二次創作小説(紙ほか)

現在キャメロット城:正門(その1) ( No.126 )
日時: 2023/07/28 17:36
名前: 桜 (ID: 0dFK.yJT)

ついに第四部最終編突入!とりあえずそれまでは決戦時の前なので話の展開上三部作です(震え声)
正門前時と◯◯がそれぞれ敵陣営の重要人物+αと対決です!なんとか切り抜けるよう頑張ります;






「小ネタ」食べっぷりは誰に?


ゼオ「バケツプリンうまー!」←大食い
トリスタン(彼の食べっぷりは嫌いではありませんが・・・これは誰かに似てますね・・・?一体誰に・・・)






騎士王『美味しいものはまだありますか?(もぐもぐ』←大食い






トリスタン(王か?)


確かに雰囲気が何となく似てる気はしますね(ちなみにモーさんも同じこと思ったという)













アア。アア。イキテ。オマエハイキテ。


イキテ。






キャメロット城内。そこでは桜サイド陣営が攻めてきたことを知ったことで各自で大混乱を引き起こしていた。


キャメロット城兵士A「大変です!!球由良も含まれた叛乱陣営がこのキャメロット城に攻めて来ています!!ただ騎士の兵団も!!」
ヘクソン「なんだと?獅子王やランスロットを呼び戻せ。そんな兵団、今すぐにーーーーー」
キャメロット城兵士A「それが・・・非常に申し上げにくいのですが・・・その騎士の兵団を獅子王やランスロット様が率いているのだそうです!!」
ヘクソン「・・・そうか。残念だ。本当にーーーーー」


一方、出陣した桜サイド陣営は鉄壁となる正門を開けようとするが、その正門が生前と同じように強固に作られたためどんな最大魔法でもびくともしなかった!


ひろし「全然動かねぇー!!!」
みさえ「私の鉄拳でもダメだわー!!」
冬樹「・・・!!!」


すると、正門前の防御を任されていたボーン・キングが降り立ち、骨の爪を弾丸にした攻撃を放った!


Bキング「ボーン・フィンガー・ピストル!!」


その大ダメージを与える銃撃により飛ばされたかに見えたが、ランスロットの剣技がそれを跳ね返した!彼の後ろにはボーン・キングが欲していた良もいた。


Bキング「ほう。驚いたなあ。まさかワイらを裏切った挙句良を懐柔するとは。お前もワイらの仲間になりたいんか?」
ランスロット「彼女は人間だ。吸骨鬼の遺伝子が流れていようとも。そうだろう?」
良「ああ。私は今もあの時と変わらず人間だ!!」


すると、そんなボーン・キングに音の刃が放たれたのをそれに気付いて避けた!放った相手を見た瞬間ニヤッと笑った。


Bキング「どうやら話は本当やったな?お前は英霊でも人間というよりは妖精に見えるけどなあ?」
トリスタン「私は妖精ではありません。人間ではないけれど、人の心を持っている。私が彼らの元に付くのは、私が決めた意志だ!!」


すると、突然放たれたある台風がキャメロット城に襲いに行く!それは桜サイドの陣営には襲わず、敵陣営を襲いに行ったかのように一部が吹き飛ばされていった。


アイレーン「これは・・・!」
沖田「あっ!」


すると、桜サイド陣営は嬉しい増援の登場に歓喜が湧いた!生まれ育った戦国時代で幾度の話し合いが済んだ寿々姫ら率いる兵や忍者達だった!


寿々「マサムネ!この時代での友人達の危機じゃろう!」
マサムネ「わかってる!この時代も、戦国時代も穢すわけには行かねーよ!」
土方「沖田ぁ!!戦うなら俺も誘え!!新撰組も参戦だぁ!!」
あやめ「ちょっと雷蔵、台風をもう少し強くよぉ!!」
雷蔵「偉そうに命令するなでござる!!」
たぬちよ「山吹さーん!みんなー!ボクらも勝ってるー!?(変化の術で巨大化」
山吹「ああ、勝っているぞ!」
カネノブ「獅子若、あまりヘマするなよ!」
獅子若「それはお互い様だ!」
獅子次「そっちも加勢で攻めにいけぇい!!」
アルル「みんな!」
シェゾ「おい!よく見たらグレン達の船も見える!加勢に来たか!」
以蔵(グレン・・・!!)


