二次創作小説(紙ほか)
- 第10話「意外な助っ人との反撃開始」 ( No.30 )
- 日時: 2020/03/22 06:56
- 名前: むう (ID: Dd/6LLrW)
続きでーす♪
〈奇跡の共同戦線、開始☆〉
〜累の糸が広範囲に広がって〜
炭治郎「ヒノカミ神楽・炎舞!!(ブンッ バサッ)
よし、斬れた! おーい、そっちは大丈夫……」
善逸「ギャアーーーー! 何この糸! 手に貼りつくしおまけに超硬いんだけど!
どういうこと、ねえどういうこと!?」
累「………叫んでないでさっさと行動してくれる」
善逸「だだだだだ、だって俺、君と今初めてあったもん! 初めましてだったもん!(泣)」
睦彦「光の呼吸・漆ノ型 柳暗花明!!(ビシャッ)テメエ、切り刻まれてぇのか?」
伊之助「うっせんだよ紋逸の馬鹿野郎が!(ブンッ)泣く暇あったら糸斬れ弱味噌が!」
仁乃「正論だね。この硬いのを斬るには……四季の呼吸 肆ノ型・改 梅雨流々飛沫!」
累「………やるね。やあ、伽札とか言った、君。どうしたの、もう降参?」
伽札「へぇ、なかなかやってくれるじゃん。しかもなかなか再生しないよ」
累「自分の立場をわきまえて行動しなよ。元・下限の伍とか言ってた?
君より遅くに下弦になった僕にやられちゃ、元も子もないじゃないか」
伽札「お前のその口調、イライラするね。何? 俺を怒らせたいのかな」
累「(手のひらから糸を発生させ、伽札の頭上から糸を振り下ろす)ブンッ」
伽札「ヴッ」
累「つまらない説教を垂れる暇があったら避けなよ。頭大丈夫?」
炭治郎「(斬れてる! あの時斬れなかった糸が斬れてる。ヒノカミ神楽もちゃんと使える!)
このまま距離を詰めれば、鬼の頸が斬れる! ヒノカミ神楽・火車!」
善逸「ギャアア!(汚い高音)ポウッ(←気絶)」
伊之助「うわ、気絶した! やっとか! 陸ノ牙 乱杭咬み!
こっちの糸は俺に任せろォ!
炭治郎が一番敵の位置から近いから、花乃達は炭治郎の周りを糸を斬れ、いいなァ!」
睦彦「お前、なんか今日めっちゃ冴えてるじゃねえか。どうした?」
伊之助「炭治郎にできることは、俺にもできるわ!(ブンッ バラッ)」
仁乃「よし、むっくん! 炭治郎さんの背中側と左は私が斬る!
むっくんは善逸さんの方についてあげて。何か心配だから。(ブンッ)」
睦彦「俺はアイツの母親か!! チッ。なんで俺がそんなことをしなきゃなんねえんだよ」
禰豆子「フーフー! 血鬼術・爆血!!」
〜炭治郎の周りの糸が焼け切れる〜
炭治郎「ありがとう禰豆子! これで行ける!(伽札の方に駆け寄って)
覚悟しろ、この悪鬼!」
善逸「(寝ながら)炭治郎! それは幻だ!」
累・炭治郎「何!?」
伽札(本体)「(木の上に登って)ふふふ。君たち結構やるねぇ」
伊之助「いつまで逃げてんだ! 幻ばっか見せられても困るんだよ!(ムキ—ッ)」
伽札「俺、争い嫌いって言ったでしょ。自分の命が一番大事だもん」
睦彦「………クソッ。善逸が教えてくれて助かったぜありがとうよ。
俺はなァ、こんなふうに安全なところから見下ろしてくる奴が大っ嫌いなんだ!」
仁乃「また同じ手にかかっちゃったのか……。本当に厄介!
血鬼術・暗黒の魔手!!(黒い腕を複製、伽札の方に伸ばして)」
伽札「おっと(身をひるがえして避けようとし)」
累「ブンッ(糸を操って魔手を伽札の身体に巻き付ける)
腹立たしい。鬱陶しい。本当にどこまでも厄介だ。癪に障る。
このまま長丁場になったら朝日が昇ってしまうだろう。
何としても君は僕の手で地獄に送ってやる」
伽札「ふふふ、出来るものやらやってごらん?
幻の血鬼術にも気づけなかった君が俺に勝てるのならね」
禰豆子「フーッ フーッ」
炭治郎「………累! 俺は! 俺たちは! まだやれるぞ。諦めてない。絶対に諦めない!
まだ使える術があるなら発動してくれ! 必ず俺たちが奴を斬る!」
善逸「(刀の塚に手を伸ばして)伽札! お前を俺は許さない」
伊之助「全く、腹が減るぜ!」
睦彦「…そろそろ俺の秘密兵器を出してもよさそうだな」
仁乃「何それむっくん! 秘密兵器って」
睦彦「あとの楽しみにでも取っとけ胡桃沢。今見せたら面白くもなんともねぇよ」
累「糸の強度を上げる……。覚えてるかな、炭治郎。水柱相手に一本も届かなかった技。
でも相手は鬼なんだから関係ないよね……。刻まれないように気を付けて。
血鬼術・刻糸輪転!!!」
〜渦の様に編んだ最硬度の糸を展開、四方八方に撃ちだす〜
累「これでもくらえ」
炭治郎「ヒノカミ神楽・円舞!」
善逸「雷の呼吸……壱ノ型 霹靂一閃・八連!」
禰豆子「血鬼術……爆血!」
伊之助「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!」
睦彦「光の呼吸・捌ノ型 光照剣舞・壊!」
仁乃「四季の呼吸・弐ノ型 幽艶の風雪!」
ネクスト→厄介な伽札の血鬼術に惑わされたかまぼこ隊&累。
怒りが頂点に達した一同は全力で反撃を開始する!
まだまだ続く戦闘。
次回もお楽しみに!