二次創作小説(紙ほか)

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.300 )
日時: 2020/07/07 17:53
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)

 続きでーす。


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 夏彦「いやだからあ、ジャンケンで勝った人は俺におごってよ」
 睦彦「嫌だって言ってんだろうが!」
 炭治郎「あの、すみませんが俺はお金の貸し借りはしないと決めているので」
 
 夏彦「えー、君ら鬼殺隊でしょ? 収入多いんじゃないの?」
 仁乃「自業自得でお金忘れた人に払うお金はありませ——ん!!!」
 かまぼこ隊一同「(コクリと頷いて)」

 ミツバ「ハッ! だから言ったでしょ? じ・ご・う・じ・と・く」
 夏彦「つかさ? ミツバちょっと黙らせといてくれる? 御免けどムカつく」
 つかさ「おっけー!」


 桜「あ…」
 寧々「あ」
 茜「…………あーね」


 つかさ「え??」


 炭治郎「つかさくん、失格!」
 有為「なるほど、こういう遊びなんですね。了解しました」
 つかさ「…あああ〜!!」

 善逸「油断しているとダメだねうん。今から俺は一言もしゃべらん!」
 禰豆子「ムー?(できるの?)」
 善逸「やっぱ無理! しゃべっちゃうっていうか喋りたい!」

 睦彦「お前諦めるの早っ。頑張ろうよ!」
 光「そうっすよ、喋んなかったの一瞬だろ!?」

 桜「やるわね夏彦」
 夏彦「いや、そういうつもりじゃなかったんだけど…」
 伊之助「んじゃ、フワフワ野郎の弟は【罰遊び】を頼むぜ」


 ※罰遊び≒罰ゲーム

 花子「罰遊び…あ、ああ、罰遊びね!」
 仁乃「じゃあ箱の中の紙を取るよ。せーのっ」



 『好きな人と一時間手をつなぐ』


 善逸「俺、罰遊びやってもいいかも! 禰豆子ちゃんとつなげるなら!」
 炭治郎「善逸はそう言うと思った…けど禰豆子は渡さないから」
 仁乃「じゃあ、むっくんは、有為ちゃんとつなぐんだねっ」
 睦彦「……………え? お前、今、その、え?!」

 仁乃「ばーか。冗談に決まってるじゃん。真に受けなくても…」
 睦彦「お、お前の冗談は冗談に聞こえないから怖いんだけど!」


 茜「アオちゃんは、僕と手をつないでくれるよね?」
 葵「ん〜無理♪」
 茜「アオちゃぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!(号泣)」

 
 つかさ「……ん、じゃ、手、つなげばいいんだよね? …///」
 花子「早くつなぎなよ、つかさ(ニヤニヤ)」
 ミツバ「僕が可愛いからってつなぐのは無しね! 許さないからっ」

 つかさ「じゃ、桜……手」
 桜「傍から見ると私、誰もいないのに左手だけ浮かしてる変人よね」
 つかさ「喜んでよちょっとは!!」
 桜「少しも喜んでないとは言ってないわ」


 炭治郎「あの二人の空気感は独特だなあ」
 仁乃「そうだねー。っていうかお金の件はどうするの?」
 

 輝「あのぉ、一応言っとくけど、この企画って作者から【自由券】渡されてるんじゃないっけ」
 寧々「? あ、そうなんですか? じゃあ乗りものとかで別料金取られないわね」
 夏彦「………え、そなの? じゃあ飲み物は店で買えば…」


 ※自由券≒フリーパス


 睦彦「ま、良かったじゃねーか。取りあえず中入ろうぜ」
 善逸「ちなみにこれって自由行動なの?」
 花子「うん、そうだよ。特に指定はないかな」

 善逸「ね、ね、禰豆子ちゃん、一緒にグルグルの回転してるやつ乗ろうよ!」
 葵「あれは、観覧車って言うんだよ〜」
 禰豆子「ムー!」

 睦彦「く、胡桃沢、あの、い、一緒に、その、ま、回ろうぜ…///」
 仁乃「うん、いいよ!」
 睦彦「よっしゃああああああ!」



 ※ちなみに自由行動する各組は


 善逸×禰豆子
 仁乃×睦彦
 炭治郎×有為×輝
 花子×寧々×光×葵
 つかさ×桜×夏彦×ミツバ


 ミツバ「青春を謳歌しているね。なに、あの二人付き合ってんの?」
 つかさ「そうだよー。あの、ってことは俺さ、手を繋いでいる限り桜と一緒に…」
 桜「当然そうなるわね。七番と回りたかったところ悪いけど」

 つかさ「やったあ! 桜、一緒に【ガーガー滑るやつ】乗ろうよ!」


 ※ガーガー滑る奴≒ジェットコースター


 夏彦「…待ちなさい。俺を忘れないでよ。ささ、お嬢、一緒に行こう☆」
 桜「結局のところ、このメンバーで行くのね…分かったわ」


 炭治郎「あ」
 ミツバ「OUT———!」
 つかさ「そんでもってミツバも【罰遊び】!」
 ミツバ「え、ああああああああああ〜!!」


 葵「じゃあ、七峰先輩は…あはは、『語尾に私に惚れた?』で」
 睦彦「良かったな、ミツバは語尾に『前言撤回』だそうだ」
 ミツバ「はあああああ!? 何で僕がそんなことっ…前言撤回!」

 桜「仕方ないわね。さあみんな行きましょうか。私に惚れた?」
 夏彦「お嬢ってよく命令当たるよね。うん、俺はいつでもお嬢に惚れてるから☆」
 葵「夏彦先輩、サイコーにチャラいですね(ニコッ)」


 一同「それでは、自由行動開始————!」



 ネクスト→遊園地レッツゴー! 次回もお楽しみに!