二次創作小説(紙ほか)

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.10 )
日時: 2020/04/30 12:35
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: 9i/i21IK)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第一章 レイナ〜旅に出る〜

私ことレイナは解散の指示が出ると真っ先に外へ出た。

「ねーねー!なにする?一緒にいこ!」

「俺はさ!大会で優勝するんだ!」

「しってる?今年強豪者沢山来るらしいよ!」

と周りがなんか言っている。
大会ねぇ、、、とりあえずそれを目指すか、、、優勝するつもりないけど、、、はぁ、速く終わってくれないかなぁこんな旅。

「レイナ」

後ろから肩をポンと叩かれる。
後ろを向くと、マオがいた。

「ん?何、、、って、ヒュウとトモバは?」

私が聞くとマオは後ろを指差す。
すると二人が走ってこちらへ向かっていた。

「お前が見当たらなくて探してたんだよ。」

「ああ、まぁ、こんな人混みごみじゃあね。」

私が呆れたようにいうと、マオも苦笑いする。

「レ〜イナ!捕〜まえた!はぁ、はぁ、、、」

トモバが元気よく、私に飛びかかる。
私は少しよろけながらも、トモバを支える。

「やっと見つけた、、、」

ヒュウが私の肩を杖がかわりにして息を整える。

「で、皆これからどうするの?」

トモバが私に抱きついたまま言う。

「俺はうーん、、、ヨーテリーと特訓、、、思考力とか、技の」

「マオ探偵志望だものね。」

私がそういうと、マオが八重歯を見せて不適に笑う。

「ああ!まあ、大会も出ようかなとは思ってるけどな。」

「私は!バニプッチとお父様を越える特訓!」

「トモバの父親、、、カゲロウさんを越える?」

ヒュウが聞くと、トモバはうん!とうなづく。

「お父様にバトルで勝ったこと無いからね!大会にも出る!」

「ヒュウはどうなんだ?」

マオが言うと、ヒュウが私から離れて言う。

「あー、、、色々だな、まぁ大会には出るつもりだ。レイナは?」

私かぁ、、、

「別に、大会目指すつもりよ。目的なんて無いし。」

「まぁ、レイナっぽいね。、、、ねえ!レイナ!マオ!ポケモンって何選んだの?」

え?!ちょ、急に話変えないでよ!びっくりするじゃない!
私は少しびっくりしつつ、きちんと答える。

「ツタージャ」

私はそういうと、ツタージャをだす。

「「、、、え?」」

トモバとヒュウが声を揃えて、目を丸くする。


「え、、、なに?」

「え、いや、レイナのことだから、俺のチャオブーの弱点をついた水タイプのミジュマルを選ぶかと、、、」

「ミジュマルは俺だ。」

そういうと、マオがボールからミジュマルを出す。

「ミジュマッ!」

「ええー!!なんでっ!」

トモバがいうと、マオが少し方をすくめながら言う。

「なんか、ヨーテリーが迷子になっちまって、探してたら、ミジュマルと仲良くなっちまったみてぇでこいつを選んだ。」

「ミジュマー!」

「キャンキャン!」

マオが言うと、それを証明するように二匹がじゃれ始める。

「あ、かわいい」

トモバがふにゃあとした顔でいう。

「レイナはなんでツタージャなんだ?」

「なんでだろ、、、なんとなくかな?本当なんでだろ。」

私が言うと、ヒュウがそうかと一言いう。


「ねーねー、あのポケモンさぁ、目付き悪いよね。」

「うん、あれだけは当たりたくねぇや。」

「はずれたんだねあのこ。」

「いや、でもあノコ呪いのこだから似合ってんじゃね?w」

「確かに、なんでヒュウ君とかトモバちゃんと一緒にいるんだろw」

周りの人が噂する。
タイミング悪いなぁ、、、そんなこと言わないでよ。
ツタージャは私の足元に隠れる。イーブイはツタージャを隠すようにしっぽをツタージャにかぶせる。

「レイナ、、、」

マオがいうと、私はその言葉を遮るように言った。

「ほら、いくよ。」

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.11 )
日時: 2020/05/03 23:41
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: CvekxzGv)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

スミマセンベリーです。

えと、、、投稿遅い?
スミマセンちゃんとしまふ。
サボり気味でしたがちゃんとします
(オリキャラと、オリキャラの細かいもの考えるのに苦労してるなんていえない、、、)

スミマセンほんまに頑張るのでよ、宜しくお願いしますっ!

