二次創作小説(紙ほか)

アマテリアの世界! 2人の推理が光り、シンボルゲット ( No.3 )
日時: 2022/05/05 06:54
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 到着して、皆が最初に見たのは、建物があったのだが、何かのキーを読み込むような装置があり、遠くで雷鳴が聞こえる。
「なんや変なとこやな~ここ……ん?」
「なんでこんなとこにも接続書が有るんや?」
これには、コナンが答えた。
「アトラスが言ってただろ? 試練の時代って事は、その試練から出る為の物で、多分最後までできた人が、一番最後の接続書に辿りつけるって事だよ」
「なるほど。で?」
「え?」
「どっから行く?右も左もあるけど」
「そうだな。じゃあ左の道から行ってみるか」

そして2人は、6角形の階段を下りて、何所に行こうか考えていると、エレベーターらしき物が有った。
「これ、何所に続いているんだ?」
「上がってみるで」
「ああ」
と、平次はコナンをいきなり抱え上げた。
「お、おいちょっと!」
「しゃーないやろ。こうでもせんと乗られへんねやから」
と、レバーを上げて、エレベーターを動かすが、すぐに止まった。
「ん? なんやそんなに高こう上がれんちゅう事か?」」
「そうだな……ん?」
コナンは不審な物を見つけた。一見ボールに見えるが、何なのかがまだ分からなかった。
「おーい工藤。行くで~」
「お、おお。ん?なんだ?この紙?……後で見るか」
と、コナンはそれをしまい、2人はエレベーターから下りると、外に出た。そこは道がガタガタしており、そこを渡ると、何か見えた来た。それはレールの様に見え、よくよく見ると、何かの操作盤っぽい物が見えた。
「なんや?あれ」
コナンはすぐに眼鏡を使い、見てみるとそれは、何かの装置で動かす事ができる様ににも見える。
「行ってみよう」
とコナンが言うと、平次も走った。
やって来てみると、コナンの左側に、棒みたいな物が見え、それを引っ張ってみると、なんとそれはレバーで、いきなり床が動いた。
「うわ!」
と、危うく平次は落ちそうになるが、どうにか無事だった。
「いきなり動かすなや!」
「ア~ワリィ。まさかレバーだとは思わなかったから」
「たく。ちゅうかなんや? これ。ん? この横の棒は何や?」
と平次がそれをスライドさせると、空中に何かが浮かびあがり、白い何かが投下されると、こちらに走って来たと同士に、コナンが見た、あのボールが転がって来て、そのボールはしばらく走るが、途中で割れてしまった。
「どうやらさっきの白いボールを、このレールの上に乗った状態で、通らさなあかんちゅうこっちゃな」
「ああ。ん? 待てよ。確かクリスタるが半分そして、このギアに……! ひょっとしてこれは!」
と、コナンはいきなり、床を下ろし、奥の方へ走り出した。
「お、おい工藤。どないしてん」
と平次が追うと、ようやくコナンは見つけ、そして、平次がいない間に撮った写真を見合わせて、謎が解けた。
「なるほど。そう言う事か」
「おいコラ! なんなんや。いきなり床降ろして走りよってからに」
と、平次が言うと、リールは分かった。
「何かわかったようだな」
「え? 何かって何がや?」
「あの場所にボールをうまく落とさずに、渡らせる方法は、既に得ていたんだよ。で、もしかしてと思って来てみたら、これがあったのさ」
「これって、重りの付いた人形?」
「それで、さっきのこの玉。さっきと似ちゃいるが。視点を変えると」
と、次の動画を見た時、平次の頭もひらめいた。
「なるほどそう言う事か」
「そ。そう言う事。だから、あのギアをあの場所に合わせ、ここに有る物で、重りを作ってやればいいんだ」
「そういう事なら、手えかすで」
「ああ」
そして、2人は作業を終え、再び戻って来ると、ギアの位置を変えて、再びボールが投下された。
そして、どんどんボールが近づく。
「さあ」
「どうなる?」
2人が緊張していると、無事にボールはレールを抜けて行った。
「よっしゃ!」
「やった~!」
「「イエーイ!」」
と、嬉しそうにハイタッチする2人にリールは呆れた。
最初は失敗した場合、もう一度あの場所に戻るつもりでいたが、どうにか上手くいった。

その時、機械の方で音がして、半開きになると、一瞬橋が浮かんでいるのが見えたが、すぐに消えてしまい、代わりに別のパネルらしきものが出て来たので、すぐさまスマホで撮影した。