一方、扉をこじ開けようとした一部の戦闘メンバーはそろそろスタミナが切れ始めようとしていた!


ププル「開けれなーい!!」
クルーク「ボクらガウェインの方に向かわないと行けないのにー!!」
フィン「任せろ!」


すると、フィンが自分の槍を飛ばすような形で正門に攻撃した!


ディルムッド「我が君・・・!」
フィン「安心しろ。私達にできぬことはない!それがフィオレ騎士団の、此度の生の決意だ!」
エレナ「でも、このままじゃあなたが・・・!」


すると、そんな彼らにある人物が武器の注射器を持ちながら声をかけた。


プルル「そうよ。このままじゃ霊基(からだ)がもたないわ」
ゼオ「プルルさん!?」
プルル「離れなさい。正門の爆発に巻き込まれるわよ」


プルルが飛び去った後、ある宇宙船が姿を現した!ガルル小隊の宇宙船だ!


ケロロ「ゲロォ!!?アレはガルル小隊の!!?」


ガルル「トロロ!正門の方に射程の起動だ。出力全開を忘れるな」
ドロロ「え〜!?けど、もういいヨ!やってやんヨォ!!」
ゾルル(ゼロロ・・・)
タルル「師匠!そこから一旦離れてほしいっすー!!」


すると、ガルル小隊の宇宙船は空砲を発動し、そこからレーザーを正門に発射した!その威力は次第に正門にヒビが割れ始めて来た!


ドロロ「何という威力・・・!」
ギロロ「だが、これなら・・・!!」


すると、正門が粉々に大破するような形で爆破された!これによりキャメロット城内に突入できるようになった!


獅子王「行け!キャメロット城内に突入だ!」


ガルル(後であのミューモンの爽やか子羊の少年にはお礼を言うぞ)


すると、サンソンが機を熟したと見てエージェントがケロロ小隊が所有するフライングソーサーをモチーフに発明した飛行マシンに乗った!


サンソン「じゃあ、行ってきます!必ず任務を果たします!」
エージェント「ああ!必ず成し遂げてこい!」


サンソンが自分だけに任された重要な任務を遂行するために一足早くキャメロット城内に突入しに飛んで行った後、一方桜サイド陣営が正門を破壊したことに驚愕していた。


キャメロット城兵士B「正門破壊!!桜サイド陣営がキャメロット城内に侵入!!Bキング様は只今一部の仲間と共に城内に退却中!!」
Cママ「あの宇宙船は地球侵略を目論むケロン軍の者だったはず・・・まさか!!あの幕末のバーサーカーを含む陣営と同様アルカレのセレンの差し金か!!直ちにセレンを捕らえろ!!奴だけは逃してやっていたがもう許さん!!始末してやるよ!!」
キャメロット城兵士B(Cママ様が激怒した;恐ろしいことが起きるぞ;(恐怖で悪寒)


そして桜サイドの陣営がキャメロット城内に突入し、そのメインとなる重要な役割を任された陣営は一斉にそこに向かう!


シグレ「アイオーン、地図は!?」
アイオーン「今ランスロットが確認している!ガウェインは・・・!」


すると、そんな陣営の前にある男が立ちはだかった!青の吸血鬼一族の第九始祖クロラだ。


クロラ「やはりか!この騎士サマの裏切りは主君も今は同様だな!」
ランスロット「・・・っ!!」


すると、ランスロットが斬ろうとするが、そこで一緒についてきたナルカミが遮るような形で言う。


ナルカミ「行ってください」
ププル「!ナルカミさん・・・!」
シグレ「ここは俺達が任せる。理人も同様だよな?」
理人(フラウト)「!うん!」


すると、それを察したのかフィーバーARSやリデルとラーマも彼らに加勢する決意をした!


