二次創作小説(紙ほか)

(第1章 悪意の計画開始。騙されたのび太と狂乱する町の人達) ( No.4 )
日時: 2022/06/05 17:04
名前: 破壊神 (ID: RtQ9ht2V)

 スネ夫の立てた計画は着々と進み、スネ夫の母親は、ジブリールへのサンタクロースの衣装を作り、父親はテレビ局に掛け合い、どうにか準備は出来そうだった。

そして、スネ夫はと言うと、ジャイアンを味方につけた。

実はあの後電話を入れ、ジャイアンを呼び出した後ジブリールから前金をたっぷりと貰い、アッサリとOKした。
そして、彼のやる事は、のび太への嫌がらせだった
「やめて欲しかったら、ドラえもんの道具をよこせ」
「のびちゃん。ゲンコツとお金どっちが良い?」
と、スネ夫は意地悪く言い、いくつか、足のつかない物を選び抜いて準備は整った。

そして、12月のクリスマスの夜だった。

のび太はコッソリ家を出た。

その目的は、サンタクロースから貰える、特別なプレゼントをあげようというメッセージカードに従い、今彼は、中央公園へ急いだ。

そして、彼は必死に走って、無事に時間通りに着く事が出来た。
「サンタさん。本当に来てくれるのかな~」
と、のび太が不安がっていると、電球が1つだけ点き、そこには、サンタクロースのコスプレをした、ジブリールがいたのだ。
「さ、サンタさん……本当に、サンタさんだよね? 僕、野比のび太って言います。あのプレゼントって言うのは?」
「こっちだ。と彼が指を鳴らすと、トナカイがそりを引いて、そこには、大小さまざまなプレゼントがそソリに乗せられ、運ばれてきた。
この光景に彼は泣きそうになった。
まさか本当のサンタさんからプレゼントが貰えないと思っていた。

そんな時にあのカードがあれば、絶対に引っかかるというスネ夫の読みは当たっていた。

そして、のび太は箱を眺めていると、ジブリールは言う
「では私の車で運ばせよう」
「え!? トナカイがいるのに?」
「?」
これには、カメラを構えているスネ夫とジャイアンは笑いそうになるのを必死に止めるだけで精一杯だった。
大体これもスネ夫から聞いていた。
とんでもないバカだから、トナカイを見ると、そいつがプレゼントを運んでくれると勘違いすると。
ホントにその通りになり、慌ててジブリールはこういった。
「空を見てご覧。この大東京では、電線が多い。だから、持って来るだけでも精一杯なのだ。車で送ろう」
「はい!」
と、彼はプレゼントを乗せて、のび太の家に向かった。

その時、
「はいカットー!」
という声と共に、
「ゲハハハハハハ。さ、サンタさんだって、ハハハハハハハ」
「し、しかもトナカイが来るなんて未だに信じてるし、バカを超越してるよあいつ。ま、そのおかげでこうして、ジブリールは、のび太と接触したって事をザフト流せば……」
と、さっき撮った映像を、ザフトに匿名で送りつけ、
(ジブリールの居場所はのび太が知っている)
と思わせる事が出来た。

そして、全ての荷物を運び入れると、ジブリールは彼に重要な事を言って、車で去って行った。

その目には、一杯に涙が溢れていた。

何故なら、ついに本物のサンタに会えたと思っているからだ。

これが、これから始まる地獄と化す事を知らずに……

そして、作戦が終了すると、彼等は後片づけを行い、報酬を渡していた。

こうして夜が終わり、朝が来た。

そして、野比玉子が、朝刊を取りに行くと、何かが一緒に落ちた。
「何かしらコレ?」
と、拾い上げて見ると、思いっきりジブリールで有る事に気付き、彼がジブリールに飛びついて喜んでいる写真をみると、彼女の中で、糸が切れ、家の中に駆け込むと、台所から、包丁を取り出し、階段をかけ上がる。
一方のび太は、早速プレゼントの1つを開けようとしていた。

その時、
「バーン!」
と、凄まじい勢いでふすまが開き、もう一方が吹っ飛ばされた。
彼女は切れていた。
「アンタ、何よこれ!」
と、プレゼントを突き刺そうとするのを必死に止める。
「や、やめてよママ。これは、サンタクロースからの送り物だよ。僕だけのプレゼントなんだよ! だからこれは、これを傷付けるのはヤメテ!!」
「じゃあ、アンタが死ね~~~~~~~!!!」
と、親は狂乱し、包丁を振り回し、プレゼントを壊す事以外考えず、更には邪魔をするのび太にまで攻撃が及び、のび太は背中を切られた。
「痛い、痛いよ~~~~~~火事だ~~~~~~~!!」
と、のび太が助けを求めると、窓枠に梯子が立てかけられ、皆が武器を持ってのび太に襲い掛かった。

実を言うと、あののび太がジブリールに会う所を全国ネットがテレビや号外新聞で知った町内の者達は、のび太を始末する為に集まり、皆はもうのび太を、殺すことしか頭になかったのだ。
「デュランダル議長のあの演説を聞いていないとは、何たる無礼な奴だ!」
「そうだ! あんな奴、この町から消しちまえ~!!」
「オー――――――――――!!!」
と皆は野比家を目指して走り、のび太の部屋の窓枠に梯子を建て書けると、今度は入口からも、町内の人間が襲い、もうのび太はほぼ、虫の息寸前にされてしまった。