二次創作小説(紙ほか)

Halloween rabbit!(その1) ( No.166 )
日時: 2023/10/31 17:06
名前: 桜 (ID: 6..SoyUU)

今回はオールスター風味のハロウィン話で、王ドラ×ミニッツのクロスオーバーカプメイン!


ハロウィンの話は鯖達はなぜか桜サイドでもある種のトラウマに襲われてる気が・・・;






「小ネタ」ユニラボでは


トリスタン「なぜユニラボに新曲解禁のブースト増量を示すキャラとはいえなんであれ、なぜ三人とも同じユニラボに出られたのですか?」
チャラ王「知らねーよ;つか、リップならともかく俺はKAC関連の期間限定の新曲担当だし・・・」
リップ「アタシはユニラボ稼働開始時の新曲担当だよー」
トリスタン「別々とはいえファンタジアだけでなく、同じユニラボに出るということは・・・もしや!」






トリスタン「公式がこの三人は幼馴染である仮説を、強く強調している!」






トリスタン「私も三人の幼馴染になりたいです!できるなら英霊としてだけでなく、時空に戻りたいです!」
リップ「時空に戻る効果があるの!?」
チャラ王(こわっ・・・;俺が言うのもなんだが訳わからなすぎだろ・・・;)
ルート「つか、流石にベディにも怒られるからやめとけ;」


ちなみに作者は三人が実は幼馴染説を推しています(だからこっちでは幼馴染設定)






今日はハッピーハロウィン。
この日は子供達が主に「Trick or treat!」という言葉と共にお菓子をもらいに回っています。






王ドラ「というわけで、今年はふんだんに仮装した私の吸血鬼の格好でミニッツさんに悪戯(意味深)に行きますv(もじもじ」
キッド「相手の意志関係なくDTを卒業するつもりかよ!!?」






なんと王ドラがハロウィンを機にミニッツを相手にDT卒業を決意(ぇ)
そりゃトリスタンや天草、メルトに貞操を狙われてるから早めに卒業しようと今回のハロウィンに定めたのだ・・・;


キッド「大体ミニッツはまだ子供だぞ!?」
王ドラ「心配は無用ですよ。ゼオさんがこれ作ってくれましたからv」


王ドラが四次元袖から取り出したのはなんとゼオ作製の成長促進を促す魔法薬だった!!これは小さな子供であれば、年頃の少女まで成長するタイプだ。


キッド「成長促進効果の魔法薬!!?」
王ドラ「ゼオさんがめちゃ美味しいと話題の有名パティスリー店のパンプキンパイと引き換えに作ってもらいました。これでミニッツさんが成長したら存分にDT卒業できますーv」
キッド「明らかにパンプキンパイを報酬で出されたから作製したんだな;」
王ドラ「これをミニッツさんに会った際に密かに飲ませれば・・・」






王ドラ『困った人ですね・・・持ってきたお菓子を勝手に食べた挙句、年頃の少女にまで成長するなんて』
ミニッツ『ま、待って、王ドラ・・・それは、ダメだよぉ・・・(以下Rー18なので割愛』






王ドラ「って、その後も何度か共にする度に両思いになるのですよ〜v(鼻血」
キッド(こいつ、女となるとすっげーポンコツになるあがり症なのにそこまでできるのかな・・・;)


私もそこが心配;それと今日のハロウィンが大惨事にならないことを祈るよ・・・;






一方のハロウィン当日のプリンプタウン。何やらいつもよりも賑やかに騒いでいる中で黒猫の仮装をしていたクルークが自分の家でベッドで寝ているであろうクー・フーリンに呼びかける。


クルーク「クー。今日はハロウィンだねぇ〜。ボクもお菓子をもらいに行く準備を済ませたさ!バスケットまで持って!ところでさ」


クルークは何かしら疑問を浮かべながら言う。


クルーク「他のところで自分の英霊がハロウィンに逃げ出したって聞いたけど、何か知らないかい?メイヴやナーサリーもいなくなっちゃったんだよ」


すると、クルークはクーのベッドのシーツを取ろうとする!


クルーク「寝てないで手伝って。いくら昨日はお酒を飲みすぎたからって・・・!!?」






クーのベッドの上:魔術礼装の「時計塔」






クルーク「たまたま忍者組のを見て覚えた身代わりの術を使ったなー!!?」


そう、ハロウィンに限っては各所のサーヴァント達が逃亡していたのだ!!ハロウィンにトラウマがあるかどうか知らないが、今はそのマスター達がなんとか連れ戻そうと探し回っているところだ。


ププル「ちょっとフィン、ディルムッド、どこ〜!!?」
ゼオ「俺の魔法で位置情報を探っても阻まれてる。あいつらはそこまでトラウマがあるのか」


エージェント「おーい!!サンソン、アレク、アストルフォ、どこだー!!?(号泣」
ベリー「段蔵ちゃんも見つからないの〜!!」
姫子「やっぱり桜田兄弟をたくさん呼んで探しますか?」
アリシア「騒ぎを大きくしたくないからやめてよ;」


アイオーン「ヴッ・・・;(ゴミ箱の中身を見て逃亡した龍馬達三人を見つけ出そうとしている」
リデル「アイオーンさん、それはゴミ箱です;」←ラーマを探してる


一斉に範囲を広げてまで探す中、プロキオンはブラックに聞く。


プロキオン「そっちは大丈夫?」
ブラック「まだだな;ったく、ハロウィンの日に勝手にいなくなるとは・・・」


すると、バタバタと逃走の音が聞こえた。どうやら木の後ろで身を隠していたのをクロスに見つかったガウェインだった。そりゃあ変装しても目立つからねえ・・・;


クロス「ガウェイン!!待て!!」
ガウェイン「嫌です!!ハロウィンはあの悪夢到来を思い出すからなのですよ!!」


すると、そんなガウェインの前方に花のバリケードが張られ顔をぶつけてしまった!


