二次創作小説(紙ほか)

第9話「かまぼこ隊、出動!」(1) ( No.26 )
日時: 2020/03/19 18:34
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 はい、戦闘だよ! 作者もずっとやりたかったんです!
 そしてああやってこうやって読者のみんなを驚かせたいウシシ…。
 すみません、独り言です。

 〈鏡ノ森 かまぼこ隊VS伽札〉

 炭治郎「(小声)皆。敵の能力が分からないうちは、焦らず慎重に行こう」
 善逸「(小声)手に持ってる鏡は武器か…?」
 伊之助「(小声)手から斬り落としたほうがよさそうだなァ」
 仁乃「(小声)まずは不意打ちをかけて、相手の出方を探ろう。誰か、近接戦お願い」
 睦彦「言われるまでもねぇ! おい鬼! 俺が相手だかかってこいや!(←不意打ち苦手)」

 〜後の四人、隠れて待機〜

 伽札「ん? あれぇ一人で行くの。本当に大丈夫?」
 睦彦「俺を見くびると痛い目に合うぜぇ」
 伽札「そっかー。ごめ(ビシャッ←斬られる)」
 睦彦「……光の呼吸 壱ノ型 爆光一閃」

 善逸「(茂みの陰に隠れて)うううう〜あいつカッコいい! ムカつくぅ〜!!」
 炭治郎「しー。静かにしろ、善逸」
 伊之助「気持ちは俺も分かるぜ! なんか実力に天地ほどの差があるからな。
     俺と一つしか違わないのに階級も上だしよ」
 仁乃「あれで性格も良かったらいいんだけど……」

 
 睦彦「ひぇっくし!(←くしゃみ)どうだ、痛いだろ俺の斬撃は」
 伽札「(回復)すごい速い攻撃だね。避けきれなかった」
 睦彦「まぁな。だから言ったろ、痛み目に会うって(指文字で合図『出ろ』)」
 炭治郎「(背後から)全集中・水の呼吸 肆ノ型 打ち潮!!(ブンッ)」
 伽札「(腕を斬られそうになり、慌てて身を引く)」

 伊之助「やっぱビンゴだぜ! コイツの鏡は武器だ! つまり腕を斬ればいいわけだな!
     獣の呼吸・参ノ牙 喰い裂き!(伽札の腕へ刀を滑らせて)」

 伽札「……ギャッ!!(腕を切り取られて地面にうずくまる)」

 炭・睦・伊「よっしゃあああああああ!」
 善逸「(? 元下弦の伍って言ったか……流石に弱すぎない?)」
 仁乃「(ハッ)皆、そいつは本体じゃない! 後ろ———!!」

 炭・睦・伊「(バっと振り向いて)!」
 伽札(本体)「ふふふ、愚かだね。優越感に浸って幸せだった? 可愛そうに。
        さっきのは俺の血鬼術さ。
        僕の血鬼術・『夢幻時空羅針』(むげんじくうらしん)は幻を見せる効果なの」

 炭治郎「何だって? ちゃんと手ごたえがあったのに、幻……?」
 伊之助「チッ。初めっからお前の計算だったわけかァ。チクショウ!」
 睦彦「俺がカッコつけた時間は何だったんだよおおお!!」

 仁乃「(茂みの陰から出て)本体が自分から現れたんだったら好都合……。
     私がその頸をぶった斬ってやる!」
 善逸「お、お、俺はおかしいなって思ってたのよ? 予感的中だったわ!」

 伽札「ふふふふ、面白い反応をしてくれてありがとう……。   
    でも俺、戦いは好きじゃないんだよなぁ…」

 善逸「な、何をするつもりだよっ」
 伽札「血鬼術・憑依入魂の術(ひょういにゅうこんのじゅつ)」

 かまぼこ隊一同「(くらりと、平衡感覚を食らい地面に突っ伏す)」
 伽札「ふふふふふ、術の効果は後のお楽しみだね」


 ???「…………まだ出るべきではないのかもしれない。
     あいつらが窮地に陥った際には……僕がズタズタに敵を殺してあげる」


 ネクスト→かまぼこ隊、どうなるどうする!?
      伽札の術の効果とは一体?
      次回もお楽しみに!

