二次創作小説(紙ほか)
- 第42話「骸と、最後の鬼:後編」 ( No.211 )
- 日時: 2020/06/08 20:27
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
全員参戦だぜ———!
オールスターって楽しいよね。
−−−−−−−−−−
つかさ「(立ち上がる)うん、治ったかな。ちょっと傷口が痛いけど」
愈史郎「珠世様の開発した薬はすごいだろう」
つかさ「うん。凄いね、ソンケーするよ!」
かまぼこ花子隊一同「(ホッ)」
花子「つかさ、本当に平気?」
つかさ「平気だよー。ちょっとビックリしたけどもう平気」
夏彦「七不思議を拳骨一発で殺した奴がアッサリやられるとねぇ」
寧々(魚)「よかったぁ〜。死んじゃうかと思った…」
桜「さて八尋さん、準備に取り掛かりましょう」
寧々(魚)「はい!」
蜜璃「ちょっと貴方。こんな可愛い子を虐めるなんて許さないわ!」
累「同意する。君は刻んであげる」
実弥「おい鬼。さっきはよくもやってくれたなァ?」
骸「あら、もう回復したのね。ずっと倒れてても良かったのよ」
善逸「あ、アイツは腹に穴空いても紅茶飲むとか言ってた精神強い奴です」
彼岸「そうなん、だ!」
〜ブンッ〜
善逸「ギャァァァァァッ いきなり飛び掛からないでぇっ(回避)」
蜜璃「善逸くん、私が守るからね!」
有為「ボクはここで威力を緩和します!」
一同「了解!」
蜜璃「恋の呼吸・壱ノ型 初恋のわななき!(ビシャッ)」
悲鳴嶼「岩の呼吸・参ノ型 岩窟の肌!(ドカンッ)」
無一郎「霞の呼吸・弐ノ型 八重霞(ブンッ)」
骸「血鬼術・伸指斧(しんしおの)」
〜骸の指が一メートルくらいに伸び〜
骸「切り裂いてやるわっ(腕を振り回す)」
炭治郎「あがッッ うっ」
睦彦「炭治郎—−−っ」
禰豆子「ムームー!!(お兄ちゃんっ)」
彼岸「やるわね。このまま攻撃を続けましょう」
骸「分かったわ。彼岸、あの血鬼術は使わないの? もったいないわよ」
彼岸「楽しみは後に取っていた方がいいでしょう?」
骸「確かにそうね」
アオイ「炭治郎さん、大丈夫ですかっ。立てますか?」
炭治郎「フー。大丈夫。ちょっと擦り傷になっただけだから」
光「無理すんなよ!」
炭治郎「分かってる。でも、ぶっちゃけやっかいな術だな」
伊黒「取りあえず、今のところは攻撃をかいくぐって接近するしかなさそうだな」
義勇「だな。胡蝶、毒の準備は?」
しのぶ「OKです。任せてください」
花子「七峰が合図したら全員で行くよ。タイミング間違えないで」
伊之助「おりゃああ! 伊之助様のお通りじゃァ!」
仁乃「(屈伸運動)よし…」
睦彦「(右足に巻かれた包帯を巻きなおして)」
桜「ラジオの電源入れて。ナッツンは血鬼術の発動お願い」
ナッツン「はいはい」
寧々(魚)「わ、私、噂の内容考えましたっ」
桜「さすがね。(ヘッドホンを装着しながら)ナッツン、行くわよっ」
ナッツン「じゃ、行くよー☆」
〜カチャリ〜
寧々(魚)「こんな噂知ってますか?」
怖いこわぁい人食い鬼。
それに立ち向かう隊士たちのお話を。
人食い鬼に攻撃されることがあるかもしれません。
でも、きっと大丈夫。
隊士たちの体から放たれる光は、攻撃を跳ね返してくれるでしょう
放送室メンバー一同「こんな噂知ってますか?『絆魂の光』」
煉獄「なんだこれは! 身体から光が!」
宇髄「派手でいいじゃねえか。感謝するぜ」
桜「みんな、今よ。真っ直ぐ向かって!」
炭治郎「ヒノカミ神楽・円舞!」
禰豆子「血鬼術・爆血!」
善逸「雷の呼吸…漆ノ型 火雷神!」
伊之助「獣の呼吸・壱ノ型 穿ち抜き!」
仁乃「四季の呼吸・陸ノ型 夏越!」
睦彦「光の呼吸・参ノ型 暗暗流打!」
玄弥「バンバンッ(銃撃)」
カナヲ「花の呼吸・陸ノ型 渦桃!」
義勇「水の呼吸・肆ノ型 打ち潮」
しのぶ「蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞 真靡き!」