アミティ「あたし達も戦うよ!」
シグ「負けなーい」
リデル「私達は大丈夫です!」
ラーマ「余がマスターのリデルらの護衛に着く!心配はいらぬ!」
ラフィーナ「早く!行きなさい!」


友人達に背中を押されたクルークはグッと堪えて、仲間達と共にガウェインの元を向かう!残ったアミティ達を見たクロラは嘲笑う。


クロラ「いいねいいねぇ!美しい友情ごっこもそれまでだ!」
アミティ「そんなの言われても負けないんだから!!」
シグレ「これが最後だ!!いざ勝負!!」


ガウェインの元に向かうクルーク一行が走る中、今度は青の吸血鬼一族の第十始祖ミリアムが立ちはだかった!


ミリアム「ここから先は行かせるか!!ダイ山の件でお前達に阻止された仕返しよ!!」
クー「てめぇの自業自得だろうが!!」


すると、以蔵がクーの前に立ち、剣を構えながら言う!


以蔵「行けおまんら!ガウェインを叩き起こしに行け!」
龍馬「以蔵さん!?」
以蔵「龍馬、自分のマスターを泣かせんな!!・・・わしだってあの時にアイオーンがおまんらを助けるためにマスターになったのを恩義はあるぜよ」
アイオーン「・・・!」
乱麻「行ってこい。こっちには心配するな」
弓弦「絶対ガウェインさんを連れ戻しに行ってね!」
マキノ「・・・(以蔵の着物の中からクルーク達の方に手を振る」


すると、そんな四人を見たブラックとデオンとあやクルは言う。


ブラック「それなら俺達も加勢する!デオン!」
デオン「おう!ランスロット、マスターのプロキオンを何としても守れ!」
あやクル「こっちの護衛は私が請け負ってやる!」
プロキオン「三人とも・・・!」
ランスロット「・・・承った。だが、絶対に無事でいてくれ!」


クルーク一行がガウェインの元に向かいに行った後、残った以蔵達を見てミリアムは笑う。


ミリアム「何あれ?そんな醜そうな姿して私と戦える!?特に人斬りのあなたはボサボサの髪!古い着物!髭!私がかなり嫌いなタイプよ!」
以蔵「勝手に言っちょれ。行くぜよ!」


クルーク一行が走る中で今度は巨大な何かを見る!円卓騎士達は何かに見覚えがあった!


モードレッド「あれは大昔にエクスカリバーの力に倒された巨人か!?」
ガレス「あれがいたらもう・・・!」
クロス「いや、そうではない!この魔力はBキングが私達への抑止として大昔のデータを移植・複製して作られた物体。つまり本物の劣化コピーだ!」
ツースト「でも、どうすんだよ!?あの巨人が攻撃してきたら・・・!!」


すると、沖田が新撰組を象徴する霊衣に変更しながら告げる。


沖田「私達が対処します」
エージェント「えっ・・・!?」


すると、沖田と土方は新撰組の立場としても巨人に矛を向けた!


土方「寿々姫!マサムネ!こいつを斬るぞ!」
寿々「言われなくともわかっている!」
マサムネ「こいつは上等な獲物だしな!」
沖田「ダーオカばかりにいいところは見せられませんからね!BVLも行きますよ!」
ハンドレッコ「ノってくるね!もう本気で行くしかないよ!」
ペイペイン「我らのアイレーン様を巻き込むのは正直好きませんがね!」
アイレーン「お兄ちゃま!目的を達成しに向かうのだぁー!!」
アイオーン「・・・!!(アイレーン・・・!!」


クルーク一行が向かおうとしていた際、階段を登ろうとしていた姫子をアリシアが手を伸ばす!


アリシア「姫子!一緒に行くわよ」
姫子「・・・アリシアちゃん」


すると、姫子が階段から降りて先にマスターのベリーと共に降りた段蔵にキャッチされた!