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.12 )
日時: 2020/05/06 14:10
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: BEaTCLec)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

〜ヒウオギシティはずれ〜

私、ヒュウ、トモバ、マオは最初のジムバッチを手に入れるべく、サンギタウンに向かっていた。

「、、、なんで四人で行動してるんだっ!」

ヒュウが急に叫ぶ。
たしかにそうだけど、今更すぎやしない?
私は少し大きいヒュウの背中を追いかけながら思う。
すると、

「ヒューウー!!」

と後ろから声がする。
私と同じぐらいの身長
高いツインテールにしている女の子。

「あー!めいちゃん!」

「あ!トモバさん!」

赤白 萌唯(セキシロ メイ)
ヒュウの妹だ。

「メイ!どうしたんだよっ!ここは19番道路だぞ!危ないぞ!」

「まぁ、そりゃ分かってるよ!それより、ヒュウ!忘れ物!」

めいちゃんが巾着を取り出す。その中にはなんかの機械が入っている。

「メイちゃん。なんだ?それ」

「あ!マオさん!これはね、タウンマップと、ポケモン図鑑!ヒュウの忘れ物!」

「ヒュウ、、、学校から配られたタウンマップとポケモン図鑑忘れるって、、、しっかりしなさいよ?」

「トモバうるさい。」

そういいながら、ヒュウはメイからタウンマップと図鑑が入った袋をもらう。

「メイ、偉いね、危ないから速く帰るのよ?」

私はメイにいいながら頭をなでる。
メイはぱぁっと顔を輝かせてからにっこりと笑い、「うん!」と嬉しそうに言う。

「じゃあね!レーねぇ!」

といい、メイは、帰っていく。

「あらあら、赤白兄弟の好みって似てるのねぇ」

「だなぁ、、、」

「おい!マオ!トモバ!ちょ、どういうことだよっ!///」

「別にぃ、ねえ?マオ?」

「なぁ?トモバ」

「あのなぁー!」

そんな会話をしながら道路を抜けていく。
すると

「ホロッポォー!」

ポケモンの鳴き声がした。

「え?なにっ!」

トモバが言い終わると同時に私は鳴き声がする方向へと駆け出す。

「レイナっ!」

マオの声が聞こえたがきにしなかった。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.13 )
日時: 2020/05/13 20:33
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: e/CUjWVK)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

草むらを掻き分けて前に進んでいく。
私とイーブイの足音と呼吸、が回りに響く、、、

そのまま、、、ちょっとした広い所につく。
そこにはマメパトが群がっており、真ん中に少し背の低い男子がいる。(といっても私よりは少し大きいかな?)

その男子は図鑑を見ながらマメパト達を見る。そのあと、、、

「くっそっ」

といい、マメパトをける。

っ!なんでっ!私は考えるより先に、体が動いていた。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.14 )
日時: 2020/12/10 19:59
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: zbxAunUZ)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「ねぇっ!やめて!」

私のはっきりとした大きな声が木霊する。
少年はゆっくりとこちらをむく。
少し長い髪、白と黒のTシャツ、黒いリュックサック、、、身長は男子の中では低いほうかも、、、私よりは高いけど、、、

「なんだ。」

ギロッとこちらを睨む。負けじと私も睨み返す。
夏で蒸し暑く、汗が頬をなぞる。
私は意を決して口をひらく。

「私の名前はレイ レイナ。駆け出しのトレーナー。」

「俺はキサラギ セブン。カントーのものだ。」

カントー地方からきた人、、、観光目的ではなさそうね。だったらジム巡りかな?
それにしても、、、この人どっかで、、、

「それで、なんだ。」

男子─セブンはめんどくさそうに聞く。
私はセブンから出てくるオーラに負けそうになりながら口を開く。

「単刀直入に言うわ。何をしているの?」

私が聞くとセブンは「はぁ」とため息をつく。

「見て分かるだろ、、、厳選だよ。」

そりゃ見て分かる。
キサラギ セブンが言ってる通り、厳選だ。

厳選とは、まずポケモンの「強さ」について説明しなければならない。
ポケモンの強さは主に六つの種類があり、
攻撃、防御、とくこう、とくぼう、すばやさ、HPに分かれており、それは個体や種類によって数値が違う。
個体の数値を表したものを「個体値」
種族の数値を表したものを「種族値」という。
マメパトに囲まれているためセブンはその中の個体値の高いポケモンを探しているのだろう。
個体値が高いポケモンは強いからだ。