ガウェイン「ぬべっ!!!」


すると、倒れているガウェインの前に花の魔導師カレンが立った。そう、ガウェインにあの花のバリケードを張ったのは彼女だ。


カレン「こっちはあんたらのとこの騎士王の位置情報を察知真っ最中なんだからね。多分もうすぐ割り出せるし、全員連れ戻されるかも」
ガウェイン「そ、そんな・・・;」


意気消沈したガウェインにクロスが慰められる中、それを見たプロキオンとブラックはカレンについて語った。


プロキオン「あの人はおっかないけど、意外と悪い人じゃないかも」
ブラック「ああ、夫を嫌うがその約束は守ったりするのは嫌いではないな」


※詳しくはFGOの歴代ハロウィンイベント参照


スネ夫「あれ?プロキオンとブラックじゃん」
プロキオン「スネ夫?」


偶然見かけたのを声かけたスネ夫は何らかのものを二人に渡す。


スネ夫「ちょうどいいからやるよ」
ブラック「ほう、お前がチケットくれるなんて珍しいことを・・・」






スネ夫が渡したチケット:ハロウィンでのジャイアンリサイタルのチケット2枚






スネ夫が渡してきたそのチケットの内容に顔が真っ青になった二人はすぐに返そうとした!


プロキオン「いっ、いらないから!!」
スネ夫「やるから!!ボクちゃんだってこんなことしたくない!!」
ブラック「だったら聞くなよ!!たまには反抗しろ「ほーっ、随分と嫌がってるような言い方だなぁ?」


すると、三人の前に会話の一部を聞いていたジャイアンが怒りの形相で立っていた!


ジャイアン「つまりお前達はそんなにオレ様の歌を聞きたくないってのか!!」
スネ夫「いやそんなことないよ!!?」
プロキオン「きっ、聞くから!!ちゃんと見に行く!!」
ブラック「おい!!Σ(°д°Ⅲ)」


これは英霊達のトラウマにかなり近いが、みんな強く生きて・・・;






キッド「なんか桜サイドの鯖組がみんな逃げ出してるっぽいぜー;」


一方のミイラ男の仮装をしているキッドは街の騒ぎを聞いてやるせないような顔をしていた。キッドはなぜハロウィンの日にと疑問を持つが、王ドラはそんなことは気にしなかった。


王ドラ「ハロウィンを私の安息日と制定しますね☆」←トリスタンや天草やメルトに貞操を狙われたり、以蔵を巡って龍馬や土方と戦ったり、アタランテに子供の害として命を狙われたり、ガウェインに頻繁に殺されかけたり、ランスロットに時々変な目で見られたり、アサト(燕青)にたまにミニッツの姿の模写で弄ばれたり、ナポレオンにサンソンのことでマウント取られたりしてる
キッド「そういえばお前って・・・OTL」
王ドラ「だからこれはチャンスだと捉えます!最高にいいチャンスであると!」


王ドラは自分が作ったクッキーに例の成長促進剤をかけながらニマニマと笑う。


王ドラ「さぁー、行きますか。ミニッツさん、どこに・・・」


BGM:ボコボコにしてあげる♪


キッド「何!!?ボカロで初ミリオンって!!?」
王ドラ「ま、まさかアレにバレたのでは;」


※ここからは先述の替え歌の歌詞です(ぇ)






怒りの限界を超えて僕は来たんだよ
プリンはあるけどキミにあげたいな


あのね、早く飛んであげてよ
どうしたの?
妹を狙う奴ずっと見てる
キミのこと


ボコボコにしてあげる
そんなに見られても
ボコボコにしてあげる
絶対に僕の妹を渡さないから


ボコボコにしてやんよ
そんなに悲しんでも
ボコボコにしてやんよ
絶対に僕の妹を奪えないから


ボコボコにしてあげる
世界中の誰、誰より
ボコボコにしてあげる
僕の妹が大好きだから






タイマー「ねぇ、そのクッキー持ってミニッツに何しようとしたの?(釘バッド所持」
王ドラ&キッド「」


まさかのミニッツのシスコン兄という最大の障害を失念していたのを王ドラは即座に察していた。引きつったような顔で何か言おうとする。


王ドラ「タ、タイマーさん・・・;(ここはタイマーさんと話し合いができるわけでもない・・・しかし、こんな時にできるだけ穏便に済ます方法は・・・」


すると、騒ぎを聞きつけたマタドーラとクルルが二人のところに駆けつけた!


マタドーラ「おい!?何があった!?」←服をまだ脱いでない
クルル「なんかヤバいもんでも・・・」


すると、二人は般若のような表情であるタイマーを見て即座に逃げようとしていた!






