二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方 過去集 ( No.19 )
日時: 2020/06/28 07:47
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「…お強いんですね」
「よく言われる」

その妖怪はまるで里の人間の様に私に接してくる。





……そういえば…………




「巫女様は妖怪って嫌いですか…」
「……??」
「人間から妖怪になった妖怪と…普通に接してくれますか…?」
「…どうしたの?」

どうしたのだろうか
急にそんなことを…


と、妖怪が口を開いた。


「巫女様は、人間が妖怪になったら…退治するんですよね…」
「え……」


少しの沈黙


私は頭をフル回転させる



この妖怪は何が言いたいのか



私がやるべきこととは



「え…えっ…と………」
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「ど…どうして貴方が謝るの?」














「私は……人間から妖怪になった…んですよ…」















素直な妖怪だ。
妖怪だったり、他の奴らならずっと隠しておくだろうに。


私はそんな素直さに憧れた。


「…見るからに子供…ね」
「っ……」

怯えてる
…そりゃそっか…………







「偉いわね」



















「……え?」

妖怪はすっとんきょうな声をあげる。

「でも…私は……」
「…退治する力も何も…私には残ってないのよ……それに…そんな素直さ…羨ましいわ」
「え……?羨ましい…?」


「あとね…ちょっとお願い」
「へ?」
























「…殺してくれる?」