アリシア「姫子!?」
姫子「エージェントさん達と一緒に早く行きなさい!!目的を達成するのよー!!」
段蔵「こちらが任せます!どうかあのセイバーの騎士を・・・!!」
ベリー「パパ!・・・行ってらっしゃい」
エージェント「!ああ。行って来ます!」


姫子とベリーと段蔵はアイレーン達の陣営に加勢する!彼女達を見たハンドレッコは姫子に対して称賛する。


ハンドレッコ「わがままなタカビーだけど意外と友達思いなところがあるじゃないか!」
姫子「それは言わないように!行きますわよー!」
沖田(この子はどことなく、あの方に少し似てますね・・・)


クルーク一行が階段を登りながら向かった時に今度は青の吸血鬼一族の長・ククラが立ちはだかった!


ククラ「やあ久しぶりだな諸君。死の準備はできておるか?」
獅子王「ククラ・・・!!」
あいり「!あれは・・・」


すると、ククラの後ろには檻の中に閉じ込められて入るレオンガルフの肉体を発見した!


エフィリン「レオンガルフ・・・!!」
ベディ「貴女がガウェインから強奪したのを受け取って保管していたのですね!?」
ククラ「そうピリピリするな。奴はいい働きをしてくれた。だから、これも同様奴らは渡さん。利用するのには使えるからな」
アサト「・・・」


すると、アサトがトリスタンに申し立てる。


アサト「トリスタン。ここは俺達に行かせてくれ」
リップ「!?アサトさん・・・!?」
トリスタン「・・・わかりました。例のそれについてはアサト、貴方の判断を委ねます」
チャラ王「トリスタン!?」


すると、ロージアもククラに関してはいつにも増してあざとい様子で食ってかかった!


ロージア「私達も残るけど、あんな見た目が若作りのおばさんには絶対に負けませんからv」
ククラ「・・・そこのあざと猫、今何と?」
ホルミー「ロージア!煽ってどうするんですか;」
ジャクリン「でも、うちらが倒すから安心してな!」
ツキノ「うしおちゃんもベンちゃんも戦うの!」
うしお「はい!ツキノ殿!」
ベンちゃん「私もお供します!」
レガムント「結局戦うのか;」
ハルトマン「まあまあ。エミリア女史も俺達に託してくれたんだから」


すると、ヤスとハッチンとパリス(とアポロン)、ほわんとヒメコとジャックもツキノ達陣営に加勢する決意をした!


ヤス「俺達も残る!絶対に負けんなよ!」
ハッチン「ファーッ!!ヤス!先には勝つのは俺だぜ!」
パリス「アポロン様、いざと言う時は僕らの盾になって下さいね?」
アポロン【うぐぅ・・・;】
ヒメコ「ちゃんとあの分からず屋騎士を殴りに行ってよね!」
ほわん「ジャックちゃん!一緒に遊ぼう!」
ジャック「うん!おかあさん!」
クルーク「みんな・・・!」
ナーサリー「ジャック!ちゃんと勝つのだわ!」


クルーク一行が彼らを残してガウェインのところに向かいに行く中でクルークは残した人達の無事を祈った。


クルーク(ごめんね・・・!どうか無事でいて・・・!)
パーシヴァル「タママ殿、足は痛みませんか!?」
タママ「大丈夫ですぅ!(軍曹さん、王ドラさん、みんな・・・ボク一人だけ行かせなくて・・・」


一方、塔の頂上の窓から太陽の騎士ガウェインがランスロットと獅子王らの様子を密かに見ていたところを何かの銃を突き立てられる。先ほど一緒に来た王ドラ達と共に彼を守護していた粛清騎士達を倒したギロロだ。


ギロロ「そこで窓越しから見つめるとは。自分の粛清騎士達がやられたのに随分と薄情になったな?」
ガウェイン「・・・。おや?貴方はよく見たらパンキッシュに身体を乗っ取られていたカウボーイのネコではありませんか」
キッド「あの時はよくも弄んでくれたな!?その売りに来た喧嘩は今こそ買ってやるぜ!!」
しんのすけ「おおっキッド、カッコいいー!」


すると、自分のルーラーのサーヴァントの天草四郎も連れた王ドラはガウェインに告げる。


王ドラ「三度目の邂逅ですね?お覚悟はよろしいですか?」
天草「王ドラ殿。彼らの援護は私が受け持ちますよ」






ガウェインを対峙しに来た人達全員「さぁ!!いっちょ始めるか!!!!」






それぞれの戦いのコングが今鳴った・・・!!