今回はハロウィンは雰囲気だけのコメディ仕立て

Halloween rabbit!(その2) ( No.167 )
日時: 2023/10/31 17:09
名前: 桜 (ID: 6..SoyUU)

桜サイドの三大シスコン出現






すると、二人は般若のような表情であるタイマーを見て即座に逃げようとしていた!


王ドラ「迷いなく逃げないで下さいよ!!あんたら、せめてもの力技だったり嫌味攻撃で押し切りなさいよ!!」
クルル「くーくっくっ。それは悪かったぜェ〜。だが、自分のターンになった時に敵が最大攻撃を放つ準備ができた絶望を、アンタも味わいたくないよなァ」
王ドラ「それはそうですが!!全てのアクションやRPGゲームに共通してると言えることですけども!!(号泣」
キッド「お願いだから頼みを聞いてやれよ;」
マタドーラ「まあこいつはオレ様のライバルであり親友でもあるからなぁ?」
クルル「俺は肉弾戦が得意じゃないけどなァ〜」


すると、マタドーラはタイマーに声をかける!


マタドーラ「タイマー!!見ろ!!」


すると、マタドーラがあるものを取り出した!






マタドーラが取り出したもの:今朝王ドラの布団の下から見つけた彼が撮り溜めた隠し撮りのミニッツの写真数枚


王ドラ「」←一気に絶望に陥れられた状態






マタドーラ「これは今朝方王ドラが隠し撮りしていたミニッツの写真だ!」
キッド「おい!!つか、そんなのあったのかよ!!?」
マタドーラ「こんなのを撮りためるほど奴は本気だ!王ドラは普段からこれを膝枕にしている!」
キッド「おいっマタドーラ待てって」
クルル「しかもこれは時折夜のオカズにしてるぜェ〜。これを見ながらハァハァと」
王ドラ「黄色ガエルメガネぇぇぇぇぇー!!!(大激怒」


すると、タイマーはニヤッと黒く笑う。すると、彼は取り出したボイスレコーダーを再生した!


マタドーラ『こんなのを撮りためるほど奴は本気だ!王ドラは普段からこれを膝枕にしている!』
クルル『しかもこれは時折夜のオカズにしてるぜェ〜。これを見ながらハァハァと』


すると、タイマーはそれを停止した後に後ろを向きながら走り出した!


タイマー「僕、ちょっと用事があるんだった!」


しかしこれはタイマーの本心ではない。彼のやろうとしたことを王ドラはわかっていた。


王ドラ(・・・あれを、ミニッツさんやサンソンさんや以蔵さん、子供大好きのアタランテさんに聞かれたら・・・ユーリさんやロムさんとかに知られたら・・・!!!)


すると、王ドラはキッドを強引に引っ張り出しながらタイマーを追いかけた!


キッド「なんだぁぁぁぁぁー!!!?」
王ドラ「待ちなさいタイマーさぁぁぁぁぁーん!!!」


タイマーはそんな彼の言葉を聞かずに逃げ続けていた!「ダレガマツカー」とのことらしい・・・;


王ドラ「違います!!違います!!」
タイマー「何も違うことないでしょ妹に近づく変質者!!」


そんな叫びを聞きながらクルルはさっさと立ち去ろうとしていた。


クルル「俺はもう帰るぜェ〜」
マタドーラ「オレもシェスタ(お昼寝)していこうぜー」


すると、そんな二人を引っ張るかのような感じがあった!王ドラが自分の身体に巻いた糸で二人を縛りつけたからだ!


王ドラ「あんたらは友達を見捨てるつもりですかー!!」
キッド「お前の友達の扱いは雑すぎじゃねーのか!!?」


すると、そこにあいりに会うために狼男のコスで歩いていたツーストがその近くでウキウキしていた。


ツースト「ふんふんふ〜ん♪帰ったら仮装したあいりに悪戯も・・・」


すると、縛られている二人に挟まれるかのように彼も引っ張られてしまった!


ツースト「なんだぁぁぁぁぁーーーーー!!?」
王ドラ「すみませんね今は緊急事態!あと少しで・・・」


すると、タイマーを捕まえそうになった瞬間、ある剣撃が彼らを襲った!そこにはタイマーと同じく三大シスコンの月島あおいだ。


あおい「ここから先は行かせません!」
王ドラ「な、なぜ・・・;」
タイマー「ふっふっふっ・・・僕がシスコン同盟に連絡したからだ!もう最早ブッコロ案件だからだよ!」
あおい「あとは任せて下さい」
タイマー「頼むね!」


すると、王ドラはマタドーラの名を呼ぶ!


王ドラ「マタドーラ!!」
マタドーラ「なんだ?」


王ドラは糸を駆使し、マタドーラを使ってタイマーの元に投げつけた!


王ドラ「親友アタック!!」
キッド「マタドーラー!!!い、いくら奴が裸族だからってお前にとっての親友ってなんなんだよ!!?」
マタドーラ「残念だがタイマー!オレも今この場でもっこRIを放つので止まれ止まって止まりやがれ!」
タイマー「くっ!」


すると、そんなマタドーラに宝具の無数の矢を射抜いた!あおいのサーヴァントのアタランテだ!


