二次創作小説(紙ほか)

Re: ポケモン二次作品 レイナ〜アローラ編〜エピソード2 ( No.19 )
日時: 2020/04/09 10:44
名前: ベリー ◆Y1mVUEY/OI (ID: xbduus1y)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

〜次の日〜

私はさっそく外にでようとした。
すると母さん達の話し声が聞こえた。

ユ「うっうっ、レイナも大きくなったわねぇー。しっかりして。ヒユウ君のお陰かしら、、、」
ワ「それもあるだろうけど、レイナもともとしっかりしてるからね?二歳で大人ぐらいの知能持ってたバケモノだからね?」
ユ「えー。そんなこと言わなくてもー。子の成長をしみじみと感じたいのよー。」
ワ「それヒユウの仕事じゃね?」
ユ「え?何?あのこレイナの親と化してるの?」
ワ「その通ーり!」

そんなわけあるかっ!と思ったが、よくよく考えると、、、
ヒュウはめんどくさい過保護だったわ。
ワセイ兄さんの言う通ーり。
すると「ピンポーン」とチャイムの音がする。
私はドアを開けると、そこには黒い肌に半袖半ズボンの少年、、、ハウがいた。

ハウ「アローラ!」
レ「アローラ。で、何?」
ワ「おー!ハウー!アローラ!」
ハウ「あー!レイさん!アローラ!」

ワセイ兄さんが奥から出てくる。

レ「で、何?」
ハウ「えっとねー!今日博士からね、博士の家に来るように言われてて、レイナも誘おうと思ってー!」
レ「は?」
ハウ「んー?」
レ「いや、何でもない。ありがとう。」

私を誘ってくれる人は気味悪がるから余り居ない。だから少しびっくりしてしまった。
そして、私はワセイ兄さんに軽い会釈をすると、ハウと博士の家に向かった。

ハウ「ねーねー!レイナっさー!」
レ「何?」
ハウ「ちょっと怖いよね〜」
レ「ハウはめんどくさいよねー。」

私は何気なく言う。
怖いのはよく言われているため、別になんとも思わない。
しかし、ハウは結構ショックを受けたようで、、、

ハウ「うえぇぇ?!俺、めんどくさい?!」

とめっちゃびっくりしている。
言われたこと無いのだろうか。

ハウ「いつも言われるんだけど!」

言われてるんかい。
私は呆れる。

ハウ「俺さー!レイナと仲良くなりたいんだー!」
レ「ん?私怖いんじゃないの?」
ハウ「怖いけどー。仲良くなりたいんだよねー!バトルしたらもう友達でしょ!」
レ「何その理屈。余り認めたく無いんだけど?」
ハウ「えー!!」

そんな会話をしていると博士の家に着く。
中に入るとリーリエ、博士がいた。

リ「あ!レイナさん!ハウ!」
ハウ「なんで俺だけ呼び捨てー?!」
ク「おー!レイナ、ハウ!アローラ!よく来てくれたな!」
ハウ「博士ー!アローラ!今日はどうしたのー!」
ク「うん!今日は旅立つ二人に取って置きのプレゼントを渡そうと思ってね!これだよ!」

すると、奥から赤色の何かが二つ飛んでくる。
ん?あれって、

レ「ロトム?!」
ク「その通り!ポケモン図鑑にロトムが入って、喋るポケモン図鑑になったんだ!」
ハウ「うえー!すげー!」
レ「これ、、、リーリエに持たせるべきじゃないんですか?」
ク「まーまー!」

えー?アローラの人楽観的過ぎない?!

ハウ「レイナー。そんなに、辛辣で厳かだったら、いつか糸が切れちゃうよー!もっと楽観的に〜。揺ったりと〜!」
レ「なんでよっ!それいつも私が怒ってるみたいじゃない。」
ハウ「怒ってはないけどぉー怖いじゃん!」
レ「はぁ、仕方ないじゃない。」
ロトム
『ソーロト!レイナは堅苦しいロト!』
ロトム
『ソー!ロト!ソー!ロト!もっと揺ったりと!ロト!』
レ「博士ー!このポケモン潰して良いですか〜?」
ロトム
『ロトー!ご、ゴメンロトー!冗談ロー!』
レ「アハハ!大丈夫!大丈夫!潰さないから、壊すから!」
ロトム
『それもそれで恐いロー!』
レ「アハハハハハ!」
リ「、、、レイナさん、ポケモンには優しいですよねぇー。」
ハウ「ねー、ロトムズールーイー!」
ロトム
『ロトー?!』
ク「アハハ!仲が良さそうでよかったよ!それじゃあ!三人共!良い旅を。」
リ「はい!」
ハウ「はーい!」
レ「はい。」

〜リーリエとハウ〜
その後、レイナは真っ先に草むらの中を探索し始め、ハウとリーリエの二人っきりになった。

リ「レイナさん、ポケモンには優しいですね。」
ハウ「うん!ずるいよねー!」

と、ハウが頬を膨らます。

ロトム
『ハウは焼きもち焼いてるロ!』
ハ「そんなのじゃなーいー!」
リ「フフフ。でも、ハウさんはなんでそんなにレイナさんにこだわるんですか?」
ハウ「えー?んー。なんでだろー?なんかねー。最初は近寄るなオーラ出してて恐かったけど〜。バトルしてさ。レイナ寂しいのかな?って思って、緊張の糸をほぐしてあげたいと思ったんだー!リーリエもレイナだけさんづけだよねー!」
リ「ええ?!私ですか?!わ、私は、、、レイナさんにこのポケモンを助けて貰って恩返しがしたいっていうか、、、バトルしてるレイナさんを見て、なんか心が暖かくなる、、、、なんでしょう?」
ハウ「んー?憧れてるの?」
リ「、、、!、、、はい!そうです!憧れてるんだと思います!いつか、私もレイナさんの隣に立ちたくて!」
ハウ「わー!じゃあ、同じだー!」
リ「はい!そうですね!」

リーリエは自分と同じ人が居て嬉しいのか、声のトーンを上げる。
ハウは手をあごにあてる。

ハウ「うーん、、、そうだ!リーリエ!最初の試練をする前にはレイナと親友になっておこう!」
リ「ええ?!親友?!」
ハウ「うん!半ば無理やりでもいいからさ!二人で協力して!」
リ「んー、、、出来ますでしょうか?」
ハウ「できるできる!」
ロトム
『ハウ、、、意外と肉食ロト、、、』

〜その頃〜
レ「はっくしゅん!」
ロトム
『どうしたロ?風邪ロ?』
レ「いえ、なんか寒気がして、、、」