二次創作小説(紙ほか)
- 第24話「陰陽師・宵宮有為」 ( No.72 )
- 日時: 2020/11/23 08:45
- 名前: むう (ID: mkn9uRs/)
ちょい前の投稿で、『花子くんと寧々ちゃんと光くんしか登場しない』などと
言っておきながら、もっけちゃんという存在を登場させてしまった犯罪者、むうです!
「もっけって何?」と思った方は、後でこのページに参照つけときますので見てね。
じゃ、続き!
【かまぼこ隊・話の説明が終わって】
炭治郎「……ということで、お館様の指示の下、宵宮家を探すことになって」
善逸「ホントマジ大変だったんだよ?うどん屋で女の子に全力で引かれるわ賠償金払わされるわ
鬼が出るわで。この世界に散々いじめられて俺もう嫌!!」
伊之助「テメエの世界大変だな」
睦彦「まあぶっちゃけ善逸は自業自得なんでスルーしとくとして」
善逸「今の見た? これが営業妨害ですよ! 我妻善逸の発言という営業を奪うなんて君!」
伊之助「うるせえ!黙れボケ!」
仁乃「話はこんな感じなんだけど、OK?」
花子「うん、了解。君らの世界シビアだね。まあそんな世界に呼び出されたんだから
結局のところ俺の手助けが必要って事でしょ?
回りくどい良い方しなくても俺にはバレバレだよ宵宮」
有為「すみません。ちょっと何言ってるのかボクにはさっぱり」
花子「あ、そう…」
寧々「花子くんは、有為ちゃんのために戦いたいって!必要だって言ってるんだよ有為ちゃん」
光「流石先輩、ナイスフォロー。いや花子のフォローなんてオレには必要ないけど…」
花子「ヤシロ、もしかして俺のこと心配?」
寧々「ま、まあ、ずっとテンション下がっててらしくないなって」
花子「(ギューッ)」
寧々「ふぇぇぇぇぇぇ!?」
善逸「あ、が、ぬ……。だ、抱き着くだと? 女の子に……抱き着くだと?(←二回)」
睦彦「…ケッコー積極的だな。なあ胡桃沢?(ドキドキドキドキ)」
仁乃「プシューッ プシューッ(恥ずかしさがMAXに達し沸騰)」
睦彦「胡桃沢?? お、おい大丈夫か?」
有為「なんの話か知りませんが、花子くんに手伝ってもらうような仕事は厠の掃除だけですので」
寧々「ふふふ……良かったぁ。いつもトイレ掃除させられるのは私だからね!?
自分の領域くらい自分で掃除しなきゃー。ねー花子くん!」
花子「何でヤシロは、いつになくテンションが高いの?」
寧々「さあ? 自分に巻き付いてた鎖がようやく解放される感じ?」
花子「………要するにトイレ掃除を俺に押し付けることでできて嬉しいんだね」
有為「さて、話がずれてしまいましたが……」
花子「ごめん…」
有為「なるほど。六新鬼月を倒すためにはボクたち陰陽師の力が必要と……」
炭治郎「封印が解けたみたいで、実際この前も柱9人を襲ったらしいんだ」
善逸「一人につき犠牲は一億人。そんな鬼を封じ込めた陰陽師の子孫なんでしょ君!!
じゃあもう一気にさ、全部封じてよお願い!」
有為「善逸さんが仰るように、ボクとしても鬼殺隊の役に立ちたいと思うのですが…」
伊之助「何だよ? まさか『封じ込めることが出来ない』とかねえよな!?」
仁乃「有為ちゃんが見せてくれた水の風の術、凄い威力だったよ。鬼にも勝てるんじゃない?」
睦彦「そうだな。なぁ宵宮、何がだめなんだ?」
有為「そうですね。現在のボクの力では、封じ込めることに成功したとしても霊力が弱いので、
また復活するかもしれません。ボクの術は実はまだ未完成なんです」
かまぼこ隊一同「未完成?」
有為「宵宮家は代々、長男または長女に術を教え、陰陽師の歴史を築き上げていくのですが、
一番術の知識を持っていた十歳上の兄の十郎は町へ出たその翌日から行方不明。
彼を追って町に出た次男の茂吉も行方不明。
術を極めていた二人の行方が分からず、一人ぼっちになってしまったボクは当然、
宵宮家の伝統を作り上げていかなければならず、独学で術を学んだのですが…」
炭治郎「まだ、術の全部を会得してはいない、と」
有為「そういうことですね」
善逸「そ、それで大丈夫なの? 六新鬼月と戦えるの? ねぇ! 死なない?」
伊之助「気が滅入ること言うな、この!(ボカスカ)」
善逸「だから殴んなって!!」
睦彦「封印できるようにするためには、まず術を会得する必要がある…なるほどね」
仁乃「分かった。そのことについても、またお館様に説明しておくよ」
光「嘘だろ? あんだけオレたちを痛めつけておいて、未完成?
オレの家お祓い屋だけどお前んちの方がはるかに上っすね!」
花子「まあ陰陽道とお祓いは全然違うからねえ。しかし俺もあそこまで追い込まれるとは」
寧々「それは、術でも口でもってこと?」
花子「うん、まあそういう事」
有為「中途半端で申し訳ないです。一日でも早く術を体に叩き込みますので」
炭治郎「一緒に頑張ろう!!」
伊之助「急げよ! お前が鬼を弱らせたら、俺が倒す! そうすりゃ俺は一番強い寸法だ!」
睦彦「陰陽師も色々と大変なんだな。俺ももっと目立てるように頑張らねえと!」
仁乃「応援してるよ、むっくん!」
睦彦「……ん」
善逸「(ヤバいこれはヤバい、睦彦×仁乃ちゃんのカップルできるまでに
俺も早く禰豆子ちゃんと付き合わねば!!)
禰豆子ちゃ———ん! 一緒に……」
禰豆子「ムームー!(お饅頭もぐもぐ)」
もっけ「おいしいか」「なでろ」「ねずこ」
禰豆子「ムームー!」
もっけ「ななばんより」「ねずこすき」「なでろ」
禰豆子「ムームー!(私は善逸よりもっけちゃんの方が好き!)」
善逸「ぜ、善逸よりもこのふわふわ兎が好きだって今声が……Σ(゜д゜lll)ガーン」
花子「え、今俺より好きって言った? でも俺にはヤシロがいるから〜。ね?」
寧々「………ま、まあ、助手っていう関係だけど」
有為「(汚物を見るような目)自分から喜んで、他人に甘えてもらいたい猫になるなんて」
花子「言い方酷い!!」
ネクスト→深夜、有為のことを心配し声をかけた炭治郎だったが…。
次回もお楽しみに!