マタドーラ「あんぎゃらるるっぽーん!!!」
キッド「マタドーラーーーーー!!!」
タイマー「キミ、あおい君のとこの!ありがとう!でも、私闘で宝具を放つのは禁止にされてると聞いたよ!」
アタランテ「それは街にも破壊対象に及ぶからだったはずだ!壊したのはその赤牛狸の背骨だから気にするな!」


アタランテを見た王ドラは顔を苦くしながら聞く。


王ドラ「アタランテさん・・・あなたも同じシスコンの類ですか!?」
アタランテ「抜かせ!元からそんなバカな類の奴ではない!」
王ドラ「で、ではなぜ」
アタランテ「ミニッツが子供だから、マスターのあおいにも協力しているだけだ!」
王ドラ「まさかの子供への愛の力!!」


すると、そんな王ドラの後ろにピポグリフに乗るアストルフォが現れた!


アストルフォ「潔く諦めてもらうよ!ボクは面白いことができるならいいから!」
王ドラ「こっちは好奇心!!」


すると、あおいが自身のレイピアを装備しながら呟く。


あおい「僕の姉さんに近づくツーストもいるならちょうどいいです。三人の決意(下)を打ち砕こうか」
ツースト「決意(下)って!!?」


すると、あおいが雪薔薇の強化版である雪をフィールドに広げる!一瞬にしてそれは雪景色に変わっていった。


キッド「これは雪薔薇の強化版か!?」
王ドラ(これは私達には寒さに堪えますね・・・特徴を知っててよくもまあ・・・)
あおい「・・・諦めて。諦めて諦めて。だって特にお前には何人もの相手に追いかけられてるしいいでしょう?そんな奴がいつかミニッツを傷つける方が酷だ!お願いですから諦めろ!!」


むちゃくちゃだが、あおいの発言にも一理はある。ミニッツがまだ子供であることも関係しているのもあって障害はあるだろう。しかし、王ドラは・・・


王ドラ(確かに彼の言葉にも突き刺さる。だからこそ諦めるわけにはいかない!!)


彼は自身のひらりマントを使い、雪を払い除ける形でフィールドを解除させた!


あおい「なっ!?僕のフィールドを軽々と」
王ドラ「あなたにも恋愛と姉弟愛がありますよね?ならば、私には友愛があるとしても恋愛は彼女一人なのは変わりません。プニィさんに目がいきそうですがね!」


王ドラ達はタイマーの元に駆け出そうとする!すると、あおいに対してまさかの応援が入った!


アタランテ「騙されるなあおいー!!(あおいの応援うちわ所持」
アストルフォ「今自分がタラシであることを認めたんだー!!(上と同じく」
キッド「ケモ耳と男の娘は黙っててくれ!!?」
あおい(°д°Ⅲ)タシカニ!!!
ツースト「お前も確かにって顔すんじゃねーよ!!?」


すると、あおいはレイピアを構え王ドラ達に放とうとする!


あおい「行かせない・・・行かせない!!」
王ドラ「クルルさんを使って・・・って既に戦闘不能ですか!!?」
キッド(雪のフィールドが追い打ちになって・・・;)


すると、ガウェインを連行中に騒ぎを聞きつけたクロスが来た!


クロス「ツースト?何をしているのだ?」
ツースト(あっ、クロス!今これは使えなくはないかもな!)


すると、あおいはレイピアで最大攻撃を放つ!


あおい「ロイヤルストレートソード!!」


すると、ツーストはこれを防ぐために・・・






クロスが連行中のガウェインを引っ張り上げてまでガードした!


あおい「っ!!!?」
ツースト「ゴリラガード!!あっ、じゃなくて円卓ガード!」






クロス「ガウェインーーーーー!!!?」


説明しよう!ゴリラガードはその屈強な身体で剣撃を事前に防ぐ防御技なのだ!


クロス「何をしている動物愛護団体に訴えられるぞ!!?」
王ドラ「ツーストさん、よくやりました!」
キッド「よくやりましたじゃねーよ!!?」
ツースト「すまん、ゴリウェイン・・・あとでバナナ(ポテト)奢るぜ!」


三人が駆け出した後(ちなみに戦闘不能状態のクルルは解放させた)、まさかの予想外に思わずオロオロしているあおいに二人が叫んだ!


アタランテ「何をしているのだあおい!?」
アストルフォ「逃げたよ!?追って!!」
あおい「ええ・・・;でも、このゴリラは・・・」


すると、ガウェインがゆっくりと起き出す。実は事前に自身のガッツスキルであるベルシラックの帯を発動させていたのだ!






ガウェイン(^言^#####)全力で応援いたしますよあおい殿ぉぉぉ?






ゴリウェイン、大激怒

Halloween rabbit!(その3) ( No.168 )
日時: 2023/10/31 17:11
名前: 桜 (ID: 6..SoyUU)

大ピンチ。だが・・・?





一方のタイマーを追う王ドラ達は一応市街地を見渡すとどうやらまだあのことは伝わっていないようだ。


王ドラ「よかった・・・まだ伝わってませんね」
キッド「でも、ホントに捕まえねーとやべーぞ;」
ツースト「俺はハロウィンに半ば巻き込まれた身だけどなOTL」
キッド「す、すまねぇ;悪かったよ;」
王ドラ「まあこのまま何事もなければいいのですが・・・「正直に言えば親友に対して傷つけたくないけどね」


すると、三人の前に忍び寄る足音が鳴った!それはまさかの王ドラとキッドの二人の一番頼りにしている親友でありリーダーでもあった!