現在キャメロット城:正門(その2) ( No.127 )
日時: 2023/07/28 17:40
名前: 桜 (ID: 0dFK.yJT)

一方、珠黄泉族は部下達と共に戻って来たボーン・キングからクルーク陣営がガウェインの方に向かって来ていることを話された。


Cママ「チッ!何としてでもガウェインを連れ戻すつもりかよ!」
ヘクソン「トリスタン・・・あれは我らにとって一番邪魔な障害であるのは変わらんな・・・!」
玉王「ククラはんも対峙しに行きおったし・・・キングはん。アンタの策は失ったわけはないやろ?」
Bキング「せやな。それで木っ端微塵に殺すで?」


Bキングはガラス張りの箱に閉じ込められている兵器そのものを見る。いや、あれは兵器ではなく平安時代における武将の英霊の・・・!!






アルル「ヘブンレイ!!」
シェゾ「アレイアードスペシャル!!」


一方、正門前では他の陣営が粛清騎士達や吸骨鬼、一般の青の吸血鬼や珠黄泉族の者達を足止めするためにことごとく蹴散らしていた。すると、吸骨鬼の男二人が夏美達の方に襲いかかった!


夏美「!!?上から飛んできて・・・!?」
カレン「任せなさい!フラワー・ガーデン・ハリケーン!!」


カレンが最大の花魔法を放ったことで吸骨鬼の男二人を含めた敵陣営の大半が一斉に蹴散らせた!


ヒショウ「一撃で蹴散らしてる!」
ロゼ(ミカエル)「流石花の魔導師だな・・・!」
カレン(そりゃそうでしょ。あのバカ達を何としてでも目的を達成させるために少しでも時間を稼ぐんだから!)


すると、呪われた五英雄の一人エルドゥールが武器の憤怒の斧で敵陣営を攻撃している最中にフリードに伝えようとする。


エルドゥール「・・・・・・フリード」
フリード「何も言わなくていい!ボクは彼らに対する恩を返したかっただけさ・・・ピョン★」


すると、マッペラが手がヌルヌルする呪いで足が滑った勢いでも敵陣営を攻撃しまくっていた!


マッペラ「きゃーっ!!どいてくださーい!!」
ヒルダ「あははは!マッペラ、こけた勢いでも攻撃しちゃってるよ!」
ヴァハト「うう・・・騒がしい声がたくさんするおかげで・・・もう一回敵に攻撃するかぁー!あははは!」←眠たすぎて錯乱


一方、金城達は一部ののだめ組と共に楽器の音色で敵を錯乱させるなどの遠方攻撃を行っていた。


金城(世界のNODAMEさんのピアノ・・・こんなすごい人と演奏する(戦える)のは滅多にない!)
のだめ「うっきゅっきゅっ。負けませんよー!ムキャー!」


一方でまほろと夏目と雨季はドイツでも活躍する実力派オーボエ奏者の黒木の演奏を間近で体験して演奏しつつもその凄みを味わっていた。


まほろ(すごい・・・!黒木さん、まさかこれほどだなんて・・・!)
雨季(それに比べて私達のは・・・)
夏目(だが・・・合図で示してる。大丈夫だからついてこいと!)
黒木(そうだよ。キミ達は未来あるオーボエ奏者だ。そこは絶対に信じろ!)