蜜璃「恋の呼吸・伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪!」
伊黒「蛇の呼吸・伍ノ型 蜿蜒長蛇」
宇髄「音の呼吸・壱ノ型 轟!」
煉獄「炎呼吸・玖ノ型 煉獄!」
実弥「風の呼吸・捌ノ型 初列風斬り!」
無一郎「霞の呼吸・陸ノ型 月の霞消!」
悲鳴嶼「岩の呼吸・弐ノ型 天面砕き」
夏彦「かーらーの、血鬼術・陶酔の風」
骸「あれ……なんか、足元がおぼついて…(ドサッ)
ネクスト→みんなは骸を倒したのか? 次回もお楽しみに!
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話タイム
むう「はい! そこ座って! 正座ね」
花子「……今日はなんかツンツンしてない?」
つかさ「確かに。で、何するのむう」
むう「ってことで映姫、よろしく頼むね」
映姫「花子。貴方は、ひょうひょうとしすぎる」
花子「え、何いきなり」
むう「四季映姫・ヤマザナドゥは、町でお説教して回ってる閻魔様だよ」
花・つ「え、つまり今から俺たち怒られんの?」
映姫「花子、ポケットに入ってるものを述べなさい」
花子「やだよ」
映姫「この鏡を見て(手鏡を花子に渡して)」
花子「…ポケットに入ってるものはエロ本とエロいこけしと、人魚の鱗です」
※映姫の鏡を見たら嘘はつけない
映姫「花子、貴方は八尋を好きすぎる」
花子「それ、怒られるべきこと? むしろしかるべき相手はつかさじゃない?」
映姫「貴方は、八尋に突然キスをして、八尋を虐めたでしょう」
花子「………ちが、違うよ! いや、違わないけどっ」
映姫「花子、お前は、エッチなトイレの花子さんとして生きていくつもり?」
花子「そんなこと思ってないもんっ」
映姫「つかさ、貴方はサイコパス過ぎる」
つかさ「そーお? 普通だと思うけど」
映姫「敵をグッチャグチャに殴って、その上人の命も惜しまない」
つかさ「俺ねえ、人が苦しんでる顔見るのが趣味なんだよねー」
映姫「つかさ、貴方は桜に仕事を全部押し付けすぎる」
つかさ「………」
映姫「いずれ誰からも嫌われる」
つかさ「嫌だぁぁぁぁ! 普には嫌われたくないいい」
映姫「そしてむう、お前は本編より大正コソコソ噂話をやりすぎる」
むう「すみません閻魔様……正論でございます」
三人「次回のゲストは【パチュリー×神崎アオイ】です!」
- 第42話「骸と、最後の鬼:後編」(2) ( No.212 )
- 日時: 2020/06/09 16:17
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
いよいよ、もうすぐ本編が終わりそうな感じになって来ております。
最後までしっかり頑張りますので、よろしくお願いします。
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【骸、ピンチ!】
骸「あれ……なんか、足元がおぼついて…(ドサッ)」
彼岸「骸っ。しっかりしなさいっ」
骸「………」
彼岸「ね、寝てる……!?」
仁乃「やったのかな」
善逸「死んだ? 死んだ?」
玄弥「ピクともしないぜ。やっつけたんじゃね?」
カナヲ「じゃああとは、あの鬼だけね…」
〜彼岸、キッと夏彦を睨んで〜
彼岸「何をしたの貴方」
夏彦「何をしたって、別に。血鬼術の効果じゃない?」
彼岸「……許さないわ」
骸「……ゴホッ ゴホゴホッ」
寧々「ま、まだ生きてる…。でも、ちょっとしんどそうね」
光「そうっすね。でも今がチャンスです。早く首を斬ってしまいましょう」
しのぶ「そうですね。蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ!(ドスッ)」
骸「ゴフッ」
彼岸「骸! 大丈夫? しっかりして!」
骸「ゴホゴホッ ゴホッ 呪いが来たわ…」
炭治郎「呪いって確か…」
有為「六新鬼月の体に入っている、ボクの兄の呪術です」
伊黒「ナイスタイミングだ。さっさとやってしまおう」
つかさ「オッケー☆⌒d(´∀`)ノ」
有為(お兄ちゃん、そこにいるの?)