???「親友の変態な部分を見ても嫌いにはならないよ?」






ドラえもん「だけど、妹キャラに手を出すのであれば全力で止めに行くぜ!!!(名刀電光丸装備」
三人「」






桜サイドの三大シスコンの一人であるドラえもんを前にした三人は顔を青ざめ、ドラえもんは名刀電光丸を三人の方に斬りかかった!


ツースト「くっ!!?」
キッド「ちょっやべぇマジでおっかねえ!!」
ドラえもん「親友に突き刺さったこと言って悪いと思うけど念のため問わせてもらうよ」






ドラえもん「仮にミニッツちゃんが大人になって心変わりしたとしても、それでもその想いは変わらないと誓えるのかな?」
王ドラ「っ!」






ドラえもんに突き刺さった質問に王ドラは思わず無言になってしまった。


ドラえもん「ほらね。その無言が答えなんでしょう?」
???「確かに答える権利はそいつにあるぜ。だが、その答えを聞くのはアンタもオレでもない。ミニッツが聞くことだ」


すると、三人の前に思わぬ助太刀が現れた!フランスの初代皇帝であるアーチャーの英霊であるナポレオンだ!


ドラえもん「閣下ぁ!!!」
ナポレオン「えっ、お前も閣下って言うのか??」
ドラえもん「だけど、シスコンのぼくには!!なんとしてでも阻止して」
ナポレオン「まあ落ち着け(行け。行け」
三人「!」


ナポレオンに助力の手引きを受けた三人はその場から立ち去ろうとすると、それを見逃さなかったドラえもんが睨みつけた!


ドラえもん「絶対に逃すか!!」
ナポレオン「おいおいそんなことしたらハロウィンが台無しになるぜ?」
ドラえもん「だったらハロウィンスリラーホラーナイトを見せてやるよ!!」
キッド「ハロウィンスリラーホラーナイト!!?」


すると、ナポレオンは半ば呆れながら呟く。


ナポレオン「まったくしょうがねーな(三人に自身のスキルの凱旋のカリスマをつけた」
三人「!?」
ナポレオン「ほら、攻撃力アップをしたから保てるうちに逃げろ。言っておくがオレは有している皇帝特権は使わん。流石に足止めならできないことはないが」
王ドラ「な、なぜ・・・」






ナポレオン「可能性は0じゃないというよりも、可能性は無限にあると思った方がいいからだ」






ナポレオンは王ドラがミニッツに対して想いを寄せていることを否定しなかった。そんな彼だからこそ王ドラは特にその言葉が響いたのだ・・・!


ドラえもん「無限にあるって・・・そんなことありえるの!!?」
ナポレオン「できるさ!オレの場合はできればそこにおっP・・・いや、美しい二つの花がある限り!」
ドラえもん「なんという軽薄な言動・・・かつ不誠実な傲岸不遜・・・やっぱりまとめてボコボコにして・・・「不誠実でも軽薄でもない!!」


すると、思わぬ助っ人の声が入った!


???「男はっ!」
???2「み、みんな・・・;」
???「好きな奴がどんな年齢でも関係ない!」


すると、現れたのはププルのサーヴァントでハロウィンの日に逃げ回っていたのを見かけたフィンとディルムッドだ!


フィン「そこに何の間違いがある!ここは我々女難の騎士達に任せて、行くがいい同志よ!そしてあとで話を聞かせてもらおう・・・!」
三人「断固拒否します・・・!」


すると、三人が行った後にその場で聞いていたディルムッドが慌てながらフィンに問い詰める!


ディルムッド「なんですかその名称は!?わ、我が君が彼らを助けたいとおっしゃるから・・・」
フィン「いやはやその名称は中々にアリだろう?」
ドラえもん(▼益▼#####)ショウジキドッチモドッチモダ・・・!!!


すると、ドラえもんが斬りかかろうとしたらすぐ近くで自分のハロウィンリサイタルを開いているジャイアンの音痴の歌声が聞こえた!


BGM:ありがとう、オーレ!


ジャイアン「WOW WOW WOW ありがとう、オーレ!!」


その強烈な悪夢も引き起こす歌声に敵味方問わず全員悶絶していた・・・






一方の三人は市街地の郊外にまでタイマーを追ってまでミニッツも探したが、なかなか見つからなそうだった。


キッド「逃げれたのはいいとしてさ、閣下にあんなこと言われて少しはアレ使うのは踏みとどまったか?」
王ドラ「ほっといて下さいよ;」
ツースト「?アレってなんだよ?」


ツーストはあくまでも今回は彼らの騒動に巻き込まれただけなのでキッドがそういえばと思い、ツーストに王ドラが持っていたゼオが作った成長促進剤をぶっかけたクッキーやその後にやろうとしたことを話した。


ツースト「はぁっ!!?お前、ミニッツにそんなクッキー食べさせて成功した後にDT卒業するつもりか!?やり方が強引だし人として最低だぞ!!」
王ドラ「あなたが言う台詞ではありませんけど、余計にぐさっとくるなぁ・・・;」
ツースト「そりゃトリスタンや天草にハジメテを奪われたくない気持ちはわかるけどな、焦ってやったとしてもお前の想いはミニッツに伝わらんねーぞ?」
王ドラ「そ、それは・・・」


すると、三人は郊外にある公園でミニッツらしきピンクのうさ耳の影を見つけた!


