二次創作小説(紙ほか)

Re: 【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡 ( No.349 )
日時: 2020/07/27 16:48
名前: 夢兎 (ID: 9Yth0wr6)


 更新が遅くなってすみません。
 昨日微熱だしたので書くことが出来ませんでした。
 今日は元気百%です。

 ********************


 〈仁乃side〉

 【大浴場の隣にある洗面所】


 〜ブオォオォオ(ドライヤー)〜



 仁乃「今日は疲れたなぁ…。あとで足よく揉んどかないと…」


 
 『かまぼこ権八郎! おいどこだ俺の毛皮は!』
 『い、伊之助、取りあえず服を着よう。冷えるぞ』
 『毛皮をどこにやった!』
 『ちょ、ちょっと落ち着け。あ、あっちには行くな女湯だぞっ』
 『それくらい分かってるわ!!』



 仁乃「炭治郎さんも大変だなぁ……」
 禰豆子「ムー!」

 葵「仁乃ちゃん、隣いい?」
 仁乃「あ、う、うん。どうぞ」
 葵「ありがとう〜。あ、そうそう、四島さんがあとで来てって」


 仁乃「もうかけたの? 早いねぇ」
 寧々「絵が書ける人って本当にすごいわ。画力を分けてほしい」
 葵「分かる〜」
 

 〜仁乃、髪を櫛でといて〜
 〜鏡に映る自分の顔を覗き込む〜



 仁乃「(……むっくんは、降ろしたほうが好きだったりするのかな)」




 寧々「どうしたの?」
 仁乃「そうだ!! ね、みんな。一緒にヘアアレンジしないっ?」
 葵「ヘアアレンジ?」
 仁乃「そう。髪型変えて、男子に見せるの。ねえ、やってみようよ」


 寧々「楽しそう〜。いいわねー」
 禰豆子「ムームー!」
 仁乃「禰豆子もやる? どんな髪型がいいとかある?」
 禰豆子「ムー(奥にいる蜜璃を指さして)」
 仁乃「みつあみね。了解!」



 〜ガラッ〜



 桜「へえ、宵宮さんは紅茶飲めないのね。おいしいのに」
 有為「はい、どちらかというと抹茶の方が好きなので」
 桜「じゃあまた今度、抹茶ラテを作って持ってくるわね」
 有為「ありがとうございます桜さん」


 仁乃「! そうだっ。ねえお二人さん!(二人の手を掴んで)」
 有為「な、何ですか仁乃さん」
 仁乃「一緒にヘアアレンジ大会しない?」
 桜・有「ヘアアレンジ?」

 仁乃「そう。髪型を変えて皆に見せるの。楽しそうじゃない?」
 桜「反対はしないけど…私の髪の長さでアレンジは難しいんじゃないかしら」
 葵「大丈夫大丈夫! 何とかしますから(ニコッ)」


 有為「あの……ボクは遠慮します…ボクなんかがお洒落しても誰も喜ばないと思うし」
 寧々「そんなことないよ。有為ちゃん髪サラサラだからきっと似合うわ!」
 有為「えっ……///」
 寧々「ということで、鏡の前へ来て!(ぐいぐい)」


 有為「あわわっ……」
 仁乃「じゃあ、ヘアアレンジ大会スタート!」
 禰豆子「ムー!」




 〈柱side〉


 しのぶ「ふふふふふ、冨岡さんだろうと容赦はしませんよ」
 義勇「別にどうでもいい。やるぞ」


 無一郎「それでは、冨岡義勇VS胡蝶しのぶの温泉卓球、スタート!」
 蜜璃「ピー(←笛)」

 しのぶ「カカカカカカ」
 義勇「タタタタタ」


 実弥「ぜんっぜん球が目で追えねえんだけどよォ」
 宇髄「派手でいいじゃねえか! ぶちかませぇ!」



 〈光side〉


 光「睦彦の奴、……クソ、でも言い出しっぺは俺だ。やるしかないか」


『お前にはいろいろ世話になったから、そのお返し』
『悪い方向に転がったら全部俺のせいにしていいから』



 光「なんだかんだ言いつつ、いい奴なんだよな。よしっ」
 

 

 〜光、廊下を進んで〜




 寧々「あ、光くん!」
 光「せせせせせせせせせ、先輩ッ……あ、あれ髪型が変わってる……」
 寧々「う、うん。ちょっとツインテールにしてみたの。ど、どうかな?」

 光「に、ににに、似合ってますッ。すっごく可愛いです!」
 寧々「ホ、本当? 良かったぁ」
 光「せ、せせせせせせせせせ、先輩、俺ッ」




〈壁の陰で〉


 花子「あ、やめ、今はやめて……ッ。つかさ何とかして!」
 つかさ「普って、あのコのこと好きなの?」
 花子「……………好きとか……別に……そういうんじゃないけど……」
 つかさ「チューしたんでしょ?」
 花子「掘り起こすのはやめてよ! /// 」


 つかさ「でもさー。俺より普が何とかしたほうがいいと思うんだよね」
 花子「で、でも……だって………そ、そうだよね」
 つかさ「いってらっしゃい。ちゃんと見とくからさ」
 花子「う、うん…」




 〈再び光side〉


 寧々「何?」
 光「お、おおおおお、俺ッ…せ、先輩のことが………」




 


 光「俺、先輩のことが、好きっス!!」
 寧々「え………?」



 花子「………………」
 つかさ「(あっちゃあぁぁぁ……遅かったぁぁ……)」





 光「い、いや違うんですもちろん友達としてって意味です別に変な意味じゃないんですよッ」
 寧々「そ、そうなんだ。わ、私も光くんのこと好きだよ!」
 光「あ、ああ、ありがとうございますっす!」



 光「(無茶だ……だって先輩が好きなのは兄ちゃんなんだから……)」
 花子「…………少年」
 光「花子………」

 寧々「あ、花子く——」


 花子「少年、ちょっと話いい?」
 光「お、おう」
 寧々「(花子くんは私の髪型なんて興味ないわよね……)」



 花子「ごめんヤシロ。その髪型、いいね。でも俺はいつもの方が好きかな」
 寧々「へっ!?」
 花子「寂しくさせてゴメンね。また後で」
 寧々「う、うんっ」



 ………………


 
 花子「少年はヤシロのこと、好きなんでしょ?」
 光「お、おう……お、お前は、ど、どうなんだよ……っ」
 花子「もちろん、」







 花子「少年には渡さないよ。どっちかが独り占めできるんだからね」
 光「ぜ、絶対に、お前なんかに負けねえ!」
 花子「俺も絶対少年に負けない」






 ・・・・・・・・・




 睦彦「お疲れさん。どうだった? ……その様子じゃ失敗したか」
 光「ごめん睦彦。せっかくチャンスくれたのに無駄にしちゃって」
 善逸「ホントそうだよな! コイツ人の気持ち全然考えてねえよ!」



 睦彦「怒ってもいいんだぜ? 俺も常識が分からない人間じゃねえし」
 光「ううん、大丈夫。自力で、また先輩を振り向かせられるように頑張るから!」
 睦彦「………!!」


 睦彦「応援してるぞ(ニコッ)」




『花子くんと光くんと寧々ちゃんの三角関係をずっと書きたかったので書けて良かったです!
 また感想などありましたらよろしくお願いします!』



 ネクスト→ヘアアレンジ大会の結果は? そしてむう主催でゲームもします! お楽しみに!