うんだけど…」
〜つかさの体が、ゆっくりと空から落ちてきて〜
煉獄「つかさ少年! 大丈夫か! 何があった!!?」
花子「あまり動かさないで。つかさ、大丈夫? どうしたの?」
累「僕が見てるよ」
骸「お腹を射抜いただけよ。心臓からは離れた位置を狙ってあげたわ。感謝なさい」
無一郎「お前、よくも……っ」
仁乃「やめてよ…もうこれ以上人が傷つくのは嫌だ…っ」
睦彦「それは無理だ胡桃沢。鬼殺をしている以上、怪我は不可避だ」
仁乃「じゃあどうすればいいの? 大切な人が、みんな死んじゃう…」
善逸「多分、俺たちに出ることは、命を懸けて剣を振るうことしかないと思う」
カナヲ「……もうこれ以上怪我人を出さないためにも、戦うしかない」
伊之助「しみったれた顔すんな! フワフワ野郎をあんな風にした鬼を倒すだけだろォ!」
炭治郎「そうだよな。そうだよ。みんな、やるしかないんだ」
光「俺はアイツの事嫌いだ。でも、やらなきゃいけないときはあるっす」
しのぶ「……やりましょう。つかさくんのためにも」
柱一同「おうっ」
花子「みんないい? 今回は俺に仕切らせてほしい」
義勇「……花子……」
花子「弟をあんな風にされて、悲しまない兄はいないよ」
花子「(包丁を取り出して)絶対に許さないっ」
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【一方放送室メンバー】
桜「夏彦、私は七番の元へ急ぐわ。あとはよろしく頼むわね」
夏彦「ちょ、お嬢? 噂の改変はどうすんの?」
桜「ラジオを持っていって、あっちにいる八尋さんとやるから大丈夫よ」
夏彦「あ、ちょ、ちょっと待ってお嬢!」
桜「じゃ、頼んだわよ(バタン)」
夏彦「………行っちゃた……。なんだかんだで、つかさのこと心配しているのかな」
夏彦「……そんなこと言ってる場合じゃない! どうしよどうしよっ」
珠世「あら夏彦さん。困っているんですか? ならこれを飲むといいですよ」
夏彦「何、この薬」
珠世「さぁ。でも、必ず役に立ちますから。桜さんも飲んでましたし」
夏彦「えええええっ!!?」
夏彦「大丈夫かなぁ。取りあえず俺も毒見しとこう(薬を飲む)」
珠世「フ(ΦωΦ)フフフ…」
夏彦「怖いってば、珠世さん。あ、そうそうお嬢! 早く追いかけなきゃっ」
バタンッッ
ネクスト→つかさがまさかの怪我。怒りに燃えるかまぼこ花子隊。
次回もお楽しみに!
【大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話
夏彦「ハァ……フゥ…あ、夏彦です。よろしく…」
むう「お疲れ様です」
夏彦「お嬢、足速くて捕まえられないよ」
むう「そうなんですか。あ、さっき桜ちゃん、ゲストとして出演してましたよ」
夏彦「お嬢、俺には七番のとこに行くって言っといて何してんの!」
むう「なんか、あの世と幻想郷を間違えてるようだったので、真実を伝えといてください」
夏彦「りょーかい☆」
むう「夏彦先輩って、巻き込まれやすい体質ですよねぇ」
夏彦「そーお? やっぱアレかな? みんなの…愛」
むう「いいや、全然違うと思います」
−−−−−−−−−−
ゲストコーナーが好評なので、このコーナー続けます!
次回は、東方プロジェクトより【博麗霊夢】をゲストにお招きします。
次回もお楽しみに!
