二次創作小説(紙ほか)

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.24 )
日時: 2020/06/11 00:37
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: Fm9yu0yh)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第二章 ヒュウ 〜ジム戦と成し遂げないといけないこと〜

俺ことヒュウはレイナ達と旅の途中だ。
これから行くジムまでは一本道なため、幼なじみ四人組で行動している。

「さー!最初のジムはヒオウギジムっ!ノーマルタイプのジムなんだって!」

トモバがワクワクしながら言う。

「たしか、、、俺達の学校の近くにある小さな学校にあるジムだよな。」

マオが思い出すように言う。

「私立の私たちの学校が大きいのよ。あそこのジムってどっちかって言うと大きい方よ。」

「お前らは金持ち過ぎて感覚が狂ってるんだよ(呆れ)」

俺とレイナが呆れながら言うとマオとトモバは正論を言われぐうの音もでなくなっている。

「とりま、ヒオウギジムいきますか!」

めずらしくレイナが元気よく言う。

「、、、、なぁ、レイナさっき草むらでなんかあったのか?やけに明るいけど、、、、」

「えと、、、秘密っ!」

俺が聞くとレイナは少し微笑んで言う。

「トモバ鼻血出てきた。ティッシュかして、、、、」

「ひゅ、ヒュウ?!」

「効果は抜群だ(笑)」

「マオ!そんなこと言ってないでティッシュティッシュ!」

「え、、、ヒュウどしたの?!」

「「「お前
   レイナが原因だよっ!」」」

「私?!」

はぁ、こいつらはのんきでいいよなぁ、、、、俺は、、、成し遂げないと行けないことがあるから、、、、
俺は鼻にティッシュをつめながらそう思い直した。


「ヒュウ、、、、鼻血出てるときに重要なこと言うのは控えましょう。カッコ悪い。」

「余計なお世話だよっ!レイナ!ついでに心の隙間よまないでくれっ!」

『あはははははははは!』

四人の笑い声が周りに響いた。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.25 )
日時: 2020/06/11 17:35
名前: からあげ (ID: 70vEHkeO)

からあげです!

ソウル君登場!!ありがとうございます!
キャラもこのままで大丈夫です!
絵の方見させて貰いました。めっちゃ上手いですね( ゜д゜)スッゲーヤ
自分も今度書いてみようかな…
最近低浮上気味なので頑張ります!

では。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.26 )
日時: 2020/06/11 22:05
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: tDpHMXZT)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

からあげさんありがとうございます!m(_ _)m
(キャラ崩壊してなくてよかった、、、、ホッ)

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.27 )
日時: 2020/06/14 00:58
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: ZFLyzH3q)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ポケセンの横、、、、そこに赤い屋根で、レンガの壁に囲まれた学校があった。
すでにジム前は列ができており、二十分程度待たなければなさそうな長さだ。

「わぁお。意外とならんでるねー」

トモバが驚きながら言う。

「そうね、、、でも、進むのが早いからすぐに順番が来そうだけど。」

レイナが出口付近をチラリと見る。
そこには悔しそうに隣のポケセンへ駆けるトレーナーが複数居た。

「ポケセンが隣なのはこのためか、、、ジムリーダー容赦ないな」

マオが苦笑いする。

ここのジムリーダーは教師もやっているチェレンさん。
バトルの腕前は相当なものと聞いている。

「、、、、楽しみね」

レイナがボソッと呟く。
レイナにしては珍しく感情のこもった、わくわくした声で言った。

─────────────────────────

意外と俺達の番が来るのは早かった。
その間に緊張を煽るように涙を浮かべたトレーナーが出口からでていくのを見た。

四人の中でトップバッターは俺だ。

「ヒュウがんばれ。」

「がんばれぇー!!!」

入り口にはいろうとするとマオとトモバが応援してくれる、、、、肝心のレイナは、、、

「いってら」

小さな体で俺の背中をポンと叩く。

「おう。」

俺は少しほほえんで、ボールを手に取り入り口へ入っていった。

Re: ポケモン二次創作 裏の陰謀 ( No.28 )
日時: 2020/07/18 23:56
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: 7hcYnd26)
プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

