二次創作小説(紙ほか)

(第3章 暗黒の者と闘う戦士達とは?) ( No.5 )
日時: 2022/05/29 05:48
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 窓の外から見る景色は、暗黒の力に目覚めたのび太のパワーはすさまじく、既に2つの町をも破壊してしまった。

そのせいで別の町へ避難する事になってしまった。

その映像は、テレビで説明されるが、凄まじい力で、もう中へ入る事が出来なくなっていた。
トラックが強行突破しようとしたが、途中で爆発を起こした。
それを見た皆は、地下鉄の駅へ急いだ。
地下ならまだパワーが届いてないのかもしれないと思ったのだ。

だが、甘かった。
地下鉄も走らず、皆は会社を休んだり、学校を休んだりしていた。

そして、紋章の作られた町は、空に吸い上げられ、バラバラに壊されてしまい、その暗黒エネルギーは、何処かへ運ばれたようだった。
そんな状況が進む中、自衛隊が出動し、ミサイルで壊そうとするが、出来ず、戦車も何の役にも立たなかった。

テレビでもその事は大きく取り上げられた時、とある国の発掘所から、大きなエメラルドのクリスタルの中に、何かが入っており、その周りを掘ってみると、そこにはルーン文字で書かれており、その日は、豊がお世話になったお礼として、友達も連れて焼肉パーティーとなった。だが、理恵はまだ入院中の身だ。

そして、豊はある言葉を伝えた。
「これ、俺の大学時代の先輩が送ってくれた物なんだ。あの人、俺より好奇心が旺盛でな、何かの役に立つかも、って写真とそのルーン文字の解析に詳しい人とネットを通じて知り合っていたのまでお見通しだったので、とりあえず、お願いしてから3時間で解読出来た。

そこの文字には、
「暗黒のパワー持ちし者現れし時、真の平和を願う者現れれば、時の揺り籠に武器を贈る」
「大魔王を倒す為に……」
「一体何なんなのかしら? これ」
と、皆が首をかしげるとが、豊はある重要な何かだと思っていた。
「ねえ、豊さん。このクリスタルって、今どこにあるんですか?」
と、美穂が言うと、安永音光(やすねえ)も知りたがってコクコクと頷く。
「有ったわ。これね」
と美穂は、愛用のノートパソコンで詳しく調べていくと、詳細データまで表示されていた。
「年代は不明であり、更なる発掘が求められル……か」
「美穂ちゃん ノーパソあるんだ」
「私、パソコン部の副部長なのよ」
「で、私は安永音光(やすねえよ)言っとくけど、お姉ちゃんじゃないから! 全く、家の両親と来たら、適当に名前つけちゃうんだから~」
「う~~~~ん」
「な、何?」
「ひょっとして 、モデルデビューめざしてる?」
「ドゴーン!」
と、お得意のハンマー攻撃に、豊は気絶してしまった為、とりあえず、布団で寝かせておいた。

一方、美穂はエインガーヘイトレイドの事について調べていた。
「あそこまでのパワーが出せるなんて、何か有りそうだけど……」
と、彼女はずっとPCとにらめっこが続き、彼の事を調べて行くうちに、さっき豊が言っていた事が気になって調べて行くと、
その翻訳されたのには続きがあった。
魔王を倒せるは純なる心を持ちて、戦う4人の戦士なり。

そして、この世を壊す者、全てを無に帰し、新たなる理想郷を構築せん。
「ここまでしかわかっていないか」
と、彼女が言うと、不意にコーヒーの匂いがした。
安永音光がドリップコーヒーを入れてくれたのだ。
「詰めすぎると、体に毒よ」
「音光……ありがとう。冷めないうちに頂くわ」
「後、ドーナツあるから一緒に食べよ」
「うん!」

そして、2人は幸せな時間を過ごしている頃、豊がそのコーヒーの匂いに釣られて、起きて来た。
「フワ~~~アイテテテ。お、コーヒーじゃんか~俺も1つ頼もうかな~」
と言うと、美穂が手を出して来た。
「一杯100円」
「へいへい」
「毎度。ちょっと待ってて、もうすぐ抽出終わるから」
「お~本格的じゃんか」
「音光はコーヒーに関しては詳しいのよ」
と言うと、丁度の温度とほろ苦いコーヒーが出て来た。
「いっただきま~す」
「ゴクゴク」
「あ~美味しい。お、ドーナツまで……てか、またこれも?」
「当然でしょ? ま、情報を提供してくれたから50円に負けてあげる」
「ホ~イ」
と、彼はお金を払ってドーナツを貰って食べた。

