二次創作小説(紙ほか)
- 第参話「チョコレート」 ( No.93 )
- 日時: 2020/11/17 16:19
- 名前: むう (ID: 9Yth0wr6)
〈蝶屋敷にて〉
アオイ「ということで、任務の指令が来るまで皆さんには交代制で料理当番をしてもらいます」
しのぶ「みんなで作ったほうが美味しいですしね」
なほ「では今から、チーム分けを行います」
一同「(ゴクリ)」
すみ「ちなみに料理当番は、D班→C班→B班→A班→私たち蝶屋敷組という形で一周します」
一同「なるほど」
カナヲ「……くじ引きした結果、こちら……」
【蝶屋敷組】
しのぶ/アオイ/カナヲ/きよ/なほ/すみ
【A班】
炭治郎/無一郎/珠世/義勇/実弥/寧々
【B班】
善逸/蜜璃/累/宇髄/光/玄弥
【C班】
伊之助/伊黒/花子/煉獄
【D班】
睦彦/仁乃/有為/悲鳴嶼/愈史郎
玄弥「俺、何か登場しちゃったけどいいのかよ」
花子「少年だれ?」
炭治郎「俺の同期の玄弥だ。作者曰く、『登場回数少なくてごめん。おわびに』だそうだ」
玄弥「その結果が、コレ」
善逸「確かに俺たちかまぼこ隊と柱だけにスポット当たってるから、
ぶっちゃけどうしても出番少なくなるよな」
珠世「私たちもですけどね」
かまぼこ隊一同「珠世さん!??」
愈史郎「俺の登場回数は短編集のキメツ学園で一回、そして『鬼の猛攻』で一回! 少ない!」
累「僕に至ってはこの作品のMVPともてはやされたにも関わらず出番少ないし…」
かまぼこ隊一同「愈史郎くん? 累!??」
義勇「全員登場させて、最終回みたいにするな」
無一郎「作者曰く、『これからちょっと過激になってくるので今はリラックスしてほしい』
ということらしいです」
睦彦「逆に慌ただしくなりそうなんだが」
蜜璃「まあまあ、にぎやかなのは嬉しい事なんだし♪」
煉獄「うむ! こういうのも悪くないな!」
仁乃「こ、これから過激になるのね…」
善逸「上弦の零出ちゃってますもんね!?? 逃げるって選択肢はないですもんねこの小説!!」
伊之助「今からワクワクが止まらねえぞオイ!!」
寧々「と、とにかく今は楽しむに限るよ、うん」
花子「お、ヤシロいいこと言うねー」
光「さすがっす先輩!」
アオイ「では、D班の方はさっそく準備に取り掛かってください」
D班一同「はーい」
〜D班(睦彦/仁乃/有為/悲鳴嶼/愈史郎)厨房にて調理開始〜
有為「ではさっそく始めましょうか」
睦彦「お、おうっ」
悲鳴嶼「じゃあ私は味噌汁を作ろう……南無阿弥陀仏……」
愈史郎「あぁクソ、珠世様と同じ班になりたかった!!!」
睦彦「お、俺は卵焼き作るから、胡桃沢は他のおかず作っとけよ(卵を取り出して)」
仁乃「え、むっくん不器用なのに大丈夫? カスしか残らないんじゃない?」
睦彦「お前も言い方酷いな!!!」
有為「まぁ作ると言ったからには完成させる義務というものがありますね。
カッコつけて数分後、本当にカスしか残らなかったらギャグシーンとして
取り扱われるわけですし結果的にボクはどっちでもいいのですが」
睦彦「そこは期待しろよ!!!」
愈史郎「フーッ フーッッ(筒を吹いて火を起こしている)」
仁乃「では、クッキングスタート☆」
〈10分後 食卓〉
炭治郎「お、今日の朝食は豆腐の味噌汁と、筑前煮と、さんまの塩焼きと、あと……」
善逸「? 何だこの、黄色い焦げた塊は」
伊之助「((´〜`)モグモグ)・・・・・・まずい」
しのぶ「あらあら。失敗しちゃったんですね」
義勇「何だこれは」
無一郎「どこをどうしたらこういう物になっちゃうのか分かんない」
伊黒「調理方法をすぐに忘れてるお前も
『どこをどうしたらそうなるのか分からん』料理を作ったじゃないか時透」
無一郎「………掘り起こすのはやめて下さい」
睦彦「さ、最初は普通に卵焼きを作ろうとしたんだけど……(俯きながら)」
仁乃「こう、カッコよく裏返すのがやりたくて焼けてないのにひっくり返した結果…」
玄弥「こういうカスの塊になってしまったわけか」
悲鳴嶼「何と哀れな子供だ……南無阿弥陀仏……」
煉獄「ドンマイだ刻羽少年! 失敗は成功の基! また作り直せばいいじゃないか!!」
寧々「そ、そうだよ。逆に作れないものに挑戦するのが偉いよ!(必死のフォロー)」
睦彦「……………宵宮の言った通りのギャグシーンになってしまったじゃねえか…」
有為「ボクのせいじゃないですからね。あくまで睦彦くんの失敗ですから」
累「人間は色々と大変だね」
カナヲ「……元々は人間だったくせに……(もぐもぐ)」
蜜璃「む、睦彦くん。元気出して、ねっ」
伊黒「……ダメだ甘露寺。自己意識の高い人間ほど落ちこみが激しい」
宇髄「地味に落ち込んでないでさっさと食べねえかコラ!」
実弥「………食えねえほどではないな(もぐもぐ)」
珠世「この卵焼きに、珠世特製の『オイシクナール』という薬を振りかければ旨みUP!」
愈史郎「さすが珠世様!!」
花子「どこぞのキャラクターの秘密道具みたいなもの作るなよぉー」
光「……おーい睦彦、精神大丈夫か。また教えるぞ、料理方法」
睦彦「ちょっと寝てくるわ……」
一同「ふて寝!!??」
※その後こっそり一人で料理の練習をしたが全部失敗した。。
睦彦「なんで作れねえぇんだよおおおおおお!!!」
禰豆子「よしよしヾ(・ω・`)」
ネクスト→どーしても料理を諦めきれない睦彦に、花子くんがアドバイス☆
次回もお楽しみに!