二次創作小説(紙ほか)

(第2章 憎む者への復讐開始! ドラえもんを呼び戻せ!) ( No.4 )
日時: 2022/05/08 12:18
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 スネ夫は、用意されていたワゴンカーに乗せられ、うるさく暴れるので、縄でグルグル巻きにされ、口と目にはガムテープで固定されて、連れて行かれた。

もう、彼を助ける者はおらず、骨川家は公安によって抑えられて、父と母はそれぞれ別々の施設に強制連行されてしまった。
スネ夫がやった、ネットを使ったいじめが徐々に明るみになり、皆はスネ夫への憎しみを増大させ、それを、怒りと憎しみでいっぱいになったエインガーヘイトレイドとなった、彼に与えられ、彼のマイナスパワーは大きくなり、その度に凄まじいまでのパワーで、自衛隊でも、誰も叶わず、芸能人は、よくスネ夫が自慢していたので、憎しみの対象となって全員が殺される事になってしまった。

一方ジャイアンの方は、暴力を受けた生徒が多く、オモチャや本、ゲームなどの返還を求め、警察も汚い彼の部屋から発掘した物の中には、壊れている物も全て有った。

そして、すべての返還に4日かかり、そのせいで店の人気度も下がり、店に脅迫状が送られて来たり、近所の住民から。盗人の子がいるという事になり、店は閉めなければならなくなり、親は切れ、ジャイアンは、強制的に施設に送られる羽目になり、しずかの家は大丈夫かと思われたが、そこに直接エインガーヘイトレイドが現れ、彼女に攻撃を与え続け、彼女が死ぬまでやろうとしたその時、出木杉がBB弾を撃つが、彼は軌道を見抜いており、もう誰も信じないという態度で、しずかの親を殺し、彼は言った。
「フフフフフ言いざまだな~僕の思いを踏みにじり、更には出木杉と付き合う。それを二股と言って、一番嫌われるのだぞ? 分かってやったのか?」
「わ、私はただ、出木杉さん……」
「バシ!」
「キャ!」
「フン。お前は生かそうと思ったが、気が変わった。お前と、お前の大事な者も、一緒に地獄に行くがいい!!!」
と、彼は完全に切れ、しずかの大事な物は全て壊され、ピーコに至っては、それを大きくして、しずかを攻撃し、ついにはしずかをついばんで、食べようとしていた。
「どうした? ピーコとやら。お前はいつもこ~んな狭い所より、もっといい場所に連れて行ってやろう。さあ、そいつを殺せ! そして大空を羽ばたくのだ。もうこんな物の中にいなくてもよいのだぞ? さあ!」
と、彼の目が光ると、ピーコの目が憎しみに変わり、とどめをさそうとした。

と、その時、
「桃太郎印の黍団子! えい!」
とそれを口に入れられピーコは大人しくなり、ボロボロのしずかを解放した
なんと、そこには、ドラえもんだけでなく、ドラミも一緒だったのだ。
「あれがのび太君?」
「セワシさんと症状が同じだわ! 早く浄化しないとこのままじゃ、のび太……」
「死ね――――――――――――!!!!」
と、いきなり、黒い稲妻をぶつけられる寸前でひらりマントが交わした。
「戻るんだ! いつまでもこんな所にいないで、一緒に来るんだ! 君を治す場所も見つけてある。今、22世紀でも問題になってるんだ! さあ行こう。ね」
と、ドラえもんが手を取ろうとした時、ネズミを見せた。
「ぎゃ~~~~~~~!!!」
「フン! やっと来たか。青ダヌキめ! もうお前の力等要らぬ。俺はこの世界を、壊す!」
と、いきなり空が紫と黒色に混じった者に混じった物になり、もう皆は町から脱出しようとしていたが、保健所が破壊され、中にいた、犬猫などが狂暴なクリーチャーとなって襲い始めたのだ。

そして、その光景は、彼の元にも伝わった。
「フフフフフフフフハハハハハハハハ。愚かで愉快だ! 実に愉快だ! 人間によって支配され、あげく捨てられて殺される! そいつから今度は殺されるのだ。これ以上に楽しい事はない。フフフフフ」
そして、犬と猫達は人間を殺しまくり、ついには人間を食べ始める物も出始めるが、
「それは体に良くないぞ」
と、彼が教え、美味しい物の有りかを教えて、そちらへ向かった。

そして、次の日が来たのだが、町は相変わらず、真っ暗で、誰がどうして良いか分からなかった。

そんなおり、この町から離れた学校では、情報規制が行われ、とうとう、その町の人達は、一歩も出る事を許されず、巨大なバリアを張られてしまっていた。
そんな街を、休み時間、自分の教室から見ている者がいた。
この学校にあるパソコン部の海老原美穂(えびはらみほ)だった
「美穂。あ、あれね。本当に何なのかしら? あれ」
と言って来た友達にも、何かが有りそうな顔をしていた。
「私、感じる。スゴイ怒りと憎しみの力。ナントカ止められないのかしら?」
「はあ? あなたねえ、その癖いい加減にやめない? 全国テスト上位キープしてるのに、どうして子供っぽい事言うのよ?」
「え? い、良いでしょ? 何を考えているかは、人それぞれ違うわ。それに、ちょっと気になる動画見つけたの。ダウンロードもしたのよ?」
「どれ?」
と、2人が見たのは、スネ夫が作ったのび太の失敗日記と言い、カメラやその他の道具を使い、人の失敗などを撮った物だったのだ。
「うっわ最悪!」
「でしょ? だから私も低評価して、言ってやったわ。人の嫌がる事をして何が楽しいの?」
って言ってやったんだけど、
そいつ、
「イヤなら見なきゃいいだろ?」
彼女はそれを悲しそうに語った。
確かに見なきゃ良いと言っておきながら、彼はそれを世界中の人が見る、Webサイトのホームページにまで拡大させたのだ
つまり、世界中の人が、どう反応するか、彼は本当に心待ちにしており、これがまさかあんな事になるとは思っていなかった。

