二次創作小説(紙ほか)

 第14話「鬼の猛攻」 ( No.40 )
日時: 2020/03/26 16:05
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 サクラちゃん、コメントありがとう!
 いつ見ても面白い、サイコーの感想ですっ。
 これからも執筆頑張るぞー!

〈北北西の町へ到着した柱9人〉

 柱一同「……何だ、これは……」

 〜屋根や戸が崩壊したり、潰れている家を見て絶句〜

 義勇「ひどいな…」
 しのぶ「つぶれた家は両手足で数えても足りないですね…」
 蜜璃「鬼の仕業としたら十二鬼月かしら。怖いわね……何てことを」
 実弥「要するにその鬼を殺せばいい話だろォ?」
 煉獄「うむ! この惨い仕打ちを誰が許せる!」
 無一郎「……でも、まず町の人に事情を聴いた方がいいのでは」
 伊黒「そうだなと頷きたいところだが、人っ子一人いないぞ」
 宇髄「しょうがない。地味に町中を歩き回ってみるか」
 悲鳴嶼「賛成する……南無阿弥陀仏……」

 〈町中を探索する9人〉

 ???「あれ、誰か来たね。どうする、骸(むくろ)ちゃん」
 ???「今まで通りで大丈夫。あなたらしくやればいい」
 ???「よーし、骸ちゃんにいいとこ見せないと! いけ、皆!」

 〜義勇、背中側に気配を感じて振り向く〜

 義勇「! 皆、後ろ! 凄い鬼の数だ」

 〜雑魚鬼が六十体ほど押し寄せてくる〜

 伊黒「チッ。雑魚鬼どもが」
 しのぶ「外見から人間の面影はないですね(刀の柄を握る)。鬼の数は六十。
     一人六体以上倒しましょう」

 無一郎「了解しました」
 蜜璃「よーし、頑張るぞぉ!」
 宇髄「誰よりも派手に頸を斬ってやるぜ!」
 実弥「倒し甲斐があって実におもしれえ!」
 煉獄「九人で協力して頑張ろう!」
 悲鳴嶼「……気を引き締めていこう…南無阿弥陀仏……」

 〜九人、ダッと駆け出して〜

 【義勇VS雑魚鬼】

 雑魚鬼6体「(義勇の方へ突進)ァァァァァ!!」
 義勇「水の呼吸・参ノ型 流流舞い(ビシャッ)」
 雑魚鬼3体「(3体消滅)ビュンッ(体がひも状に変形、突進)」
 義勇「(! 身体が変形した)……全集中・水の呼吸・拾壱ノ型 凪」
 雑魚鬼「ギャ!(斬られたが即回復)」
 義勇「回復速度が異様に速い……凪が効かない……!」

 【しのぶVS雑魚鬼】

 しのぶ「知性は失っているようですね。可哀そうに。優しい毒を使いましょうね」
 雑魚鬼3体「ウガァァ!(牙をむき出して飛び掛かってくる)」
 しのぶ「(大きく踏み込んで)蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞 複眼六角!!(グサッ)」
 雑魚鬼「(毒を食らったが倒れず)」
 しのぶ「馬鹿な……下級の鬼ならすぐ絶命するはずなのに…。
     血鬼術は持たないのに異次元の体力。どういうことでしょうか?」

 【蜜璃&伊黒VS雑魚鬼】

 蜜璃「ギャー! いっぱい来た! 受けきれるかしら!?」
 伊黒「慌てるな甘露寺。大丈夫だ。こっちで何とかする」
 雑魚鬼10体「ウガァァ!(ビュン←口から無数の毒針を噴射)」
 蜜璃・伊黒「(!!?)」
 蜜璃「恋の呼吸・陸ノ型 猫脚恋風!!(バサッ)」

 伊黒「毒針は全部斬れたな。よし、次は頸を……。!? 鬼の姿が消えている! 探せ!」
 蜜璃「(周囲を注意深く見渡して)確か血の量が微量の鬼は術は持ってないんじゃなかった?」


 ???「相変わらず滅茶苦茶な戦法ね、燐月(りんげつ)」
 ???「まあね。あっちの体力を消耗させて、後から食べる計算だよ」
 ???「この町の住民を全員葬ったのにこりないわね」
 ???「食欲旺盛と言ってくれると嬉しいな。さて、彼らはどこまで持ちこたえられるかな?」


 ネクスト→無一郎&煉獄、宇髄&実弥&悲鳴嶼VS雑魚鬼。
      何で雑魚鬼が血鬼術を使えるのか? 苦戦を強いられる長丁場の戦い!
      次回もお楽しみに!

 第14話「鬼の猛攻」(2) ( No.41 )
日時: 2020/03/27 16:38
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 続き!

