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「ねぇ阿求」
「なに？」

貸本屋の娘の本居小鈴は、友人の稗田阿求に声をかけた。

「最近の七不思議がさぁ、本に載ってる七不思議とで内容が違うんだけど…」

その質問に阿求は「はぁ」とため息をつく

「当たり前よ、ずっと同じなんて難しいし…人に伝える時に変わっちゃうもんなのよ」
「へぇ…」


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「はぁぁ…」
「どうしたんだ？ため息なんかついて」

博麗神社の巫女、博麗霊夢は深いため息をつく。
それに霊夢の友人(？)の霧雨魔理沙は何があったのかを聞く。

「…とてつもなく厄介なのよ」
「は？何が」

霊夢は少しの沈黙を作り、また喋りだす。




「噂よ」