キッド「あっ、ミニッツ発見!」
王ドラ「ミニッツさん!」


すると、そこにいたのはミニッツではなく、ただのウサギの着ぐるみを着た人物が三人に攻撃した!間一髪で避けたもののその攻撃からして正体が誰なのか分かった。


王ドラ「タイマーさん!!?」


着ぐるみ姿のタイマーは自分の杖を土に刺しながら王ドラに問うた。


タイマー「・・・ねえ、王ドラ。仮に聞くけどミニッツのことが好きなのは本当か?」


彼の問いに王ドラはタイマーの顔を真っ直ぐ答えた。






王ドラ「・・・好きですよ。あがり症で女の子苦手な晩生ですけど、それでもミニッツさんが好きです。私は彼女が大人になるまで気持ちは伝えないつもりですよ。その時には叶わないかもしれませんが・・・」






すると、タイマーの持ってた杖が思わず落とした。その顔は着ぐるみでも顔真っ赤に・・・ん?何?


タイマー(?)「はにゃっ!!?」
三人「!?」


様子がおかしいのを気付いた王ドラは思わず聞く。


王ドラ「えっ・・・?タイマーさん?」
タイマー(?)「・・・」


彼は着ぐるみを脱ぎ出した。しかし、その顔は・・・






ミニッツ「い、言われたらわかんなくなるよ・・・!」
王ドラ(д)                  °°






なんとミニッツがタイマーになりすましてウサギの着ぐるみを着ていたのだ!(ちなみにミニッツの仮装は天使ウサギ)王ドラは思わず顔真っ赤になりながら唖然。


王ドラ「っっっっっっっっーーーーー!!??」
ミニッツ「ご、ごめんね・・・ゼオお兄ちゃんが、この方が面白いだろって・・・」
王ドラ「(じゃあ私は・・・今のを全部ミニッツさんに・・・)っ!!?」
ミニッツ「あっ、大丈夫!ゼオお兄ちゃんはいないよ!」






ミニッツ「クルークお兄ちゃん達と一緒にうちのお兄ちゃんを今捕まえてくれてるから・・・」
王ドラ「タイマーさーーーーーん!!!?」






タイマーの現在の状況も分かり、これでしばらくは安心していけそうだ。ミニッツは王ドラに対して聞く。


ミニッツ「あの・・・王ドラ、さっきのは本当?ミニッツのはよくわからないけど、それはウソじゃない・・・」
王ドラ「!はい!私はっ」






トリスタン「ほう?貴方の愛妾(違)でもある私の前でも同じこと誓えるのですか?」






彼らの前にトリスタンが現れたことで驚くが、トリスタンはそれを気にせずに聞く。


トリスタン「どうしました?早く言いなさい」
ミニッツ「王ドラ・・・」
王ドラ(ゼオさんが協力した理由がこれか・・・!でも、たとえトリさんを前にしても、私はーーーーー)


自分をキッと睨みつけるかのように見る王ドラを前にしてトリスタンはフッと微笑う。


トリスタン「・・・ミニッツ嬢。悪いことは言いません、この方はやめた方がいいですよ」
ミニッツ「!」
王ドラ「トリさんっ!」


トリスタンはただの王ドラに対しての独占欲からだけではなく、ちゃんとミニッツの成長も考えた上で厳しい言葉を投げかける。






一応は一部だけ。一部だけ(強調)

Halloween rabbit!(その4) ( No.169 )
日時: 2025/06/06 03:50
名前: 桜 (ID: J7cEmcFH)

急にシリアスに






トリスタン「貴女はまだ幼い。成長とともに他の男を好くことだってある。ましてや」






トリスタン「たとえ彼が待ってくれても、気持ちは変わらないとは限らないというのに」






トリスタンは言動がめちゃくちゃだが、言ってることはちゃんと理に適っているのは王ドラもわかっていた。


王ドラ(わかってる。私は猫型ロボットで、彼女は人間。結ばれるとは限らない。赤いダイヤの力で人工的に子を成したとしても・・・)


キッドとツーストの二人もこの光景をハラハラとしながら見ていた。すると、トリスタンにある声がかかる。


ミニッツ「・・・ミニッツは、今は分かんないけど、王ドラとは離れたくないって思ってるよ・・・変だってわかってるけど・・・」
トリスタン「では、お互いに移り気は?」
ミニッツ「それははっきり言い切れないけどっ。でも、王ドラがミニッツだけを見てくれるようにちゃんと大きくなりたい!」


子供らしいながらもちゃんと本心であることに一瞬で沈黙するが、ミニッツは顔を赤くしながら言う。


ミニッツ「〜〜〜〜〜っ!ミニッツも変に思ってるけど、好きになった人なら誰だって取られたくないじゃん!男の人でもそうだけど、女の子も甘く見ないでね!ちゃんと大人になってやる自信はあるんだから!」
王ドラ「ミニッツさん・・・」


ミニッツが自分の気持ちを肯定してくれた言葉を聞いて王ドラはトリスタンに向かって言う!


