二次創作小説(紙ほか)
- 第23話「最悪の出会い」 ( No.68 )
- 日時: 2020/11/23 08:42
- 名前: むう (ID: mkn9uRs/)
通院で採血して疲れまくったむうです。
花子くん、眠気冷ましてください。よろしく。
【何やかんやあったものの、無事に宵宮家前に到着】
善逸「ふぅーはぁーひぃー。聞いてないよ、この家がある山に鬼が出るってこと!!」
炭治郎「鱗滝さんが『鬼が出るから気をつけろ』って言ってたぞ」
伊之助「雑魚鬼で良かったぜ。倒すのが簡単でちょっとつまんなかったけどな!」
仁乃「ふー、ふひぃー。私もうダメ死にますおやすみぃ〜(いつもの貧血)」
睦彦「まだ逝くな胡桃沢!! 起きろ!!」
寧々「花子くん、また助けてくれてありがとね!」
花子「いや何もしてないよ。白状代(花子くんの武器である人魂の一つ)で鬼を蹴散らしただけ」
光「チックショー! 何も出来なかった……。この錫杖に『封』の紙が貼られてなければ!」
※光くんの武器である錫杖は、花子くんを払おうとしたときに
花子くんが『封』と書かれた紙を貼ったのであまり攻撃力がない。。
炭治郎「ここが、宵宮家……。蝶屋敷と同じ位広いな」
善逸「こんな広い屋敷に一人で住んでんの? 何か庭に畑もあるけど自分で作ってんの?」
伊之助「………それでその陰陽師って奴はどこにいる! 捕まえて勝負を挑むぜェ!」
睦彦「しっかしデカい家だなこりゃ。金の匂いしかしねえ」
仁乃「あ、あそこに人がいる」
〜家の前で薪を割っている一人の女の子を発見〜
寧々「あの子! 大根足って言ってきた犯人!」
光「謎の術でぶっ飛ばされたけど、今度はそうは行くか!!(杖を構えて)」
花子「じゃあ……ここは強行突破ってことで。行け、白状代!!(ビュンッ)」
〜白状代が女の子めがけて飛んでいく〜
炭治郎「うお、凄いなあの人魂!」
善逸「何かカッコイイ〜!! ちょっとムカつく」
伊之助「俺もやりてぇぇぇ!(←できません)」
仁乃「あ、女の子がこっちに向かって歩いてくる! けっこうカワイイ………アレ?」
睦彦「おいおいおいおい、何か丸い水晶みたいなのがついた杖持って猛進してくんだけど!」
???「………一遍死んでください」
花子「あ、御免けど俺もう死んでるからもう一回死んだりできないので、うん」
???「……祓魔術 壱ノ目・水の神 水龍刃風(すいりゅうじんぷう)!!」
かまぼこ隊一同「うおわっっ!! 水を含む突風が! うおっ!」
寧々「(ビクッ)逃げる逃げる逃げる逃げる逃げるっっっ(ビュー————ンッ)」
※寧々は水を浴びると魚になる。
〜白状代、風の渦に巻き込まれてクタクタに〜
花子「おい宵宮!俺の白状代をいじめないでくれる」
白状代「(弱弱しい動きで花子くんの元へ)」
光「ギャ————ッッ(風の渦にのまれてグルグル回転状態)」
花子「え、少年??」
???「何ですか便所虫くん。折角追い出したのにまた来たんですか懲りないですね。
君たちはうちの子じゃありませんので、これに懲りたらとっととお帰り下さい」
花子「便所虫…………俺、もう帰るねさよなら……(ヒュー)」
光・寧々「花子(くん)———!!!」
かまぼこ隊一同「『うちの子じゃありません』って、母親か!!」
睦彦「噂に聞いてた通りの毒舌だな」
仁乃「そ、そうだね大丈夫かしら……」
炭治郎「君が、宵宮有為ちゃん?」
善逸「めっちゃ可愛い〜! 可愛すぎて死にそう!」
伊之助「やべえぜコイツ強ぇぇ!!」
有為「ええ、そうです。あなた方は鬼狩り様ですか?
取りあえず上がってください。話は中で伺いますので」
炭治郎「あ、ありがとう。えー—っと、向こうの三人は?」
有為「ああ、気にしないでもらって結構です」
花子くんキャラ一同「おー———い!!(# ゜Д゜)」
禰豆子「ムームー!!(三人を中に入れないなんて酷いよ!)」
善逸「う、有為ちゃん! いくら何でもね、それは酷いと思うよ、うん」
伊之助「生意気言うなこの味噌っかす!」
睦彦「あいつらは俺らの案内役? で結構頼りになったんだよ。
寄る家もないみたいだし入れてやったらいいじゃねえか、こんなデケェ家なんだしよ」
仁乃「そうだよ、いくら何でもそれは無慈悲……」
有為「……まあ鬼狩り様がそう言うのであれば考えてみましょう。
そこの便所虫、大根足、交通安全ピアス? ボクの家へ入って結構ですよ」
寧々「だから私は! 大根足じゃない!!」
光「オレの名前は源光! 名前があるんだからそれで呼べ!」
有為「分かりました。『げんこう』くん」
光「音読みやめろ—————! みなもと・こう!!」
有為「はい(手を叩いて)。うるさいお守りピアスくんは黙ってください。
さあ、行きましょう」
炭治郎「こっちとあっちの扱い方の差が凄い……」
禰豆子「(しょんぼり)」
善逸「有為ちゃん恐るべしだわ、時透くんの方がまだまし」
伊之助「……悪口合戦させるといい勝負かもしれねぇな」
睦彦「いやどんな勝負だよ」
仁乃「さ、さあ寧々ちゃんたち、気を取り直し……て…(チラっと三人の方を向いて)」
花子「………俺はね、七不思議の七番目……・トイレの花子さん、またの名前を便所虫……」
かまぼこ隊一同「花子くんのダメージがヤバい!!」
寧々「こ、これで大丈夫なの———?」
ネクスト→僕っ子毒舌少女・有為の家へ案内されたかまぼこ隊一同と花子くんたち。
有為の悪意のない毒舌がビシビシ突き刺さるがみんなは大丈夫なのか?
