二次創作小説(紙ほか)

Re: 博麗の巫女が現代入り ( No.2 )
日時: 2020/04/12 09:44
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

二話 霊夢の初めて

「おーい、霊夢ー!……留守か?」
魔法使い、霧雨魔理沙は神社に来て霊夢を探していた。
「霊夢は一週間程留守だってさ」
「紫!じゃあ霊夢は今何処に居るんだ?」
幻想郷の結界使い、八雲紫は霊夢の事情は菫子に聞いていた。
「そーね…私達には当分たどり着くことのできないところ…かしらね」
「?」


「きゃぁっ!!!」
ドスッ
霊夢は上の方から落ちてきた。
「あ、霊夢。来れたみたいね」
菫子は「はわぁ…」とあくびをする。
「……ここが外の世界?なんかアリスや魔理沙の家の雰囲気に似てるような…?」
「そっか、あの二人は洋風の家に住んでるんだっけ。……で、それよりそれより!窓見てごらん!」
霊夢は言われて窓の方へ向かう。
「……わぁっ…」
日の光を反射する建物
色々な形で動くもの
大勢の人
チカチカ点滅する何か
霊夢には、全てが初めてだった。
「あれはビル、床走ってるのが車、チカチカ点滅してるのが信号、人が一定の場所に集まってるところが横断歩道だよ」
「………聞いたことないものばかりね…」
霊夢は外を見回す。
幻想郷に無いものばかり…
「よし、後で実際に行ってみる?」
「え!あれ(ビル)って入れるの?!」
「うん。ちょっと待っててね」