二次創作小説(紙ほか)
- (第9章 現れた闇のナイト! ラクスがミーアに戻る時!) ( No.12 )
- 日時: 2022/06/06 20:09
- 名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)
攻撃の中逃げていたジブリールは猫の入ったキャリーケースを持ち、ジャイアンとスネ夫も、退屈しながら待っていた。
「遅いな~おじさん達。早くしないとここも見つかっちゃうよ~」
「スマホっつうので呼べねえのか?」
「さっきからコール音はするんだけど、全然出ないんだ」
「全くあの2人は」
と、ジブリールがイライラしていると、外で銃声が聞こえた。
しかもハンドガンの音で2発だ。
「ん? 銃声?」
「な、なんだお前は!」
「グア!」
「グオ!」
と、銃声と共に、倒れる音が聞こえて来る。流石に不審に思ったスネ夫が出てみると、何かが近づいてくる音が聞こえた。
しかも、
「カツーンカツーン
と、まるで、ハイヒールを履いているような音だ。
「な、なんだ!?」
「フフフフ。やっぱりお前か。骨川スネ夫」
「え? な、なんで僕の事を?」
「お前は閻魔大王でも許せぬ罪を犯した。その罪を今ここで償わせる事は簡単だが、それでは面白くない。お前には、皆の前で罪を償わせる」
「ハア? 誰だよお前。僕は何もしてないぞ?」
と、彼がキッパリと言うと、なにか、ニヤリとした顔をしたそいつは言う。
「ほほ~してないか。そうか~お前にとっては、ただのいじめにしかすぎないという事だな?」
「は~? 何の事言ってんだかさっぱり分からないぞ? 大体お前は誰だよ変なカッコしてバカな奴だ。ねえジャイアン。こいつちょっとやっちゃってよ。なんか変な奴だぞ?」
「フフフフフそういう事なら、どりゃ~!!」
と、ジャイアンがとびかかると、そいつは剣を抜いてジャイアンを切りつけた。
「ズバ、バシュ」
と、本物の剣で体を切られた。
「ギャアアアアア!!!い、痛て~! ほ、ホントに痛てえ――――!!!」
「まだやるか? 降参するか? どっちだ?」
「ここ、降参します。は、早く治してください……」
「フン! 今まで何人の子供がそう言ったかな~ それなのにお前は暴力で従わせた。人から物を奪うドロボーだ。でも子供だからと言って、何もしてくれない。ならば、どうするべきか。それは、痛みを思い知らせるべきだ。フフフフフ怖がれ怖がれ。もっと僕を楽しませておくれよ~。フフフフフハハハハハハハハ」
「この声に流石に不審に思ったジブリールが出て来た。
「貴様! 何者だ!?」
「あ~サンタさんだ。プレゼントありがとう。すっごく素敵なクリスマスプレゼントだったのに、ザフトって連中がみ~んな持ってちゃったんだけど、今の僕は、この方が良いな~フフフフフ」
と、笑ったその声で、スネ夫は誰か分かった。
「そ、その声はまさか、の、のび太?」
「アハハハそう言われた時も有ったな~ず~~~~~~~っと昔に」
「ど、どういう事? そうだ。お、おじさん戻って。こうなったら、僕、模擬運転した事あるから、大体は分かるから、それで月に行こうよ」
「諦めが悪いな~君は……よ~し。では、このだ~い好きなおじさんを、こうしちゃおうかな~」
と左の手から魔法陣が付いたステッキが出て来た。しかもご丁寧にルーン文字が彫られてある。
「ネムスオルバルスミスー!!」
と、彼が魔法をジブリールに当てると、なんと彼は縮み、ついにはブル―サファイアハムスターにされてしまった。
「フフフフフどう? おじさん。今の気分は? そう言えば、中に猫ちゃんいたんだっけ~。スネ夫君」
「は、はい!」
「ちょっと連れて来てくれるかな~?」
「は、はいただいまー!」
と、スネ夫は慌ててその猫をキャリーケースから出すと、猫は、ハムスターを見ると、彼は言う。
「さあ、猫ちゃん。あれは何に見える?」
と言った時、猫の姿が変化した。あんなに毛がフワフワだったのに、それがほっそりとして、口に牙が2本生え、まるで化け猫になったように、ジブリールを見た。
「さあ、猫ちゃん。獲物だよ~」
「ガオオオオオオ!!!」
と、猫と言うより、化け物になったそれはジブリールに飛び掛かるが、なんとかかわす。
だが、それで諦める化け物ではない。
何度もジブリールを追いかけまわす。
なんとか隙を作ろうとしたのだが、全然ダメだった。
そして、ついに壁際に追い詰められた時、彼は何かに対して、舌打ちして、その場から消えた。
だが、猫の呪いは解除されたわけではなく、いまだにジブリールを追いかけまわした。
「ど、どうなってんだよこれ!? やいスネ夫! 全部お前の責任じゃねえか!! どうしてくれんだよ!!」
そ、そんな事急に言われても……と、とにかくあいつは去ったんだ。だから、とにかく助けが来るのを待つしかないよ」
「だったらお前が呼んで来いよ!!」
「僕だって銃で撃たれたんだ! 行けるワケないじゃないか! ママ―――――――!!!」
「それしかないのかよ!?」
「だ、だって、ママも見送りに来るって、言ってたんだ。だから必ず来てくれるはずだよ!」
と、スネ夫が言った時、黒いナイトは、
「フフフフフママか。そう言えば僕にもいたな~数億年前にね~その親に、殺されかかって、ザフトに暴行を受けて、そこを魔王様が助けて下さった。僕はあの人の役に立ちたいんだ。だから、それにはまず、お前達を~こうやって~……」
