二次創作小説(紙ほか)

第21話「宵宮家探索」 ( No.59 )
日時: 2020/04/01 06:28
名前: むう (ID: Dd/6LLrW)

 第5章とつにゅー!いえーい!
 ここまでよく頑張った!

【宵宮家に向かう途中にある鱗滝さんの家】

 炭治郎「禰豆子−! 元気にしてたかー? ごめんな会議に連れて行ってやれなくて」
 禰豆子「ムームー!(ニコニコ)」
 善逸「ねぇぇぇぇずこちゃ——————ん!!!」
 伊之助「うるっせえ!(ボカッ←善逸を殴る)」

 仁乃「やっほー累。鱗滝さんとの暮らしは慣れた?」
 累「………ねえ君たち。いくら地図が曖昧だからって場所の調査を僕にやらせないでよ。
   鱗滝ったら僕が筆片手に苦戦してる時もずっと『判断が遅い』って言うんだ」

 睦彦「だって俺勉強とか得意じゃないし」
 伊之助「字読めねえし」
 仁乃「何だかんだで忙しかったし」
 善逸「努力とか苦手だし」
 炭治郎「出発の準備もしなきゃならなかったし」
 かまぼこ隊一同「だから許して?」

 鱗滝「………地図調査の権を他人に握らせるな。他人に頼るな」
 炭治郎「う、鱗滝さん、お久しぶりです……」
 鱗滝「バンッッ←(木刀で炭治郎の頭をボカッ)」
 炭治郎「相変わらず手厳しい……」

 累「とりあえず地図で『ここらへん』って丸がしてあるところ…丸の中心に点を書いて、
   現在地である鱗滝の家からの距離を定規で計って計算したよ」

 睦彦「頭いいなお前……鬼のくせに」
 仁乃「人間でも鬼でもどっちも一緒だと思うけど……ありがと、累」
 禰豆子「ムームー!(累の頭をなでなで)」
 善逸「ハッ。ねぇ禰豆子ちゃーん。だからそいつの相手しないでこっちに……」
 伊之助「テメエまた縛られんぞ」
 炭治郎「うっわあ(渡された地図を見て)正確に調べてある! 助かるよ!」

 累「朝は暇だし、暇つぶしには最適だったよ」
 善逸「確信した。この小説のМⅤPは間違いなくオマエだわ」
 炭治郎「それで、どこに宵宮家はあるんだ?」
 仁乃「あんまり時間がかかるのは嫌だなぁ……」
 睦彦「一番足が速ぇ奴が何気にしてんだよ胡桃沢」
 仁乃「あ、そっか」

 累「ここから南南西の位置、およそ3日かかると思うよ」
 鱗滝「山のふもとにあるようだから鬼には気をつけろ。人気のない場所は鬼の絶好の活動場所だ」
 かまぼこ隊一同「はい!」

 鱗滝「ところで………儂の面を知らんか?」

 炭治郎「え?」
 禰豆子「ムー?」
 善逸「は?」
 伊之助「ハア?」
 仁乃「ん?
 睦彦「……なんて?」

 かまぼこ隊一同「(鱗滝の顔を見て)うわっめっちゃイケメン!!」
 鱗滝「儂の面を知らんか?」


 ・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・
 
 ・・・・・・




  ※30秒お待ちください


 伊之助「ア——————! 俺の毛皮がなんか天狗の面になってる!」
 善逸「……ということは……」
 睦彦「おっさんの頭に毛皮乗ってるぅ!」
 炭治郎「こんなことが出来るのは……」
 仁乃「え、何で私を見るわけ? 術使ってないよ?」

 累「あ、僕が糸で操ってます」
 かまぼこ隊一同「さっさと戻さんか————!」


 ネクスト→累の協力によって宵宮家の位置が分かり、南南西へ進むかまぼこ隊一同。
      途中のお店で外食したり、のんびり旅をしていたが……。
      次回もお楽しみに!