王ドラ「トリさん!そりゃ私は猫型ロボットなので英霊であるあなたが嘆くことはありますが、私はミニッツさんを待てる気持ちはあります!たとえ他の人に目移りしかけても、あなたみたいに二股なんかしません!彼女を一番に想っています!」


王ドラの言葉を聞いたトリスタンはフッと優しく微笑いながら言う。


トリスタン「よく言いました。よく言いましたね、王ドラ殿。私の目を見てよく言いました。まあ私も貴方を狙うのは変わりませんが」
王ドラ「げっ;」
トリスタン「ミニッツ嬢」


すると、トリスタンはミニッツにスッと跪きながら言う。


トリスタン「彼は強いのですが、ウブで一途な面があり、一人で全て抱え込んでしまう癖があります。貴女が大人になるまで待つつもりなのでどうかこれだけはわかってもらえますか?」
ミニッツ「あ・・・トリお兄ちゃん、そんなに畏まらないで」
トリスタン「ミニッツ嬢」


トリスタンが自分を見ながら問うのを見たミニッツはそれを頷く。


ミニッツ「ちゃんと待ってるよ!今日はハロウィンだけど!待ってるから!お兄ちゃんと同じくらい成長するまで!」


すると、トリスタンはいつものように立ちながら言う。


トリスタン「王ドラ殿。私は貴方を諦めたわけではありません。だけど、ミニッツ嬢は貴方を待つと思いますよ」


自分に対して優しく微笑むトリスタンを見て王ドラは少し照れながら言う。


王ドラ「トリさん、ありがとうございます・・・私は」
トリスタン「では行きなさい」
王ドラ「え?」
トリスタン「貴方は私とは違った意味で敵を作りすぎです。ここは私が引き受けるのでミニッツ嬢と他の二人と一緒に行くといい」
王ドラ「何を言って・・・」


すると、後ろの方からゆらりゆらりと来るような音があった。それを四人はホラーゲームの如くぐぐぐ・・・とゆっくり振り向く。


BGM:きっと来る






タイマー「ミニッツ〜・・・兄である僕が来たよ〜・・・」
キッド「さっきミニッツがお兄ちゃんとって言ったやつだ!!Σ(°д°;)」






なんとタイマーがロープに縛られながら彼らの方に襲来しに来た!あなたはゼオ達によって捕まったはずじゃないのですか?


ツースト「でも、ゼオ達が捕まえてるって・・・」


すると、ある黒い蝶が王ドラ達の方に来た!ゼオの魔法で作った通信機だ。


ゼオ「いやーごめんなー、タイマーの抵抗が凄まじくてな、タイマーの愛に負けたぜ(面倒くさいことになった)!」
ツースト「おい!!ルビが完全に悪意があるだろ!!?」


すると、タイマーは自力でロープを破りながら言う。


タイマー「ミニッツ、目を覚まして・・・それは気の迷いだよ!」
ミニッツ「なんでお兄ちゃんが怒るの!?」
ドラえもん&あおい「その通りだミニッツ(ちゃん)!!」


すると、いつのまにか追いついたドラえもんとあおいがミニッツに説得する!


ドラえもん&あおい「ミニッツ(ちゃん)、気の迷いだ(です)!!」
キッド「2回目!!」
ドラえもん&あおい「大事なことなので2回言いました!!」
アタランテ「どうせそいつは汝に変なことをしかねないぞ!(さりげなく出現」
アストルフォ「ちなみにタイマーの方が愛が大きいよ!(同じくさりげなく出現」
ツースト「なんでお前らもいんだよ!!?」






ガウェイン「ミニッツ嬢!その男、貴女に優しい皮を被った悪魔のような者ですよ!!(カッとアストルフォに貸してもらったうちわを持ちながら出現」
キッド「なんでガウェインもいんだよ!!?」






キッド「つか、ガウェインはそこまで王ドラに仕返ししたいのか」
ガウェイン「今しますよ!!そこのクロスの主人にもですよ!!」
ツースト「やむなくあおいの剣撃の盾にしたことは悪かったと思うけど執念深いだろ!!?」


この事態にオロオロしたミニッツは意を決しながら言う。


ミニッツ「(お兄ちゃん達にちょっと嘘ついて悪いけど・・・)みんな!!ミニッツは王ドラがミニッツに対して優しく接してるし、酷いことはしないよ!それに」






ミニッツ「王ドラとはもうやることはやってるから今更止めても無理だから!!」
王ドラ「!!!?」






キッド(王ドラはまだ何もしてねーし流石にこんな時に言わなくても!!)


しかし、彼らの予想に反して静かになったことに気付いた。ミニッツの言葉を信じた桜サイドの三大シスコンが思わず放心状態になったからだ!


三大シスコン「」←魂が抜けた状態
ミニッツ「静かにしてる!王ドラ、今のうちに行こう!」
王ドラ「えっ・・・あ、はい;」


しかし、それを聞いても阻む人物がいた。ガウェインだ!


ガウェイン「お待ち下さい!私はそんなことでは動じませんよ!ホンバンでなくとも手が早いのも男の甲斐性ですとも!私の同僚にもいますから!」
ミニッツ「何それ!?」
ツースト「トリスタン!」
トリスタン「よろしい」


ガウェインはトリスタンが自分に立ち塞がるのを見て一瞬だけ驚く。


ガウェイン「トリスタン卿・・・!たとえ貴方が彼らの味方として立ち塞がろうとも、私は彼らに一矢報いたいのです!!」
トリスタン「そうですか。ならば尚更私は引きませんよ。ゼオ殿、あれを!」
ゼオ「了解ー」


すると、魔法で出されたマイクをトリスタンがキャッチする!ガウェインはそれを見て一瞬で察した。






トリスタン「それでは語りましょう。ホンバンでなくとも手が早いのも男の甲斐性だと、そして同僚(私)を指したガウェインの、黒歴史とも言える恋愛遍歴を・・・!」






ガウェイン「まっ待ちなさいトリスタン卿!!どうかそれだけはぁぁぁぁぁー!!!」
トリスタン「まずは我が王から聞いた話ですが、あれはガウェインが齢十四の頃・・・」
ガウェイン「王ぉぉぉぉぉーーーーー!!!!」


それを見たミニッツは真相を知らないままトリスタンの応戦を讃える!