さっきのマメパトの鳴き声からして、6V(個体値が高いポケモン)がいなくてマメパトに八つ当たりしていたんだろう。

ただ、厳選というにも、この世界には限度がある。野生のポケモンを捕まえて逃がすならともかく、たまごを大量に返して厳選したり、こうやってポケモンを傷つけたりするのはNGだ。
卵厳選はポケモンを大量に逃がすため生態系が崩れてしまうし、ポケモンを傷つけるなんて普通に考えてだめだ。

「厳選にも限度があるでしょう?ポケモンに暴力したらだめよ。」

私はキッとにらむとセブンはまた「はぁ」と溜め息をつく。

「所詮は雑魚だ。強者がなにしてもいいだろ。」

「はっ?!」

強者は弱者に対してなにをしてもいい?!
なにいって、、、

「なにいってるのよ、、、そんなわけないっ!」

私はらしくもなく声を張り上げ下からセブンを睨み付ける。
セブンははっとした顔をする。

「お前、、、もしかして、、、いや気のせいか。」

そう呟くとセブンは首をふる。
そして冷酷な表情に戻ると「ふんっ」と笑う。

「それは弱者が言う言葉だ。」

嘲笑うかのように言う。
私はそれが悔しくて余計セブンを睨み付けた。

「まだ分からないみたいだな。だったら教えてやる。」

セブンはそういうとボールを手に取り、、、

「でてこいパルシェン。」

ボールを投げた。するとパルシェンがでてくる。

「このパルシェンだけでお前の手持ち全部相手する。」

「ハンデ、、、か」

私がそういうと、セブンがうなずく。
やってやろうじゃない!
私はその決意表明としてボールを構えた。

「やる気があるようでなによりだ。じゃあ、条件をつけよう。」

「条件?」

「俺が負けたらこんな厳選はやめる。
お前が負けたら、、、ジム巡りをやめろ。」

「ジム巡りを、、、やめるっ?」

「そうだ。雑魚がジム巡りをする必要なんてない。」

冷たい目でそう言い放つ。
私は震えながらも言ってやった。

「上等よ。」

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.15 )
日時: 2020/05/17 04:09
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: kct9F1dw)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ベリーです!
八雲さんオリキャラのセブン初(?)登場です!
キャラ崩壊とか気に入らない場面があったら教えてください。m(__)m

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.16 )
日時: 2020/05/17 05:10
名前: 八雲 ◆Q9h2Z8wRYQ (ID: f5yb.dIk)

どーも八雲でーす。
セブン初登場ですね〜
いえいえ気に入らないなんてとんでもない!
むしろ想像通りで好きですw

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.17 )
日時: 2020/05/17 12:17
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: b9lAghYk)

ベリーです。
八雲さん!そういっていただけて嬉しいです!(泣)
今後ともよろしくお願いします!

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.18 )
日時: 2020/05/18 22:29
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: nEqByxTs)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

プロフィールみたら「みたよ」数が200以上いって少し嬉しかったベリーです。

今回はお知らせです。
掲示板のオリキャラ募集の修正をしたこと、からあげさんの「からあげの館」の夏祭りに応募したことです。

からあげさんの「からあげの館」は応募しただけなので、出るかどうか確定したわけではありませんが是非みてください。
「お花見編」はとても面白いので、まだ見てない方は是非読んでみてください!(からあげさん、勝手に宣伝スミマセンm(__)m)

あと、オリキャラ計五人、その中の二人、
リッキーとエイトは後半に出てくる予定です。ご了承ください。

それでは、これからも宜しくお願いします。

※追伸
PCを買ったので漫画を描こうとおもいます。
内容はレイナ達の短編集です。(リア友からの依頼なので逃走はしません)
オリキャラもでてくるので、青空さん、ガオケレナさん以外の方は容姿の細かな設定を掲示板のまでお願いします。
それと、漫画の書き方や、アプリなど教えてください。あと、こまわりとか本当に初心者なのでそこんとこ「あー、、、初心者がなんかしてんなー」という暖かい目で見守って下されば嬉しいです。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.19 )
日時: 2020/05/20 08:06
名前: からあげ (ID: 70vEHkeO)

からあげです!

宣伝ありがとうございます!
現在踊り狂っております。
ですが事後報告でもいいのでスレタイなどを報告してくれるとありがたいです!

