二次創作小説(紙ほか)
- 第43話「重なる想い」(6) ( No.220 )
- 日時: 2020/06/11 17:28
- 名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)
☆霊夢風にかっこよく決めるぜ☆
私は二次小説執筆の専門家・むう!(新名夢兎)
バッドエンドなんぞ必要ない!
もう終わっちゃう物語 必ず幸せに終わらせる!
−−−−−−−−−−
【一同:円陣を組む】
炭治郎「準備はいいか、皆」
善逸「OKだよ。まだダメって奴はいる?」
禰豆子「ムームー(頸を横に振って)」
仁乃「大丈夫だよ。言いたいこともちゃんとあるよ」
睦彦「よし、誰から行く?」
炭治郎「こうしないか? みんな自分の言いたいことを一文ずつ言っていく」
義勇「…分かった。じゃあ炭治郎から時計回りで行こう」
*************************
炭治郎「俺が生きてて良かったと思う理由は、仲間がいるからだ」
善逸「同意。こんな俺に優しくしてくれる皆に感謝したい」
伊之助「俺が生きてて良かったと思ったのは、飯が天ぷらの時だ!」
仁乃「……伊之助さんらしいね。生きてて悲しい事もいっぱいあったね」
睦彦「そうだな。とくに家族が死んだときは辛かったし悲しかった」
カナヲ「…でも、そのあとにアオイや師範と会うことが出来て嬉しかった…」
玄弥「失ったあとに得られるものも沢山あるはずだ」
義勇「…彼岸、お前には仲間がいる。お前は多分嫌われてない」
しのぶ「(ww)そうですよ。六新鬼月の仲間も、妹さんもいる」
蜜璃「仲間を疑うこともある。私だってそう。だけど、それは当たり前よ」
伊黒「甘露寺の言うとおりだ。人の言葉など嘘だらけだからな」
無一郎「…それでも…仲間がいる君は幸せだと思う」
煉獄「虐待されたときは辛かったのかもしれない! けど、今はどうだ!」
宇髄「派手に鬼になれて良かったじゃねえか。俺にとっては良くねえがな」
実弥「えっと、その、何だ。どんだけムカついても自殺はするなァ」
悲鳴嶼「……悲しい時は仲間に頼れ…仲間がいなくなっても、彼らの言葉が心髄にある…」
燐月「ねえ彼岸ちゃん。彼岸ちゃんの好きな物は何? 俺が好きなのは—」
銘祈「燐月の好きな物は女。あまり期待するな」
新羅「くくっ言えてる。ねえ彼岸さん。ボクら、貴方の仲間になれたかな?」
求手名「まだ、消えたいって思う? ならアタシが食ってやろうか?」
炭治郎「ダメですよそれは。でも、彼岸。ここには、酷いことする人間はいないよ」
善逸「そうだよ、皆いるよ。これだけは事実な」
禰豆子「ムームー(だから大丈夫)」
伊之助「早い話がクヨクヨすんなってことだ!」
仁乃「骸が倒されて、凄い怒ってたよね。彼岸は優しいよ」
睦彦「だから元気だせ。自分は強いって思え。これ、俺が良く言う口癖」
義勇「…悲しい時はいっぱい泣けばいい」
しのぶ「楽しい時は笑えばいい」
蜜璃「みんなと一緒に美味しいもの食べて、笑いましょ」
伊黒「だからさっさと成仏しろ」
無一郎「…大丈夫、皆が一緒にいるよ」
煉獄「うむ! どんなに離れても、家族がいる!」
宇髄「お前は強いぜ。なにせ存在消せるんだもんな。でも自分は消すなよ」
実弥「消すんだったら俺に消させろや」
悲鳴嶼「……お礼を言う。私たちと戦ってくれてありがとう…」
一同「ありがとう、彼岸」
彼岸「 ありがとう、みんな。おかえりなさい」
*************************
ドサッ
一同「うわっ」
彼岸「ありがとう、みんな。本当に、ありがとう」
義勇「…よしみんな、行くぞ」
しのぶ「こちらこそ、ありがとうございました。彼岸さん」
炭治郎「彼岸。ありがとう。またどこかで会えたら嬉しい」
彼岸「そうね。その時は、前を向いて歩けると思うわ」
炭治郎「水の呼吸・伍ノ型 干天の慈雨」
彼岸の頸が崩れる。
彼女は笑った。そして、もう一度「ありがとう」と、小さな声で言った。
〜ボロッ〜
→最終話へ続く。