二次創作小説(紙ほか)

 第弐話「寧々の男性観察」(2) ( No.88 )
日時: 2020/04/14 18:33
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 
  寧々ちゃん視点は結構書くの頭使うな……。
  ってことで、続き行きます。

 〈蝶屋敷・廊下〉

【ターゲット其の3 煉獄】

 寧々「(なんか急に話しかけて悪かったな……冨岡さんかぁ。
    花子くんに余裕でからかわれそう……)」

 〜向こうの方から会話が聞こえてくる〜

 煉獄「—てということでよろしく頼む、だそうだ!」
 しのぶ「了解しました(ニッコリ)。まぁ立ち話もなんですし、
    また後で集まってお話しましょう」
 煉獄「把握した!」

 寧々「(うわぁ〜煉獄さんって言ったっけ。髪型独特な人だなぁ……)あのぉ〜」
 しのぶ「あ、寧々さん。ようこそ蝶屋敷へ。どうですか、居心地は」
 寧々「最高です! ベッドと—」

 〜ガッシャ————ン〜

 三人「…………(顔を見合わせて)」
 寧々「な、何か割れる音がしたんですけど…」
 しのぶ「犯人に心当たりがありますので、私対処してきますね(伊之助くんまたですか…)」
 煉・寧「また後で」

 しのぶさんは優しくておっとりしているんだけど、怒るときがものすごい怖いと聞いた。
 実際今のニッコリ笑顔はすっごく怖い……。

 〜しのぶ、急ぎ足で廊下を渡り〜

 しのぶ「伊之助くん! 今日という今日は許しませんからね!」
 伊之助「ゲッッ」
 花子「(ギクリ)お、俺は関係ないので!」

 しのぶ「二人とも、ちょっと向こうの部屋行きましょうか……」
 伊・花「…………すいません………」


 花子くん、何やってるの…。
 
 

 煉獄「確か、八尋と言ったか! 私は煉獄だ、よろしく頼む!」
 寧々「(すごくハキハキ喋る人だなぁ…)よ、よろしくお願いします」
 煉獄「こっちでの暮らしはどうだ?」
 寧々「は、はい、もうだいぶ慣れました。あのぉ、一つ聞いてもいいですか?」

 煉獄「なんだ?」
 寧々「好きな異性のタイプってあります?」
 煉獄「(考え中)そうだな、信念を持って物事を成し遂げられる人を尊敬するな」
 寧々「(おっとなぁ〜カッコいい!!)」

 煉獄さん、鬼殺隊炎柱。
 ハキハキしてて、自分の意見をしっかりいうところが素敵です。
 
 柱って色んな人がいるなぁ……。


 〜と、向こうから〜

 宇髄「よう煉獄。そんなとこで地味に喋ってないで部屋で話したらどうだ」
 煉獄「宇髄か! 実は先ほど胡蝶から、一時間後に柱で話し合いとの報告だ!」
 宇髄「なるほど。六新鬼月っつー派手な鬼がいる以上俺たち柱も派手にやらねーとなァ」

 寧々「(…すっごい個性強い人が出てきた…なんとなく睦彦くんと同じ感じがする…)」
 

 【ターゲット其の4 宇髄】

 寧々「こ、こんにちは、八尋寧々と言います。お、おしゃれですね」
 宇髄「分かるか! 派手派手に決めてるぜ」

 寧々「派手なものがお好きなんですね…(顔もイケメンだな…)
    ちなみにすいません、彼女とかっておられますか?」

 煉獄「大分踏み込んだ質問だな!」
 宇髄「あ? いるぞ。嫁が三人」
 寧々「さ、三人もおられるんですかっ凄い!」

 寧々「モテる秘訣とかって…あります?」
 宇髄「さぁね。足速けりゃモテんだろ。あと金」
 寧々「(『あと、金』!!)(゜_゜>)」

 宇髄さんが睦彦くんと似ている理由はすごく単純だった。
 派手好き・目立つのが好き。
 初めて会ったのに、どうもそんな感じがしないのは睦彦くんというキャラがいるから。


 宇髄「あ、すまんが俺たちはちょっと打ち合わせがあるんでな、失礼するぜ」
 煉獄「また後でな、八尋少女!」
 寧々「あ、ハイありがとうございましたっ」


 

 寧々「(廊下をてくてくと進む)えーッと確か柱は9人いて、
    女の人がしのぶさんとカンロ、かんなじ…? あ、甘露寺さんだ。2人いるから、
    男の人は7人か…。多いなー。
    さっき冨岡さん、煉獄、宇随さんと会ったから後4人…」


 〜ドンッッ〜

 寧・実「うわっ(ぶつかって)」
 寧々「すいませんごめんなさいっ」
 実弥「ああん? 何だテメェ」

 …………ヤバそうな人に会っちゃいました……。
 が、眼光鋭いっ。口調怖いっ。プレッシャー凄い!!!


 寧々「あ、あの……」
 実弥「ハァ?」
 寧々「(ひぇぇっ)あの、好きな人とかいますか……?(あくまでもぶれない質問)」
 
 実弥「舐めてんのかコラァ!!」
 寧々「ごめんなさいっっ」

 実弥「っなんだよ全く……(再び歩こうとして服を誰かに捕まれる)?テメエまた何か…」
 花子「俺の助手にそんな口きくのは許さないよ」

 寧々「花子くんっ」


 花子くんは、私が危ない眼に会った時、いつも助けに来てくれる。
 ただ……いつもは妖怪とかに危害を加えられた時だけど
 今回は、不死川さん、だっけ?に睨まれただけだし…。

 花子「ねー。そこの君。顔の傷いっぱいだけど大丈夫—?手当してあげよっか」
 実弥「誰だお前。俺に対してそんな口を利くとはいい度胸だなオイ—」
 花子「はい、治療済み(『封』と書かれたお札を実弥のおでこに張って)じゃね」


 寧々「ちょっと、花子くん!?? あ、ごめんなさいうちの連れがっ」
 実弥「…………おい待てこのクソガキっっっ!(寧々の言葉を無視して花子くんを追う)」
 

 不死川さん。ちょっと怖いけれど花子くんにからかわれるあたり
 結構素直な人なのかな。


 ネクスト→最後は伊黒・悲鳴嶼・無一郎の観察!
      次回もお楽しみに!