さて、これからどこ行く?」
「そうだな~」
「これの事も気になるし」
「ってお前いつの間に!」
と言っていると、リールが、
「2人共左の壁を見ろ」」
と言った。
「あん?」
2人がそっちを見ると、何かの絵が描かれているが、何を意味しているのかは分からなかった。
そして、そのまま進もうとすると、今度は上から声がした。
「何をしている?こっちだ。そこから上がって来い」
「リール! おまいつのそんなとこに上がったんや?」
「上がって来たら教えてやる」
「しゃ~ないな~」
「ハハハ」
と2人が昇って来ると、そこにもレールが有ったがなんとか行けそうになっていたが、そこにもさっきと同じ機械が有った。
「またこれか」
「みてえだな。ん?これ、あの爺さんの日記の一部だ。あ、そう言うたら俺も持ってんで」
(お前も人の事いえねえじゃねえか)
とコナンは心の中でちょっぴり怒った。

そして、平次が床を上昇させると、5つのリングに大きなリングが1つ有る、なんとも不思議な建物だった。
「なんだあれ?」
「一回転がさなしゃーないな」
「ああ」
と、平次がレバーを操作すると後ろに有った建物の一部が浮かび上がり、ボールが落ちて走っていくがすぐに割れてしまった。

これを見た2人は、まず、そこを調べる事にした。
床を下ろし、一番奥の方に行ってみると、そこには、人が通れるだけのスペースがあり、何かのダイヤルが付いていた。

それを見た2人はすぐにピンときた。
一応そのボールが通りそうな場所に行き、一か所ずつ直していくと、2人は再び、ボールを落とした。
すると、今度はうまく言ったらしく、通過していくと、また消えてしまい、半分閉まる所で、また橋が上がった映像が見えた。しかも一番手前だ。
そして、あの紋章が現れ、またスマホで撮った。
「さて、次どこ行くんや?」
「もう見つけてあるよ。こっちの方に、行ける道が有ったんだ。そこへ行こう」
と、皆が底へ行くと、赤い扉があり、中に入って辺りを見回すと、また日記が有った。

そして、平次が床を上げると、今度は変な装置に赤い3つのチョークの様な物が出て来た。
「それじゃあ降ろしてみるで」
「ああ。頼む。まずはやってみねえと分かんねえからな~」
と、コナンが言うと、またもボールはあの中央の建物からやって来て、ボールが上のレールに乗ると、1周して止まり、割れてしまった。
これを見て、すぐにピンと来たのは、リールの方だった。

つまり、これは、止まってほしい所の穴に赤いチョークを入れればいいだけの話だ。
彼はすぐにそれに気付き、2人が顔を見合わせている間に、チョークを入れて、ボールを出すと、全てうまくいった。
「……」
これには、コナンも平次もびっくりだ。

まさか自分達が考えている間に、ハムスターが解決してしまったのだ。
「リ……リール?」
と平次が呼ぶが、本人は、顔の掃除をしていた。
「ん? なんだ?」
「あ、いや別に……」
「それより早く地上に降ろせ」
「あ、はいはい」
と、平次が床を下に降ろすと、また平次の肩に乗った。

平次はさっき、どうしてすぐに分かったのかを聞いてみたかったが、怖くてやめた。

今までずっと家で飼っていてた、これと言って問題はなく、ごはんもトイレもちゃんとしていた。

しかし、知能は所詮ハムスターだと思っていた。

それがここにきて、間違いで有った事を知った。

このハムスターは普通じゃないと、改めて気付く事になった。
「お、おい服部……あのハムスターって普通じゃないよな?」
「あれで普通やったら、世界中が終わっとるわ」
と、声で話していて、2人の言葉を感知していたリールはもう一発雷を落とした。
流石にこの攻撃には、2人はたまらず、逃げ出したくなったが、なんとかこらえ、日誌もいつの間にやら、リールが全部持っていた。