そして時間が時間なので、今日はみんなシャワーを浴びて寝る事にし、豊は一旦部屋に戻る事になった。

その帰り道、彼はとんでもない物を見てしまった。

それは、エインガーヘイトレイドが、悪の種を植え付けている所だった。
「フフフこれで最後だ。これで丁度あの方が蘇って来る事が出来る。そして、俺の理想郷を完成させるのだ。フフフフフアハハハハ」
と、彼は笑いながら、種にエネルギーを与え、大きくしていく。

「こらやべえ!」
と、豊は美穂のスマホにメールすると、バイブ機能にしていた美穂は、もぞもぞとベッドから起きると、動画が送られて来てただ事ではないと、音光を起こし、すぐに美術館前に集合した。

すると、どういうわけか、美術館の扉が勝手に開く。

まるで来いと言っているようだ。
「どうする?」
「入れっていってるわ」
「音光?」
「美穂行きましょう。何かが私達を呼んでいるんだわ」
「は?」
と、豊も?マークが出ながらとりあえず入ってみると、どういうわけか、全てのセキリュティが停止していた。
しかも道が出る様に光を放っていた。

その時、入口に人影が見え、隠れると、なんと理沙がいたのだ。
「あ! あ、あの子! どうしてここに?」
「知ってるのか?」
「学校じゃ有名な話らしで、裏サイトにも載った事とかある子よ。でも、どうして豊さ……」
「豊で良いよ。俺達はもう他人じゃない。運命共同体だ」
と、言っていると、理沙が来た。
「あら? 皆。それに、私を助けてくれた……の?」
「豊だ。さあ、そうと決まればレッツゴーだ!」
と言うと、皆は素早く宝石に近づくと、その中に会った何かが光りだし、剣、杖、武道具、魔導書の様な物が光りだし、皆の手に収まった。
豊は杖、剣は音光、武道具は美穂、そして最後の魔導書は理沙が持つと、床が魔法陣になると、皆の服が変わっていく。
豊は魔導服に帽子を被り、首か魔法陣のペンダントを付けていた。 音光は、銀の鎧に剣を持つ、いかにも女戦士の格好だった。
そして、武道具を付けた美穂は、完全に武道家の服を着て、ご丁寧に、主に〇の中に、武と書かれた服を来て、理沙は理沙は、少し短めのスカートに、長めのズボンを穿いており、まるで、魔法使いの女の感じがした。

そして、一瞬にして、エインガーヘイトレイドの前に出た。
「ん? なんだ? お前達は? ん~? フン! まさかこの俺様に戦おうというのか、良いだろう? その思考を一瞬にして消してやろう!」
と、彼が攻撃すると、4人はパットかわし、すぐさま攻撃に移る。豊は杖を持ち、頭の中で、言葉が整理された。
「ライスリーストファイヤー!」
と、凄まじい炎魔法を使い、彼を焼こうとするが、すぐさまバリアを張り、美穂がそこを付いて、反対側から攻撃してきて見事にそれが当たり、ダメージを与える事に成功した。
「グア! おのれ~~~~~~!!!」
と、彼は銃を乱射すると今度は上から音光が攻撃してきて、かろうじでかわすが、髪の毛が数本切れてしまった。
「ナニ!?」
そして、素早く理沙が下に周り、
「ヒャドウエルスガー!!」
と氷タイプの呪文を放つと一瞬にして、彼を凍らせた。
「あ~らら~」
「いや、まだよ!」
と言った時、彼はどうにか氷から脱出しようと試みるが、かなり苦戦している。
「もう一回出来る?」
「やります。ハスヤラスティ―ラ!」
と、呪文をかけると、彼は更に弱り、かなりのダメージを受けた。
「な、何故だ! お前達、どこでそんな力を見に付けた!?」
「アンタに言われる筋合いはないわ。全部元に戻しなさい!」
「フフフフフフフフ。もう遅い。既にゲートは完成している!」
「ええ!?」
と彼等が下を見ると、なんとそこに吸い込まれる様になり、町の人達も皆吸い込まれていく。
「フフフフフ皆滅べ! そして俺がこの世界を魔王様と共に、理想郷を築くんだ! エスバラード。俺に攻撃の呪文をくれ!その力でこいつ等を、一瞬にして片づけてやる!」
と言って途端、彼の目が赤く染まり、彼の中にあるマイナスパワーが増幅され、一気に4人に襲い掛かろうとしたその時だった。
「のび太君! やめるんだ! なんでこんな事するんだ! 落ち着いて! 君は騙されているだけなんだ! さ、こんな紋章を全て壊し……て!」
「ドラちゃん!」
「のび太さん!」
「のび太君。本当にもうやめるんだ。これ以上やったら、大変な事になっちゃうんだぞ!?」
この声を聴いた時、彼の背がぴくぴくと揺れる。
「フッフフフフフフフフ愚かしい。貴様たちの処刑は後だ。言ったおくが、邪魔をした場合は容赦はないぞ」
と、のび太の姿に戻り、彼等の前に降りて来た。