Re: 【鬼滅の刃】短編集続編 六人の軌跡 ( No.27 )
日時: 2020/03/19 18:50
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 【大正コソコソ執筆裏話】
 良かったら見てみてね↓

〈むうの、鬼滅小説執筆あるある〉
 
 1、そもそも全員の技名把握してない
 2、誰が喋ってて誰が喋ってないのか分からん
 3、柱の名前が、いつも全員出てこない
 4、オリキャラの設定とか鬼の血鬼術の設定めんどい
 5、常にファンブックや漫画を読み比べながら書いてる
 6、技名やキャラの漢字がムズすぎて変換できないときある
 7、「戦闘します!」とか言って結局できなかったりする
 8、かまぼこ隊のピンチにさっそうと現れる助っ人のシチュエーション多い
 9、キャラ同士性格被るとケンカしがち
 10、本編の前の前置きが長い


 〈むうの、今んとこのキャラクターあるある〉
 1、大体発言最初にするのは炭治郎
 2、禰豆子のムームーが好きでよく喋らせてる
 3、善逸はボケより突っ込みの方が多い
 4、伊之助はとにかく「おっしゃああ」と言うことが多い
 5、仁乃の口調がおばあちゃんになって来てる
 6、睦彦は伊之助とケンカしがち
 7、義勇さんの登場回数多い
 8、しのぶさんは蝶屋敷で必ず出るので結構重要キャラ
 9、宇髄さんは「派手」「地味」を言わせとけばそれっぽい
 10、煉獄さんの口調にはかならず!をつけるようにしてる
 11、無一郎は語頭、語尾に……が多い
 12、悲鳴嶼さん、ひたすら南無阿弥陀仏
 13、実弥は最後をァとか小さいカタカナで書くことが多い
 14、蜜璃ちゃんはできるだけ「〜だわ」口調で書く
 15、伊黒さんは蜜璃ちゃんとの行動が多い

第9話「かまぼこ隊、出動!」(2) ( No.28 )
日時: 2020/03/20 15:46
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 続きでーす。

〈伽札の術にかかり、地面に倒れてしまった五人〉

 〜パカっと炭治郎の背負い箱が開いて〜

 禰豆子「痛っ! ちょ、みんな大丈夫?」
 睦彦「んー。いたたたた。禰豆子、怪我はないか?」
 善逸「ムームー!」
 炭治郎「おい、お前ら大丈夫か……ってアレ?」
 伊之助「キャア! 何この姿! 上半身寒っ!」
 仁乃「な、な、なんだよ、この格好はァ!」

 かまぼこ隊一同「もしかして俺たち、入れ替わっちゃってる—————!?」
 伽札「あ、やっと気づいた? ふふふ」

 睦彦(炭)「ちょっと現状把握と行こう。俺は炭治郎だ」
 炭治郎(睦)「睦彦だ。どうやら炭治郎と入れ替わってるらしい」
 禰豆子(善)「いやいや、こんなことありえます? あ、俺善逸ね」
 善逸(禰)「ムームー?」
 伊之助(仁)「あのう、何か、一番入れ替わりたくない人と入れ替わっちゃった……」
 仁乃(伊)「ああん? 何だとテメエ! 」

 睦彦(炭)「もしかして……術が解けるまでこの姿で戦わないといけなかったりして…」
 伊之助(仁)「嫌————!!(涙)」
 禰豆子(善)「え、そしたら俺、どうすればいいのよ…」
 善逸(禰)「ムームー」
 炭治郎(睦)「とりあえず、武器持ってるやつは技出してみっか」

