二次創作小説(紙ほか)
- Re: ポケモン二次創作 レイナ達の短編集 ( No.3 )
- 日時: 2020/04/06 15:15
- 名前: ベリー ◆Y1mVUEY/OI (ID: YzSzOpCz)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
スイ
「まただ。なんで、先生止めないんだろ。」
レイ
「人数多くて手に追えないんでしょう。」
他にも食べ物の奪い合が多数ある。まさに弱肉強食の世界だ。
先生達は見ていられないのか、食堂を出ていってしまう。
スイ
「止めに行く?私達なら、これぐらいの人数数十秒で気絶させられるでしょ?」
レイ
「だめ。止めたとしても皆の空腹は収まらないし、止めに行ったって私達にメリットなんて無い。止めに行くだけ無駄。」
私は隣にいるイーブイをなでる。
スイ
「、、、レイは公徳心がないよ、、、」
レイ
「仕方無いじゃない。それに、メリットも無いのに人を助けるなんて、バカみたいじゃない。だったら首切らせて欲しいわ。」
スイ
「、、、」
そんなこんなで昼休み、私達は先生に呼び出された。
スイ
「なんだろうね!レイ!」
レイ
「さあ、新しい親が見つかった、なんて無いといいけど。」
スイ
「うん。出きるなら孤児で生きたいよね。」
レイ
「ええ。」
そうして職員室に入る。
先生
「あ!レイちゃん!スイちゃん!待ってたよー!」
スイ
「しぇんしぇー!」
スイがいかにも子供らしく接する。
レイ
「しぇんしぇーなぁーに?遊んでくれりゅの!」
私も子供らしく接する。
先生
「ふふふ!そうね!レイちゃん!スイちゃん!今日はね!新しいお母さんとお父さんが見つかったのよ!」
レイ、スイ
「は?」
先生
「え?」
あ、しまった、つい、
レイ
「お、おかーしゃんと、おとーしゃん?」
頑張って巻き返す。すると先生はにっこり笑って、そうよ!と答える。
スイ
「え?先生、だ大丈夫ですか?その人?!は、犯罪歴とかありません?もっとよく、調べて、、、」
レイ
「スイ?!」
私は慌ててスイの足を踏む。
はっとスイも我に帰ったのか、えへへと笑う。
スイ
「え、えーと、、、って、なんばーお兄ちゃん達が言ってたのぉー。」
先生
「あ、そうだったの。先生びっくりしちゃった!あのね。そのお父さんとお母さん達は明日迎えに来るからね!」
スイ
「あ、明日?!」
レイ
「、、、達、、、もしかして、スイとはお別れ?」
先生「そう。二人は別々になっちゃうの。」
レイ、スイ
「え、、、」
一番嫌なことが起きてしまった。