その頃の彼は、凄まじく怒られ、まるで取り調べと言うより、拷問と言うべき物を受け、彼は人間に対して怖くなり、自分が人間かどうかすら、分からなくなっていた。

だが、これで彼の復讐が終わったわけではなく、

わざわざその施設に直接現れ、皆でスネ夫を追い回し、その手には、包丁が持たれ、もう彼はどうして良いか分からなくなったその時、
突然ぺらっと空間の一部がまるで髪の様にめくれると、スネ夫は咄嗟にそこに飛びこむと、空間が閉じた。
やったのは、怒りに満ちたドラえもんだった。

彼はまず、スネ夫に懺悔棒で懺悔させ、一体どういうつもりか聞き出そうとしたが、それは言わなかった。
また、あいつが来そうで怖かったのだ。

「ぼ、僕はその……こ、こっちの世界で、全国一斉学力テストが有ったんだけど……」
「要するにのび太君がまた0点を?」
「うん……」
「やい! だからと言って、やって良い事と悪い事がある! 君は悪い事の方に入る。のび太君の全部の成績とかそう言うのを全部SNSにアップしただろ!?」
「け、消したよ! いきなり公安部が来て、消せって言われて消したよ!」
「本当に?」
「ほ、ホントだよ!」
「データを抜いて隠してない?」
「ギク!」
と、スネ夫はズボンの中にUSBボードを入れていたのだ。

それを知ったドラえもんはすぐさまスネ夫の身体検査をすると、やっぱり色んな人の弱点とか悪い情報ばかりを詰め込んで保存していた。

そして、ドラえもんはしずかのお見舞いに行った。

でも、本人はドラえもんを警戒してしまい、嫌な顔をされた。
「出てって……」
「しずかちゃん? えっと……有った悟りヘルメット」
「私はどうしたら良いの? もう、帰る家が無くなった。皆あいつのせいよ! どうすれば良いの? やっつけたい。誰か力を貸して!」
彼女の心の声を聞いた際、どうしようか考えていた。

と、その時、
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
と凄まじい揺れが結界内に入り 巨大な円頂になった。
「ついにここまで来た。この世界を破壊する時が!」
と、エインガーヘイトレイドは空を見た。
そして、その町が吸い上げられ、空中で瓦解し、全ての物が壊れた。

かろうじで紋章から外れていた所は無事だったが、それ以外は全て壊れた。
「フフフフフやはり憎しみの町を壊すのは心地よい。さて、次の町は……そこだ!」
と、彼はクリスタル上の物をその町めがけて投げた。

そして、それにパワーを与えると、またあの町と同じ事が繰り返されると、半分以上の人が避難していたが、さっきのより、もっと範囲が広く、このままでは、この町も無き物にされてしまうと、町の皆は怯えた。

そして、その事を知った、蔵井理沙(くらいりさ)は、なんとか止める方法はないのか調べてみると、それには、やはりのび太を倒すしかなかった。

だが、のび太のデータは警察の手の中なので見れないし、変に見ようとすると、ハッキングしないといけなくなる。

と、帰り道、有城豊(ありしろゆたか)と出会った。
その時、彼女が見た者は、スネ夫とのび太についての資料だった。
「これって……あ、あのスイマセン。そののび太という子の事を調べているんですか?」
「あ、ああ。教育の問題、学校での教育情報を取材してたんだ。でも、オール0点はこの学校からしか出ていないんだ。で、彼の事について、色々聞きまわっちゃいるんだが、どうやらあの町をぶっ壊した奴とのび太とが共通点らしい。政府は教育方法を洗おうとしたんだが、どうも奴さんの両親はバラバラになっちまってな。で、しばらくして……」
と、豊が続ける最中、いきなり理沙は胸を押さえて座りこんでしまった。
「ドックン! ドックン! ドックン!」
とかなりひどく、最近では発作の回数も増えて来ていた。
一応薬を飲むが、全然良くならず、ついに座り込んでしまった。
「お、おい! 大丈夫か?」
「だ、大丈夫。すぐ治まるし、薬は呑んだから。もう心配しないで大丈夫」
と、彼女は立ち上がろうとするが、中々うまく立つ事が出来なかった。
「ウ、ウウ……ナ、何? これ……ウ!」
「ドクン! ドクン! ドクン! ドクン!
と、心音が早くその度に苦しむ。彼女はそのまま倒れてしまい、豊は救急車を呼んで病院へ直行した。

そして、すぐさま検査すると、かなり弱ってきている事を伝え、彼女の身分証明書から住所を割り出し、すぐに来てもらった。
すぐに必要な物を取りそろえ、ようやくちゃんと入院の手続きが取れ、彼女は病院でしばらく入院する事になった。