と切りかかろうとした時、彼の手が止まると、何かを感じた。
「チッ! こんな時に邪魔者が!……命拾いしたね。でも日本はもう、君達を許さないよ。それだけは覚えておけ!」
と言って、彼は姿を消した。
「た、助かった……の?」
「スネ夫! お前のせいで、こんなんなっちまったんだぞ! 責任持て責任を!! 痛て~!!」
と、言っている頃、外では、MSの残骸の回収や後始末に追われていた、ドラゴンが消えた事で、2人はフューションを解き、帰ろうとしたその矢先、金色のMS(暁)がこちらに来た。
「な、なんだ?」
と、悟空が言うと、
「オーブ連合首長国代表首長、カガリ・ユラ・アスハだ。君達と話したい。どうか私と話をさせて欲しい」
「どうする?」
「まあ、確かに都合上介入せずにはいられない状況かだったな。偶然とはいえ、この国を救った事になるのは確かだ」
というピッコロに悟飯も
「あ~そう言えば、そうでしたね~」
と言ったその時、
「グ~~~~~~~~~~~~」
と、緊張感のない音が響いた。
流石に長年付き合って来た皆は何の音か分かると、ベジータは、
「こんのバカロットが! 少しはその腹の虫を抑えられんのか貴様は!!」
「い、イヤだってほら、オラ達かなりパワー使っちまったし、それに腹減ってんのも事実だしよ~」
「チッ全く!」
と、ベジータが怒ると、仕方なく悟飯がOKしたので、皆揃って国防本部の会議室で、悟空が思いっきり食べまくるが、ベジータも悟飯、悟天、トランクスもかなり食べる。
そしてピッコロは、水を飲んでいた。
その席には、キラ・ヤマト、ラクス・クラインも一緒だった。
一応この国を守る為に偶然にも戦う羽目になってしまったので、お礼をしようと食べまくる皆の食欲っぷりには、感心していた。
ところがカガリは、
「申し訳ない。デュランダル議長への声明を出す。そこのモニターで見てくれ」
「おお!」
そして、カガリは出て行ってすぐ、準備が出来た為、彼女は席に座り、声明を出す。
「オーブ連合首長国代表首長、カガリ・ユラ・アスハです。今日私は、プラント最高評議会議長。ギルバート・デュランダル氏に対し、全メディアを通して、メッセージを送ります。過日プラントから送られたあなたの言葉は確かに衝撃的な物でした。ロゴスを撃ち、戦争を終わらせるという言葉に皆は従い戦いました。
ですが、分かって頂きたい! 我が国はジブリールをかくまったつもり……」
と、行った時、いきなり雑音が入り、別の画面に切り替わった。
「私はラクス・クラインです。過日行われたオーブでの戦闘は、もう皆さんもご存じの事でしょう。プラント共に友好関係にあったかの国が、何故ジブリール氏を戦ってまで守るでしょう。更に空を飛び、格闘技だけでMSを破壊し、わが軍は、半数以上の兵士を失いました。
と、また映像が切り替わり、ピッコロがMSを攻撃していく所が映っていた。
「これは偶然に撮られて映像です。この者は、キックやパンチだけでMSを撃ち砕き、ザフト最新鋭のMSをおも真っ二つにする程の力を持っていました。もし、後数センチ上にその衝撃が言っていたら、兵士は死んでいました。このような危険なサイボーグを作り出す程の化学力が、オーブにあれば……」
と、また画面が変わり、今度は、本物のラクスが映った。
「その彼女の言葉に、惑わされないでください。私は、ラクス・クラインです」
これを見ていた悟空達もおかしいなと思った。
どうしてラクスが2人いるのかが分からなかったのだ。
そして、さっきのミーアと違い、堂々とした態度にベジータはフッとする。
どうやら知っていたようだった。
「やはり、偽物と本物で、こうも違うとはな」
「あ、こいつ、手になんか持ってんぞ?」
「恐らくこいつはただ覚えたセリフを言っていただけだったんだろうぜ。全く、どうして人は、こうも簡単に騙されるんだ? 全く違うのに!」
と、ベジータは怒りを覚えていると、ルミナがやって来たのを見て、彼は座り、それを見たルミナは彼の膝の上に乗る。
その時だった。
「アッハハハハハハハ、ア~ッハハハハハハハ皆ってバカだな~。本物と偽物でも、声と顔が一緒なだけで、コロ~っと騙されてさ~。ほ~んと、コーディもナチュもバッカだな~! フフフフフ。さ~ってラクス、いや、今はミーア・キャンベルちゃんと言った方が良いかな? 君はもうシンデレラと同じなんだよ~」
と、また画像がかわり、フランス家具の椅子に座った仮面と付けた少年の様な者がいた。
「ねえねえ。どうだった? 君、ザクの上でも踊りまくってたよね~。あ~あ。いい気になっちゃってなっさけな~い。さ~てそろそろ終わろうかな~そんなウソで固めたそのお顔も~」
と、いきなりミーアの後ろがカーテンのように開き、シンデレラの様な一幕になると、それは、シンデレラの魔法が解けた時の映像だった。
そして、その時、ミーアの顔がアップで映り、顔がぱりぱりとヒビが入って剥がれていく。
「!……え!? な、何!?」
「フフフフフ。面白いでしょう~。さ~皆さんお立ちあい~ラクスクラインの変身ショ~」
と、いきなり画面がミーアを映し、彼女が顔を咄嗟に庇わぬうちに、彼女の顔は、パリパリと破れ、髪も元に戻ってしまった。