 仁乃(伊)「二刀流同士で入れ替われたことについては素直に喜びてぇが、
       このスカートって奴いらねえぇ!」
 伊之助(仁)「服とか破ったら許さないからね!」

 睦彦(炭)「よし、こんな状況でも、やらなきゃいけない時はある! 行くぞ皆!」
 一同「オー!」

 伽札「威勢がいいね。でも、どこまで持ちこたえられるかな?」

 睦彦(炭)「(タンッと地面を蹴って空中へ)水の呼吸・壱ノ型 水面斬り!」
 伽札「うわっ……………あれ、止まった?」

 仁乃(伊)「おい、どうしたんだ」
 睦彦(炭)「か、身体が技を出すのを拒んでて、刀を振れないっ!」
 伊之助(仁)「もしかして、入れ替わった人の技を必ず使わなきゃダメ…とか?」
 禰豆子(善)「え、じゃあ俺、血鬼術使わないといけないの? 無理だよぉ!」
 善逸(禰)「ムームー!」

 炭治郎(睦)「仕方ねえ。ここは見様見真似でやってみるしか……。
       (スー←呼吸音) 全集中・水のこきゅっ……
        ダメだ、身体が動かねえぇ!」

 禰豆子(善)「えっと、手をこう、『ぐっ』とやって……お願い俺!
        血鬼術・爆血!!」


 〜シー————————ン〜


 禰豆子(善)「やっぱそうでしょうねええええ!」
 善逸(禰)「ムームー(善逸の頭をよしよしヾ(・ω・`))」

 睦彦(炭)「ど、どうすればいいんだ! 光の呼吸ってどうやるんだっ」
 炭治郎(睦)「基本は雷の呼吸だ! 脚に空気をため込め!」
 睦彦(炭)「あ、脚?」

 伊之助(仁)「獣の呼吸のやり方が分かんない……! とりあえずやってみる。
        獣の呼吸……ぐっ! やっぱり無理! 身体が硬直する!」
 仁乃(伊)「違う違う違うっ! もっとこうガってやれ! 下手くそ!」
 伊之助(仁)「だってやったことないんだもんっ」
 仁乃(伊)「そんで四季の呼吸ってどうやんだ!」
 伊之助(仁)「呼吸は出来るだけは鼻呼吸で、えー——っと」


 伽札「あー—、一応言っとくけど、この血鬼術『憑依入魂の術』は、
    5分経つと元の体の持ち主が死ぬよ?
    無理やり術で記憶移植したからねぇ」

 かまぼこ隊一同「なにいいいいいいい!?」
 伽札「どうにかしたいだろうけど、出来ないようだねぇ。だって呼吸法みんな違うもん。
    何も出来ずに死ぬしかない運命なんだよ」

 睦彦(炭)「くそっ………光の呼吸……ぐっ!」
 伽札「だから言ったでしょ? 君は水の呼吸だから、光の呼吸は使えな……   
    何だこれ、手に糸が絡まって……」

 
 ???「(ブンッ)」
 伽札「うわっっ(引っ張られて大きくよろける)」


 かまぼこ隊一同「な、何だ?」
 睦彦(炭)「(くんくん)き、木の上に誰かいるっ」
 かまぼこ隊一同「(木の上を見上げて)」


 ???「………やあ」
 睦彦(炭)「お、お前は、あの那田蜘蛛山の時の……」
 仁乃(伊)「あ、あんときの鬼じゃねえかっ!」
 禰豆子(善)「嘘だろ? 炭治郎と冨岡さんが倒したんじゃないのかよっ」

 伊之助(仁)「何、あの子供の鬼」
 炭治郎(睦)「分かんねえが、あの三人と面識があるみてぇだな」

 ???「ねえ、助けてほしい?」
 かまぼこ隊一同「え?」
 睦彦(炭)「お、お前は、俺たちの味方なのかっ!?」
 仁乃(伊)「どう見ても鬼じゃねえか。信じられるかそんな話」
 禰豆子(善)「お、俺らを騙して食うつもりなのかもっ」