一方、ティンパニー奏者である真澄に食らいつこうと宮島がドラムで彼のティンパニーに合わせており、真澄が気にかけた。


真澄「宮島ちゃん、大丈夫!?疲れたなら無理しないで・・・」
宮島「いや、いいっす!ここで頑張らなきゃアンタにも追いつけないし、何よりもあいつらの時間を少しでも稼ぐなんてできるわけねーっす!」
真澄「宮島ちゃん・・・わかったわ。この打楽器の女王である私について来なさい!」
宮島「うすっ!!」


一方、千秋と峰と清良と共にヴァイオリンで応戦するみくるとタクトは演奏を通して千秋がヴァイオリンを本場のヴァイオリニストに匹敵する腕前を知って驚いた!


みくる「ほう。指揮とピアノだけではなく、ヴァイオリンもやるではないか!」
千秋「みくびんなよ。これはピアノよりはまだ上なんだからな!」
峰「うわっ、久々にムカってきたぞ;」
清良「タクト君、大丈夫!?」
タクト「大丈夫や。なんか身体の調子がええねん!」


一方、グレン達の飛行船では遠方から攻撃するような形で桜サイド陣営をサポートしていた。


ライト「今大砲が攻撃を行ってる!」
イサキ「レーザー砲が今調整に入ってるよ!」
グレン「OK!オルフェ!」
オルフェ「任せろ!あの子らへの詫びも兼ねてケジメも付けるわい!」


一方精霊使いのマーベットとベストールが桜サイド陣営を援護する形で加勢していた!


マーベット「〆切もあるから手早く済ませるッス!」
ベストール「奴らへの意趣返しするぞ!」


一方、クルーク達と共に向かったアイオーンの無事を案じたクロウも愛用のギターであるレッドトマホークを武器に変えて敵陣営を攻撃していた!


クロウ「ヘタレオン達の道行きを邪魔すんな!!レッドトマホーク召喚!!」
シアン「いちごちゃん、出番にゃん!ウンディーネちゃん!」
ウンディーネ「まかせてー!」


一方、ヤイバとロムやチュチュ達もなんとか敵陣営に攻撃していた!そこに加勢しにきたダル太夫の凄まじい実力に驚く!


チュチュ「すごい・・・!」
阿「そうでしょう!?お師匠はものすごく強い方なのです!」
レトリー「!?今上から攻撃が・・・!?」


すると、敵陣営が放った上からの攻撃を星の攻撃が相殺した!夢銀河のギターで音色を放ったシュウ☆ゾーだ!


ロム「シュウ!」
シュウ☆ゾー「ロム!みんなもこのまま攻撃続けて!僕とツインズ達もサポートするよッ☆」
カイ「だから、そっちもヘマするなよ!」
リク「時間を少しでも稼ぎますよ!」
ヤイバ「故に!」
モア「ぴゅる?」


すると、その後ろにいるセレン以外のアルカレの姿を見た!


吽「アルカレさん!?セレン君は!?」
オリオン「いや、セレンは陰ながらガルル小隊などへの説得に動いていたみたいでな。だから、その護衛をあのサーヴァント二人に任せた」
アルゴン「俺達もやるぜぇー!セーイ!」
チタン「俺達の音を紡ぐのをあんなイカれた奴らに邪魔されてたまるか!!」
ダル太夫「!よろしい、加勢を許すでありんす!頑張りなんし!」


一方、ガルル小隊の宇宙船も遠方から攻撃を行っていた!


ガルル「今正門に残る獅子若から許可を得た!これにより攻撃を再び開始する!」
タルル&トロロ&ゾルル&プルル「了解!!!」


次々と敵陣営に攻撃していき、次第に敵陣営の数が少なくなっていった!


エニシ「何があったか知らんが、俺達が今更英霊一人の悲しみを受け止めきれないと思うなよ!!」


ルイージ「ちょっと吸い込むから離れろ!!オバキューム!!」


ウルフ「行くぜ!ランドマスター!!」


リンク「切り刻むぞ!トライフォース!!」


そんな彼らの様子を珠黄泉族からただ一人キャメロット城外まで逃げて来たセレンが桜からの通信越しで見ていた。


桜「セレン君の支援効果はすごいじゃない!もうこんなに敵の数が減ってる!」
セレン「僕は彼らにあの時の恩を返すためにしただけだよ。これでもまだ足りないほどなんだから」


