二次創作小説(紙ほか)
- 第20話「集められた鬼たち」 ( No.55 )
- 日時: 2020/03/31 19:52
- 名前: むう (ID: Dd/6LLrW)
【柱合会議と同時期 無限城】
燐月「むーくーろーちゃーん!! ねえ骸ちゃん、ねえねえ!」
骸「何かしら燐月。うるさいのだけれど」
燐月「それがさー、あとの4人が来ないんだけど、まっさか遅刻?
でもそしたらさぁ、俺たち2人っきりな訳じゃん?」
骸「……悪いけれど私この後用事あるから、貴方の期待には答えられないわよ」
燐月「えぇー。間が悪いよォ」
上弦の零・伍:燐月(りんげつ)
上弦の零・壱:骸(むくろ)
???「おいおい燐月!! 骸様に変なことするんじゃねえよ!」
燐月「あ、銘祈(めいき)くん! そんなんじゃないんだよ、ただ遊びに誘ってるだけー」
銘祈「ったくテメエは千年前と全く変わってねえな。間延びした声も飄々とした態度もよ」
燐月「銘祈くんも、相変わらず口が悪いねぇ」
上弦の零・肆:銘祈(めいき)
銘祈「骸様。こんな奴の相手なんてしなくて結構ですよ。だって伍ですもん一番弱い」
燐月「き、君ね、そんなふうに仲間虐めしちゃだめだよ、ねぇ求手名(ぐてな)ちゃん?」
求手名「他人に意見を求めないで自分で決めたらいいんじゃねー?」
上弦の零・参:求手名(ぐてな)
求手名「赤ん坊じゃないんだしさ。アタシに聞かれても知らんがな」
銘祈「だってよ。求手名の言うとおりだぜ。てことでこの話は終了な」
骸「あらあら、勝手に終わらせられたわね燐月。いつものことだけど」
燐月「ねぇ聞いてよ骸ちゃん、みんながさぁ、俺をこうやって虐めるんだよォ———」
???「みっともないねえ燐月さん。僕はあと何回あなたの泣き顔を見ればいいの?
そもそもの話、あなたより後に鬼になった僕を含め四人より弱いわけだから
口出しするだけ無駄だけど」
求手名「やっほー新羅(しんら)。相変わらず小っちゃいねえ」
新羅「だって僕子供の鬼だもん。しょーがないでしょー」
上弦の零・弐:新羅(しんら)
・・
骸「さて、全員揃ったことだし会議を始めましょうか」
燐月「あの方はまだお見えになっていないけれどいいの?」
骸「いいわ。私から伝えておくから」
銘祈「流石、壱は格が違うわ、なあみんな」
求手名「そうだなー。どこかの誰かさんとは違って」
燐月「求手名ちゃん今俺見た?」
新羅「さぁねー。じゃあ始めよ! 人間大量殺害計画ぅー!」
骸「笑顔で言う計画でもないのだけど。さあ、始めましょう」
第4章終わり!
→第5章に続く!