 ???「……僕はもう地獄に行った後だから、善と悪の区別くらいついてるよ」
 炭治郎(睦)「何だそれは。言ってみろ。お前の発言で決める」
 伊之助(仁)「だ、大丈夫なのむっくん」

 炭治郎(睦)「おい炭治郎! こいつからは悪意の匂いがするのか?」
 睦彦(炭)「……いや、しない」
 炭治郎(睦)「善逸! こいつの音は嘘をついているときの音か?」
 禰豆子(善)「……しない。嘘も欠片もない」

 炭治郎(睦)「だったら、信じてもいいんじゃねえか。
        前にお前らと何があったのか知らねえがな」
 ???「善は人を守る、悪は人を傷つける。人を傷つける奴はズタズタに刻む」
 かまぼこ隊一同「(顔を見合わせて)」


 睦彦(炭)「分かった! 俺らを守ってくれ!!」
 ???「いいよ。その代わり、僕の頼みを聞いてくれる?」 
 禰豆子(善)「な、何だよっ」
 睦彦(炭)「ね、禰豆子は渡さないぞっ」
 ???「………僕の術に刻まれないように注意して。それだけ」

 かまぼこ隊一同「(顔を見合わせて)う、うんっ」

 ???「行くよ。僕が血鬼術を発動させて、敵の術を解く。
     身体が戻った瞬間すぐに首を斬りにいけ。
     仮に僕の糸が進路をふさいだとしても自分の力で糸を斬れ。
     それが君たちの役目だよ。役目を全うできる?」

 睦彦(炭)「できる!」
 禰豆子(善)「が、頑張るよ俺!」
 仁乃(伊)「俺様にできない事なんてねぇぇ!」
 善逸(禰)「ムームー!」
 炭治郎(睦)「俺は強いってことを見せつけてやる!」
 伊之助(仁)「絶対に失敗しない!」

 ???「(コクリと頷いて、木の上から降りる)」
 伽札「お前は何者なの? 俺と同じ鬼なのに、なぜ人間を守るわけ? 信じられない」
 ???「元・下弦の伍、累。…………僕の仲間の活躍を邪魔する奴は誰だろうと許さない。
     血鬼術・刻糸牢!!」

 〜蜘蛛の巣状に編まれた糸が伽札の両手両足を切り裂いて〜

 伽札「ギャッ!」

 炭治郎「戻った! 行くぞ皆! 反撃だ!」
 かまぼこ隊一同「了解!!」


 ネクスト→何と、かつて炭治郎と戦った下弦の伍、累参戦!
      主人公と元敵の共闘戦線☆
      次回もお楽しみに!


 ちなみに幕間とかでもう既に「こいつじゃね?」って思ってた人はどれくらいいたのかな?
 分かったって言う人はコメントとかで教えて下さいねー。
 感想もお待ちしてます♪




     
  
 


 

Re: 【鬼滅の刃】短編集続編 六人の軌跡 ( No.29 )
日時: 2020/03/21 14:10
名前: *サクラ* (ID: SK5u95ln)

無一郎君良かったねー!!^_^

 第10話「意外な助っ人との反撃開始」 ( No.30 )
日時: 2020/03/22 06:56
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 続きでーす♪

〈奇跡の共同戦線、開始☆〉

 〜累の糸が広範囲に広がって〜

 炭治郎「ヒノカミ神楽・炎舞!!(ブンッ バサッ)
     よし、斬れた! おーい、そっちは大丈夫……」
 善逸「ギャアーーーー! 何この糸! 手に貼りつくしおまけに超硬いんだけど!
    どういうこと、ねえどういうこと!?」
 累「………叫んでないでさっさと行動してくれる」
 善逸「だだだだだ、だって俺、君と今初めてあったもん! 初めましてだったもん!(泣)」