以下茶番させて貰います。

からあげ「いや本当ありがとうございます。」

ルカリオ「“からあげ”として活動して以来初めてだな。」

ガブリエル「長いような短い用な…いや長いの方ね。」

からあげ「言うなガブさん。」

サンズ「こいつ逃走中を半年放置した挙げ句打ち切りしたからな、これからは“コツコツ”投稿してほしいな。“骨”だけに!」ツクテーン

3号「あれ、なんだか寒気が…」

からあげ「分からない方に説明しますと、サンズはスケルトンでコツコツと骨を掛けたっていう___」

サンズ「オイラが滑ったみたいにいうのやめろ!」

一同「事実だろ。」

以上からあげでした!

追記
マンガに関しては[アイビスペイント]と言うアプリを使うと絵も描けるマンガも描けるのでおすすめです!
ただしスマホ用のペンが無いとロクに描けないのでペンは買った方がいいです!
パソコン版もあった気がしますが描き方に付いてはよく分かりません…

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.20 )
日時: 2020/05/20 13:14
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: a4Z8mItP)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ベリーです!
からあげさんコメントありがとうございます。
相変わらず茶番面白い、、、

スレタイですね(オチ、、、やな?)
了解しました!
これからも宜しくお願いします!

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.21 )
日時: 2020/06/04 01:35
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: 3EnE6O2j)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

私とセブンは一定距離を保ち、ボールを構えた。

「いけ、パルシェン」

相手はさっきのパルシェン、、、みず、氷タイプね。
ってことは草タイプが有利!

「いくよっ。ツタージャ!」

「たじゃっ!」

私はごくりとつばを飲み込む、、、それじゃ、、、

「先手必勝!つるのムチ!」

「たーっじゃ!」

ツタージャの首もとからツタが出てきてそれがパルシェンを叩く。
効果は抜群!威力は四倍のはずっ!、、、、!効いて、、、、ない?

「はぁ、所詮は雑魚だな。やれ!パルシェン!つららばり!」

上からつららが落ちてくるっ!

「ツタージャ避けてっ!」

つららおとしは最大5つ、だから全部避ければ、、、、っ?!

「たじゃーー!!!」

ツタージャは避けきれずにつららばりをもろにくらってしまった。

レベルの差もあってか、ツタージャはすぐに目を回してしまった。

「ツタージャ、、、、戻って、、、、」

私はツタージャをボールに戻す。
私の手持ちでセブンのパルシェンを倒す、、、私の手持ちはあとイーブイ、、、。一か八かやってみようっ。

「いくよっ!イーブイ!」

「ぶい!」

セブンはふんっと鼻をならす。

「雑魚なイーブイか、すぐに終わらせよう。パルシェンつららばり。」

またつららが五つでてきた。
なんで二回連続五つもでてくるの?!
たまたま?、、、、はっ!特性スキルリンク!
複数回ある技を必ず最大までだせる特性!
だからさっきからつららがたくさんあるんだっ!

「イーブイアイアンテールで打ち砕いてっ!」

「ぶい!」

見事アイアンテールでつららを砕く。が、

「おそい」

セブンの声がすると、イーブイの後ろにパルシェンが不気味な笑みを浮かべていた、、、、

「パルシェン、ハイドロホンプ。」

「いぶぅっーー!!!!」

パルシェンのハイドロホンプがイーブイにクリーンヒット、、、、
レベルの差が、、、大きいっ!

「ぶ、ぶい、、、、」

イーブイ先頭不能だ。これで、、、私の負け?

「はぁ、もう終わりか。暇潰しにもならない。」

セブンが上から冷たい声でいいはなつ。

『俺が負けたらこんな厳選はやめる。
お前が負けたら、、、ジム巡りをやめろ。』

ついさっきのセブンの発言が頭をよぎる。
私はなにも考えられなくなり、、、ただセブンを見つめていた、、、

「約束通り、ジム巡りをやめろ。」

私はなにも言えなかった、、、、

「はぁ、さっきの威勢はどこいった、、、まぁいい。パルシェン、そいつに向かってつららばり。」

っ!人に技を繰り出すのっ?!

