二次創作小説(紙ほか)

(最終章 全ての終わりから、新しい世界へ) ( No.26 )
日時: 2022/06/09 19:51
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 しずかの絵を見たその少年は、感動していた。
「キレイ……お姉さんの絵、とてもキレイ。僕、お姉さんの絵、好き……」
「あら? あなたは?」
「分からない……暗い中にいて、急に外に放り出されて、このまま死ぬのかな?って思ってたら、このおじさん達に、助けてもらえたんだ」
「そうなの。ねえ、名前は?」
と、聞くと、彼は首を振り、悲し気な顔になる。
「分からないんだ。それも……」
「無理もねえよな~」
とエルマタドーラが言い、キッドも
「いきなり海に落とされたんじゃな~」
と言うと、皆はこの子の名前を考えていた時、彼を拾った人達の中に、ファンタジーが好きな子供を持っており、その子から本を借りて来た。
「こっからえらばねえか?」
「ファンタジー図鑑か。良いねそれ。え~と……あ、じゃ。マイケル君ででどう?」
「マイ、ケル?」
「そ。元は大天使から来ているとってもエライ神様から取った名前だよ。君にピッタリじゃないか」
「マイケル。僕の名前。マイケル」
と、彼が言っていると、しずか達が帰って来て、場所が狭い為、漁協の人達にお礼を言うと、皆は神の神殿に集まった。

だが、ディアッカは、イザークと共に宇宙へ行く事になり、同時にミネルバも宇宙へ上がり、そして、議長は、運命計画を導入実行に移すという事から、AAも宇宙に行く事になり、悟空達も付いて行こうとしたが、ラクスが止める
「いいえ。ここから先は、私達の戦いになります。これまで 加勢して頂き感謝しおります、ありがとうございました。あなた方にはホントにお世話になりました」
「私からも礼を言うわ。ありがとう」
「本当に、世話になった。オーブ代表として、礼を言う」
と、マリューとカガリから礼を言われても、悟空達には関係のない事だった。

何故なら、自分達は、なすべき事をしてだけだったからであり、別にオーブ守るとか、そんなのではないからだ。

そして、翌日AAは月に有る自由都市、コペルニクスで情報収集の任務に就く事になり、宇宙へ上がっていき、皆は敬礼して見送った。

あの後、ドラゴンボールを使い、全てを元通りにして、結局運命計画は破れ、デュランダル議長の野望もついえた。

それからしばらくして、ドラえもん達や、悟空達がオーブに花を手向けにきた。

そして、ルミナが持っていたペンダントは、ベジータが持っており、彼女は封印され、ディアッカのクーは無事にドラえもん達の世界の空想サファリパークに引き取られる事になった。
スネ夫とジャイアンはあの後、ちゃんとした裁判でスネ夫は少年院ではなく、普通の刑務所行きになり、ジャイアンは巻き込まれただけなのだ、お咎めはなかったが、その分かあちゃんにたっぷり叱られた。

肝心の野比夫妻は離婚し、母親は行方をくらませたが、父親は、絵で生計を立てており、今では先生になるほど頑張っていた。

更には、未来が変わっており、しずかは出木杉と結婚し、セワシは車の事故で両親と他界しており、施設にいた所を、別の家族に引き取られる運びとなり、そこから、ドラえもんとドラミの新しい未来が、今始まろうとしていた。

はたして、彼等は、これからどんな未来を築いていくのだろうか!?

FIN