 睦彦「光の呼吸・漆ノ型 柳暗花明!!(ビシャッ)テメエ、切り刻まれてぇのか?」
 伊之助「うっせんだよ紋逸の馬鹿野郎が!(ブンッ)泣く暇あったら糸斬れ弱味噌が!」
 仁乃「正論だね。この硬いのを斬るには……四季の呼吸 肆ノ型・改 梅雨流々飛沫!」


 累「………やるね。やあ、伽札とか言った、君。どうしたの、もう降参?」
 伽札「へぇ、なかなかやってくれるじゃん。しかもなかなか再生しないよ」
 累「自分の立場をわきまえて行動しなよ。元・下限の伍とか言ってた?
   君より遅くに下弦になった僕にやられちゃ、元も子もないじゃないか」

 伽札「お前のその口調、イライラするね。何? 俺を怒らせたいのかな」
 累「(手のひらから糸を発生させ、伽札の頭上から糸を振り下ろす)ブンッ」
 伽札「ヴッ」
 累「つまらない説教を垂れる暇があったら避けなよ。頭大丈夫?」


 炭治郎「(斬れてる! あの時斬れなかった糸が斬れてる。ヒノカミ神楽もちゃんと使える!)
     このまま距離を詰めれば、鬼の頸が斬れる! ヒノカミ神楽・火車!」
 善逸「ギャアア!(汚い高音)ポウッ(←気絶)」

 伊之助「うわ、気絶した! やっとか! 陸ノ牙 乱杭咬み!
     こっちの糸は俺に任せろォ! 
     炭治郎が一番敵の位置から近いから、花乃達は炭治郎の周りを糸を斬れ、いいなァ!」

 睦彦「お前、なんか今日めっちゃ冴えてるじゃねえか。どうした?」
 伊之助「炭治郎にできることは、俺にもできるわ!(ブンッ バラッ)」
 仁乃「よし、むっくん! 炭治郎さんの背中側と左は私が斬る!
    むっくんは善逸さんの方についてあげて。何か心配だから。(ブンッ)」
 睦彦「俺はアイツの母親か!! チッ。なんで俺がそんなことをしなきゃなんねえんだよ」

 禰豆子「フーフー! 血鬼術・爆血!!」

 〜炭治郎の周りの糸が焼け切れる〜

 炭治郎「ありがとう禰豆子! これで行ける!(伽札の方に駆け寄って)
     覚悟しろ、この悪鬼!」
 善逸「(寝ながら)炭治郎! それは幻だ!」
 累・炭治郎「何!?」


 伽札(本体)「(木の上に登って)ふふふ。君たち結構やるねぇ」
 伊之助「いつまで逃げてんだ! 幻ばっか見せられても困るんだよ!(ムキ—ッ)」
 伽札「俺、争い嫌いって言ったでしょ。自分の命が一番大事だもん」
 睦彦「………クソッ。善逸が教えてくれて助かったぜありがとうよ。
    俺はなァ、こんなふうに安全なところから見下ろしてくる奴が大っ嫌いなんだ!」

 仁乃「また同じ手にかかっちゃったのか……。本当に厄介!
    血鬼術・暗黒の魔手!!(黒い腕を複製、伽札の方に伸ばして)」

 伽札「おっと(身をひるがえして避けようとし)」
 累「ブンッ(糸を操って魔手を伽札の身体に巻き付ける)
   腹立たしい。鬱陶しい。本当にどこまでも厄介だ。癪に障る。
   このまま長丁場になったら朝日が昇ってしまうだろう。
   何としても君は僕の手で地獄に送ってやる」