そして、リールは持っていた鞄を返した。
「あ、お、おおきに……」
「ほら、先に行くぞ」
と、リールが歩き出すと、皆も続いた。

赤い扉を開け、次に行く所を確認し、進んで行くと、なんとスタート地点に戻っていた。

「おれ?ここで、俺達が一番初めに着たとこだよな?」
「そうかもしれんけど、行ってない所は一か所あるわ」
「え?どこに?」
「あの中央の建物や。それに見てみ、この六角形のボタンがあるやろ、そこに、これをこうすると、と平次がしてみると、
「バコン」
という音と共に、扉が閉まった。
「なるほど。そういう訳か」
「流石の工藤も気づいたな」
「ああ。で、後どれだ? 入れてないの」
「これとこれや」
「よし」
と、2人が入れていくと、全ての道がつながり、やん位続くレールの上に出た。
すると、レールの一部が、いきなり開き、平次達が中に入ると、いきなり右から、階段が現れた」
「これが最後の謎解きっちゅう訳やな」
「さて、これからどんな謎時かな?」
と、既に2人の心はうきうきしており、まるで、子供みたいだ。
そんな2人を平次の肩越しに見てた、リールが呆れるが、笑顔で2人を見ていた。
そして、一番上まで上がると、何かがあり、平次はそれを押すと、椅子らしきものが出て来た。これか~。まあ、座り心地はあんまよくないけど、吸われん事はないわな」
「俺も座れるか?」
「俺の上に乗れるんやったらOKやで」
「わ~い」
と、コナンも加わり、少々平次は迷惑そうな顔をすると、何かのボタンが有った。
「ん?なんやこれ」
なんとこれは、サーヴェドロの映像だった。
「どうしたんだ? アトラス何か迷っているようだな? ナラヤンに来た時には、ずいぶんと偉そうにしていたではないか出来る限りの事を学んでほしいのだよサーヴェドロと。最初はアマテリア、エダーナ、ヴォルタイク、最後にナラヤンから学ぶんだ。息子達色々と教えてやってほしいのだよ。ナラヤンの伝統がどんなものか、見せてやってくれないか? 文明がこの時代にどのように芽生えたかを頼んだぞ。そしてすぐ、やつたはやってきた。我々の所へ奴等だけで、な訓練が全て終わると息子達を連れ帰り、お前は二度と戻らなかった。だが、シーラスとアクナーは戻った」という映像が切れ、次にコナンが上を見るとレバーらしき物が有ったが、後ちょっと届かず困っていると、突然コナンの体が浮き、無事にレバーを引く事が出来た。
「な、なんだ? 今の?……!」
「ちゅう事はこれは、サーヴェドロの日記ちゅう事か」
彼は気づいた。
リールの目が紫色に光っている事に

だが、今はやるべき事がある。
コナンはとりあえず、リールの事は後回していると、レールが上に上がり、上がりきると、台座が固定され、新しいパズルの様な物が出て来た。

それを見て、2人はピンと来た。これは、恐らく、下のレールを正しい手順に合わせろという事だと。
そして、これまでの経験から考えた2人は順調い球を転がしていると、ついにすべての道がつながった。

そして、コナンがリールの力を借りて、青いボタンを押した。

すると、いきなり、外側が開き、土台の固定が外れた。
「な、なあ工藤……俺、めっちゃヤな予感してんなんけど……」
「そうか? 普通だろ?」
「だと良いけ……ど!?」
と彼等が話すより先にボールが落とされ、まるでジェットコースターのように進んで行くが目まぐるしい様に進んで行くので、平次はかなり泣きっつらだが、コナンとリールは楽しんでいた。

そして、赤い橋を渡ると、土台が固定され、ドリルのような音と共に、玉が壊されると、すると、そこにはシンボルがあり、それがどういうわけか自動で紙が現れ、その図を丁寧に書いてゆき、ついに一つ目のシンボルを手に入れた。

そして、すぐ下にはジェナーニンへの接続書が有った。
「よっし。第一関門突破だ」
「ああ。おい平次! 何押している! 起きろ!!」
「う、うう……工藤……リール……」
「おい服部大丈夫か?」
「大丈夫?……ンなわけあるか~~~~!!!!いっきなり上から玉ん中入れられてグルグル目え回されたこっちの身になれっちゅうんじゃドアホ―――――――!!!!」
と、平次が凄い大声と共に叫ぶと、流石の2人は耳を塞ぎ、リールに至っては飛ばされそうになった。
「ま、まあ良いじゃねえか。ちゃんとシンボルも手に入ったんだし、それに、他にまだ後2つあるんだ。俺達には、それを手に入れなきゃならないんだから、早く戻ろうぜ。試練の世界へ!」
「~~~」
相変わらず、平次はぶっちょずらだが、それは言えているので、深くはツッコメなかった。

こうして、アマテリアでの長い冒険は終わったが、後の2つではどうなるのだろうか?