二次創作小説(紙ほか)

(第16章 攻撃開始、ミーアと地球全ての異変!) ( No.19 )
日時: 2022/06/08 18:40
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 そこには、凄まじい数の戦死者達がおり、ミネルバやAAが知っている者もいる。
そして、当然エクスデンデットの2人と、前大戦時一番苦戦させられたあの3人、クロト、オルガ、シャニがいた。
「フフフフフ。前大戦にいた者達は、彼等の事を一番よく理解しているはずだ。そして、何故復活したのかもね~フフフフフ~あ~そ~そ~忘れてた~あの偽歌姫には、オシオキをしないといけないな~僕の事をあざけ笑っていたのは既に知っているんだ! もう言い逃れは出来ないし、もうだ~い好きだったあの人の側にいる事も出来ないよ~フフフフフ」
と、なぜかAAにいたミーアが映された。
「! ミーア!?」
「アスラン!」
と、キラがアスラン後を追うと、道がさっきより遠く感じる。
「おかしい! こんな所に壁はなかったはずだ」
「悟空さん!」
「ハア――――!!」
と、悟空がかめはめ波を撃つと、おかしな事に、壁の中へ吸い込まれてしまった。
「かめはめ波を吸っちまった!」
「どけ! こいつにはこれだ!」
と、ベジータは輪っか上の気弾を飛ばすと、見事壁になっていたその部分を引っ張ると、道が現れた。
「ほえ~。ベジータ器用だな~」
「フン。力にはお前に劣っているが、気の使い方に関しては負けんぞ」
と、彼はどこか誇らしげだった。
「よし、急ごう!」
と、悟空とベジータが舞空術で飛んでいると、途中でキラとアスランが動けなくされてしまった。
「う、動けない……」
「ゆ、床の重力が……」
「ん? そっか。あいつ、床の重力を変えやがったんだ」
と、悟空が言うと、ベジータは、すぐさまドラえもんに連絡を取ると、向こうはショートカッターを使い、空間を繋げてやって来ると、テキオウトウを2人に浴びせて動けるようにして、再びミーアの元へ急ぐ。

と、今度は、暗黒生物が2体出て来た。1体はゴリラの様な体格で、黒い部分には毒が付いている。触れただけでアウトと言う事だ。そして、もう一頭は狼みたいで足がすらりと長い感じで、明らかに、スピードを重視して、創造された物だったが、時間がない。
「ここはオラとベジータで……」
「ちょっと待ちなよ皆! ゴテンクス様を置いての活躍は、ちっとばかし早くないか?」
「こういう時は、スーパーゴーストカミカゼアタック!」
と超3モードの、ゴーストを2体出すと、あっという間に片づけた。
「はえ~~~」
「おめえ達スゲエな~」
「フッフ~ンま~……ね!?」
「カッコつけてる場合か!!」
と、ベジータが放った気弾で、2人に戻り、結局皆で後を追い、ミーアのいる部屋に行くと、やはり少し遅く、彼女は胸を押さえて苦しみながら、小さくなっていく。
「ア……アウ……ア、ス……ウウ……ア……」
と、ようやく収まり、彼女を抱き上げると、既に小1レベルまで小さくされており、息をするのもやっとの状態だった」
「ハア、ハア、ハア、ハア」
と、胸を押さえて苦しむミーアにアスランが寄り添ってやる。
「ミーア。大丈夫か?」
「ハア、ハア、ハア……アス……ど、こ……」
「! ミーア! ミーア! シッカリしろ!」
「ドックン! ドックン! ドックン!
と、心臓が激しく動き、今にもはち切れそうな痛みで、彼女の意識がなくなり始めると、また心臓が破裂しそうになる。
これの繰り返しで、彼女は傷みのループから逃げられなくなっていた。

と、その時、何所からともなく声が聞こえた。
「フフフフフ遅かったようだね~ウハハハハハハハコーディネイターってやっぱリバカだな~か~ん単に罠に引っかかるなんてさ」
この声にアスランが素早く反応する。
「お前は誰だ! 何故彼女にこんな」
「こんな事? 彼女のせいで、本物のラクスが殺される所だったんだよ? それは良いの?」
これにはキラがびっくりする。
「な、何故それを!?」
そして、あの彼はまだ続ける。
「フフフフフ。さあなんでかな~? 今度は下手をすると、あのミネルバとか言うのに乗っているエース君も危ないよ~フフフフフフ。僕はね~……あいつが一番、憎いんだ! 何度もサンタクロースって言っているのに聞かず、暴力で従わせる。まるで地球軍と同じだ! あのレイと言うのも、ホントに心が有るのかどうかさえ疑うよ! 本当に最悪だよ! コーディネイターなんて宇宙の悪魔だ! そうだ。良い事を考えた。コーディネイターを消せば良い。この宇宙からキレイさっぱりいなくなれば、キレイな宇宙に元通りになる。なら、話は簡単だ~アハハハハでも、彼等の力は使わない。僕1人の力で充分だ! ジャイアン。スネ夫、見ているかい? これから僕は、コーディネイターをやっつけるだ。僕のこの~……」
と、彼の掌に、真っ黒な球が現れ、それを持ったまま、プラントのすぐ前まで移動すると、やはり、皆が攻撃してくるが、全部はじき返す。
「あ~あ~うるさいな~。イヤだな~本当にも~せ~の!!」
と、彼の投げたボールは一瞬にしてブラックホールになり、その周りにいた者達は全て吸い込まれ、必死に皆は逃げようとするが、遅かった。