 伽札「ふふふ、出来るものやらやってごらん? 
    幻の血鬼術にも気づけなかった君が俺に勝てるのならね」

 禰豆子「フーッ フーッ」
 炭治郎「………累! 俺は! 俺たちは! まだやれるぞ。諦めてない。絶対に諦めない!
     まだ使える術があるなら発動してくれ! 必ず俺たちが奴を斬る!」
 善逸「(刀の塚に手を伸ばして)伽札! お前を俺は許さない」
 伊之助「全く、腹が減るぜ!」
 睦彦「…そろそろ俺の秘密兵器を出してもよさそうだな」
 仁乃「何それむっくん! 秘密兵器って」
 睦彦「あとの楽しみにでも取っとけ胡桃沢。今見せたら面白くもなんともねぇよ」

 累「糸の強度を上げる……。覚えてるかな、炭治郎。水柱相手に一本も届かなかった技。
   でも相手は鬼なんだから関係ないよね……。刻まれないように気を付けて。
   血鬼術・刻糸輪転!!!」


 〜渦の様に編んだ最硬度の糸を展開、四方八方に撃ちだす〜

 累「これでもくらえ」
 炭治郎「ヒノカミ神楽・円舞!」
 善逸「雷の呼吸……壱ノ型 霹靂一閃・八連!」
 禰豆子「血鬼術……爆血!」
 伊之助「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!」
 睦彦「光の呼吸・捌ノ型 光照剣舞・壊!」
 仁乃「四季の呼吸・弐ノ型 幽艶の風雪!」


 ネクスト→厄介な伽札の血鬼術に惑わされたかまぼこ隊&累。
      怒りが頂点に達した一同は全力で反撃を開始する!
      まだまだ続く戦闘。
      次回もお楽しみに!
 

Re: 【鬼滅の刃】短編集続編 六人の軌跡 ( No.31 )
日時: 2020/03/23 11:26
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

【大正コソコソ執筆裏話】

 こんにちは、むうです。
 だんだん暖かくなってきて、「ねむっ!」という日が続いてきました。
 ねずこ状態……いや、『寝る子』状態だね♪←ドヤァ(すいません)

 4月から中3になります。
 多分中3の今頃にはもう合格発表とかあるんじゃねー? 勉強大丈夫かよ…。
 という不安はひとまず頭ん中のゴミ箱に捨てました。

「受験になったら本気出す」ナイス考え。


 ↑いやこれでいいのかよ、って人もいるかと思いますが、まあいいっやっと。

 私の最近の楽しみは、お風呂やベッドの中で小説の構想が浮かんできて
「どうまとめようかねウシシ」みたいな精神状態になることです。
 PCするときもニヤニヤしてるらしいので母親が『かなり』引いてます。

 あとlineで鬼滅なりきりのグルチャやることかな…。
 グルチャってなりきれるんで小説の表現力とかあがりそー、とか思いながらやってると
 母親が「あんたすっごいニヤニヤしてる」って、またドン引きしてます。
 ……いいじゃん。制限時間もあるんだしさぁ、少しの間くらい楽しませてよ。
 
 最近の大失敗。「小説大会開催だって! 気合入る——!」
 10秒後
「…………二次小説って合同の方が対象なのね!?」
 おっちょこちょいで間抜けなのは生まれつきっす。

 まあそんなこんなで、毎日を送っているむうです。
 昨日くらいに飼い猫を抱きしめようとして右手を捻挫したり、筋肉痛で両足が痛かったり、
 弟と鬼滅ごっこでいつも無惨役やらされたりしてますが、今後もよろしくお願いしますm(__)m
 
 
 

第10話「意外な助っ人との反撃開始」(2) ( No.32 )
日時: 2020/03/23 12:17
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 〈反撃開始☆〉

 〜血鬼術・刻糸輪転により、最硬度の糸が四方八方に広がって〜

 善逸「(ハッ←覚醒)うわぁぁぁ来たうわっ!! ちょ、ちょ、累くん?
    俺んとこ凄い来るんだけど!」
 炭治郎「円状に展開するんだから、善逸の方にしか来ないという事はない!
     踏ん張れ! ヒノカミ神楽・円舞一閃!!(バサッ)」

