二次創作小説(紙ほか)
- 第弐話「寧々の男性観察」 ( No.87 )
- 日時: 2020/11/17 16:18
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
こんにちは、皆のアイドル(大根足)・八尋寧々(やしろねね)です!
陰陽師の女の子、宵宮有為ちゃんに間違って召喚させられてから半月がたちました。
かまぼこ隊のメンバーともすっかり仲良しです♪
実は先日、お館様(?)と言う人に有為ちゃんが呼ばれて、全員臨時の柱合会議(?)に参加。
現在は蟲柱(?)の胡蝶さんの屋敷にお邪魔しています!
なんか言葉に?がいっぱいついちゃってごめんなさいっ。用語とかよく分からないんですっ。
えっと、それで今蝶屋敷には柱の人と私たちかまぼこ花子隊がいるんだけど、
その中の男の人を観察しよーと思います!
花子『え、ヤシロって好きな人いるんじゃないの?』
寧々『いるけど、それはそれ、これはこれなの!!』
花子『ふぅん』
花子くんは不思議な顔してたけど、ま、いいよね!
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〈蝶屋敷・居間〉
【観察ターゲット其の1:かまぼこ隊】
炭治郎「寧々ちゃん花子くん光くん。ここは蝶屋敷って言うんだ。
鬼殺隊の蟲柱の胡蝶しのぶさんの屋敷でね、鬼殺隊って言うのは…(以下永遠に続く)」
寧・花・光「長い……」
善逸「お前説明長すぎ!もうちょっと簡潔にやろ」
伊之助「じゃあ俺が説明してやらぁ!」
睦彦「………できんのかよお前が」
伊之助「俺様にできない事なんてねぇぇ!」
仁乃「じゃあ、説明行ってみよ〜!」
伊之助「ここはしのぶん家だ! 以上だぜ」
かまぼこ隊一同「いや、それはもうわかってるから」
伊之助くんはよく言えばマイペース、悪く言えば自分勝手。
でも自分の生き方を貫いている凄い人です。
寧々「(猪の被り物もインパクト…)」
炭治郎くんは真面目でしっかり者。
だけど時々ちょっと言動がずれることがあって。
炭治郎「確かにここはしのぶさんの家だ。まずその大前提を示せているのはいいことだよ」
寧々「(……また出ました。炭治郎くんのズレボイスが)」
善逸「アー——! 早く説明終わらせて俺遊びたいんですけどぉっ!!」
睦彦「正直だなお前。でも大声で言うな馬鹿やろう!」
善逸「そんなこと言って、お前もさっきからずっと貧乏ゆすりしてるだろうが」
睦彦「それとこれは別だろうが」
善逸「どこがだよ!」
善逸くんはとにかくうるさくって…。
あ、そうそう、初めて会った時も私にすり寄ってきてちょっと怖かった…。
でも優しくてやるときはやる人です。
寧々「(でも……悲鳴は耳にキンキン響くから音量もうちょい小さく…)」
善逸くんと仲が良くて、伊之助くんとキャラ被ってるのが睦彦くん。
目立ちたがりが玉にキズだけど実際すごく強いらしいんだ。
あと仁乃ちゃんに片思い中で、最近は花子くんにからかわれまくってる。
寧々「(そのギャップがカワイイ!!あと、ちょっとかわいそう…)」
炭治郎「まぁ、詳しいことはあとでしのぶさんから直接説明があると思うから」
善逸「ああ、うん、確かそう言ってた気がする」
伊之助「窓とか壁とか割るなよ!アイツ超怖えからな!」
仁乃「ちなみに伊之助さんは前科があります。三人もお気を付けくださーい」
睦彦「マジで!!?? 伊之助お前よく無事だったな」
花子「あ、俺ちょっと屋敷探検してくるー」
光「先輩はどうしますか?」
寧々「わ、私も一人でちょっと屋敷まわってこようかなー」
花子「俺と一緒に行く?」
寧々「行かないー」
花子くんと一緒に行ったらまず、1からかわれる 2脅される 3従わされるの
スリーBADなので拒否することにした。
花子くんは不満げな顔だったけど、渋々うなずいてくれた。
さて、次は柱(?)のみんなに挨拶してこようかな。
【観察ターゲット其の2 水柱・冨岡義勇】
〈縁側〉
義勇「…………(縁側に座ってボーとしている)」
寧々「(廊下を歩いていて、縁側の義勇発見)あ、あの人…確か…」
よし、早速観察☆
寧々「(義勇の隣に腰を下ろす)」
義勇「! え、っと、お前は……この前の臨時柱合会議で会った…」
寧々「八尋寧々です。よろしくお願いしますっ。えっと、あなたは確か—」
義勇「水柱の冨岡義勇だ」
寧々「(わー超イケメン。クール……!!)あの、冨岡さんって、どんな異性がタイプですか?」
義勇「ブーッッ(飲んでいたお茶を盛大に吹き出す)」
寧々「だ、大丈夫ですか!? は、ハンカチどうぞ」
義勇「わ、悪い…使わせてもらう」
〜義勇、お茶を吹き終わり〜
義勇「何でいきなりそんな話を」
寧々「いいじゃないですか、そんなの」
義勇「どんな異性が好きかって……考えたことないから答えようがない」
………なるほど。
じゃあ、ちなみに。
寧々「告白って何回されました?」
義勇「ブーッッ(またお茶を吹き出す)」
寧々「!!??」
私は唐突に理解した。冨岡さん、この人はこういう系のお話は得意じゃないようだ。
急にこっちが話を持ちかけたから動転しまくってる。。
寧々「あの、ホント—に大丈夫ですか」
義勇「……………大丈夫だ、身体は」
寧々「(あ、心に傷つけちゃった…何してるのよ私〜!!)」
義勇「話を戻すと、告白されたことはないしモテようと思ったこともない」
寧々「え、意外です〜。絶対モテると思うのに…」
義勇「そんなことはない。実際俺は……(嫌われると言おうとしてストップ)」
寧々「??? どうしました?」
義勇「…………何でもない」
冨岡さんはあんまり話してくれない。
まぁ初対面とほぼ一緒だし仕方ないか、と思う。
寧々「でも、モテると思いますよ!実際、何て言ったっけ…こ、胡蝶さんと気が合ってたし!」
義勇「ブーッッッ!!! ゴホッゴホゴホ(こ、胡蝶の話を持ってくるな…!)」
寧々「ギャ——! ご、ごめんなさいっ」
……もうこれ以上恋愛のお話を冨岡さんに聞くことは出来そうにないと悟りました。
ネクスト→次のターゲットは煉獄・宇髄・実弥!
次回もお楽しみに!