茂吉(有為か! 久しぶりだな。こっちで敵の動きを抑えるからな)
有為(分かった。ありがとう)
骸「ゴホゴホッ ゴホッ ハァ、ハァ」
有為「これに懲りたらとっとと退場願います。祓魔術・水の神 水龍刃風!」
〜水を含んだ風が吹き荒れて〜
花子「今だ! いけ、みんなっ」
かまぼこ隊一同「了解———ッ」
義勇「水の呼吸・壱ノ型 水面斬り!(ブンッ)」」
伊之助「獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂きィ!(ビシャッ)」」
骸「あっ。頸が斬れて…っ」
〜骸の頸がコロンと転がって〜
彼岸「大丈夫よ骸、頸は私が持ってるわ(転がった首を持とうとして)」
光「おりゃあ往生しやがれ!」
つかさ「じゃーね〜♪」
ガツッ ゴツッ
グチャグチャグチャ
骸「グッ うっ ギャアぁぁっ」
禰豆子「血鬼術・爆血!」
骸「熱っ。 助けて彼岸! お姉ちゃん助けて!」
彼岸「骸っ。待ってなさい、今行くからっ」
桜「これで終わりよ。ワンモア行くわ。血鬼術・花弁舞桜!」
睦彦「俺も華麗に決めるぜ。血鬼術・闇赤光!!」
累「もういいよ君は。さよなら。血鬼術・殺目籠」
〜大量の桜の花びらが骸の元へ〜
〜睦彦の体から放たれた光と、累の糸が骸の体を切り裂いて〜
骸「………あ、あぁぁぁぁぁぁ……(体が崩れる)」
花子「よっしゃあ!(飛び上がって)」
アオイ「みなさん流石ですね!」
善逸「やったぁっ。倒したよ倒したよ、凄いよっ」
伊之助「俺が一番強い寸法! 見るがよい完璧な俺様!」
炭治郎「倒した…っ。倒すことが出来た…っ!」
しのぶ「まだ喜ぶのは早いですよ。もう一人いますので…」
〜しのぶが彼岸へと視線を向ける〜
彼岸「許さない。あなたたちは一生許さないわ。よくも最愛の妹を殺したわねっ」
仁乃「大丈夫。安心して。あなたも一緒に天国に送ってあげるから(ニコッ)」
寧々「そうよ。妹さんともゆっくり天国で話せばいいわ」
煉獄「うむ! それがいい!」
彼岸「ふざけんじゃないわよッ 許さない…許さないわ…」
有為「お話はもう済みましたか?」
〜有為が杖を彼岸の元へ向けて〜
〜杖の先の球が白く光りだす〜
茂吉(今だ、いけ有為!)
有為「……一遍死んでくださいね。祓魔術・終の神…」
彼岸「血鬼術・無灯籠(むとうろう)」
桜「!? 宵宮さん危ないっ。離れて!」
彼岸「遅いわよ。妹を殺した報いよ、覚悟なさい!」
ビュゥゥゥゥゥゥゥン!