そのボールが消える頃にはプラントは、もう3つしか残らなかった。
「フフフフフフハハハハハハハハ。どう? ハムスターのおじさん。僕の力を使えば、こんな事位簡単にできちゃうんだぞ~~~~すごいでしょ~~~~~」
「あなた。少し1人だけで遊び過ぎではなくて? 私の出番も欲しいですわ」
「あ~ゴメンゴメンスッカリ忘れてた~」
と、彼はかる~く言うと、映像が地球に戻り、邪念樹が映ると、彼女は美しい歌声と共に、人々を集め始める。

なんと彼女は魔王の娘と同時に歌姫でもあるのだ。

だが、こちらの言葉は分からないので、魔界の言葉で歌う。
その歌は何か分からなかったが、ソロでも十分に美しいその歌声で人々が集まり、更に蜜が出始めた。
「お~奇跡の蜜だ~~~~~~!!」
と皆が蜜に集中すると、そこめがけて、ザフト兵が攻撃を加える。
こうなっては少々のダメージもいとわないと、ザフト兵が怒りだした。

だが、あの2人はこれを待っていた。

当然地獄から、様々な者達が蘇って来る。

その中には、フリーザ、セル、ブロリーなどもいた。

一番ブロリーは危険視され、タンホイザーを直撃させてもノンダメージだった挙句、大半のザフト兵を失うという痛手を負い、流石に議長も、どうしようかかなり困っていた。

そして、オーブの方は、AAとドラエモンズ達を出撃させる事にした。

これはカガリの憶測だったが、あそこまでのび太が悪くなるなら、自分が行った方が良いと言い出した為だ。

そして、皆には、親友テレカの力が有るので、それをぶつければ、なんとかなると思ったのだ。
邪念樹に近づくと、邪悪な気がドンドン増し、空に黒い穴が開いている。あれがもし、繋がったら、大変な事になると考えた皆は、ローエングリンで穴をあ開けようとしたが効かず、ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスが先行して攻撃を仕掛け、その後ろから、サタンに電話して呼んでおいたブウも混ざって攻撃に加わる。
だが、穴は弱くなるどころか、逆に強くなっている。

もしこのエネルギーが一斉に地上に流れたらと思うとぞっとする。

全ての物は破壊され、本当に大切な物を失うと思ったのだ。

そして、丁度その頃、海の方が波が荒くなり、港へ引き返そうとした船の乗員が浮かぶ卵の様な物を見つけ、ギリギリのところで網にいれ、どうにか、港無事船が到着して、その卵がナニカ調べてみようとした時、界王神が やって来た。
「フム。やはり善の部分を出しておったようじゃな」
「ありがとうございます。これを探していたんです」
「あ、アンタ等が?」
「ええ。これは、失くしてはいけない、最後の希望の様な物なんです」
「最後の希望?」
と、皆が分からずに言うと、界王神はあの時の事をビデオに録っており、それを再生した。
そして、それと同時に、のび太の背中から、白い何かが発射されるのを見た。
つまり、その時の子が彼なのだ。
界王神がビデオを止めると、大体の状況を分かってくれた。
「なるほどな~そら~えれえこった。ワシ等でも手伝えるか?」
「無理じゃな。次元が違いすぎる。それに、この海はまもなく町を襲う事になる。お前さん方は津波の心配をしておれ」
「つ、津波!?」
「彼の事なら、やりそうな事です。急いで下さい!」
「あ、ああ」
「それでは、私達はスイマセンが、急ぎますので」
と、界王神は老界王神連れて消えた。

船員達は、海の具合を見ると、波がドンドン高くなっていく。
「こりゃ~あの2人の言う事を、信じた方がいいんでねえか?」
「船長!」
「確かに今回の事は、常軌を逸している。ハッキリ言って、今回事は、俺達達でもどうにもならない。が、あいつ等の仲間なら、なんとか出来るかもしれない。すぐに町の皆に連絡……」
と、突然地面が揺れ始め、島に亀裂が走り、土砂崩れや津波が押し寄せて来た。
「こりゃやべ~!! 急げ。避難だ!」
「は、はい!!」
と、島に避難命令が出て、皆はとりあえず、一番高い山に登ってしのごうとしたが、その山が崩れ、更にそこから、何か出て来ようとしていた。
なんと、そこにはドラゴンがいたのだ。

しかもおかしな事に、東洋ではなく西洋風のドラゴンだった。
「な、なんでドラゴンが!?」
「ここは日本じゃ! 何故奴が……」
と、皆が驚いていると、ドラゴンが、
「グオオオオオオオオオオオオ!!!!」
と吠え、そこから飛び出すと、その島を破壊しようとしていた

しかも襲われているのは日本だけでなく、世界中の空に出現し、スゴイ事になっていた。
すると、長老は、ある祠の鍵を開け、中に安置されていた龍の守り石を掴んで祈った。
「龍様。どうか我等をお助け下さい。もうあなたしかいないのです! お願いします~!!」
と、長老は、皆の必死の説得も聞かず、祈り続けた。