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二次創作小説(紙ほか)
- Re: スカーレット家の三姉妹 ( No.8 )
- 日時: 2020/06/22 21:42
- 名前: 祭凛 ゆき (ID: sDGCrs9v)
___おかしかった
最初から、お母様とお父様はおかしかった
それで私は調べてみる事にした
だか、何にも分からなかった
この際、お母様達に聞いてみる事にした
「お母様、私以外の姉妹っているの?」
「え?」
ごくっと唾を飲む
「えぇ。そうよ」
意外に、すんなりと答えてくれた
それには私も驚いた
「本当!?」
「えぇ、でも絶対に"近づいてはダメ"」
「どうして!?」
「危険だからよ!襲われてからでは遅いのよ!?」
お母様は必死に答える
「そんなに危険なの?お母様の子供なのに?お母様が勘違いしてるのかも知れないじゃない!」
お母様にこんなに反抗するのは初めて。それぐらいその子供、私の姉妹に会ってみたいからだ
「お母様になんて事を言うの!?そんな子に育てた覚えはないわ!!部屋に戻りなさい!」
ガチャン
やっぱり、怒っちゃうよね
でもどうしても会いたい…!
"近づいてはダメ"って事は、この屋敷の中にいる
とさ
ベッドの上に乗る
ふいに、ベッドの端に手を伸ばす
(あれ……ここに…)
手の向こうを見ると何もない
あれ?考え事をする時に使うお人形……どこにいったっけ?
あ、そうだ。思い出した。確か、誰かにあげたんだった……誰だっけ?
「!!!」
そうだ!あの人だ!私の姉妹なのも、お人形をあげた人だったんだ!
とすると、場所は……確か……
でも、いつ行こう?
今は廊下にはメイドがいるし……
そうだ!
「フラミア。ちゃんと留守番しとくのよ?」
「はい。お母様」
今日はお母様とお父様は出張
メイド達は休業日
この日は兄弟に会いに行くチャンス!!
廊下を抜けて走っていく
あった!!
「地下…!」
小さい頃、かくれんぼして遊んでいた時、ここに入っちゃったんだ
ギィィイ
やっと…会える
「?」「?」
「こんにちは。お姉様方」
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