【無一郎&煉獄VS雑魚鬼】

 雑魚鬼10体「ァ……アア…ァ」
 無一郎「うるさい。ちょっと黙ってくれる?」
 煉獄「時透! そっちの五体を頼む! 残りは俺に任せろ!」
 無一郎「了解です」

 〜二人とも同時に地を蹴って〜

 雑魚鬼5体「(無一郎の方へ突進)」
 無一郎「突進するだけの単純な動き。頸を斬られたくないなら頭を使いなよ(刀を抜いて)」
 雑魚鬼5体「ァァァァァ!!」
 無一郎「霞の呼吸・陸ノ型 月の霞消(ビシャッ)
     こんなに弱いんじゃだめだね。煉獄さん、こっちは終わりまし……」
 雑魚鬼「(グサッッッ!←雑魚鬼1体の右手が無一郎の腹に貫通)」
 無一郎「カハッッ!!」

 煉獄「時透————!! (無一郎の方へ駆けだして)」
 雑魚鬼「ァァァァァ!」
 煉獄「悪いが今は貴様らの攻撃など関係ない! (ビシャッ)」
 

 〜雑魚鬼、無一郎に負傷を与えた一体以外消滅〜

 煉獄「大丈夫か!」
 無一郎「は、はい、ちょっとしくじっただけで……(刀を鬼の腕に当てて斬ろうとする)
     刃が通らないっっ!!」
 煉獄「(何故だ? なぜあの程度の鬼がここまで強い!? 何が起こってる?)
    時透、もう少し辛抱してくれ!」
 無一郎「僕の方は大丈夫なんで……皆の方へ行ってください……」
 煉獄「そんなことできるわけないだろう! 俺はここで見張る!」


【宇髄&実弥&悲鳴嶼VS雑魚鬼】

 実弥「おいおいおいおい、こりゃあどういうことだ? 頸を斬っても死なねえぞオイ」
 雑魚鬼「ウガァガァ!!(突進してくる)」
 宇髄「全く、訳が分からねえ! 音の呼吸・壱ノ型 轟!!(ドォンッッ)」
 悲鳴嶼「………やったか……?」
 雑魚鬼「(ゆらりと起き上がって)」

 実弥「嘘だろオイ、俺らがどうにかしちまったのかよ。こんな雑魚鬼がまさか十二鬼月?」
 宇髄「んなわけあるかと派手に突っ込みてえが、常識外れなのは間違いないぜ」
 雑魚鬼「ウガァァァ!!(突進してくる)」
 実弥「風の呼吸・壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!」

 雑魚鬼「(胴を真っ二つに斬られる)ギャァァァァァ!!」
 実弥「嘘だろ? また生きてんぞコイツ」
 悲鳴嶼「………私にやらせてくれないか……(鎖につながれた鉄球を構えて)」

 宇髄「頼むぜ悲鳴嶼さんよ。俺はもう頭がゴチャゴチャしてやべぇ」
 悲鳴嶼「岩の呼吸・参ノ型 岩躯の膚!(鉄球を鬼に向かって振り下ろす)」
 雑魚鬼「ギャァァァァァ!(即回復)」
 実弥「嘘だろ……!? これじゃまるで歯が立たねえじゃねえか……」

 【一方義勇】

 義勇「はあ……はあ……クソッ……」
 雑魚鬼「ギャァァァァァ!」
 義勇「壱ノ型……水面斬りっ!」
 雑魚鬼「(ドサッと倒れ)」
 義勇「もう……体が動かない……ダメだ……(ドサッ)」

 【一方しのぶ】

 しのぶ「き、斬られたっ…なかなか血が止まらない……」
 雑魚鬼「ブンッ←(切っ先の鋭い棘を発生)」
 しのぶ「蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ!(辛うじて避ける)
     体力が……もうギリギリ……誰か、早く……」


 【一方蜜璃&伊黒】

 蜜璃「キャアァァ!(突然背後に現れた鬼に噛みつかれる)」
 伊黒「甘露寺———!! 早く止血しろ、早く!!」
 雑魚鬼「グルルル……」
 蜜璃「(ドサッと地面に倒れて)」
 伊黒「腹立たしい……蛇の呼吸・弐ノ型…うっ(ドサッ)」



 ???「やばいやばいやばい急げ急げ急げ! あっちだっ おいお前遅いぞ!!」
 ???「うるさいな。大声出さないでくれる? 合わないね、君とは」
 ???「二人とも、雑魚鬼を操っている鬼は向こうです。奴らを頼みます。
     私は柱のみなさんを安全な所に避難させますので」

 ???「○○様、今日も美しい……!」
 ???「ねえ。戯言言う暇ないから、さっさと行きなよ。刻むよ?」
 ???「物騒なこと言うな! ほれ、『目』だ! 頼んだぞ!」



 ネクスト→柱、大ピンチ!!
      そこに現れた人物とは?
      次回もお楽しみに!