- 第41話「骸と、最後の鬼:前編」 ( No.205 )
- 日時: 2020/06/05 17:17
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
あー、つかさ強いのになぁ…。
頑張れ皆——! 骸に負けるんじゃね———!(作者も応援)
−−−−−−−−−−
〈累side〉
累「大丈夫、君? ちょっと待ってね。珠世から渡された薬があるから」
つかさ「あ、うん……うっわ〜俺のお腹の中すっけすけだ…」
累「穴空いてるからね。これが人間だったら死んでたよ」
つかさ「幽霊も、此岸で死ぬと、生まれ変わったりできないんだって」
累「待って。今君に効く薬探しているから」
ポイッポイッポイッ
累「えっと、これは血鬼術が使えるようになる薬で、こっちは鬼用の回復薬で、」
つかさ「桜の紅茶が飲みたい…」
累「無理だからね? それでこっちが人間用の点滴薬で、あ、あった!」
つかさ「それ幽霊にも効く薬?」
累「『お化け全般に効くよ、絶対』てラベルに書いてあるから大丈夫。はい」
つかさ「効くよ絶対って…ま、いいや(ゴクッ)」
累「じゃ、僕は戦闘に参戦するから、愈史郎、あとはよろしく」
愈史郎「ハア? 俺は珠世様の元に今すぐにでも」
累「怪我人を前にして、そんなこと言っていいの?」
愈史郎「うッ、しょうがない。オラ幽霊、見てやるから」
つかさ「………桜のドーナツ食べたい」
愈史郎「こいつ、もう元気じゃないか?」
〈かまぼこ・柱side〉
骸「風の呼吸・壱ノ型 塵旋風・削ぎ」
実弥「風の呼吸・伍ノ型 木枯らし風!!(ビシャッ)」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
蜜璃「うわぁっ。(大きくよろめいて)いちいちこれじゃあ埒が明かないわ」
有為「もうちょっと辛抱してください! こっちで威力を最小限に抑えるので!」
骸「音の呼吸・参ノ型 響斬無間(ビシャッ)」
有為「祓魔術・音の神 爆轟!!」
ビリリリッ
骸「!!? なにこの震動っ」
有為(皆さん聞こえますか? 念話発動中です)
花子(ちゃんと聞こえるよ)
悲鳴嶼(……大丈夫だ。ご教示願う…南無阿弥陀仏)
有為(只今、祓魔術を使って『鬼にだけ伝わる震動』を発生させました。やるなら今)
善逸(了解。行くぞ皆!)
一同(おうっ)
義勇「……水の呼吸・拾壱ノ型 凪」
骸「!?(慌てて体をひねって回避)いつまで続くのこの揺れ!?」
しのぶ「蟲の呼吸・蝶ノ舞・戯れ!(グサッ)」
骸「なにこれ、毒? そんなもの、ものの数分で…」
しのぶ「みなさん、私はここで毒を入れ続けますので後は頼みますっ」
睦彦「了解っ。いくぞ光属性———ッ」
善・光「(駆け出して)」
睦彦「光の呼吸・玖ノ型 閃光爆裂!(ビシャッ)」
善逸「雷の呼吸…壱ノ型 霹靂一閃!(ドドドドドンッ)」
光「おりゃあああっ。食らえ雷霆杖の力!」
〜光、錫杖を骸に向かって投げる〜
ドスッ
骸「! ぐ…うぐぐぐ…」
光「抜けねえだろ。お祓い屋の家宝だからな!」
炭治郎「よし、今のうちに!」
仁乃「血鬼術・爆黒炎!」
禰豆子「(箱から飛び出して)血鬼術・爆血!」
ごうっっ
花子「アイツを倒せ白状代っ(ビュンッ)」
〜白状代が骸の方へ飛んで行って〜
柱一同「いけええええええええっ!!」
骸「助けて、彼岸(ひがん)!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
バシッ
骸「(ゆっくりと目を開けて)流石ね」
??「自分の命くらい自分で守りなさい。バカな妹ね」
伊黒「同じ顔の鬼が二人…?」
実弥「双子、か?」
煉獄「さては、この鬼が二体に分裂したのか?」
彼岸「炎柱が正解よ。そもそもこんな簡単な問題、すぐに答えれなくちゃダメよ」
骸「上弦の零は六人よ。でも一番下が『伍』」
彼岸「一人足りないと気づかなかったのかしら」
炭治郎「クソ、気づかなかった!」←正直
伊之助「そんなもん知らねえよ!」←性格
睦彦「怪我してるから、ちょっと頭が回らないっ」←言い訳
彼岸「さて、今度は二人でいこうかしら」
骸「そうね。あ、そうだ彼岸。あそこで倒れている幽霊(つかさ)と陰陽師は食べていいわ」
彼岸「あらそう? じゃあ遠慮なくいただくわ」
タッタッタッタ(足音)
宇髄「地味に誰かが来たようだな」
しのぶ「珠世さんでしょうか? それともアオイ?」
蜜璃「いいえ、違うわ」
桜「……ふぅー。悪役登場よ」
花子「七峰!?」
寧・光「七峰先輩!? なんでここにっ」
つかさ「桜だぁっ。桜————っ」
夏彦「お嬢———。ちょ、ちょっと待って。何する気?」
桜「七峰桜、行きます」
夏彦「だから何を!?」
彼岸「おもしろい。骸、さっさとやってしまいなさい」
骸「言われなくてもそのつもりよ」
桜「………—つ」
彼岸「? なぁに、声が小さくて聞こえないわ」
骸「さあ、早くやっつけてしまいましょう」
桜「血鬼術・花弁舞桜(かへんぶおう)!!」
〜大量の桜の花びらが骸と彼岸へと飛んでいき〜
一同「ええええええええっ!?」
ネクスト→衝撃展開(だよね)?
次回もお楽しみに!
大正コソコソ噂話が出来なくてごめんなさーい。