 伊之助「んなことより紋逸! なんでさっき幻だってわかったんだよ!(バサッ)」
 善逸「……音が違うから。だから分かっギャアア!(パウッ←失神)」
 仁乃「四季の呼吸・伍ノ型 乱れ紅葉! 本体がどうか分かるならあの鬼に教えてあげて!」
 睦彦「善逸! 一つ考えがある! 俺と連撃をする気はないか!」

 伽札「ヴッ………ヴヴ……」
 累「コイツは分身か!?」
 善逸「(寝ながら)そうだ! 本体は金属の音がする! 音からして、本体は北西にいる!」
 累「………分かった。幻のお前は、もういいよ。さよなら(ブンッ)」
 伽札(幻)「ヴ……ッ」

 〜幻が消える〜

 炭治郎「皆! 鬼の頸は俺に任せろ! 糸を斬る事だけに集中するんだ!」
 禰豆子「(コクリとうなずいて)血鬼術・爆血!!(炭治郎の進路にある糸を焼き切って)」
 炭治郎「(駆けだす)そっち、よろしく頼むっ!」

 伊之助「ったく仕方ねえ! 獣の呼吸・弐ノ牙 切り裂き!(バサッ)」
 仁乃「……善逸さんと連撃ってどういうこと? わっ! 壱ノ型 春雷!!」
 睦彦「ちょっと考えたらわかるだろ。俺の光の呼吸は雷の呼吸をアレンジした結果だ。
    雷の呼吸を抑えたうえでアレンジしてる」
 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃!!(ブンッ)一つの型しか出来ない俺が、お前と連撃?」
 睦彦「文句でもあんのかよ。俺がお前をサポートしてやるって言ってんの!」

 伊之助「勝手にしやがれ! 俺には関係ねえ! 拾ノ牙 円転旋牙!!(ブンッ)
     おい鬼!! あとどんくらいだ?」
 累「本体との距離まで約一町。任せて(遠くの方から)」
 炭治郎「もお少し粘ってくれ!(遠くの方から)」
 仁乃「了解! 善逸さんむっくん、そっち頼んだよ! 爆黒炎+春雷 爆黒春雷!!」

 〜炎をまとった仁乃の剣によって糸が焼き切れ〜

 善逸「……準備は良いか、睦彦(刀の柄に手を添えて)」
 睦彦「それ俺のセリフ!! ……行くぜ、ちゃんとタイミングあわせろ!」

 善逸「雷の呼吸……壱ノ型 霹靂一閃・八連!!」
 睦彦「雷の呼吸・参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)!!」

 仁乃「すごい二人とも! ぴったり息があってる(バサッ)」
 伊之助「おい悠乃! よそ見すんな! (ブンッ)」

 睦彦「いいな、次行くぞ! 雷の呼吸・陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう)!(ブンッ)」
 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・神速!!」

 伽札(本体)「うわっ! いつの間に近くにっ」
 炭治郎「往生しろ! この悪鬼! 累、禰豆子、頼むっ!」
 禰豆子「ムームー! 血鬼術・爆血!!」
 伽札「あ、熱っ!」
 累「もういいよお前は。さよなら。血鬼術・殺目籠」

 〜籠状に編まれた糸が伽札の頭上から振り下ろされて〜

 伽札「ギャアア!(ズタズタに刻まれる)」
 炭治郎「今だ! 水の呼吸・拾ノ型 生生流転!!(ブンッ)」

 〜伽札の頸が斬れる〜

 かまぼこ隊一同「やったあああ!」



 ネクスト→なぜ累は蘇ったのか? 本人の口から明かされる体験とは?
      次回もお楽しみに!


 善逸と睦彦の連撃、楽しかったぁ! 書けて良かった、大満足です。