桜との通信を終えたセレンは遠くからキャメロット城を見ていたのをマスターでもある彼の護衛についた英霊の一人ロビンフッドが聞く。


ロビンフッド「いいんですかねえ?これで」
セレン「いいよ」
ビリー「随分と強気だねえ。強かじゃん」
セレン「まあね。・・・一人でホイップちゃんの呪いを解くために誰にも頼らないと決めたと思うけど・・・それはお生憎様。キミ達を心配する人達に気付かないだけだよ」


一方、珠黄泉とBキングは自分達が次第に劣勢になってきたことに焦りを感じ始めてきた。


Cママ「セレンはすでに逃亡してるだと!!?あのクソ腹黒子羊ー!!!」
玉王「まあまあ落ち着き。今はキングはんがなんとかしてくれはるから」
Bキング「おい。これでええんやな?」
ヘクソン「構わない。見せつけるために射(や)れ」


すると、Bキングはその眠る〝兵器〟に命じる!


Bキング「アーチャー、お前の仕事や!!やれ!!」


すると、その兵器は両陣営が戦っている城下を敵味方関係なく狙撃した!その凄まじい威力や敵陣営が滅ぼしていくことに桜サイドの陣営は唖然となった!


謎尾「何が起こったんだ!?あの射撃は!?」
エターニャ「今察知した!この魔力は英霊の・・・クラスはアーチャー・・・!?」


すると、ヘクソンの放送が鳴り始めた!


ヘクソン「やあはじめまして、そしてこんにちは、お久しぶりだな諸君。今ヨハネの黙示録のノアの方舟のごとくチェリーワールド全体は消滅のピリオドが撃たれた。完全に取り込まれれば世界は消滅するだろう」
ローズ「なんですって!!?」


すると、カービィ&メタナイト&マルク&グリル&古津光度良を乗せたスターアライズをデデデ達が送り出す!


デデデ「お前らクルーク達のところに向かえゾイ!」
カービィ「デデデ達みんなは!?」
ドロシア「大丈夫よ!必ず世界を、ガウェインを救い出して!マルク、決着はこの時に着けなさい!」
マルク「師匠・・・!!」
良「みんな必ず助け出すよ!」


一方、この機を見たランリはランを魔法で飛ばして世界が取り込まれるのを逃した!


ラン「ランリさん!?」
ランリ「俺は今お前に守護をかけた!だから、お前だけは逃げろ!」


そしてロビンとビリーはセレンだけを助けようと宝具を放とうとするが、セレンが止めた!


セレン「いや、いい!」
ビリー「でも!」
セレン「キミ達だって英霊でも人だ!だから、死なせたくない・・・!」
ロビンフッド「・・・!!」


セレンは世界に取り込まれながら願った。


セレン「お願い・・・キミ達だけが希望だ。必ずガウェインを止めてーーーーー」






世界が取り込まれるのを目の当たりにし、まだ残っていた珠黄泉族とBキングはその場所を後にする。


ヘクソン「行くぞ。ここも次第に取り込まれる」


一方、世界が周りが次第に何もない白に変化していくこと、残された城のが未だに次第に取り込まれていくのを乗るスターアライズの上空から見た全員は絶句する。


グリル「ひどい・・・!こんなの・・・!!」
メタナイト「・・・行くぞ。まだ彼らが残されている」


スターアライズがクルーク一行の方に向かいに行った後、残った数少ない戦闘メンバーであるガルル小隊の宇宙船もその威力に次第に壊れかけていた。


トロロ「ちょっとどうすんのサ隊長〜;」
ガルル「今は奴らの様子を見つつ修理次第再度攻撃を開始する!・・・今の私達に出来ることはそれだけだ」
プルル「・・・っ!」






その頃、それぞれのとある場所では。


???「見つけた。俺のマスターとなる者が」


???2「見つけましたか。何やら非常事態なのですぐに助太刀に向かいましょう」






続く・・・!






初っ端から・・・!!感想OK