ミニッツ「トリお兄ちゃんがガウェインお兄ちゃんに攻撃してくれてる!王ドラ、あとの二人も!」
王ドラ「はぁ・・・;(ある意味気の毒ですね・・・;」


四人で逃げている最中にミニッツは何かを思い出したかのように王ドラに言う。


ミニッツ「王ドラ、言うの忘れてたけど、Trick or treat!」
王ドラ「・・・!」
ミニッツ「ミニッツはまだ王ドラからお菓子をもらってないの。だから、お菓子ちょうだい!」
王ドラ「えっ、ちょっ!!?」


すると、ミニッツは王ドラのバスケットの中にあるクッキーを取って食べてしまった!


ツースト「おい!ミニッツ、待てって!それを食べたら・・・!」


しかし、ミニッツの身体はなんともなかった。それどころか普通に美味しそうに食べている。


ツースト「あれ?」
ミニッツ「?これ、すごく美味しいよ?(もぐもぐ」
キッド「身体にも異常はないみたいだし、あいつも失敗することはあるんだなあ」
王ドラ「・・・ホントですね」


むしろ失敗してくれてよかったと王ドラは思った。何せトリスタンらに貞操を奪われたくないからと焦ってしまったのだ。あの時に助けてくれたナポレオンの言葉で反省したのだ。


王ドラ「ミニッツさん。その・・・待っててもらえませんか?こんな猫型ロボットの私が言うのはおごがましいですが・・・それでもあなたが好きです。お慕いしております」


まだ完全に実ったわけではないが、だからこそ一つの答えに行き着いた王ドラの告白にミニッツは思わず照れてしまった。


ミニッツ「王ドラっ。ミニッツは「やあやあ、やっと進展したじゃないか!」
ツースト「!!?」


すると、ゼオの黒い蝶がまた飛んで来たのを見たキッドは彼に物申そうとするが・・・


キッド「ゼオ。失敗したからって腹いせにきt」
ゼオ「今我に返ったタイマー達がそっちに向かってきてるぞ〜」
キッド「え゛っ!!!?」






「うがぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」「ミニッツうううううーーーーー!!!!」「ブッコロォォォォォーーーーー!!!!」






ミニッツ「お兄ちゃん達!?」
ツースト「本当だ!!追いかけて来てやがる!!王ドラ、これはもう仕方ないから俺とキッドがなんとかするからミニッツと逃げな!!」
王ドラ「えっ!?」


それを聞いたミニッツは王ドラにあるお願いをする!


ミニッツ「王ドラ、お願い!ミニッツを連れて逃げて!」
王ドラ「えっ!!?Σ(°д°;;;)」


すると、ミニッツは王ドラに抱きつきながら言う。


ミニッツ「ミニッツから離れる気はないでしょ?」


すると、王ドラはミニッツを抱き抱えながら言う。






王ドラ「もう。善処しますよ」






一方の黒犬の天使の仮装のゼオはエレナから例の成長促進剤のことを言おうとした。


エレナ「ゼオも失敗することはあるのね。そりゃあまだ子供なんだし人間だものね」
ゼオ「ああ、王ドラに渡した成長促進剤か?あれはウソだよ。ただのぶどうサイダー」
エレナ「はぁっ!!?」


エレナがなぜそんなことしたのかとゼオに問い詰めようとしたのを見かけたエジソンが抑えて部屋を出た後にクルークが言う。


クルーク「王ドラが実は恋愛に関して超ウブな思春期のDTだってことは言わないでやったんだね?」
ゼオ「ああ。たとえ成長促進剤だとしても王ドラが恥ずかしさでミニッツを襲えんよ。だからぶどうサイダーに成長促進剤だってことにしといた。まあそれでなくとも進展したがな」


ゼオは自分の介入がなくとも王ドラとミニッツの関係は進展したと見越した。
今年のハロウィンもドタバタしながら平和で何よりと彼は紅茶を啜った。


ゼオ「うん、絶品」


おわり






「後書き」


今回は超久々のハロウィンのお話ですが、それに合わせて王ドラ×ミニッツ+オールスターがメインに。ハロウィンはちゃんと含まれてますよー!ちなみにこの話において最初のタイトルは「甘いお菓子をあげるが、悪戯の代償付きで。」だったり。
王ドラとミニッツはまだ完全に結ばれたわけではありませんが、進展していることは確かです。だって第五部のメインのうちの二人に決まってるし(ボソッ)
リアルでは交通関係で今規制されまくってますが、だからといってハロウィンという素晴らしいイベントをなくすのは屁理屈です。やっぱりルールやモラルを最低限守りつつ楽しくなくちゃね。これからのハロウィンに幸せあれ。






感想OK