次回もお楽しみに!
ちなみに無一郎と有為ちゃんの毒舌の強さは、
無一郎<有為
有為ちゃんには誰にも勝てません。。
アーメン。
- 第23話「最悪の出会い」(2) ( No.69 )
- 日時: 2020/11/17 16:06
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
【宵宮家に通された一同】
〜十畳ほどの広い和室に通され〜
有為「では、ここの部屋で少しお待ちください。すぐに準備してきますので」
炭治郎「分かった。ありがとう」
有為「それでは(向こうの部屋へ消える)」
〜一同、座布団に座って〜
かまぼこ隊一同「はぁ———」
炭治郎「3日かかってやっとここまで来れた……さすがに疲れた。足が痛い」
禰豆子「ムームー!(炭治郎よしよし)」
善逸「うわ、この座布団めっちゃふわふわ! 座り心地最高〜。このまま寝るわ俺!
あとのことよろしく。じゃ、おやすみぃ!」
伊之助「寝んなこの野郎!(ボカッ)」
善逸「殴んなこの猪頭! 昨日うどん屋で睦彦に殴られたとこがまだ痛いんだよ!」
伊之助「知るか!」
仁乃「屋敷の広さもさることながら、この部屋も広いね。
蝶屋敷のベッド三つ位なら余裕で置けそう」
睦彦「だな。兄二人は生死不明だっけ? こんな家に一人ぼっちってどういう気持ちなんだろ」
光「あの子多分何にも考えてないと思うぜ、だってあなたたちとオレたちの扱い方の差ありすぎ」
寧々「兄妹が生きているかどうか分かんないって、すっごくつらそう。
で、でもでも、大根あ……(気にしていることを自分で言ってしまいションボリ)」
光「先輩————! 元気出してくださいよ、ね!」
炭治郎「元気がないと言えば…」
花子「………はい、俺はどうせ便所虫ですよ……」
善逸「ブツブツブツブツ言ってんな。君大丈夫?」
仁乃「大丈夫なわけないでしょ、あの状態」
伊之助「こんなことで落ち込んむなんてやっぱりお前弱いぜ!」
睦彦「ば、バカ! ショックを受けてる相手にそんなこと言うな、ホラ…」
花子「ああ、いいのいいの、うん……」
睦彦「ほらぁぁぁぁぁぁ!! だから言ったろうがこのバカバカバカバカ!(伊之助を揺さぶる)」
伊之助「うおっうわっ目、目が回るやめろこのやろ!」
有為「お待たせしました。こちら、抹茶と茶菓子になります(ちゃぶ台の上に置いて)」
寧々・仁乃「ふわぁぁぁぁぁ! 美味しそー(テンション急上昇)」
花子「(チラッとお菓子に視線を移して)」
炭治郎「ありがとう有為ちゃん。嬉しいよ!」
伊之助「(毛皮を取って)美味そうじゃねえか! おいそこのフワフワ野郎(花子)!
食べねえなら俺が食べてやる!」
善逸「お、お前女の子の前で乱暴な食べ方するなよ嫌われるぞ!作法があるのよ分かる?」
伊之助「知らねえ!」
禰豆子「ムームー!」
炭治郎「禰豆子も食べるか? ここの桜型のお饅頭おいしそうだぞー」
禰豆子「ムームー!(頷いて)」
睦彦「おーい花子。食べねえともったいねえぞー」
花子「ま、まあ? 食べるよ? 当然(ジーッ と有為を見て)」
有為「(近くの座布団に腰を下ろし)……先ほどはボクが悪かったです。許してください。
えー—と、八尋さんと、花子くんと、原稿くんでよろしいでしょうか」
花子「YESその通り。もうこれからは便所虫だなんて言わないように!」
寧々「謝ってくれればいいのよ。よろしくね、有為ちゃん」
光「そうそう、オレの名前は原稿………ん???」
有為「それでは、お茶などを召し上がって頂きながら鬼狩り様にはお話を伺いしたいのですが」
かまぼこ隊一同「はい!」
光「ちょ、ちょっと待て! オレの名前は、『みなもと・こう』!原稿じゃないって」
有為「(知らんぷり)はい、それでは、なぜ皆さんがボクの家にお越しになったのか説明を」
光「聞け————!!!」
かまぼこ隊一同「えっと、それは、(ピーチクパーチクチュンチュンチュン←説明中)」
光「いやお前たちもちょっとは弁護しろよ! ね、先輩!」
寧々「このお饅頭ふわっふわでおいしいと思わない? 禰豆子ちゃん!」
禰豆子「ムームー!(饅頭を食べて幸せそうな顔)」
寧々「だよね。ねえねえ、この子はね、もっけちゃん! 可愛いでしょー?」
もっけ「なでろ」「ねずこかわいい」「すき」
禰豆子「ムームー(^^♪(もっけちゃんなでなで)」
寧々「ねー。可愛いよねー」
花子「どうやら女子トーク中だね。残念だったね少年(光の肩に手を置いて)」
光「宵宮—————!! やっぱお前から先祓うわ!」
花子「人間だけどね。頑張ってぇ」
ネクスト→なぜ宵宮有為は一人で暮らしているのか。
本人から語られる陰陽師の事情とは…?
次回もお楽しみに!