学校の廊下を一直線に歩き、奥に見える運動場。
そこには忙しそうにしているチェレンさん。

「あ、次は君だね!」

「はい。ヒュウです。よろしくおねがいします。」

「うん!ヒュウ君だね、、、、前置きをしたいところだけど、少し忙しくてね、早速バトルさせてもらうよ。審判!」

「はいっ!」

後ろから審判が出てくる。
これから、、、、
俺はボールを握りしめる。
そしてチェレンさんに向き直る。

バトルフィールドでスタンバイをする。

「では、これよりチャレンジャーヒュウ対ジムリーダーチェレンとのバトルを始めます!二対二で、チャレンジャーのみ交換が可能となります!どちらかのポケモンが全員戦闘不能になった方がまけとします!それでは、、、、始めっ!」


審判の決まり文句をきくと俺は思いっきりボールを投げた。

「いけっ!ハトーボっ!」

「なっ?!ハトーボ、、、、レベルの差がありすぎる、、、それでも僕達は最善を尽くします!ミネズミ!たのむよ!」

よし、先手必勝、、、、

「電光石火!」

「ミネズミ、ふるいたたせる」

ミネズミは攻撃を受けながら攻撃と特攻をあげる。

「くそっ!」

しかし、ミネズミにダメージはかなり入ってるはずだっ!

「電光石火!」

「(電光石火は攻撃が40…技のなかでも弱い威力だ。レベルをあげるだけのトレーナーか……勝たせられないかなこの子も。受けたとて、家のミネズミなら耐えるだろう。)」

「ギャンッ!!」

ミネズミが倒れる。

「なにっ!」

チェレンさんは驚きながら俺をみる。

「まさか、、、、」

「はい。俺のハトーボの特性は夢特性のとうそうしん。俺のハトーボは♂。だから同性の♂が相手だと攻撃と特攻が1.25倍、異性の♀だと0.75倍上がる。そんで最初に電光石火をしかけて相手が♂か♀か判断したんですよ。見事に♂だったようですね。」

「因みに、、、、だ。ミネズミが♀だったらどうしていたんだい?」

「そんなの、適当にフェザーダンスしときますよ。」

「(この子は強い、、、ポケモンの特性を理解し、夢特性を出すという幸運ももっている、、、、)あははは、、、、すごいですね。ヒュウ君。ただ僕はあと一体いることをお忘れなく、、、、いけっ!ヨーテリー!」

「じゃー俺も、、、戻れハトーボ。いけ!チャオブー!」

「(チャオブー?!)」

「いけ、、、、にどげり」

二回目はそれで終わってしまった。

「はぁ、、、君はとんでもないトレーナーだね、、、、」

「そりゃぁ、どもです。」

俺は少し恐縮しながら言う。

「所で、、、、だ。どうして君はそんなに強いんだい?いや、、、どうしてそんなにポケモンを強くしてるんだい?」

「、、、、色々事情があるんです。」

俺はチェレンさんから少し目をそらした。

「俺は強くなって、、、倒さなければいけないやつがいるんです!」

今でも鮮明におぼえている。
薄い赤のリボン。
黒のぶかぶかで、傷だらけ縫い合わせだらけのパーカーに、ボロボロの折ったジーンズ。
怖いぐらい可愛くて、冷たい表情をしていた、、、、俺と同じぐらいだった、、、、幼女、、、、俺は、、、そいつにっ!

「そうか、、、それなら僕は君が強くなるようにいのるよ。」

「ありがとうございます。」

「ただ!!… ヒュウ君は必ずどこかで道をふみはずす。」

「なっ?!」

「ヒュウ君がこの旅でなにも考えられなかったら、、、君は道をふみはずす。そうならないように、、、気を付けて。」

「、、、、はい。」

なにを言ってるのかサッパリだった。
ただ、その言葉一言一言が重くて、、、、おれはたじろいた。

「それじゃ。僕も忙しいから、あ、これバッチ、出口あそこだから!」

「あ、はい。」

チェレンさん本当に忙しそうだ。
俺は案内についていき、外へ出た。
横をみるとマオとトモバが、、、、

二人が目で『どうだった?』と訴えてくる。俺はそれに答えるかのように微笑んでやった。

─────────────────────────
≪チェレン≫
ヒュウ君は強くて面白い。
ただ、大事なものを失うかもしれない、、、、
復讐だ、、、
僕は心配になったが、自分がしることではないものと思い、前を向いた。

「レイ レイナです。」

レイナさんか

「それでは、お手柔らかに。」

消しゴムで汚れた僕のメモ帳は薄く黒く汚れていた、、、、



第二章〜完〜