炭治郎「うっ(突風に思わず目をつぶって)」
善逸「あ、あれ、有為ちゃんは?」
有為の姿がどこにも見当たらない
睦彦「どこだ宵宮! おいお前、宵宮をどこにやった!」
実弥「オイ吐け! こんやろォ」
彼岸「どこにもやってないわ。ただ」
「彼女の存在を消しただけよ」
しのぶ「存在を消した? どういうことですか」
仁乃「嘘っ。じゃぁ、有為ちゃんは……」
彼岸「さすが、四季の呼吸の使い手は頭がいいわね」
無一郎「そ、そんなこと僕は認めない」
彼岸「あら、じゃあ答えてごらんなさい。私が消した人間の名前を」
無一郎「……そりゃ、もちろん…(口を開きかけ、とっさにつぐむ)」
義勇「時透っ」
無一郎「……分からない。あの子の名前が思い出せない…」
炭治郎「そんなっ」
宇髄「ダメだ、俺もアイツの名前が思い出せない」
善逸「っていうか、メンバーの中にいたっけ?」
蜜璃「!!」
彼岸「ほら見なさい。みんな彼女の事なんて知らない、覚えてない」
累「お前は……これが狙いだったんだな…」
愈史郎「ずっと術を使わなかったのは、そのためか」
悲鳴嶼「住宅街なのに家や街灯がなかったのは、お前が消したのか」
アオイ「何てことをっ。早く倒してください皆さんっ」
仁乃「言われなくても! 四季の呼吸…」
彼岸「血鬼術…(仁乃の体に触れようとして)」
バシッ
睦彦「(彼岸の手を払いのけて)俺の彼女に触るな…っ」
仁乃「むっくん!」
彼岸「威勢がいいわね、じゃああなたも消してあげましょう」
睦彦「!!」
光「よけろ睦彦—————っ」
・・・・・・・
彼岸「さて、愛しの彼氏が消えたけれど」
仁乃「…ずっと一緒にいたのに……思い出せない……っ」
夏彦「仁乃ちゃん…」
彼岸「あなたたちもまとめて、消えて頂戴」
ビュゥゥゥゥゥゥッ
ネクスト→彼岸の術にかかってしまった一同。
どうなる? 次回もお楽しみに。
【出張編:大正コソコソ噂話】
今日の大正コソコソ噂話:ゲストとのお話
むう「今日はこの方に来てもらいました!」
パチュリー「どうも、パチュリー・ノーレッジよ」
アオイ「神崎アオイです。よろしくお願いします」
むう「今日は真面目なこのお二人です」
アオイ「パチュリーさんは、図書館の司書さんなんですよね」
パチュリー「ええ、そうよ。何か読みたい本はあるかしら」
アオイ「そうですね。最近料理がマンネリ化してるので、料理本とか」
むう「ええっ、そんなことないと思うけど」
パチュリー「分かったわ、取ってくるから」
〈10分後〉
キャアッ 殴らないでくださいよお!
図書館でうるさくしないで!
むう「なんか凄い怒って帰ってきたが…」
パチュリー「ごめんなさい。小悪魔がうるさくてね」
アオイ「お疲れ様です」
パチュリー「私のおすすめはこの本なんだけど、お気に召すかしら」
むう「ん? この本って…」
アオイ「真っ白な本ですね。タイトルは…」
神崎アオイ
アオイ「え?」
パチュリー「どう? かなり詳しい説明で、料理もしやすいと思うわ!」
アオイ「『神崎アオイ。 鬼殺隊隊士。蝶屋敷にて家事を担当』…」
むう「それ、七不思議五番の16時の書庫の本じゃんっ。パチェ!」
パチュリー「おかしいわね。いつから紛れ込んだのかしら」
わーい。どこここ? 本がいっぱいあるぅ!
全然文字が読めないわ
むう「…………桜ちゃんと司の声がしたんですけど」
パチュリー「ふぅ…ちょっと対処してくるわね」
アオイ「あ、ごめんなさい。本はまた今度でもオッケーですよ」
三人「次回は、【シジマメイ×栗花落カナヲ】です。お楽しみに!」