もう、だめだ、、、、

























「ルカリオはどうだん」






















かぜに混じってそんな声が聞こえた、、、、次の瞬間

「ばぁーんっ!」

と私の目の前に来ていたつららが割れていった、、、、
今の状況が余り理解できない、、、どうやらセブンもおなじのようだ。

そこにいたのは、アシンメントリーの髪型、青いパーカー、珍しい赤の瞳の色。
背が高く、鼻筋が通っているから、カロスや、ガラル辺りの地方の人っぽい。
肩幅も大きいから高校生ぐらいかな?

隣にはルカリオがいる。このこが私を助けてくれたのだろう。

「なんだ。」

「あぁ、自己紹介が遅れたね。俺は、ムスカリ=ソウル!どうよんでくれたって構わないよ!」

「、、、、セブンだ、、、なんのようだ。」

ムスカリ=ソウル、、、名前の構成から別地方の人っぽい、、、、

ソウルはちらっと私の方をみると、、、、

「女性に暴力は関心しないよ?もっと優しくしないと。」

と苦笑いしながらセブンに言う。

「こいつはバトルに負けたんだ。当然だろう。」

「その考え関心しないんだよなぁ、じゃーこうしよう!俺のルカリオとバトルして、俺が勝ったらこの子にもう悪いことしない!セブンが勝ったらなんでも言うことを聞くよ!」

「いいじゃねぇか。その話乗った。」

「それは良かった!ハンディとして、俺達はニターンでセブンのパルシェンを倒す。それ以上続いたら俺の負け。」

「っ?!なめやがって、、、、」

ニターンっ?!そんなんでパルシェン倒せるのっ?!
私はそう思いながら二人のバトルを静観することにした。

「頼んだ!ルカリオ!」

「いけっ!パルシェン!つららばりっ!」

どんどんつららがルカリオに向かって飛んでいく、、、、
ルカリオとソウルは落ち着いている、、、、そして

「ルカリオかわしてみきり」

ルカリオは無音で次々とつららをかわしていく。
そしてパルシェンに近づくとみきりを発動させる!
パルシェンは一瞬ひるむ。その隙を、、、、

「ルカリオ!レインボーパンチ!」

そういって虹色に光ったと思ったら緑色に変わりパルシェンにヒットした!
するとパルシェンは一気にふっとぶ!

「「っ?!」」

私とセブンは同様が隠しきれなかった。
パルシェンは先頭不能。
凄い、、、、

「なっ!」

「ニターンで先頭不能にできたってことは俺の勝ちー!いえーい!」

そういうと、ソウルとルカリオはハイタッチをする。
セブンは罰が悪そうにその場を立ち去っていった。

「君、大丈夫?」

ソウルがこっちをみて心配してくれる。

「え、ええ、助けてくれてありがとう。私はレイ レイナ」

「レイナか、、、危ないよ?小2が原っぱで一人でいちゃぁ、」

「10才です」

「え?!じゃあ、駆け出しトレーナー?!」

失礼だなこの人。根は好い人なんだろうけど。

「はい。ついさっき旅に出たばかりです。」

「そっか!今時はさっきみたいに初心者狙ってお金巻き上げる人がたくさんいるから注意してね!」

「は、はい。あ、さっきのレインボーパンチって、、、、」

「レイナーー!どこー!」

と、トモバの声がする。

「おや、君の友達が来たようだ。俺はここで失礼するよ。」

「えっちょ、」

「大丈夫!また、会えるさ。俺の勘がそういってる。じゃあレイナ!ベストウィッシュ!」

そのとき、私のなかに新しい風が吹いてきた気がした。
私もソウルみたいに成りたい。追い付きたいと、、、、憧れをもった。

「レイナぁー!いたっ!」

トモバが森の方からでてくる。

「探したぞ。コンナトコロにいたのかぁ」

ヒュウが苦笑いしながら来る。

「びっくりしたぞ、急に走り出すから」

マオが少しあきれ顔でいう。

「ごめんごめん。ちょっとね。」

「そうか、、、なにかあったか?」

ヒュウが聞く

「え?」

「お前清々しい顔してるっつーか、なんっつーか。なにか良いことあったか?」

、、、、さすが幼なじみ。鋭い。

「あったよ」

「ん?なになに!」

トモバが興味津々な顔で聞いてくる。

「それは、、、、」

私は少し前にでて振り向く

「秘密っ!」

そしてニカッと自然に笑えながらいった。



あったよ。良いこと。
私の旅ライフを動かす凄いこと。
それはさ

「ソウルみたいな強いトレーナーになりたい」

っていう。旅の目的だ!

私の目の前には壮大な草原が広がっていた。


第一章〜完〜